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パウダースノー・ツリーランが楽しめる!全国人気スキー場ランキング
近年、日本のスキー場には多くの外国人観光客が訪れます。その魅力のひとつに雪質があげられ、世界的にも注目されています。 日本には地域や地形・標高などの違いから、雪質やコースの種類など個性豊かなスキー場が数多く存在するため、どこのスキー場にしようか迷う人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、パウダースノーとツリーランが魅力の日本のスキー場を、スノーライナー編集部が厳選しランキング形式でご紹介します。
日本のスキー場が世界的に人気上昇中!
近年、日本のスキー場は、世界中から注目され人気を集めているということをご存じでしょうか。
日本のスキー場の中にはサラサラなパウダースノーが降るゲレンデが多くあり、その抜群の雪質は通称「japow」と呼ばれているほどです。
そして近年ではパウダースノーだけでなく、木々の間の非圧雪を滑るツリーランを求めて来日する外国人観光客も増加。需要に合わせてツリーランに対応したスキー場も少しずつ増え始めています。
今回はパウダースノーとツリーランを楽しめるスキー場をランキング形式でご紹介します。
パウダースノーが魅力のスキー場人気ランキング TOP15
まずはサラサラのパウダースノーが人気のスキー場をご紹介します。なかでも長野県にあるHakuba Valley(白馬エリア)のスキー場は、標高が高く気温が低いことからドライなパウダースノーが大量に降るため、海外からも多くの観光客が訪れます。
【第1位】栂池高原スキー場(長野県)
北アルプス白馬山麓エリアに広がる栂池高原スキー場。「TSUGA POW」と称される、極上のパウダースノーを堪能できる点が大きな魅力。
レクチャープログラム「TSUGA POW DBD」の受講と安全基準への同意をすると、非圧雪エリアを滑走できます。標高1,704mのゲレンデトップまでゴンドラとリフトで向かえるのも人気の理由。
TSUGA POWのファンは多く、北アルプスの天然雪を求めて毎年多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。多くの人に特別なパウダーライディングを楽しめるよう、安全管理が徹底されている点も安心できます。
また、滑走距離とシーズンの長さも魅力。滑走距離はハイシーズンでは最長で5,000m、シーズンも5月初旬ごろまで続くため、ウインタースポーツを思う存分楽しみたいという人から熱い支持を集めています。
初心者やファミリーに人気のコースは「鐘のなる丘ゲレンデ」。約1,200mというスケールの大きなコース幅は日本最大級とも言われ、安心して練習できる緩斜面になっています。
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【第2位】白馬八方尾根スキー場(長野県)
白馬八方尾根スキー場は1998年の長野冬季オリンピックの会場にもなった、日本が世界に誇るスキー場の1つ。極上の雪質は海外にもファンが多く、パウダーライディングにこだわりのあるスキーヤー・スノーボーダーがこぞって訪れます。
2023年2月には一晩の降雪量や雪質をチェックできる「パウダーメーター」システムの導入も開始。手持ちのスマートフォンでスキー場内のコンディションを確認できるほか、降雪時にプッシュ通知で情報を受け取れるアプリも利用できるようになりました。
さらに標高1,831mの山頂から一望できる北アルプスの大パノラマも必見です。景色を堪能しながらパウダーライディングを楽しむのも良いですが、標高1,680m地点からの絶景を望みながら食事ができるレストラン&カフェもおすすめです。
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【第3位】野沢温泉スキー場(長野県)
野沢温泉スキー場で味わえる極上のパウダースノーは、海外にもファンが多いことで有名です。シーズンも長く5月上旬まで滑走可能なので、時期を変えて訪れるのもおすすめです。
標高1,650mの毛無山の裾野に広がるコースからは、長野の大自然を一望でき、晴れた日には日本海を見渡せる眺望の素晴らしさでも人気を集めています。
