岡山の梅の花おすすめスポット10選&イベント情報【2025年版】

いよいよ梅が見頃の時期となりました。今回は、おすすめの梅スポットをそれぞれの魅力ある特徴とともにご紹介します。春の息吹を感じにお出かけしてみませんか?(写真は過去のものを使用しています)
- 目次
- 1.半田山植物園(岡山市北区)
- 2.神崎梅園(岡山市東区)
- 3.梅の里公園(津山市)
- 4.観照寺(矢掛町)
- 5.吉備津神社(岡山市)
- 6.RSKバラ園(岡山市)
- 7.岡山後楽園(岡山市)
- 8.みやま公園(玉野市)
- 9.旧閑谷学校(備前市)
- 10.仁科芳雄博士生家(里庄町)
- おわりに
1.半田山植物園(岡山市北区)

半田山植物園は桜で有名ですが、梅もありますよ!様々な種類を見られることが魅力であり、一つ一つの個性を楽しむのにおすすめです。各梅の名前や特徴を書いた立札があるので、それぞれの梅の違いを堪能してくださいね。岡山の市街地にあるのでアクセスも良く、気軽に行ける梅スポットです。
【半田山植物園】
所在地:岡山県岡山市北区法界院3-1
TEL:086-252-4183営業時間:9:00~16:30(入園は16:00まで)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
料金:大人310円、小人125円交通
アクセス(車):山陽自動車道岡山ICから約15分
交通アクセス(公共):JR法界院駅から徒歩約15分
開花時期:例年1月下旬~3月上旬

山頂付近にある梅林や、西側花壇にある枝垂梅が美しいですが、その他にも園内のあちらこちらに梅の木があります。写真は一重の白梅です。2024年2月11日、赤い寒紅梅などが見頃を迎えていました。西側花壇の枝垂梅なども花がほころび始めており、まだまだ長い期間楽しめそうです。

こちらは八重の白梅です。

八重の紅梅もあります。

2024年2月9日時点で、まだロウバイも咲いていました。良い香りでリフレッシュできます。梅以外にも、ハナモモやスイセンなど、他のお花を楽しむことができます。
昨年6月の梅の実

今の時期に咲く梅が、6月頃に実を付けます。昨年は6月に梅の実の販売を行っており、私は1kg購入しました。

購入した「半田山植物園の梅の実」で梅干を作ってみました。この時期に見る美しい梅が美味しい梅干しに!と思うと感慨深いものがあります。梅は見ても良し、食べても良し。

半田山植物園「ウメと早春の花木を見よう」ウメの種類や観察のポイントなどを座学で学んだあとに、園内で実物を観察します。学んだあとに梅を見ると理解が深まる分、違った見え方ができて何倍も楽しめますね。
2.神崎梅園(岡山市東区)

20種類以上、約500本の梅による梅林がある神崎梅園。広い敷地に多くの梅が咲く様子は見ごたえがあります。梅園を丘の上から見下ろすことができるのが特徴。梅まつりの日には、多くの人が梅を楽しんでいる様子が見られます。見知らぬ人たちが皆、自分たちと同じく梅を楽しみに来ていると思うとなんだか温かい気持ちになります。
【神崎梅園】
所在地:岡山県岡山市東区神崎町2322
TEL:086-946-0545
交通アクセス(車):岡山ブルーライン西大寺ICから約5分
交通アクセス(公共):JR西大寺駅から神崎経由牛窓行きバス約20分、「神崎口」下車、徒歩約10分
開花時期:例年2月中旬~3月上旬
太伯(たいはく)振興梅まつり

今年は4年ぶりに梅まつりが開催されます。屋台が出たり、梅園の中に抹茶席が設営されるとのことで、賑わいが戻ってきますね。
【太伯(たいはく)振興梅まつり】
開催期間:2025年2月16日(日)
開催時間:10:00~
開催場所:神崎緑地公園一帯
TEL:086-946-0545(太伯振興梅まつり実行委員会)
3.梅の里公園(津山市)

