話題の店舗が続々オープン!「岡山市サウスヴィレッジ」の新たな魅力
岡山市サウスヴィレッジに2025年、人気ベーカリーや話題のドーナツ店など5つの新店舗が続々オープン!収穫体験と地元グルメが楽しめる注目の農業公園を徹底レポートします。
岡山市南区、県道玉野線沿いにある南ヨーロッパ風の農業公園「サウスヴィレッジ」。この施設では、一年を通して季節のフルーツの収穫体験ができ、様々なイベントも開催されています。また、長年にわたって地域内外の多くの人々に親しまれている農産物直売所「ロードサイドマーケット」も大変人気です。
2025年、そのサウスヴィレッジに人気のベーカリーをはじめとする飲食店が次々とオープンしました!収穫体験やイベントだけでなく、リピーターが通う魅力的なスポットとして、新たなステージへと進化している「岡山市サウスヴィレッジ」。注目の新店舗をご紹介します。
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目次
- 岡山市サウスヴィレッジとは
- 1|ユニークな店舗デザインが魅力!「riel donut」
- 2|岡山の人気ベーカリーが登場!「おかやま工房 リエゾン」
- 3|地域密着型の新しいスタイル「マルゴデリ」
- 4|伝統の手延べうどんを堪能「麺蔵人 藤まさ」
- 5|オハヨー初の常設直営店「OHAYO GROUNDS」
- それぞれの店舗、共通の想い
- 魅力がいっぱい!サウスヴィレッジ
岡山市サウスヴィレッジとは

岡山市南部の田園風景に囲まれた場所にある「岡山市サウスヴィレッジ」は、南ヨーロッパののどかな農村をイメージした白い展望塔が目印の体験型農業公園です。
園内では、いちご狩りやぶどう狩りなど、フルーツの収穫体験が人気です。エントランス前の広場や園内の芝生広場では、年間を通して多くのイベントが開催されています。駐車場に面した農産物直売所「ロードサイドマーケット」では、地元農家で収穫された新鮮な野菜や果物が毎日直売されており、地域外からのリピーターも少なくありません。

シンボルである展望塔からは360度のパノラマ景色が楽しめます。夏にはプールも営業しており、家族連れを中心に賑わっています。普通車600台分の無料駐車場を完備し、長年にわたって多くの人々に親しまれ続けている施設です。
1|ユニークな店舗デザインが魅力!「riel donut」

サウスヴィレッジのエントランスをくぐると、まず目に入るのは…チケット売り場ではなく、ドーナツ店です。
かつてチケット売り場だった場所を改装して誕生したのが「riel donut(リエルドーナツ)」です。チケットを買うように商品を選ぶスタイルがユニークで、初めて訪れた人は「ここがドーナツ店?」と驚くことでしょう。

このユニークな店舗を運営するオーナーの石川さん。リエルドーナツは岡山市北区学南町にオープン後、地元のお客様はもちろん、観光客やスポーツ観戦帰りの方々にも親しまれている人気のドーナツ店です。ここサウスヴィレッジ店も幅広い年齢層に愛されるスポットとなっています。
何よりも大切なのは「生地」

「リエルドーナツ」が最も大切にしているのは生地です。卵を使わず、北海道産かぼちゃと厳選した熊本県産のもち小麦をブレンドした独自製法で、ふわっ・サクッ・もっちりとした食感を実現しています。

石川さんによると「派手なトッピング(装飾)よりも、生地そのものを楽しんでほしい」とのこと。実は石川さん、小麦粉のプロフェッショナルなのです!「33年間ベーカリーでパンを焼き続けながら、いつかはドーナツ店を開きたいという思いで生地の研究を重ねてきました」と語ります。そして念願のドーナツ店をオープンし、2号店をゆかりのある「サウスヴィレッジ」に開店しました。
目の前で完成する看板メニューのドーナツ!