パウダーライディング好きに一度挑戦してみてほしいのが、標高1,070~900m地点にある「チャレンジ39°のカベ」です。スキー場最大傾斜39度という急斜面で、パウダースノーを全長300mに渡り楽しめます。
野沢温泉スキー場を訪れる際には、温泉街にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。温泉街には天然温泉100%かけ流しの浴場が13ヵ所もあり、「外湯めぐり」と呼ばれる温泉めぐりも人気です。
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【第4位】富良野スキー場(北海道)
ゆったりとしたゲレンデでのびのびと滑りたい人におすすめなのが、北海道の富良野スキー場です。全28本のコースのうち80%程度を初級から中級エリアが占めており、ファミリーやウインタースポーツ初心者でも安心してパウダースノーを楽しめます。
パウダースノーとコブの両方を求める人には、富良野スキー場最上部の「富良野ゾーン」が最適です。下方に広がる一面の銀世界を望みながら、ダイナミックなパウダーランディングを体験できる上級者コースです。
最初からゲレンデに出るのが心配という小さな子どもには、世界唯一のキッズスキーマジックレッスンプログラム「パンダルマンキッズスクール」もあります。専用のオリジナルスキーや人工マットゲレンデが用意されており、ゲレンデデビューをサポートしてくれます。
富良野スキー場は富良野プリンスホテルに併設されているため、宿泊と併せた利用が可能な点も魅力です。リフト券付きのお得な宿泊プランもあるので、利用者の多くは富良野観光も併せて堪能しています。
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【第5位】かぐらスキー場(新潟)
かぐらスキー場は1,845mという標高の高さから、良質な雪が大量に降るスキー場です。シーズンが長いことでも知られ、12月から3月まではパウダースノー、4月・5月は春スキーを楽しめます。
コース数32というバリエーションの豊かさも魅力で、パウダースノーを味わえるのは3コース。なかでも上級者専用の「林間エキスパートコース」は、白銀の針葉樹林に囲まれて滑る非圧雪コースで、最大傾斜30度・滑走距離661mという大満足な滑り心地です。
もちろん初級者・中級者でも楽しめるコースもあります。「かぐらメインゲレンデ」では標高1,700mから山麓を一望でき、初心者から上級者までさまざまなレベルの人に愛される広々としたコースです。上側はやや傾斜がありますがコース中間に迂回路があるため、初級者のかぐらデビューにも向いています。
かぐらスキー場は「ドラゴンドラ」で苗場スキー場と繋がっており、共通券を購入すれば2つのスキー場を自由に滑走できます。
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【第6位】白馬乗鞍温泉スキー場(長野県)
白馬乗鞍温泉スキー場は、10のスキー場から成るHakuba Valleyのなかでも特に内陸に位置しており、標高の高さからサラサラでドライな雪が大量に降ることで知られています。
全14種類のコースは、初級から上級までバランス良く構成されています。緩やかな傾斜が特徴の「はくのりファミリーコースは、初めてスキー板を履く子どもでも安心してゲレンデデビューできます。
白馬の絶景とパウダースノーを両方楽しみたい人には、平均傾斜25度の「スカイビューゲレンデ」が人気。雪が降った日にはディープパウダーを堪能でき、経験豊富なスキーヤーやスノーボーダーも大満足の滑り心地です。
ダイナミックなライディングに挑戦したい人のために、「スノーパーク」と「モーグルコース」も完備。自分のペースに合わせた過ごし方ができる点も人気の秘密です。
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【第7位】白馬コルチナスキー場(長野県)
白馬乗鞍温泉スキー場に隣接する白馬コルチナスキー場も、天然雪100%のパウダースノーが魅力です。柔らかくサラサラな雪質で転んでも体が濡れにくく、ゲレンデデビューやパウダーライディング初心者にもおすすめ。ほぼすべてのコースがゲレンデ麓のホテル前で合流するつくりになっているので、子ども連れのファミリー利用でも安心して楽しめます。
