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温泉好きでかわいい!日本でカピバラに会えるオススメ9スポット
穏やかで温泉好きな性格から、世界中の人々に愛されるカピバラ。今回は、日本でカピバラに会える9スポットを紹介します。それぞれ、カピバラが温泉に入るかわいい様子を見たり、カピバラに触れたりして楽しむことができます。
温泉に入る姿がキュートなカピバラ
カピバラは社交的な生き物で、人間とのふれあいやリラックスを好みます。
カピバラは近年、インターネットで大ブームとなっています。カピバラ動画は多くの人々の心をとらえ、オリジナルのカピバラソングやグッズが次々と生まれました。
カピバラは50年以上前に日本にやってきましたが、今は多くの日本人がカピバラの長風呂対決やスイカ早食い競争を楽しんでいます。
本記事では、カピバラと触れ合える、あるいは温泉に入るカピバラが見られるスポットをご紹介します。記事の末尾には、カピバラのかわいい動画も掲載しているのでお見逃しなく。
カピバラに会える9スポット
1. 伊豆シャボテン動物公園
2. 長崎バイオパーク
3. 那須どうぶつ王国
4. 埼玉県こども動物自然公園
5. 堺・緑のミュージアム ハーベストの丘
6. 愛知 のんほいパーク
7. 千葉 マザー牧場
8. 阿蘇ファームランド
9. カピねこカフェ
1.伊豆シャボテン動物公園
Picture courtesy of PR Times
「伊豆シャボテン動物公園」では、毎年恒例となった冬の温泉入浴(元祖カピバラの露天風呂)が、世界中の人々の心をつかんでいます。
伊豆の冬の伝統のひとつとなったこのイベントは、「伊豆シャボテン動物公園」が、カピバラが温泉好きだということを発見したことに始まります。
すべては1982年の冬、飼育員が温水で施設を清掃していたとき、カピバラたちが温水に足や尻を浸しているのを発見したことから始まりました。その後、カピバラのための温泉が作られたのです。
Picture courtesy of PR Times
毎年、カピバラのファンたちはこの特別な冬のイベントを見に伊豆へ集まります。そして、カピバラが頭に柑橘類をのせるという、珍しい光景を楽しむのです!
「元祖カピバラの露天風呂」は11月から4月まで見学可能。動物園ではときどき、さまざまなフルーツや花を風呂に入れ、カピバラを遊ばせています。
2.長崎バイオパーク
Photo by Pixta
カピバラの楽園「長崎バイオパーク」では、20頭のカピバラが園内を自由に歩き回っています。
冬の温泉や池など、園内にはさまざまなくつろぎスポットがあります。人懐っこいカピバラたちは、来園者に体を掻いてもらうのが何よりの楽しみです。
毎年行われるカピバラの露天風呂は、世界の人々の笑いを誘う楽しい光景で、テレビ中継もされます! 12月から2月まで実施されており、長崎の寒い時期の癒しとなっています。
Picture courtesy of atPress
「長崎バイオパーク」は、本記事で紹介する1~4番目のスポットと石川動物園とともに「カピバラの露天風呂協定」に署名しています。この協定は、カピバラファンのためにカピバラ露天風呂を実施し続けることを誓うものです。
カピバラは人間とのふれあいが大好きで、その知性と人懐っこさは、同園の愛すべきカピバラ「ドングリ」に表れています。穏やかで温厚な性格の「ドングリ」は、体調が悪くなると園内のカピバラ病院に行ったことさえあります。
公式HP: 長崎バイオパーク
3.那須どうぶつ王国
栃木県にある「那須どうぶつ王国」は、43ヘクタールの広大な公園です。ここは屋内施設「キングダムタウン」と屋外施設「キングダムファーム」の2つに分かれています。
「那須どうぶつ王国」の特徴は、なんといってもカピバラの「ウミ」。長風呂対決の無敗のチャンピオンとして、驚異的な記録をもっています。その記録は、なんと4時間56分36秒。多くのカピバラがこの記録を超えようと試みてきましたが、これまで成功したものはいません。
約600種の動物がいるこの公園では、カピバラ以外のさまざまな動物を見ることができます。冬の間、観光客は自らも温泉を楽しみつつ、温泉に入るカピバラを観察することもできます。
4.埼玉県こども動物自然公園
Picture courtesy of PR Times
東京の近くにある「埼玉県こども動物自然公園」は、魅力的な動物とふれあい体験ができる公園です。ここにいるカピバラは冬、近くにある玉川温泉から運ばれてきたお湯に浸かり、柑橘類の果実を揺らしながらくつろぎます。
ここでは、カピバラが、竹製の「ししおどし」(お湯を注ぐ蛇口)の下で、伝統的な日本の温泉桶にかわいらしく丸まっている姿が見られます。この魅力的な様子は、通常11月から3月末までの間、「埼玉県こども動物自然公園」で楽しむことができます。
5. 堺・緑のミュージアム ハーベストの丘
Picture courtesy of PR Times
「堺・緑のミュージアム」は、「カピバラの露天風呂協定」に署名していませんが、カピバラたちのために温泉を導入しています。
「堺・緑のミュージアム」では、カピバラたちが特別に作られた浴槽で柑橘類を浮かべた温泉を楽しみます。夏はスイカパーティーにも参加し、カピバラたちがフルーツを楽しみながら暑さをしのぐ姿も見られます。
Picture courtesy of PR Times
人懐っこいカピバラたちは、観光客たちからなでられるのが大好きです。
大阪にある「堺・緑のミュージアム」にある「ハーベストの丘」は、四季折々の花々に彩られた絵のような風景で訪れる人を魅了しています。
家族で楽しめるアトラクションが人気で、さまざまな賞も受賞しています。アクティビティやイベントも充実しており、家族で思い出に残る1日を過ごすには理想的な場所です。
公式JP: Sakai Farm
6.愛知 のんほいパーク
Photo by Pixta
「のんほいパーク」では、さまざまな施設やアクティビティ体験が楽しめます。四季折々の花々が咲き誇るだけでなく、動物園、自然史博物館、植物園、遊園地もあります!