看板商品は「ブリュレドーナツ」です。注文を受けてから、カスタードクリーム(甘いクリーム)たっぷりのドーナツに粉糖をまぶし、目の前でバーナーで香ばしく炙るライブ感が人気です。動画を撮影する人も多く、パリッと香ばしい表面としっとりした中身のコントラストは、一度食べたら忘れられない食感です。

「シンプルなシュガードーナツも人気なんです」と石川さん。飾らないおいしさがリピーターを惹きつけています。
さらに注目のメニューが「五感で楽しむ火の国ピザ」です。ミシュラン・ビブグルマン(※フランスの権威あるレストランガイドで選ばれた優良店)に選出され、食べログ全国1位に輝いた名店で使われた生地をベースに、さらに改良を加えた逸品です。もっちり感と香ばしさを両立させたこだわりのピザとなっています。詳細は、リエルドーナツのInstagram(インスタグラム)でご確認ください。
フードコートのような存在を目指して

リエルドーナツでは、北海道産小麦のクッキーやバスクチーズケーキ、フルーツフロマージュドリンク(フルーツとチーズを使ったドリンク)、岡山クラフトビール(地元で作られたビール)、ソフトドリンクなども充実しています。店舗前のテーブルでゆったり楽しむのもおすすめです。
「メニューをもっと充実させて、小さなフードコート(※複数の飲食店が集まった食事スペース)のような存在になれたら」と石川さん。「岡山や倉敷の魅力をここから発信できれば」と語ります。
毎日生地と向き合いながら、ユニークな店舗のリエルドーナツで「ここでしか味わえない体験」を提供しています。
【riel donut サウスヴィレッジ店】
所在地:岡山県岡山市南区片岡2468 岡山市サウスヴィレッジ内
営業時間:9:30〜16:30(完売次第終了)
定休日:火曜日(祝日は営業)
2|岡山の人気ベーカリーが登場!「おかやま工房 リエゾン」

エントランスをくぐり、元チケット売り場の右手にある建物には、3店舗がオープンしました。
最初にオープンしたのは岡山発の人気パン店「おかやま工房 リエゾン」です。地元に根ざしながら、ハワイやカリフォルニアにも出店し、海外でも人気を集めているベーカリーです。岡山に2店舗を展開する一方、全国では400以上の開業をサポートしている岡山を代表するパン屋の一つが、サウスヴィレッジを拠点に新たに活動を始めています。

お話を伺ったのは、広報や開業支援を担当されている柾木さんです。「オープンしてから、幅広い世代の方々に来ていただき、このエリアでの認知も広がっていてありがたいです」とのことです。
鮮度が「命」、パンは生鮮食品

「私たちのパンは生鮮食品なのです」と柾木さん。その理由は「おかやま工房 リエゾンのこだわりは"焼きたて"と"無添加"です。大量にパンを焼くのではなく、小ロット(少量)で繰り返し焼き上げて"30分以内の焼きたて"を提供できるように心がけています」とのことで、閉店の1時間前でも焼きたてのパンを購入することが可能です。
さらに北海道・江別産の小麦粉をオリジナル配合で使用し、生地には一切添加物を使わない徹底ぶりです。「効率は決して良くないのですが、それがおいしさにつながるのです。わざわざ買いに来てくださるパンを、ベストな状態で提供したいのです」と爽やかながらも熱く語ります。
パンにもっともっと親しんでほしい

「おかやま工房 リエゾン」といえば、の人気商品「牛肉と野菜のおかやまカレーパン」をはじめとした様々なパン、また全粒粉やライ麦などを使用したサウスヴィレッジ店限定のパンも並び、どれを買おうか嬉しい悩みは必須です。
広い店内にはイートインコーナー(店内飲食スペース)もあり、焼きたてパンをすぐに楽しむことができます。また親子パン教室などの体験企画も積極的に開催し、パンをより身近に感じてもらえる活動をしています。「パンを買うだけではなく、家族で過ごす時間を大切にできる場にしたい」と柾木さん。パンを通じた新しい楽しみ方がここにはあります。
当たり前にパンのある暮らしを

「おかやま工房 リエゾン」が目指すのは、地域に根ざした「集いの場」であると同時に、世界からも注目されるベーカリーになることです。「パンを通して、もっと多くの人とつながっていきたいのです」と柾木さんは笑顔で話します。さらに「サウスヴィレッジの産直野菜なども積極的に使っていきたいですし、店舗間のコラボレーション(協力)もやってみたいですね」とも語ります。
こちらのパンはほとんどがやわらかく、やさしいソフトな食感です。これは、幅広い世代に毎日パンを楽しんでほしいとの思いを反映しているそうです。効率よりも「焼きたての感動」を優先する「おかやま工房 リエゾン」の挑戦は、これからも広がり続けていきます。