林間コースに抵抗がない人であれば、「稗田山林間コース」からの絶景を堪能してほしいところ。最大標高1,402mを誇る美しい白銀の世界を望めるだけでなく、林間コースならではの幻想的な樹氷は必見です。
白馬コルチナスキー場へは最寄りのJR南小谷駅から無料シャトルバスも運行しています。目の前のオフィシャルホテル「ホテルグリーンプラザ白馬」では日帰り温泉も楽しめます。
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【第8位】斑尾高原スキー場(長野県)
日本有数の豪雪地帯にある斑尾高原スキー場は、ウインタースポーツファンから「Madapow」と称されるほどのパウダースノーが特徴。谷沿い北向き斜面のコースは積雪量が多く、日があたりにくいため、いつ行ってもふわふわさらさらの雪質を堪能できます。
特にディープパウダーを楽しめるハイシーズンには、海外からも多くの旅行客が訪れる注目スポットです。
コース数も32本とバリエーションが充実しているのも人気の理由。モーグルのワールドカップが開催された最大傾斜35度の上級コースから、のんびりマイペースに滑れる初級コースなど、自分の実力やその日のコンディションに合わせて自由に選択できます。
ゲレンデ下の斑尾高原ホテル内には、ゆったりとくつろげる自家天然温泉とサウナも完備。パウダースノーを全身に浴びたあとにしっかりと汗も流せる、1日を堪能し尽くせるスキー場です。
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【第9位】丸沼高原スキー場(群馬県)
関東最高峰として名高い「日光白根山」に向かって伸びる丸沼高原スキー場は、その標高の高さから良質なパウダースノーが大量に降ることで知られています。その雪質はエリア屈指の軽さで、降雪があった日にはふわふわの天然雪を堪能できると人気です。
なかでも全長755mにもおよぶ非圧雪コースは、最大傾斜32度の長いコブ斜面で文句なしの滑りごたえ。初級者コースも広々としているので、パウダースノーでのライディングになれていない人でも安心して滑れます。
さらに丸沼高原スキー場は、小さい子どものいるファミリーにおすすめのスポットも満載。ゲレンデ麓のセンターステーションの2階にあるキッズスペースでは、ボルダリングなどのアトラクションも楽しめます。
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【第10位】エイブル白馬五竜スキー場(長野県)
Hakuba Valleyの白馬村にあるエイブル白馬五竜スキー場は、雪質と眺望がよく、コースの種類も豊富という点で人気です。
パウダースノーを楽しみたい人には、非圧雪のテクニカルコースがおすすめ。特に降雪後は格別で、舞い上がるさらさらの雪質を堪能できます。超上級者には最大傾斜35度のチャンピオンエキスパートコースもおすすめです。深いコブがいくつも連なるコースは、相当なテクニックを持ったスキーヤーやスノーボーダーでも大満足の滑り心地です。
リフト券は、隣接しているHakuba47ウインタースポーツパークとの共通券なので、1枚のパスで2つの異なるゲレンデを楽しめます。ナイター営業もおこなっているので、1日中滑りたい人におすすめです。
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【第11位】Hakuba47ウインタースポーツパーク(長野県)
ダイナミックなライディングが好みという人には、Hakuba47ウインタースポーツパークがおすすめです。ゴンドラ山頂駅目の前の「ルート3」は、最大傾斜32度の非圧雪エリアで天然雪のコブをそのまま残しています。
Hakuba47は眺望の良さでも知られ、真ん中に大きく1本走るルート1の上側から望む銀世界と、雪に彩られた白馬村一帯の眺望は目を見張る美しさです。
さらに白馬エリア最大級・最高級のクオリティーを持つスノーパーク「47PARKS」も人気。初級から上級まで細かくコース分けされているので、上級者はもちろんパークに慣れていない人でもパウダースノーのパークを堪能できる点も魅力です。
