これを読めば、皇居観光はバッチリ！吹上御苑の「皇居一般参観ツアー」

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「皇居」は、東京で最も人気のある観光スポットの一つです。しかし、皇居をどのように見学できるのかを知っている人は意外と少ないです。また、場所によっては、ツアーに参加しないと見学できないところもあります。今回は、大人気の「皇居一般参観ツアー」の参加方法とその魅力についてご紹介します。

更新日 : 2024.02.07

皇居エリアはどんなところ？

東京のまん真ん中に位置する「皇居」。広い皇居エリアには、立ち入り禁止の場所、自由に見学できる場所、そして今回ご紹介するツアーに参加すれば訪れることができる場所など様々な区画があります。昔、ここには徳川幕府の江戸城があって、日本の長い歴史を感じることができる場所です。

「北の丸公園（紫色エリア）」には様々なイベントが開催される日本武道館、東京国立近代美術館（MOMAT）、有名な紅葉スポットなどがあります。北の丸公園には自由に出入りができます。「皇居東御苑（オレンジ色エリア）」はとても素敵な公園で、営業時間内でしたら、自由に散策できます。

「皇居外苑（黄色エリア）」は、皇居前に広がる壮大な広場です。ここでは、江戸城があったころの石垣や皇居の入り口の橋を自由に見学できます。「吹上御苑（緑色エリア）」には天皇御一家がお住まいになっています。そのため、セキュリティが厳しく基本的には入れませんが、「皇居一般参観ツアー」に参加すれば、敷地内の一部を見学することは可能です。それでは、外国人観光客にも大人気の「皇居一般参観ツアー」についてご紹介します。

「皇居一般参観ツアー」に参加しました！

皇居一般参観ツアーは午前と午後に分かれて実施されます。午前の部の開始時間は10時、午後の開始時間は13時30分で、集合時間は開始時間の30分前。宮内庁ホームページから事前にツアー参加申し込みはできますが、人気のツアーのため申し込みができない日程もあります。その場合は「当日受付」もありますので、現地で当日の整理券をゲットしましょう！午前の部の整理券配布時間は9時からですが、8時過ぎには整理券をもらうための行列ができるので、早めに行動しましょう！

「当日受付」のツアー参加者が長蛇の列を作っています。

いよいよツアーが始まります！

専門のガイドが案内しながら皇居の歴史や文化について解説してくれます。

一度火事で燃え、1659年に再建された富士見櫓は江戸城があった時代の名残。三重になっているのが、日本でも珍しい豪華さ！

白い建物は、富士見多聞と呼ばれて、江戸城本丸の武器を収めていた建物の一つです。石垣の高さはなんと２０メートル！これぞ、歴史的ハイセキュリティ！

私、マライ編集長の個人的なハイライトの一つは宮内庁の庁舎でした。1935年に建てられた建物の前の部分が５角形（ダイアモンド型）で格好いい！もともとは仮宮殿として使用された建物です。宮内庁は、天皇皇后両陛下をはじめ皇室の方々の公務のお世話をし、皇室に伝わる文化の継承などに努めている機関です。

もう一つのハイライトは宮殿！これ以上に天皇の仕事場に近づくことは基本的にできません。奥に見えるオブジェは「松の塔」で、高さは16メートル！

二重橋を渡ると、皇居で最も美しい櫓と言われている「伏見櫓（ふしみやぐら）」が綺麗に見えます。京都の伏見城の櫓を解体して移築されたものです。

ツアーの最後は、桔梗門まで歩いて戻ります。途中で、皇居の中でももっとも静かで緑が多い山下通りを通ります。東京の中心部がこんなに静かなのだと驚きました。季節によって異なる自然の美しさもツアーの魅力の一つです。

江戸城が存在していた約600年前の歴史的建造物や天皇が使用されている施設、そして美しい自然など、普段は簡単に入れない場所が見ることができ、感動しました！自由に散策できる「皇居東御苑（オレンジ色エリア）」を訪れたり、東京駅周辺のレストランやカフェで休んだりして、ツアー終了後にも楽しめる場所がたくさんあります。みなさんもぜひ「皇居一般参観ツアー」に参加してみてください！