【ゆふいん】伝統の舞いに魅了される!毎月楽しめる2つの「神楽」定期公演
大分県由布市では、240年以上の歴史を持つ伝統的な「神楽(神話の舞台劇)」の月1定期公演を開催中。速いお囃子と激しい舞いが特徴で、言葉が分からなくても大人から子供まで魅了される2つの公演を紹介します。
由布市が誇る最高峰の郷土芸能、「神楽(かぐら)」とは?

九州の中でも特に「神楽(かぐら)」が盛んな地域として知られる大分県。そもそも神楽とは、日本の神話に登場する神様たちに捧げるために生まれた、240年以上の歴史を刻む伝統的な「歌と踊りの舞台劇」です。
その「神楽の里」として知られ、豊かな自然と名湯に恵まれた由布市には十数社もの異なる神楽座が点在しており、地域に根ざした躍動感あふれる舞いが今も大切に受け継がれています。
この日本神話の物語をダイナミックに表現する伝統芸能の魅力を、訪れる観光客や地域の皆さんに気軽に楽しんでもらうため、由布市では毎月「月1神楽」として定期公演を開催しています。
公演では、お腹の底に響く太鼓や笛のテンポの速いお囃子に合わせて激しく舞うのが特徴で、「セリフが聞き取れるか不安…」という方でも心配いりません。きらびやかな衣装を身にまとった踊り子たちの息をのむような演舞は、言葉の壁を越えて一瞬にして観客を神話の世界へと引き込み、最初から最後まで飽きることなく楽しませてくれます。
今回は、そんな特徴や開催時間の異なる2つの魅力的な定期公演をご紹介します。
1. 観光の合間に無料で楽しめる!「由布院温泉神楽 ~月一の奉~」

JR由布院駅から徒歩3分という絶好のアクセスで開催されるのが、「由布院温泉神楽 ~月一の奉(つきいちのまつり)~」です。
由布院温泉に滞在している方や、日帰り観光の合間にふらりと立ち寄れるのが大きな魅力。きらびやかな衣装を身にまとった踊り子たちが、力強い太鼓の音色に合わせて日本の神話をダイナミックに表現します。演劇や能、歌舞伎とはまた一味違った、地域に根ざした躍動感あふれる民俗芸能を、なんと観覧無料で堪能することができます。
2026年開催日:6月14日(日)、7月12日(日)、8月23日(日)、9月6日(日)、10月18日(日)、11月15日(日)、12月13日(日)
開催時間: 13:00~
開催場所: 乙丸(おとまる)公民館
アクセス方法:JR由布院駅から徒歩3分 ※近隣の有料駐車場をご利用ください。
入場料金: 無料/予約不要
2. 夜を彩る熱気と迫力!神楽の里で味わう「庄内神楽 定期公演」

「神楽の里」として名高い由布市庄内町では、毎年5月から10月の第3土曜日の夜に「庄内神楽(しょうないかぐら)」の定期公演が開催されています。
江戸時代末期から伝わる「阿蘇野地区系(深山流)」と「庄内地区系(犬山流)」の2つの流派を持ち、庶民のための「里神楽」として愛されてきました。テンポの速いお囃子のリズム、力強い太鼓の音、そして時にはユーモラスで、時には勇猛果敢な激しい舞いが特徴で、県内外から多くの熱心なファンが訪れます。10の神楽座が月替わりで出演するため、何度訪れても異なる魅力を楽しめます。
2026年開催日:6月20日(土)、7月18日(土)、8月8日(土)、9月19日(土)、10月17日(土)
開催時間: 18:00 ~ 21:00
開催場所: 庄内総合運動公園 「神楽殿」 ※雨天時は「庄内公民館」での開催
アクセス方法:由布院より車で約30分
入場料金: 500円(高校生以下は無料)/予約不要
旅の思い出を彩る、ここでしか出会えない熱気と感動

由布市で大切に受け継がれてきた「月1神楽」は、格式高い伝統を守りながらも、訪れる人々をいつでも温かく迎え入れてくれる親しみやすさが魅力です。
お昼の観光がてら気軽に立ち寄れる「由布院温泉神楽」、そして夜の熱気と圧倒的な迫力に包まれる「庄内神楽」。それぞれ異なる魅力を持った定期公演で、ここでしか味わえない特別なひとときを過ごしてみませんか?
躍動感たっぷりの太鼓の音と息をのむような美しい舞いを、ぜひライブで体感してみてください!
由布岳の見えるまち・大分県由布市のとっておきの旅情報をお届けします。 憧れの由布院温泉をはじめ、ノスタルジックな湯平温泉、開放感あふれる塚原高原、そして由布川峡谷や男池湧水群といった神秘的な自然まで。宿泊・グルメ・自然体験など、地元が自信を持っておすすめするスポットを厳選してご紹介します。