【焼きたてパン市場 おかやま工房 リエゾン サウスヴィレッジ店】
所在地:岡山県岡山市南区片岡2468 岡山市サウスヴィレッジ内
営業時間:8:00〜17:00
定休日:火曜日(祝日の場合も休業)
3|地域密着型の新しいスタイル「マルゴデリ」

建物内の2店舗目は、サウスヴィレッジに出店した「マルゴデリ」です。
こちらも岡山県では「⑤」マークでお馴染み、ショッピングモールをはじめ多くの場所で「フルーツジュースのマルゴ」として人気です。

今回お話を伺ったのは、店舗オーナーの沼田さんです。フレッシュジュースはもちろん、サンドイッチやナポリタン(トマトソースのパスタ料理)も人気で、今では観光に訪れる方だけでなく、地域の常連さんにも愛される店舗となっています。地元の人からも「サウスヴィレッジにマルゴが来てくれて嬉しい」との声を多く聞くそうです。
満を持してのオープン

近隣エリア出身の沼田さんは、地元の施設ということでサウスヴィレッジに思い入れがあり、元々マルゴデリには店舗デザインで関わっていたところ、オープン計画を聞いて、運営に手を挙げたそうです。
その沼田さんが大切にしているのは「地産地消」(地元で生産されたものを地元で消費すること)です。サウスヴィレッジのある灘崎エリアで収穫されるレンコン(蓮根)などの野菜、サウスヴィレッジで収穫した果物を積極的に取り入れ、ここでしか味わえないオリジナルメニューを提供しています。さらに「食べるだけで終わらず、遊べる場所にしたい」とも語ってくれました。数あるマルゴ店舗の中でも珍しいテラス席(屋外席)のある店舗の特性を活かした企画や、子ども向け農業体験をはじめとしたワークショップの構想など、「食×体験」を広げる工夫を考えているそうです。
サウスヴィレッジ限定のメニュー

おすすめはもちろん、地元食材を活かしたコラボメニューです。中でも、サウスヴィレッジで収穫した季節の果物を使った他店にはない"ここだけ"のメニューは、訪れる人の楽しみになっています。取材に伺った時には「シャインマスカット」ジュースが提供されていました。
スタッフさんが手渡してくださる時に「新鮮なので、早めにお召し上がりください」とお声がけいただきました。一番おいしい状態で楽しんでほしいとの思いが伝わってきます。

お客さんは一日を通して途切れず、雨の日でも来店があるほどです。広い駐車場も強みで、近隣のイベント帰りにも立ち寄りやすいのも魅力です。「リピーターは地域の方が多く、観光客との割合は半々くらい」とのことで、地元の方々から人気があることが分かります。
飲食だけにとどまらないマルゴデリ

「飲食店というより地域の遊び場に近い存在を目指したい」と沼田さん。開放感のあるテラス席だけではなく、店内にはキッズスペース(子ども用の遊び場)もあり、ファミリーにも嬉しい店舗です。また食事と体験を組み合わせることで、岡山ならではの魅力を発信し、観光と日常をつなげる場所にしていきたいと笑顔で話します。
地元の人には普段使いの場として、観光などで訪れる人には「ここでしかできない体験」を提供するサウスヴィレッジならではのマルゴデリ。そんな未来像を描きながら、地域を盛り上げていきたいという想いに溢れています。
【マルゴデリ サウスヴィレッジ店】
所在地:岡山県岡山市南区片岡2468 岡山市サウスヴィレッジ内
営業時間:10:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日:火曜日(祝日は営業)
4|伝統の手延べうどんを堪能「麺蔵人 藤まさ」

建物内の3店舗目は、江戸時代(1603-1868年)から伝わる岡山県浅口市鴨方地域の手延べ麺を提供する「麺蔵人 藤まさ」です。
備中鴨方特産・手延べ麺の普及に尽力している「かも川手延素麺株式会社」による岡山市初の直営店舗です。

