アメリカに輸出された最初の日本茶。隈研吾の建築「茶Cafe&Shop chabaco」で味わうさしま茶の魅力
お茶の産地というと京都宇治や静岡が思い浮かびますが、1854年の開国後、最初に海を越えアメリカへ渡った茶葉は茨城県で生産された「さしま茶」でした。隈研吾氏設計のカフェ 「茶Cafe&Shop chabaco」は、歴史を知り、さしま茶の茶葉で作られたお茶や和紅茶を愉しむ交流の場になっています。
vol.02
2021.04.26
日本の代表的なお茶に、抹茶を思い浮かべる人は多いでしょう。ラテやスイーツとしてもアレンジされ、国内外で人気の味です。しかし日本のお茶は、抹茶だけではありません。産地や作り方でさまざまな種類があり、味わいや香りも異なるのです。
昔から日本人は、急須で茶葉からお茶を淹れ、毎日のように飲んできました。現在はペットボトル飲料で簡単に飲めるようになった一方で、茶葉から淹れたお茶のおいしさを知る機会が少なくなっています。
そこでMATCHA Storiesでは、茶葉にこだわった日本のお茶の魅力を発信。日本のお茶の価値をみなさまにお届けします。
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お茶の産地というと京都宇治や静岡が思い浮かびますが、1854年の開国後、最初に海を越えアメリカへ渡った茶葉は茨城県で生産された「さしま茶」でした。隈研吾氏設計のカフェ 「茶Cafe&Shop chabaco」は、歴史を知り、さしま茶の茶葉で作られたお茶や和紅茶を愉しむ交流の場になっています。
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日本のお茶「煎茶」の魅力を、スタイリッシュなデザインのカフェ「カネ十農園表参道 」からご紹介します。カネ十農園では自社の茶畑で採れた茶葉を使い、おいしさにこだわった日本茶を提供しています。抹茶やスイーツにはとどまらない、日本茶の魅力を発見しましょう!
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日本で古くから親しまれているお茶には、実はさまざまな種類があります。今回は魅力的な香りが特徴のほうじ茶を紹介。日本茶バリスタが店長を務める浅草のカフェ「FEBRUARY KITCHEN」で、絶品ほうじ茶やセットで食べたいスイーツ、家でおいしく飲むコツを伺いました。
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