岡山城天守閣を独り占め！個人・団体向け貸し切りサービス

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なんと天守を一棟丸々夜間に限り貸し出すというサービスがあります。この一般貸し切り制度を利用して行われたイベントに岡山戦国武将隊が参加した時の様子や利用方法などをご紹介します。

ライター

岡山県は、西日本の中央に位置しており、1年を通して雨が少なくて温暖な気候から「晴れの国」と呼ばれています。京都、大阪、広島の有名観光地めぐりの中間点でアクセス便利！瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。また、「フルーツ王国岡山」とも呼ばれ、瀬戸内の温暖な気候の中、太陽を浴びたフルーツは、甘さ、香り、味ともに最高品質。白桃をはじめ、マスカットやピオーネなど、旬のフルーツが味わえます！「岡山城」や日本三名園の「岡山後楽園」、倉敷美観地区といった、歴史、文化、アートなど世界に誇る観光スポットもあります！

2022年11月にリニューアルオープンした岡山城天守。もちろん外観は金と黒がさらに映え渡り、輝きを増し、内部の展示もとても分かりやすく生まれ変わりました。

そして、もうひとつ！なんと天守を一棟丸々個人や会社、その他グループや団体に夜間に限り貸し出すというサービスがあります。とても好評のサービスで、この一般貸し切り制度を利用して先日行われイベントに岡山戦国武将隊が参加した時の様子や利用方法などを紹介します。

岡山市民・県民だけじゃない！全国誰でも貸し出しOK‼

岡山市では、個人や団体向けに岡山城天守閣1階スペースを夜間貸切り開放するという、全国的にも珍しいサービスを行なっています。誰でも借りることができ、イベントやお祝いの行事、会社の会合、グループのオフ会など、自分たちの好きな使い方ができます。（詳細の条件はあり）また、2階の企画展示室を除き、地階から最上階6階まで自由に見学もできます。さらに、ライトアップされた天守をバックに天守閣前広場でパーティーも可能です。これは面白そう！

天守閣で結婚式

岡山城天守閣内でリニューアル後、初めて結婚式が行われました。岡山戦国武将隊もお祝いに駆けつけたのでその様子を見てみましょう。今回天守内で式を挙げたお二人は、大のお城好きということで、結婚式はお城で挙げてみたいという夢があったそうです。お二人に利用した感想をお聞きしてみると、「私たちの大好きなお城で結婚式を挙げられるなんてほんと夢のようでした。一生の思い出になりました。」とお答えいただけました。

天守にいるのは私達だけ！

参列の御客人にもお聞きしてみると「お城で結婚式？と最初はビックリしましたが、参加してみると形にとらわれないお城ならではのオリジナリティーに富んだ進行で、私たちもとても楽しかったです。それに、この岡山城天守閣を貸し切って、『中にいるのは私たちだけ』という特別感もあり、とてもよかったです。」ということでした。

ここは天守内？充実した設備

映像音響設備も揃っており、大型スクリーンが正面とエレベーター裏と2面設置されていて、パソコンを接続して映像を映したりライブ映像なども流すことが出来るようになっています。マイクもワイヤレスが4本使うことができ、これだけで大体のことはできるようです。

更にケータリング用の飲み物や料理などを入れておく大型のラックや冷蔵庫も完備。ビールやワイン、ジュースと、たくさんの飲み物もストックできます。今回の結婚式は60名程の参加者でしたが、予備のテーブルや椅子もあるので100名まで利用できるようになっています。

えっ！ここ天守の中?と思うほど設備も充実しています。

天守内は見学自由

飲食スペースは天守1階のみですが、2階の企画展示室を除いた地階〜最上階6階までは自由に見学もできるので、入場して会場の準備ができるまで参加されたお客人も待つことなく自由に過ごせます。武将隊の姫たちも楽しんでいました。

ライトアップされた天守も独り占め

天守内より天守閣前広場に出るとライトアップされた天守がドーンと！とっても映える景色。多くのお客人が記念撮影をされていました。

利用した幹事さんからの感想とアドバイス

「岡山城天守閣は展示が主な目的の施設であるため、一般来場者の退場したあと、会場設営や準備・撤収作業も含めた17時半から21時半までの貸し切りとなりますので、天守閣を使ってみたいと考えている人には搬入搬出と機材セット・操作の苦労、それに耐えうる余裕ある時間割と搬入搬出などの人手は充分確保しておくと良いと思います。事前に相談したり、充分な下見をして当日戸惑わないようにしておくことをお勧めします。でも、この特別感のある天守の中での催しを安価に開くことができ、参加者の皆さんにもとても喜んでいただけたことが何よりも嬉しかったです。あと、お城の職員さんも、警備の方も真摯に対応いただき、ありがたかったです。」と、幹事さんはお話してくださいました。