若狭湾の名勝！蘇洞門（そとも）めぐり

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福井県小浜市の若狭フィッシャーマンズ・ワーフから出航する「蘇洞門めぐり遊覧船」では、日本海の絶景を楽しむことができます。奇岩、洞門、洞窟など、遊覧船から日本海の荒波が創りあげた海の芸術を堪能してください。

ライター

近畿の北側「丹波」「但馬」「丹後」「若狭」の魅力を伝える、任意の観光団体です。北近畿の味覚は、冬の海の味覚の代表格「カニ」だけに終わらず「カキ」「ブリ」「フグ」、夏の「とり貝」「岩ガキ」「白いか」とそして、山の味覚は「丹波栗」「丹波黒豆」や夏のフルーツ「砂丘メロン」と、年中グルメが楽しめるエリアです。そんな、広い北近畿を何度も訪れ、線の旅ができる情報発信が出来ればうれしいです。

目次
若狭湾の絶景「蘇洞門（そとも）」とは？
蘇洞門（そとも）めぐり遊覧船
インフォメーション
食事や買い物もできます！
蘇洞門（そとも）めぐり遊覧船への行き方

若狭湾の絶景「蘇洞門（そとも）」とは？

福井県小浜市北東部にある内外海（うちとみ）半島は、若狭湾国定公園に指定されており、日本海の荒波が創った自然の造形美が楽しめるエリアです。中でも蘇洞門（そとも）は、内外海半島北側の海岸にある海蝕洞で、若狭湾国定公園を代表する景勝地です。

全長約6kmにわたる断崖美が続き、花崗岩が日本海の波の作用で削られてできたものです。一帯では洞門、瀑布、断崖などを見ることができ、1934年に国の名勝に指定されています。小浜港は中世以降日本海側を代表する港として、数多くの交易船や外国船が入港していました。その船人も「蘇洞門（そとも）」の景観を楽しみにしていたことでしょう。18世紀後半に描かれた絵地図にも、現在もある奇門・洞門・滝などが描かれており、古くから絶景の場所として愛されてきました。

「そとも」の呼び名ははっきりとは分かっていませんが、小浜湾の外に面していることから、日本語で「外面」という意味からそう呼ばれたと想像されています。

蘇洞門（そとも）めぐり遊覧船

若狭湾の絶景「蘇洞門（そとも）」を見学するなら、若狭フィッシャーマンズ・ワーフから出航している遊覧船に乗りましょう！蘇洞門（そとも）めぐり遊覧船は、日本海の荒波が創り上げたダイナミックな景観を楽しめる、約60分間のクルージングです。約6kmに及ぶ蘇洞門（そとも）の断崖絶壁を間近で見ることができます。

主な見所

●大門・小門

右を「大門」、左を「小門」と呼び、「小門」の高さでさえ、大人の背丈の3倍以上あります。蘇洞門（そとも）めぐりの１番の見所でもあります。

●夫婦亀岩

同じような大きさの亀が２匹おぶさっているように見えるところからこの名前が付けられました。

●白糸の滝

滝の流れが1年中絶えることのない、とても美しい滝です。

●あみかけ岩

岩に網目のように亀裂が入り、まるで網を掛けたように見えるところから、網をかけたような岩と呼ばれています。

インフォメーション

運行期間・時間

3月〜11月／出航時間：9:30〜、11:00〜、12:30〜、14:00〜、15:30〜

※海上状況によってはコース変更、または欠航となる場合があります。

料金

大人：2,500円、小学生1,200円、幼稚園以下は無料

※15人以上は団体割引あり。15人以上は予約が必要です。

食事や買い物もできます！

遊覧船乗り場がある若狭フィッシャーマンズ・ワーフでは、食事や買い物も楽しめます。海の見えるレストランでは、地元の若狭湾で獲れた新鮮な海鮮料理が味わえます。「鯖寿司」はぜひ食べてもらいたい地元の名物料理です。カフェでは、季節限定のスイーツメニューが楽しめます。

お土産店では、伝統工芸品に指定されている「若狭塗箸」がおすすめです。あわび貝や金箔を何層にも塗り重ねた漆を研ぎ出すことで独特の風合を出しています。お気に入りの箸を見つけてください。他にも福井県の郷土料理である「へしこ」や「小鯛のささ漬け」などを買うことができます。若狭地域でもトップクラスの品揃えを誇ります。