北陸初!『金澤着楽々』の高級着物のサブスクサービスを福島彩乃さんがナビゲート。
石川県は他県と比べて着物に馴染みが深い土地柄。上手に着物を楽しむ方法の一つとしてサブスクに注目が集まっている。そこで、金沢市のレンタル着物専門店『金澤着楽々』の高級着物のサブスクリプションをフリーアナウンサーの福島彩乃さんに体験いただいた。
【高級着物のサブスクリプションとは】
「お着物のレンタルサービスはよく耳にするのですが、”着物のサブスク”は初めて耳にしました」と福島さん。まずは金沢駅東口から徒歩5分、ライブワンビルのB1階にある『金澤着楽々(かなざわきらら)』 金沢駅前店でサービスの詳細を伺うことに。
レンタル着物のサービスは着付けに必要なものを全て借りられて着付けもしてもらえるが、こちらのサブスクは自分で着付けできる着物のヘビーユーザー向け。襦袢や襟、足袋などは自分で用意する必要がある。お茶やお花をたしなむ方や、飲食店や物販店などの接客業の方など、季節や場所によって様々な着物を使い分けたい人におすすめなのだ。
【ひと月2枚、12ヶ月間借りられる】
ますは公式サイトでコースを選択。お試しとしてトライアルコースが用意されていて、全3回借りることができる。その他、着物の格によって内容が異なるカジュアル、フォーマル、プレミアムの3コースがあり、こちらの契約期間は全12回。WEBもしくは店舗で毎月好きな2枚を選択できる。もちろん、店舗で相談しながら選ぶことも。なお、翌月は新しく2枚を選ぶこともできるが、気に入った1枚を手元に残してもう1枚のみを変更することも可能だ。
【コースで選べる着物の格が変化】
コースによって借りられる着物が変わる。毎月22,000円のカジュアルコースなら小紋、毎月33,000円のフォーマルコースなら小紋と訪問着、毎月55,000円のプレミアムコースなら振袖などの高級着物を含む約50枚の中から何でもOKというふうに、金額によって選べる着物の種類が変わるのだ。
【加賀友禅や振袖なども選択が可能】
七五三や結婚式の参列など特別な行事がある時は、日頃カジュアルプランを利用している場合でも、その月だけプラン変更することができる。ちなみにこの加賀友禅は月55,000円のプレミアムコースの1枚。黒留袖や色留袖といった格の高い着物もあるので、着る機会が少ない場合もかなりお得に感じられる。
【着物の返却は専用バッグで簡単】
気になる着物の返却方法は納品時の専用バッグに詰め、同梱されている返信用伝票で返却するだけ。クリーニング代も込みのため、通常の汚れ(ファンデーション、雨、泥はね、軽い食べこぼし等)なら追加費用は不要なのも安心だ。「クリーニングなどのお手入れが不要で、使った後そのまま返却できるのはとても助かりますね」
【13回目で好きな1枚が自分の物に】
なお、契約期間である12回の終了後、+1回分のコース料金を支払うことでお気に入りの着物セットを自分の物にできる。月々3万円のフォーマルコースなら訪問着と帯、帯締め、帯揚げをセットでもらえることに。「加賀友禅や朧染の訪問着など、いずれも上質な着物ばかり。12ヶ月間でいろいろなお着物を実際に試せて、一番自分に似合うものを購入できるのは嬉しいですね」
着物は洋服と比べて高価な上、クリーニング代なども高額だが、このサブスクサービスなら、毎月定額で安心。しかも、最終的に好きな1枚が自分の物になるため、より充実した着物生活を送りたい人にうってつけのサービスだ。
■金澤着楽々 金沢駅前店
住所:石川県金沢市此花町3-2
電話:076-275-1165
営業時間:9:00〜18:00
定休日:水曜、年末年始
駐車場:なし
■メニュー:トライアルコース11,000円/月(全3回)※小紋・カジュアルコース22,000円/月(全12回)※小紋・フォーマルコース33,000円/月(全12回)※小紋、訪問着・プレミアムコース55,000円/月(全12回)※小紋、訪問着、友禅、色留、黒留、振袖
※カジュアル、フォーマル、プレミアムの3コースはサブスク契約期間終了後、+1回分で所有権が移転。着物セットが自分の物になります。
■体験モデル福島彩乃さん
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