そして、冬には温水プールで日光浴をするカピバラも見られます!
公式HP: http://www.nonhoi.jp/
7.千葉 マザー牧場
千葉県にある「マザー牧場」は、250ヘクタールの広大な牧場で、家族や大切な人との思い出作りにぴったりの場所です。長期滞在者向けに牧場内に宿泊施設も用意されています。
ここでは、ジップラインのスリル満点なアドベンチャーやテーマパークの乗り物、動物とのふれあい、そして季節の花々の美しさなど、多彩なアクティビティが楽しめます。
そんな「マザー牧場」にいるカピバラたちは、さわやかな空気と爽快なプールを満喫しています。来園者は、愛くるしいカピバラと触れ合い、優しくなでることができます。
冬の間は、カピバラたちが温泉に入ってくつろぐ姿も見られ、ほのぼのとした光景が広がっています。
8.阿蘇ファームランド
Photo by Pixta
「阿蘇ファームランド」でも、楽しいカピバラとの出会いが待っています。
ここは、阿蘇くじゅう国立公園内にあり、活火山である阿蘇山や広大な草原が実に美しく、さらに温泉も楽しめます。
「阿蘇ファームランド」にいるカピバラには専用のプールがあり、彼らは泳いだり涼んだりしてリフレッシュしています。さらに、カピバラが自由に歩き回ったり、芝生の上でくつろいだり、暖かい日差しを浴びたりしているエリアもあります。
来場者はカピバラに餌をあげたり、触れ合ったりできます。長期滞在したい場合は、オシャレなドーム型の宿泊施設に泊まることもできます。
「阿蘇ファームランド」には、カピバラ以外にも、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。
公式HP: Aso Farmland
9.カピねこカフェ: 猫とカピバラとくつろごう
Picture courtesy of PR Times
穏やかな性格で知られるカピバラは、ほかの動物とも仲良しになります。
亀がカピバラの背中で安らぐ姿、アヒルがカピバラの近くで休んでいる様子、そして猫と、さまざまな生き物とのユニークな光景を紹介する動画が、ネット上に多く広まっています。
「カピねこカフェ」は、日本で唯一、猫とカピバラを楽しめるカフェです。このカフェにいる「タワシ」は、優しくなでたり、菓子をあげたりすると喜ぶ愉快なカピバラです。
ここを訪れたら、居心地の良い空間でくつろぎながら、タワシやそのほかのカピバラたちと充実した時間を過ごすことができます。保護猫たちとの交流を促すこのカフェでは、愛くるしい猫たちの里親になることもできます。
公式HP: Capyneko Cafe
日本における愛らしいカピバラの大会
「カピバラの露天風呂協定」に参加している5つの公園では、毎年2つの大会が開催されています。
ひとつは「カピリンピック」。カピバラたちがスイカを食べる速さを競います。
もうひとつは「カピバラの長風呂対決」。カピバラたちがどれだけ長く風呂に浸かっていられるかを競います。この楽しいイベントの様子は、ぜひ動画でご覧ください。
Picture courtesy of PR Times
次の旅行ではゆったりとした1日を過ごしながら、カピバラに会いに行きませんか?
夏でも冬でも、彼らの愛らしい姿に癒され、ユニークな体験を楽しめること間違いありません。
こんにちは!ケイトと申します。イギリス出身で、2018年から日本に住んでいます。旅行と写真が大好きで、日本のユニークな場所を探索するのも好きです。一緒に日本の魅力を探索しましょう!