出店のきっかけについて、店主の藤原さんによると「街から離れた場所だからこそ、食事ができる場所や人が集まれる場をもっと増やしたいと思ったのです」とのこと。単独店舗ではなく、様々なテナント(店舗)が集まるサウスヴィレッジを選んだ理由は「お互いに刺激し合いながら賑わいを創出できる場にしたい」からです。また「手延べ麺の魅力を多くの人に知ってほしい」とも話します。
手延べ麺のおいしさを広めたい

営業時間はお昼が中心なので短めですが、その分、一杯一杯のうどんにしっかりとこだわりを込めています。
「ただ食べてお腹を満たすだけでなく、ここで食べたことが記憶に残るようにしたい」と語る藤原さんは、素材選びや仕込みを丁寧に行い、食体験そのものを大切にしています。
「うどんもそれぞれの地域で特色があって、岡山県・鴨方の手延べうどんのおいしさを知ってほしいのです」と優しく微笑みます。
手延べ麺ならではの食感と喉越し

看板メニューはもちろん「手延べうどん」です。熱いうどんも、冷たいうどんも、どれもおすすめとのことですが、藤原さんに「その中でもおすすめを」と選んでいただいた「天ざるうどん」。
手延べうどんの特徴である長い麺は、つるっとしていて、やわらかくもちっとした食感で、するっと喉を通り過ぎていきます。岡山でもお馴染みの讃岐うどん(香川県の有名なうどん)の麺とは違った食感で楽しめます。温かいうどんも次回の楽しみです。
店舗は落ち着いた雰囲気で、観光客にもファミリー層にも「居心地の良い」空間です。カウンター席もあり、一人でも気軽に入れますね。
手を繋ぎ、エリアを盛りあげたい

これからの展望について藤原さんは「小麦をキーワードに、他のテナントさんとコラボレーションしたい」と話してくれました。加えて、月に一度のイベント営業などを通して「サウスヴィレッジに行けば面白いことがある」と思ってもらえる存在になりたいとも語ります。さらに「施設内はもちろん、可能なら近隣のお店ともコラボレーションして、エリアを盛り上げたいですね」と笑って話す姿が印象的でした。
観光客も地域の人も一緒に楽しめる拠点、それが「藤まさ」の目指す姿だと感じました。
【麺蔵人 藤まさ サウスヴィレッジ店】
所在地:岡山県岡山市南区片岡2468 岡山市サウスヴィレッジ内
営業時間:10:30〜14:30(土・日曜日、祝日は15:00まで)
定休日:火曜日
5|オハヨー初の常設直営店「OHAYO GROUNDS」

岡山で「オハヨー乳業株式会社」(以降「オハヨー」表記)といえば、知らない人を探す方が難しいかもしれない老舗の乳製品メーカーです。
そのオハヨーがサウスヴィレッジに常設直営1号店となるミルクカフェ「OHAYO GROUNDS(オハヨーグラウンズ)」をオープンしています。設立から70年以上の老舗メーカーですが、意外なことに常設の直営店がなかったことに私も驚きました。

エントランスから、また3店舗が入る建物から芝生広場に向かう途中、最初にあるのが「OHAYO GROUNDS」です。
これまで岡山と神戸で期間限定で営業した店舗のノウハウを活かしての常設店舗です。
「ミルク」への溢れるほどの想い

お話を伺ったのは店舗の立ち上げに関わった坂本さんです。オハヨー製品をスーパーやコンビニエンスストアでの購入という手段に加えて「つくり手の想いごと楽しんでほしい」という想いでこの場をつくったと笑顔で話します。

坂本さんによると、「ここは販売するだけの場所ではないのです」とのこと。独自の製法で仕上げた「牛乳が苦手な人でも飲みやすいミルク」を提供したり、酪農家(牛乳を生産する農家)さんの現状を伝えたりと、乳製品の魅力を体験を通じて知ってもらえるよう工夫しているとのことです。「従来からご愛用いただいている製品とは別に、ここでしか味わえないメニューを展開することで、訪れる人に「ミルク」についての深い理解や新しい発見をしていただきたいのです」と「ミルク」への熱量をヒシヒシと感じます。
知らなかった「オハヨー」に出会える