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【第12位】ホワイトワールド尾根岩鞍スキー場(群馬県)
ホワイトワールド尾根岩鞍スキー場は、関東最大級のビッグゲレンデとして知られています。パウダースノーを堪能できる非圧雪エリアは、全16コースのうち6コース。自然の地形を活かしたコースが特徴で、良質なパウダースノーが降ることで人気を集めています。
なかでも非圧雪の「国体男子コース」は、全長1,800mのロングライドが楽しめる斜面。群馬の山々を望みながらゆうゆうと滑走できます。もっとダイナミックに滑りたい人には、全長2,800mの「ミルキーウェイ」というコースがおすすめ。幅も40~60mと広々しているので、安心して滑れます。
ホワイトワールド尾根岩鞍スキー場は、小さな子ども連れでもみんなで楽しめるアクティビティが満載です。キッズ専用ゲレンデ「ロックン広場」には、そり・チュービング・スノーストライダー・エアドームなど、たくさんのアクティビティがありスノーエスカレーターも完備。
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【第13位】ルスツリゾート(北海道)
ウインタースポーツだけでなく、日本のグルメや温泉、大自然までまるごと堪能したいという海外旅行客に人気なのが北海道の「ルスツリゾート」です。
ルスツリゾートのゲレンデはホテルを中心としたEast Mt.(イースト)・West Mt.(ウエスト)、さらに西側にそびえるMt. Isola(イゾラ)の合計3つで構成されています。
ウエストの山頂直下から始まる非圧雪コース「スカイコース」は、上質なパウダースノーに加えて深いコブもあることで上級者からの人気が高いエリア。イースト山頂付近なら最大傾斜40度の「スーパーイーストコース」が人気で、大雪が降った後のディープパウダーは格別です。
自然の恵みに囲まれた環境で、心身ともにリフレッシュしながら贅沢な時間を堪能できるのもルスツリゾートの魅力。ルスツリゾートホテルではリフト券や食事券のついた宿泊プランもあり、開放的な露天風呂や北海道の旬の味覚も味わえます。
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【第14位】奥志賀高原スキー場(長野県)
奥志賀高原は日本最大のスノーエリアと言われており、なかでも1番奥にある奥志賀高原スキー場では良質なパウダースノーが大量に降ることで人気です。
コースは、初級者から上級者まで実力や好みに合わせて選べる全10コース。雪質も眺望も両方楽しみたい人には「林間コース」がおすすめです。両脇に雪をかぶった木々がずらりと並び、美しい銀世界に包まれながらの滑走が人気を集めています。非圧雪のパウダースノーを求めるのであれば、上級者向けの「熊落としコース」が最適です。奥志賀高原1番の急斜面ですが、滑り心地とディープパウダーは病みつきになるでしょう。
奥志賀高原スキー場を訪れるのであれば、宿泊施設もチェックしましょう。奥志賀高原には2つのリゾートホテルに8軒のペンションがあり、家族や友人同士で数日間滞在するのにぴったり。さらに本格的にスキーの上達を目指したい人には、スキースクール直営の宿舎も完備されているため、短期間で集中的にレッスンを受けたい場合に便利です。
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【第15位】赤倉温泉スキー場(新潟県)
新潟県にある赤倉温泉スキー場の売りは、何といっても降雪量。赤倉は日本屈指の豪雪地帯として知られ、シーズンを通して天然雪100%という極上のパウダースノーを楽しめる点が最大の魅力です。
妙高山の裾野に広がるビッグゲレンデには全17本のコースがあり、上級者はもちろん、初級者やゲレンデデビューの子どもまで誰でも満足できるスキー場です。
メインの「パノラマコース」は中級者向けの幅の広いロングコース。パウダースノーを存分に味わいたい人には、「モーグルチャレンジコース」が人気。赤倉温泉スキー場で1番の急斜面で、非圧雪なので降雪後だけでなくコブに遭遇することもあります。
