社長から直接学ぶ人材育成と3S活動|工程管理が支える歯車製作の現場
本記事は、人材育成や事業承継を学びたい経営層向けに、歯車製作業の経営理念や3S活動を社長から直接学び、製作現場の見学を通じて品質と生産効率を高める仕組みを体感できるツアーを紹介します。
卓越した経営理念と組織開発が息づく、歯車製作の現場
1951年の創業以来、長年にわたり培ってきた確かな製造技術と品質への強いこだわりを大切にしながら、製鉄所や各種産業設備など、幅広い分野で使用される歯車の製作を行ってきました。日本のものづくりを支える重要な部品として、高い信頼性が求められる歯車製造に真摯に向き合い続けています。その安定した品質と生産体制を支えているのが、3S活動(整理・整頓・清掃)の徹底と、最新の工程管理システムの導入です。こうした取り組みにより、安定した品質確保と生産効率の向上を両立し、取引先から信頼される歯車製造を実現しています。
また、若手スタッフの積極的な採用と育成にも力を入れており、新たな発想やエネルギーが生まれやすい組織づくりを推進しています。経験豊富な技術者から若手人材へと知識と技術が受け継がれることで、改善文化が現場に根づき、組織全体の成長と持続的な発展につながっています。

ツアーを覗いてみよう!
見学ツアーの様子をご紹介します。ツアーの流れは、以下の通りです。
社長講演(60分) ⇒ 工場見学(60分)
社長から直接学ぶ講演プログラム
ツアーのはじめには、社長による講演を実施します。この講演では、3S活動(整理・整頓・清掃)を軸とした現場改善の考え方や、若手社員に積極的にプロジェクトを任せる人材育成の実例について、経営者の視点から直接学ぶことができます。
実際に同社では、3S活動を通じて若手社員が主体的に現場改善や新たな取り組みをリードする機会を設けており、その経験がキャリア形成や組織の活性化につながっています。こうした取り組みの結果、社員の半数以上が35歳以下という若い組織構成が実現しており、地域に根ざしながらも、若手の意欲と行動力を大切にした企業文化が育まれています。講演を通じて、製造業における人材育成の考え方や、次世代へ技術と価値観を引き継ぐための工夫を知ることができます。
※なお、講演は会議室にて実施されます。

工場見学で体感する歯車製作の工程と現場改善
ここからは、実際に企業の技術とものづくりの現場を見学していきます。工場見学に行く前には、パトロール表を受け取ります。見学中は、改善につながるポイントや気づいた点を意識しながら、現場で行われているさまざまな工夫に注目してみてください。製造現場を自分の目で確かめることで、品質向上や効率化につながる取り組みをより深く理解することができます。

一つ目の工場では、歯車になる前段階の加工工程を見学します。作業台や使用する工具は、コンビニのディスプレイのように整然と並べられており、非常に清潔で管理の行き届いた職場環境が印象的です。無駄のない配置や美しく保たれた作業スペースからは、日々の業務に対する高い意識が感じられます。

このような状態が常に維持されている背景には、すべての従業員が自ら考え、主体的に行動する企業文化があります。現場では3S活動(整理・整頓・清掃)が特別な取り組みとしてではなく、日常業務の一部として自然に実践されており、それが品質の安定や作業効率の向上につながっています。

こちらは、受注残数を一覧で把握できる管理ボードです。このボードを随時確認しながら、生産状況や作業の進捗を可視化し、全体の工程管理を行っています。受注内容と現場の稼働状況を照らし合わせることで、納期遵守と生産効率の両立を実現しており、現場全体で情報を共有しながらスムーズなものづくりを進めています。

二つ目の工場では、いよいよ歯車の歯を削り出す加工工程を見学します。たっぷりと油を注ぎながら、時間をかけて少しずつ歯車が形になっていく様子は、ものづくりの奥深さと繊細さを感じさせてくれます。一つひとつの工程が丁寧に積み重ねられることで、高精度な歯車が生み出されていきます。

割り切れない円の中に、正確な数の歯を刻み込んでいくこの工程には、高度な設計力と精密な加工技術が欠かせません。わずかな誤差も許されない繊細な作業が続く現場では、歯車製作に求められる高い精度と、長年培われてきた職人の確かな技術力を、間近で感じることができます。

一連の工場見学を通じて、品質と生産効率をいかに両立させているのか、その背景にある工程管理の考え方や現場改善の工夫を、実際の製造現場から学ぶことができます。座学だけでは理解しづらいポイントも、現場を見て体感することで、製造業における改善活動の本質をより具体的に理解していただけます。

ツアーの詳細
社長講演では、3S活動(整理・整頓・清掃)を軸とした現場改善の考え方や、若手社員に積極的にプロジェクトを任せる人材育成の実例について、経営者の視点から直接学ぶことができます。日々の改善活動をどのように組織づくりにつなげているのか、その実践的な考え方を、現場と経営の両面から理解できる内容です。
工場見学では、歯車製造工程を間近でご覧いただきながら、日本の製造業を支える現場力と技術力を体感していただきます。品質を安定させるための工程管理の工夫や、歯車が完成するまでの一連の流れを実際に見学することで、ものづくりの現場で何が重要視されているのかをより具体的に理解することができます。
・料金:63,300円(税込)※グループ価格でのご案内となります。
・人数:1名~20名 ※21名以上の場合、料金が加算されます。
・時間:約120分~150分
・内容:工場見学、社長講話
・申込受付:1か月前まで

現場を「見る」、経営を「聞く」、仕組みを「理解する」。この三つを同時に体験できることで、日本のものづくりが持つ本質的な強さや、持続的に成長し続ける企業の在り方を、自社の経営や人材育成に活かすヒントとして持ち帰っていただけます。海外からのご見学も大歓迎です。(※通訳の同行が必要です。)

問い合わせ方法
1.下記フォームから、必要事項を記入し、お問合せください。
2.3営業日以内に "industrial.tourism@nankai.co.jp"からご連絡させていただきます。
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大阪・なんばは、劇場や商店街、グルメが徒歩圏に集まるエンターテインメントと本物の大阪文化の中心地。 参加者が街歩きそのものを楽しめる、魅力的なMICEエリアです。 Osaka Namba ⇔ Kansai Intl Airport MICE Guide は、 南海グループの会場・ホテル・アクセスを起点にMICEをトータルで支援。 会期前後には、大阪南部や和歌山の産業観光(企業訪問・工場見学)を組み合わせた周遊プランもご提案します。 HP:https://www.japanrootsguide.com/jp 『本アカウントは南海電気鉄道株式会社によって運営されています。』 【写真説明】 1.関西国際空港と難波を直結する特急Rapi:t 2.道頓堀の街並み