東京で温泉!?都内にある温泉銭湯3選

みなさんは温泉が好きですか？

草津・湯布院・長野など、日本には全国に有名な温泉地があります。そして実は東京も、地下水脈から温泉が湧き出る温泉地帯なのです。今回は、温泉をお得に楽しめる都内の温泉のある銭湯に注目したいと思います。

有名なところから穴場まで、オススメの銭湯を3つ厳選しました。銭湯の下見をすることはなかなかできないと思いますが、Googleのストリートビューを使えば可能になります。それではさっそくのぞいてみましょう！

1.港区「麻布黒美水温泉 竹の湯」

東京都の温泉銭湯と言えば、ここを挙げないわけにはいきません。「麻布黒美水温泉 竹の湯(以下：竹の湯)」は、1913年創業の歴史ある銭湯です。2回の建て替えを経て、現在は住宅地にあるマンションの1Fで営業しています。

エントランス

番台は昔ながらの懐かしい佇まい。マッサージチェアや血圧計など、日本の銭湯らしい設備が整っています。

女湯

女湯の様子です。日本地図が描かれた壁は、非常に珍しいですね。ちなみにここの温泉は「黒美水(こくびすい)」と呼ばれており、肌がつるつるスベスベになると評判です。

男湯

こちらは男湯。左手にはサウナがあります(要追加料金)。

麻布黒美水温泉竹の湯
住所：東京都港区南麻布1-15-12
電話：03-3453-1446
料金：大人(中学生以上)460円、小学生180円、幼児80円
公式HP：麻布黒美水温泉竹の湯

2.大田区「久が原湯」

さて、次に紹介するのは「久が原湯」です。

久が原湯には、東京温泉特有の「黒湯」と人工炭酸温泉の2種類の温泉があります。人工炭酸温泉とは、高濃度の炭酸を溶かしたお湯のこと。黒湯とはまた違ったお湯を楽しめそうです。

エントランス

天井が高めで解放感のあるエントランス。まず男湯から見学してみましょう。

男湯

女湯までつながった壁に大きく描かれた「富士山」。銭湯の壁画としては定番のモチーフです。ちなみに久が原湯ではスチームバスが無料、遠赤外線サウナが200円で利用できます。

奥まで進むと、天然温泉の黒湯のスペースが現れます。本当に黒い色をしているので、湯船の底まで見通せません。

女湯

女湯は男湯と比べて広く、明るい空間です。

女湯は浴場に入ってすぐ右に、黒湯スペースがあります。こちらも男湯に比べて広めに出来てるようです。イスがあるので、休み休みゆっくりと浸かっていられますね。

女湯もスチームバスが無料、遠赤外線サウナが200円で楽しめます。

大きな湯船が人工炭酸温泉です。こちらの黒湯も美容改善に期待できると言われています。その他、腰痛や神経痛の改善にも効果が期待できるそうです。

久が原湯
住所：東京都大田区久が原2-14-15
電話：03-3754-4452
料金：大人(中学生以上)460円、小学生180円、幼児80円
公式HP：久が原湯

3.江戸川区「乙女湯」

最後は、情緒あふれる江戸川区の美人の湯「乙女湯」を紹介しましょう。江戸川区は「お湯の富士」というキャラクターを作り、銭湯の存続と発展に注力している自治体です。

エントランス

先の2店に比べると、非常に広いエントランス。番台の向かって右側には飲食スペースもあります。のんびり楽しめる銭湯です。

男湯

白を貴重にした、清潔感のある現代的な内装。日当たりもよいので、内湯でも十分にリラックスできます。

こちらのスペースでは露天風呂を楽しめます。開放感のある露天風呂は最高ですね。

左側の階段を上ると、天然温泉黒湯が楽しめる「ひのき風呂」があります。ひのきの香りを感じながら湯につかれば、さらにくつろいだ時間を過ごせるでしょう。

こちらはサウナスペース。大きめの水風呂とパウダースペースが完備されています。

女湯

女湯も男湯同様に、広々とした爽やかな内装です。

少し目線を変えて、ひのき風呂から露天風呂を見下ろした様子です。

サウナスペースもほぼ同じ広さになります。
パウダールームがきれいで、居心地がいいですね。

乙女湯
住所：東京都江戸川区船堀7-3-13
電話：03-3689-1854
料金：料金：大人(中学生以上)460円、小学生180円、幼児80円
公式HP：乙女湯

まとめ

数ある温泉銭湯の中から厳選した、銭湯の魅力は伝わりましたでしょうか。ストリートビューを使うことで、少しでも銭湯のよさが伝われば幸いです。各地の温泉地に行くのもよいですが、東京観光のついでにぜひ気軽に温泉を楽しんでみてください。

みなさんの旅行プランに東京の温泉銭湯を組み込んでみてはいかがでしょう。

※本記事に掲載されています価格等は、2016年4月時点のものです。

東京温泉銭湯MAP