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ツリーランが楽しめるスキー場人気ランキング TOP5
木々の間を滑り抜けるツリーランエリアは、非圧雪エリアとして開放しているスキー場が多く、パウダースノーを同時に楽しめるという魅力があります。
ここからは、ツリーランが楽しめるおすすめスキー場をご紹介します。ダイナミックな自然を感じながら滑れるスキー場ばかりなので、ツリーランファン必見です。
【第1位】斑尾高原スキー場(長野県)
ツリーランコース設置数日本一を謳っているのが、長野県にある斑尾高原スキー場です。
天然地形を活かしたコースが自慢で、同時に「Madapow」と名高い極上のパウダースノーを堪能できます。
なかでも人気なのが、パウダーツリーランに最適な間隔に木々を整備した「パウダーウェーブ2」というコース。最大傾斜35度、全長1,500mという冒険心をくすぐるダイナミックなエリアで、多くのツリーラン愛好家がこぞって集まります。
ただのツリーランでは物足りないという人には、ツリーランコース内にラダージャンプ台が設置された「NINJA(ニンジャ)」も人気。高さ7m(降雪時4~5m)からパウダースノーの中に飛び降りるという経験は、ほかのスキー場ではなかなかできるものではありません。
さらにハーフパイプ状のコース「SAWA」も人気。パウダースノーとツリーランだけでなく、大自然を全身で感じられるのが斑尾高原スキー場の魅力です。
【第2位】Hakuba47ウインタースポーツパーク(長野県)
Hakuba47ウインタースポーツパークには、ツリーランに特化したコース「Tree Riding Zone(ツリーライディングゾーン)」があるのが特徴。
白馬エリアはツリーランに対して厳しい安全管理を行っていることでも有名です。Hakuba47ウインタースポーツパークでは、ツリーライディングゾーンでの滑走は登録制としており、事前に滑走時のルールや注意点への同意が必要です。事前講習では動画視聴も行うため、スキー場に到着する前にチェックしておきましょう。
Hakuba47ウインタースポーツパークはパウダースノーのランキングでもご紹介したとおり、非圧雪のさらさらパウダーも魅力のスキー場です。特に夜間に雪の降った翌朝の雪質は格別なので、パウダーやツリーランに目がない人であれば、ぜひ一度は体験してほしいところです。
【第3位】栂池高原スキー場(長野県)
パウダースノーの雪質の良さで人気の栂池高原スキー場ですが、事前のレクチャープログラムを受講すればツリーランも楽しめる点も見逃せないポイントです。
スキー場の真ん中にある広大なパウダーエリアは、栂池高原の魅力である「TSUGAPOW」を堪能できるエリアということで「ツガパウエリア」と呼ばれています。
パウダーラン・ツリーランのコース「ツガパウエリア」には、全部で5ヵ所のゲートがあります。毎日パトロールによるコースのコンディションチェックをおこなっており、ゲレンデの状態や天候に合わせて開放・閉鎖するという徹底した管理体制です。
自然のままの地形と木々をそのまま活かしたダイナミックなコースは、国内外から訪れるファンが多いのも納得の滑りごたえ。上級者ならぜひ一度はチャレンジしてほしいスキー場です。
【第4位】白馬コルチナスキー場(長野県)
天然雪100%という極上の雪質が魅力の白馬コルチナスキー場は、滑走可能エリアが広く自由度が高いという特徴があります。
超上級者向け「ツリーエリア」は整地や安全管理を一切おこなっておらず、本当の意味での「自然の中での滑走」を体験できます。スリル満点な滑りごたえは、公式Webサイトにも「自己責任エリア」という記載があるほど。
自己責任エリアということもあり、挑戦するか迷う人はゲレンデマップのページにある「詳細・滑走レポートはこちら!」の部分を要チェック。エリア内の動画で実際に現地にいるような気分を味わえるほか、海外から訪れた人の感想も見られるため参考にしてみると良いでしょう。
【第5位】志賀高原焼額山スキー場(長野県)
美しい針葉樹の森が印象的なのが、志賀高原焼額山スキー場の「ジャイアントスラローム」。標高約2,000m地点からスタートする平均傾斜11度のやや緩やかなコースですが、全長2,000m超えで文句なしの滑りごたえです。
