旅の準備はじめよう

東京・虎ノ門で2025年開催の「デザインあ展neo」は、子どから大人まで楽しめる体験型展覧会!見どころ満載の展示内容や、おしゃれな限定グッズ情報、チケット情報、アクセス、所要時間の目安をご紹介します。
NHK Eテレの教育番組が生んだ、アートディレクター佐藤卓氏監修の「デザインあ展neo」が、進化して4年ぶりに2025年4月18日に開催がスタートしました。
日本語の動詞をテーマにした展示やインタラクティブなゲームを通して、日本語の表現力とデザインの美しさを深く探求できる、大人も子ども夢中になれるイベントです。
本記事では、MATCHA編集者の体験取材をもとに、その見どころ、注目のグッズ、そして所要時間の目安をご紹介します!
過去の「デザインあ展」では「モノ」がテーマでした。
しかし、今回は「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」といった日常的な「行為(動詞)」がテーマです。
この展覧会を通して、デザインを通した思考や発見の楽しさを体験できるでしょう。
MATCHAでは、日本各地の最新の観光・イベント情報をX(旧Twitter)で発信しています。こちらもぜひフォローしてくださいね!
【デザインあ展neo】が虎ノ門で開催中!????✨
可愛いグッズも見逃せにゃい〜????????開催日・チケット詳細https://t.co/dL3MnVF0Ct pic.twitter.com/9lFINJdlD4
— まっちゃん????猫だって旅したい! (@matchantravel) May 8, 2025
この展覧会には、「歩く」「食べる」「座る」「持つ」といった、私たちが毎日している何気ない動作に注目する展示がずらり。これらの「動詞」を通して、デザインが私たちの生活をどのように面白く、そして便利にしているかの物語が語られます。
展示室に入ると、まず目に入るのは、天井から大きく吊り下げられた平仮名の「あ」の文字。そして足元には、「歩く」「食べる」といった日常の動作を表す言葉を集めた「動詞の庭」が広がっています。
そこはまるで、私たちの生活のいろんな行動が集まった宝箱に飛び込むような、ワクワクする空間です!
あるきかたログ
ここは《あるきかたログ》のコーナー。6つの撮影ステーションでポーズを取ると、その動きがリアルタイムでアニメーション化され、展示されます。
普段は無意識に行っている「歩く」という行為の細部に、改めて「気づく」ことができるでしょう。
これは単なるゲームではなく、デザインの視点から身近な日常動作を分解して考えることを学ぶ機会となります。
横断歩道はどれ?
《横断歩道はどれ?》のコーナーでは、アスファルトの匂いがする歩道が日本の街並みを再現。
ここでは、間隔が違ういくつかの横断歩道を実際に歩いてみて、「これが正しい横断歩道の線の間隔だ!」と思うものを見つけるゲームに挑戦します。
正解は、歩道の先の壁に貼ってあります。頭で考えながら、実際に体を動かして確かめる、面白いチャレンジが楽しめます!
たべられるきもち
ここは、まるで本物のような大きな箸を使って、色々な物を食べる体験ができるコーナーです。
私たちは、食べられる物になった気持ちで、巨大な箸に「挟まれる」視点になります。そうすることで、普段何気なく見ているデザインが、毎日の小さな出来事の中にどんな風に隠れているのかを、じっくりと感じることができるでしょう。
「話す」「書く」「捨てる」「壊す・直す」といった、私たちが普段する色々な行動も、それぞれがもっと面白くなるようなインタラクティブな展示があります。
このコーナーでは、実際に手を動かしたり、体を動かしたりしながら、それぞれの行動に隠されたデザインの工夫を体験できます。
《すてる → るてす》は、ゲーム感覚で楽しめる展示の一つ。
これは「逆から見てみよう」という面白いアイデアから生まれたゴミ箱を使ったチャレンジで、天井に逆さまになったゴミ箱へ、ゴミ袋を投げ入れるゲームです。
普段、私たちは何気なくゴミを捨てていますが、このユニークな工夫を通して、いつもの動作の中に隠れている面白さに気づかされるはずです!
展覧会では、おしゃれな人やデザイン好きにはたまらない、60種類以上の限定グッズも販売されます。
マグカップ: シンプルなデザインで、底にはインパクトのある「あ」のロゴが。正面には「のむ」という平仮名が書かれており、とても可愛らしいです。
「あ」風呂桶: 底に「あ」の字が刻まれた、大人気のミニチュア風呂桶型グッズです。
傘: 透明な傘の表面に、「あ」と「め」が優雅にデザインされています。実用性とファッション性を兼ね備えたアイテムです。
実際に体験してみて、1時間半から2時間程度あれば十分に楽しめると感じました。
一般:2,500円
高校生・中学生:1,200円
小学生:1,000円
2歳以上:500円
※2歳未満の子ども・介助者の方は無料
・展覧会会場: TOKYO NODE
・住所: 東京都港区虎ノ門2-6-2(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー8F、45F〜49F)
・会期: 2025年4月18日(金)〜2025年9月3日(水)
・開館時間: 10:00 - 18:00(最終入場 17:30)
・予約方法: 公式HPからの事前予約制
・交通アクセス: 東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 A2出口すぐ
会場は子どもたちの歓声と笑顔で溢れ、半数以上が子連れの来場者でした。子どもから大人まで、誰もが夢中になれるイベントだと感じました。
日本語を始めたばかりの方も、日本語文化を深く研究している言語愛好家の方も、「デザインあ展neo」ではきっと自分ならではの楽しみが見つかるはずです。特に日本語を始めたばかりの方にとっては、「五十音」しか知らなくても、全くストレスなく楽しむことができるでしょう!ひらがなだけで構成されたこのインタラクティブな空間に足を踏み入れれば、時間の流れさえ忘れてしまうかもしれません。
インタラクティブなゲームや光と音の演出を通して、言葉の表現方法とその美しさを改めて考えることで、誰もが忘れられない文化的な旅を体験できるでしょう!