【2024年秋】広島の紅葉名所を徹底解説!エリア・見頃別でご紹介
広島の紅葉の名所について、エリアや見ごろの時期に分けてご紹介します。さあ、旬の今しか見られない紅葉を鑑賞しに出かけましょう!
見頃は10月中旬:山々の紅葉
10月中旬より中国山地を中心に色づく紅葉は、まるで山をキャンパスにした絵画のようです。
日本百景でも知られる渓谷「帝釈峡」
全長約18kmの石灰岩渓谷で、日本百景の一つとして、また広島県を代表する景勝地としても知られる国内有数の渓谷です。国の天然記念物に指定されている雄橋をはじめ、約3億年前に形成されたといわれる断魚渓、奥行き200メートルの鍾乳洞窟の「白雲洞」など自然の雄大さを感じることができます。遊覧船やセグウェイなど自然を満喫するアクティビティも充実しています。
紅葉の名所!山頂まで簡単にアクセスできる「比婆山」
広島県と島根県の県境に接する比婆山は、標高1,200メートル級の山々が連なり、山頂付近は国指定天然記念物のブナ純林に覆われ、新緑、紅葉、黄葉の美しさは登山者をひきつけます。 大部分がひろしま県民の森のエリア内に含まれており、スキー場、キャンプ場、登山道も整備されています。 また、高山植物も豊富です。
見頃は11月初旬:寺院の紅葉
11月に入ると紅葉の波はゆっくりと南下します。広島県全体が色づき始め、紅葉で知られる寺院が次々に見ごろとなります。寺院を鮮やかに彩る紅葉は、静かな佇まいの中で秋を感じさせます。
写真映えスポットとしても人気な「耕三寺」
浄土真宗本願寺派の寺院、耕三寺を博物館の一部として公開しているほか、快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像や佐竹本三十六歌仙断簡 紀貫之などの重要文化財を含む館蔵品を仏教美術、近代美術、茶道美術の各展示館でご覧いただけます。大理石彫刻庭園・未来心の丘はフォトジェニックスポットとしても人気です。
禅の世界に触れる場所「神勝寺禅と庭のミュージアム」
広島県福山市に位置する、禅を多角的に体験できる特別な場所です。広大な境内には、歴史的な建造物や美しい庭園が広がり、禅の精神に触れるさまざまな体験が用意されています。毎年11月の週末には、土日限定の「紅葉ライトアップ特別拝観」が行われ、夜の紅葉の美しさも堪能することができます。
紅葉シーズンは圧巻の景色を堪能!「佛通寺」
日本屈指の禅道場として知られ、企業や学校等の研修の場として多くの人が訪れます。堂塔伽藍が古い杉木立に囲まれて立ち並び、特に夏の新緑、秋の紅葉の時期はたいへん素晴らしく、多くの観光客で賑わいます。
見頃は11月初旬:宮島の紅葉
広島県内の紅葉人気ランキングでは常に上位の宮島。紅葉谷だけでなく、大聖院や千畳閣に足を延ばしてみるのもおすすめです。
700本ものモミジが彩る「紅葉谷公園」
天然記念物に指定されている弥山原始林の麓にある公園です。約700本のモミジがあり、燃えるような紅に染まる秋の紅葉が有名です。
紅葉と歴史が楽しめる「大聖院」
宮島にある寺院の中で最も歴史が古い、1200年の歴史を持つ宮島の総本坊です。
宮島島内で最も大きな木造建築物「千畳閣」
豊臣秀吉が戦で亡くなった者への供養として毎月一度千部経を読誦するため建立を命じた大経堂です。畳857枚分の広さがあることから千畳閣と呼ばれています。銀杏が紅葉した姿は圧巻です。
さあ、紅葉狩りへ出かけましょう!
豊かな大自然に恵まれ、歴史深い建造物も多く点在する広島県では、それぞれに特徴のある秋の紅葉風景を満喫することができます。この時期にしか見られない景色を求めて旅に出かけてみてませんか。
広島県といえば「宮島」「原爆ドーム」の世界遺産だけではない、広島県の旬で、魅力的な観光情報を発信します! 広島はおいしいものがいっぱい!広島の代名詞ともいえるお好み焼きやカキ・タコ・鯛・あなごなど新鮮な魚介類、今や全国区の尾道ラーメン、肉質が高いことで評価されている広島牛、手打ちそば、生産量日本一のレモンやみかん・ぶどうなど豊富な食の資源は広島ならでは。また海フェスタ、神楽や壬生(みぶ)の花田植など地域ならではのイベントも数多く開催されます。しまなみ海道でのサイクリングやトレッキング、スキー・スノーボードなどアクティブ派にも飽きさせない。 世界文化遺産に登録された宮島や原爆ドームだけでない魅力が多く、楽しみ方もいっぱい。