コースを進んでいくと、白銀に包まれた針葉樹林が覆いつくす非圧雪エリアもあります。志賀高原焼額山スキー場の雪質は、湿気が少なくサラサラしているのが大きな特徴。「プラチナパウダー」とも呼ばれる良質な雪質で、シーズンを通してコンディションの良いゲレンデを満喫できます。
ほかにも、バリエーション豊かな全19コースを楽しめ、隣の奥志賀高原スキー場との共通パスが販売されているのも魅力です。パウダーランやツリーランを存分に味わいたい人にとって申し分ない環境です。
志賀高原焼額山スキー場の公式Webサイトはこちら
パウダースノー・ツリーランを楽しめるスキー場選びのポイント
パウダースノーやツリーランを楽しめるスキー場を選ぶときにチェックしたいポイントは、下記の3つが挙げられます。
標高が高いこと
標高が高い地域は平地と比較して気温が低いため、水分量の少ないサラサラの雪が降る確率が高いという特徴があります。今回ご紹介したスキー場の中では、特に長野県は標高の高いところにあるスキー場が多いです。夜のうちに降雪があればゲレンデがリセットされるため、連泊して滑りたいという人でも満足できるでしょう。
斜面が北向きなこと
斜面が北向きのゲレンデは日光が当たっている時間が短いぶん雪が溶けにくく、1日を通して良質な雪質が保たれます。
日照時間が少ないこと
日照が少ない奥志賀高原スキー場のような、山の奥地にあるスキー場は雪質の変化が少なくおすすめです。
今回ご紹介したそれぞれのスキー場の特徴を、ぜひスキー場選びの参考にしてください。
Hakuba Valleyは世界中に熱狂的なファンがいる人気スポット
今回多数ランクインした白馬エリアのスキー場は、総じて「Hakuba Valley(白馬バレー)」とも呼ばれる一大観光スポットです。Hakuba Valleyがここまでの人気を集める3つの理由をご紹介します。
良質なパウダースノーを楽しめる
Hakuba Valleyのスキー場は、標高3,000m級の北アルプスの山岳地形に作られており、良質なパウダースノーが大量に降るという特徴を持ちます。標高が高いということは降雪直後だけでなく、降雪から時間が経ってもサラサラで気持ちの良い雪質が続くということ。いつ行っても期待以上の滑り心地なのは、ウインタースポーツファンにとってうれしいポイントです。
さらに白馬エリアは自然地形特有のうねりを生かしたコースや森の木々をそのままにしたツリーラン専用エリアもあり、何度足を運んでも飽きない点も魅力です。
すべてのスキー場を楽しめる共通券も販売
Hakuba Valleyには10ものスキー場が集まっており、全スキー場共通リフト券を購入すればすべてのスキー場を制覇することも可能です。
全スキー場共通リフト券の種類は、1日券から10日券までの10種類。各スキー場はシャトルバスで行き来できるので、1日目は初心者向けコースが多い緩やかなスキー場、次の日は絶景を望めるスキー場、最終日は上級者コースにチャレンジといった楽しみ方もできます。
各方面からのアクセスが良好
海外から日本のスキー場を目指して来る観光客にとって、空港やターミナル駅からのアクセスの良さは行き先を決めるうえで重要なポイントになります。
Hakuba Valleyへは東京からなら約3時間、大阪からでも約5時間で到着するため、日本の観光名所をめぐったあとに日帰りスキーといった旅行プランにも対応できます。
日本のパウダースノーとツリーランを目当てに来る観光客の場合は、「スノーライナー」という高速バスが便利。日本の入口である羽田空港や成田空港のほか、同じく観光地として人気の横浜などからHakuba Valleyに直行できるため、初めての日本旅行や大きな荷物を持っての移動も楽々です。
まとめ
日本にはパウダースノーやツリーランを堪能できるスキー場がたくさんあり、なかでもHakuba Valleyはその雪質の良さとコースの豊富さから、海外からも熱い注目を集めている人気エリアです。
スキー場のリサーチももちろん大切ですが、できるだけ早く楽に移動できる交通手段を確保することが大切です。
「スノーライナー」を利用すれば空港から1本でHakuba Valleyに直行できます。ぜひ上手に活用いただき、日本でのスキーとスノーボードを思う存分楽しんでください。
羽田・成田空港から各スキー場への直行バスを運行してます。 https://spur.jamjamliner.jp/