「バケツで提供するミルク」。見た目のインパクトに「かわいい!」と声が上がり、SNS(ソーシャルメディア)でも話題になっています。実は見た目では分からないこだわりのミルクは、従来のミルクからさらに水分を取り除くことにより、牛乳独特のクセやにおいが軽減されていて、ミルク本来の魅力を感じられるとのことです。牛乳が苦手な方でも飲み干す方が多くいらっしゃるそうで、私もいただきましたが、とても飲みやすく一気に飲んでしまいました。

またテーブルで炙って提供する「雪どけミルクアイス」も人気で、キャラメリゼ(砂糖を焦がした)された程よい焦げ感と温かみとアイスクリームの冷たさが同時に味わえ、クセになりそうです。
メーカー直営ならではの限定メニューなど、ここだけの特別感を大切にしていることが分かります。
地域とともに、ミルクとともに

今後の展望について、「地域と一緒に長く続けられるお店にしたい」との思いを語ってくれました。実は坂本さん、直営店立ち上げのために、販促とは縁のない部署に所属しながらも上層部に直談判したほど「ミルク」への熱い思いの持ち主なのです。ぜひ店舗でその情熱に触れてください。
日常と非日常が交わるような居心地の良い空間を目指し、地域住民や観光客にとって気軽に立ち寄れる場となって、牛乳を通じて思い出を作り、岡山から全国へ新しい挑戦を広げていく。「OHAYO GROUNDS」には、そんな未来への意志も込められています。

店内には年配の方には懐かしく、若い人たちには新鮮な、木箱や瓶などもディスプレイ(展示)されています。またせっかくなので、広々とした芝生広場で「ミルク」を堪能してほしいと、ランタン(提灯)と茣蓙(ござ:伝統的な敷物)の貸し出しも行っていますよ。
【OHAYO GROUNDS サウスヴィレッジ店】
所在地:岡山県岡山市南区片岡2468 岡山市サウスヴィレッジ内
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月・火曜日(臨時休業の場合あり)
それぞれの店舗、共通の想い

サウスヴィレッジに2025年オープンした5店舗で話を伺いましたが、どの店も飲食だけではなく「体験してほしい」「地域を盛り上げたい」との思いを感じました。どの店舗も、街なかの店舗では経験できないことや、提供できない商品や時間の過ごし方など、「わざわざ来ていただく価値」を提供しています。それぞれの店舗を目的に来園するのはもちろん、ロードサイドマーケットで産直品を購入して、季節の果物の収穫を楽しむなど、サウスヴィレッジでゆっくり過ごすのも素敵な時間の使い方ですね。
また今回紹介した店舗の他に、土・日曜日限定営業の「おもちゃのアウトレット」があります。残念ながら取材日は営業していませんでしたが、中には定価から80%OFFの商品もあるそうなので、掘り出し物に出会えるかもしれませんよ!別の意味での「おもちゃ王国」かもしれません。おもちゃ好きのライターもワクワクしています。
魅力がいっぱい!サウスヴィレッジ

サウスヴィレッジといえば、はじめのご紹介でも触れた長く親しまれている「ロードサイドマーケット」を思い浮かべる方も多いですね。生産農家の方々が直接持ち込む新鮮な野菜や果物が並び、あれよあれよと売れていく人気の産地直送販売所です。写真は平日の朝ですが、とても多くのお客さんで賑わっています。実は産直品はもちろん、生花も充実しています。こちらも多くのお客さんが色とりどりの花を前に悩まれています。
また、お弁当やパン、乳製品、麺などをはじめ、県内各地の名産品もたくさんあります。和菓子店、鮮魚店もあり、精肉も扱っています。行列ができる「れんこんコロッケ」(レンコンを使った揚げ物)は不動の人気で、ライターもよく購入します。
「本当に平日?」というくらい朝から多くの人で賑わっていますよ。
県道倉敷児島線に面しているのでアクセスも良好です。ドライブやツーリングで「岡山市サウスヴィレッジ」を目指してはいかがですか?
【岡山市サウスヴィレッジ】
所在地:岡山県岡山市南区片岡2468営業時間 園内 9:00〜17:00(⽕曜定休)
営業時間:ロードサイドマーケット 8:00〜17:00(年中無休)入園料:無料
駐車場:600台、大型バス7台
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間地点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!