こちらは山一帯が梅林となっているのが特徴の「梅の里公園」。“見下ろす”神崎梅園に対して“見上げる”梅園です。見頃の時期が例年3月中旬頃なので、県南の梅を見逃してしまった方や、もっともっと梅を楽しみたい方にもおすすめです。
【梅の里公園】
所在地:岡山県津山市神代
TEL:0868-57-2075(津山市神代梅の里管理組合)
交通アクセス(車):中国自動車道院庄ICから約10分または、米子自動車道久世ICから約20分
交通アクセス(公共):JR美作千代駅からタクシー約15分
開花時期:例年3月中旬~3月下旬
梅のトンネル

山道を上るときには、左右に梅の花があり、まるでトンネルのよう。桜並木は多数あれど、梅のトンネル並木を楽しめるのは梅の里公園ならでは。
津山市神代(こうじろ)梅の里公園 梅まつり

様々なイベントが盛りだくさんの梅まつりも開催されます。梅干しや梅ジャムなども売っており、お土産として買うことができますよ。なかなかお目にかかれない無添加の梅干しです。私も購入し、家で美味しくいただきました。
【津山市神代梅の里公園 梅まつり】
開催期間:2025年2月22日(土)~3月23日(日)
開催場所: 津山市神代梅の里公園
4.観照寺(矢掛町)

これまで梅園をご紹介してきましたが、最後はお寺。矢掛町の「観照寺」です。見どころは、なんといっても樹齢200年以上と言われる「臥龍梅(がりゅうばい)」です。
所在地:岡山県小田郡矢掛町横谷3663TEL:0866-82-1049(観照寺梅まつり奉賛会)
臥龍梅

200年という長い歴史がある「臥龍梅」。見事な枝ぶりをゆっくりと眺め、時間の積み重ねを感じてみてください。
5.吉備津神社(岡山市)

本殿と拝殿が国宝に指定されている神社の境内には梅林があり、白梅、紅梅、しだれ梅などが2月中旬から3月中旬頃に見頃を迎えます。約400mの回廊や国宝の建物とともにカメラにおさめることができるとあって、写真愛好家にも人気のスポットとなっています。
6.RSKバラ園(岡山市)

バラの名所として有名ですが、2月中旬から3月中旬にかけては15品種150株の梅が可憐な花を咲かせ、少し早い春の訪れを感じさせてくれます。早春の風物詩として人気の冬ボタンとの競演を楽しむのもおすすめです。
7.岡山後楽園(岡山市)

園内の梅園では2月上旬から3月上旬にかけ、紅梅白梅合わせて約100本の梅が楽しめます。見ごろとなる時期に開園記念日(3月2日)を迎え、その前後には「春の和のおもてなし」と題して和文化体験なども催されます。
8.みやま公園(玉野市)

園内では約7,000本の桜をはじめ梅、椿、ツツジ、モミジなど300種超、約15万本が植栽されている花の名所です。早咲きのウメ「楊貴妃」は、濃い桃色の花と甘い香りが特徴。2月半ば頃からが見頃です。
9.旧閑谷学校(備前市)

国特別史跡・旧閑谷学校では、毎年2月の半ばから、鶴鳴門の瓦屋根や石塀を背景に咲く可憐な紅白の梅の花が見られます。3月中旬から下旬にかけてが見頃となる予定です。
10.仁科芳雄博士生家(里庄町)

里庄町出身の“日本の現代物理学の父”仁科芳雄博士が少年時代を過したお屋敷。江戸後期に建てられた屋敷の庭にある梅の古木が、今も見事な花を咲かせています。毎年3月の第2日曜日には、地元有志の協力のもと観梅会が開かれています。
おわりに

いかがでしたでしょうか。・様々な種類の梅やお花を気軽に楽しみたいときは「半田山植物園」・見下ろしたいときは「神崎梅園」・見上げたいとき、梅のトンネルは「梅の里公園」・歴史を感じる見事な枝ぶりは「観照寺」それぞれに魅力があります。その他にも岡山県内にはおすすめの梅スポットがたくさんあります。ぜひ行ってみてくださいね!
岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間点でアクセス便利!瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。 また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。 白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます! 「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります!