ライター Mayu
ゴールデンウィークの混雑を避けよう!東京近郊の穴場6選(2019年版)

2019年のゴールデンウィークの期間と、比較的空いている東京近郊の観光地など6つを紹介。「記念公園」や御岳山、奥日光など、東京から日帰りでも行ける穴場ばかりです。混雑を避けて、思い出に残る旅をしましょう!
ゴールデンウィークの日程(2019年)
ゴールデンウィークとは、毎年4月末と5月初旬に休日が続く期間のこと。通常、数日から10日間お休みが続きます。 2019年のゴールデンウィークは、4月27日(土)から5月6日(日)までの10日間です。
過ごしやすい気候ということもあり、日本ではゴールデンウィークに旅行する人が増えます。観光地は大混雑することも。ホテルや旅館、新幹線や飛行機は早めに予約でいっぱいになってしまい、ギリギリでの予約ができないこともあります。ゴールデンウィークに旅行する人は早めの計画が大切です。
しかし、混雑に悩まされることなく、休暇を満喫できる場所もありますよ。本記事では、例年あまり混雑しない東京周辺の穴場スポット6つを紹介します。
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1. 昭和記念公園で新鮮な空気を吸う

「季節ごとに咲く花々も魅力!大人から子どもまで楽しめる昭和記念公園」より
東京の郊外にある「昭和記念公園」は、180ヘクタール(444エーカー)の広大な国立公園です。ゴールデンウィーク期間中は通常より多く人が訪れるものの、大混雑というわけではありません。

園内には花畑のほかにも、伝統的な日本庭園、プールなどの施設があります。 4月と5月には、黄色とピンクのチューリップ、鮮やかな青色のネモフィラが見ごろを迎えます。
東京駅から公園の最寄りの立川駅までは、中央線(特別快速)で約1時間。東京から日帰りで公園の美しさと新鮮な空気を満喫してみては?
2. 東京でハイキング!御岳山の大自然を楽しむ

自然を感じられる場所に行きたい人は、東京の西部にある御岳山がオススメ。御岳山は標高929メートルで、ハイキング初心者でも登りやすい人気のスポットですが、比較的すいています。
御岳山は、古くから霊場(パワースポット)として大切にされてきた場所。山頂には、紀元前91年に創建されたという古代神社「武蔵御嶽神社」もあります。ハイキング中は、巨石や小川などの美しい景色が楽しめますよ。
御岳山までは、JR新宿駅から中央線青梅特快に乗り、青梅駅で青梅線に乗り換え御嶽駅で下車します。所要時間は1時間30分ほど。御嶽駅からバスに10分ほど乗車すると「ケーブル下」バス停に到着します。
目の前に御岳登山鉄道の滝本駅があるので、ケーブルカーに乗って御岳山駅で下車しましょう。乗車時間は6分ほど。山頂までは徒歩25分です。
3. 東京のショッピングポットに行く

「 古着や雑貨、東京のサブカルチャーを知るならこの街!下北沢のオススメスポット15選」より
ゴールデンウィークでは、東京のすべてのエリアが混雑しているわけではありません。街を散策したい人には、下北沢、阿佐ヶ谷と高円寺、中野がオススメ。
下北沢は、ギャラリーやカフェ、ビンテージショップがたくさんある街です。1970年代からサブカルチャーの中心地として栄え、今日でもその自由闊達な雰囲気を保っています。観光客で混み合うことは少なく、ゴールデンウィーク中の散策にぴったりです。
渋谷駅から下北沢駅までは、京王井の頭線で6分ほど。下北沢では、コーヒーやお茶を飲みながらリラックスしたり、アートを見たり、ビンテージ小物を買い物したりできますよ。

東京のローカルな雰囲気を満喫したいという人は、杉並区へ行ってみましょう。
杉並区の阿佐ヶ谷と高円寺と呼ばれるエリアには、グルメや雑貨などを扱う店がたくさん並ぶ大きな商店街があり、地元の人の暮らしを垣間見ることができます。
阿佐ヶ谷はJR新宿駅から中央線快速で8分、高円寺はJR新宿駅から快速で6分とアクセスも便利です。

「 真のオタクが集う街!?中野に来たら中野ブロードウェイは必見」より
3番目の選択肢は中野です。近年アニメグッズやパソコンパーツが買える街として人気が高まっています。しかし、秋葉原や池袋ほど、訪日観光客の知名度が高くないため、混雑を避けることができます。

アニメやパソコンのグッズが欲しい人は、JR中野駅に着いたらまず「中野ブロードウェイ」に向かってみましょう。
マンガやアニメのキャラクターグッズ、パソコンパーツを扱う店が多数入店していて、探しているものが見つかるはずです。
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4. 横浜の海でリラックス

「横浜を1日で巡る!みなとみらい周辺の観光モデルルート」より
横浜は、渋谷から東急東横線特急、もしくは渋谷からJR湘南新宿線で30分ほどで行ける観光地です。
横浜の中華街やショッピングモールはゴールデンウィーク中に混み合いますが、「山下公園」や「臨港パーク」など、海辺の公園では人の多さを感じずにすむでしょう。

公園からは、太平洋の美しい景色が望めます。夕日や夜景も綺麗ですよ。
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5. 奥日光と日光江戸村で日本の歴史に触れる

東京から少し足を伸ばして行きたいのが、栃木県の奥日光と歴史テーマパーク「EDO WONDERLAND 日光江戸村」です。
日光というと訪日観光客にも人気の観光地ですが、東武日光駅からバスで行ける奥日光はそこまで混雑してないことが多いです。明治時代に外国人のための避暑地として開発がなされたため、その時代の古い建築物がいまも残っています。中禅寺湖や華厳の滝も見どころです。

「 東京から2時間で侍&忍者に会える!栃木県「日光江戸村」」より
「EDO WONDERLAND 日光江戸村」は、江戸時代の日本の町並みを再現したテーマパーク。着物を着てテーマパーク内を歩いたり、忍者になった気分で手裏剣(throwing star)を投げて練習したりできますよ。
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6. 国営ひたち海浜公園でネモフィラを見る

「 国営ひたち海浜公園」は、ネモフィラの花畑で有名な公園です。花は、4月下旬から5月上旬にかけて、ちょうどゴールデンウィークの期間に見ごろを迎えます。
多くの人が訪れますが、公園は350ヘクタール(約865エーカー)と広大な敷地をもつため、それほど混雑を感じずにすみます。
公園の最寄り、JR勝田駅までは、東京の品川駅から常磐線特急で約85分。東京からの日帰り旅行もできますよ。
思い出に残るゴールデンウィークを
ゴールデンウィーク期間中に日本を訪れると、どこも混雑していて予定通りに観光スポットをまわれないこともあります。旅先を慎重に選んで、日本で楽しい思い出をつくりましょう。
※本記事は英語版の記事を翻訳・再編集したものです。