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桜の名所が満載な仙台市。本記事では、西公園や錦町公園など、仙台市を代表するお花見スポット6選を紹介します。白石川堤 一目千本桜や西行戻しの松公園といった、圧巻の桜並木を見られる仙台市郊外のお花見スポット2選も紹介しますので、ぜひ参考してくださいね。
ライター
Tottori,Japan
「杜の都」と呼ばれ、たくさんの緑に囲まれている仙台。そんな仙台には、桜の名所が満載です。それだけに、2025年のお花見シーズンには、観光のついでに仙台で花見しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、西公園や錦町公園など、仙台市を代表するお花見スポット6選を紹介します。白石川堤 一目千本桜や西行戻しの松公園といった、圧巻の桜並木を見られる仙台市からほど近い郊外のお花見スポットも紹介しますので、ぜひ参考してくださいね。
仙台市を代表するお花見スポットは、駅近で、ショッピングなどのついでにお花見が楽しめるスポットもたくさん!
各スポットでのお花見の楽しみ方や見どころについて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
Photo by Pixta
西公園は仙台市内で最も古い都市公園です。仙台市民に人気のお花見スポットとして知られ、「さくら名所100選」にも選ばれことがあります。
西公園は園内にソメイヨシノやエドヒガン、ヤマザクラなど約200本のさまざまな種類の桜が植樹され、華やかなピンクの景色が広がります。例年、4月上旬から下旬にかけて見ごろを迎え、お花見会場として大にぎわいのスポットです。
見ごろの時期には多国籍の屋台が立ち並び、自由席も設置。日没から22時まで提灯でライトアップされ、夜桜も堪能できます。
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榴岡(つつじがおか)公園は、1695年に仙台藩四代藩主・伊建綱村公が生母の冥福を祈り釈迦堂を建立し、京都から取り寄せたシダレザクラなど1,000本を植えたことに始まる、由緒ある公園。1989年に日本の都市公園100選に選ばれています。
榴岡公園は公園ができた由縁のとおり、仙台屈指の桜の名所です。花見シーズンになると、シダレザクラやソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヒガンザクラ、ギョイコウなど、早咲きから遅咲きまで14種約350本の桜が咲き誇ります。
夜間ライトアップはありませんが、例年、桜まつりが3月下旬から5月上旬にかけて開催。桜まつりでは、多彩なイベントが行われるとともに、明かりがついた提灯や露店などが並び、多くの人でにぎわいます。
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錦町公園は、仙台市青葉区に位置する公園。芝生広場を囲むようにコヒガンザクラが植えられています。
コヒガンザクラは少し小ぶりで濃い目のピンク色。一般的なソメイヨシノよりも1週間ほど早く開花するため、仙台の桜前線の口火を切って3月下旬よりお花見が楽しめます。お花見する前は公園の近くにある仙台三越の地下街で、お弁当をテイクアウトして立ち寄るのもおすすめです。
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仙台城址に位置する青葉山公園は、仙台市博物館や五色沼周辺を中心にソメイヨシノをはじめとした約480本が植えられています。
見ごろを迎える4月には、広瀬川側から桜越しに望む大手門脇櫓や、長沼の一面に浮かぶ花いかだなど、情緒あふれる景観を楽しめます。また、公園から宮城県仙台第二高等学校方面へ抜ける桜並木は「桜の小径」と形容されるほど、見事な装いに変わります。
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大倉ダムから5キロメートル先にある定義如来 西方寺は、平家落人の里として知られるお寺です。地元の人々からは「じょうぎさん」と呼ばれています。平家の落人・平貞能(たいらのさだよし)を祀る登録有形文化財の御廟や、安徳天皇の遺品を埋葬したとされる天皇塚などが有名で、ご利益を求めて多くの参拝客が訪れるお寺です。
そんな西方寺は桜の名所としても有名。たとえば、五重塔周辺は五重塔をバックに可憐に咲く桜を観覧できます。美しい庭園に咲く桜と五重塔のコントラストには西方寺ならでは風情を感じさせてくれるでしょう。
また、お寺のすぐ近くでは「三角油揚げ」や「味噌おにぎり」、「揚げ饅頭」など名物グルメが販売されています。それらの名物グルメを片手に、花見をするのもおすすめです。
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三神峯公園は仙台市の青葉山丘陵地に広がる風致公園です。芝生の広場を囲むように、ソメイヨシノや八重桜など、48種750本が植えられ、桜の名所として知られています。
三神峯公園の桜は、早咲きや遅咲きなど、満開になる時期が異なる桜が混在。そのため、濃いピンクや薄紅、白など、色彩豊かな桜景色が4月上旬から5月上旬にかけて楽しめます。
また、「さくら祭り」と呼ばれる催しが例年開催され、売店の営業やオリジナル商品の販売、ゴザの無料貸し出しなどが実施。売店で購入した食べ物や飲み物を片手に花見を楽しむとよいでしょう。
宮城県内には、仙台市以外にも桜の名所が点在しています。
仙台市から少し遠いですが、圧巻の景色が見たい場合は、次に紹介する「白石川 一目千本桜」と「西行戻しの松公園」も訪れてみてください。
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白石川 一目千本桜は、荘厳な蔵王連峰を背景に白石川堤に咲き乱れる、ソメイヨシノを中心とした桜並木です。日本さくらの会選定による「さくら名所100選」に選ばれています。
一目千本桜は桜の開花時期を迎えると、残雪が残る蔵王連峰と絢爛に咲き誇る1,200本の桜並木が清流の白石川に映り、絶景に変貌します。見どころは、日中に見える荘厳な桜並木だけでありません。おおがわら桜まつりの開催中はライトアップも行われ、夜桜も楽しむことができます。
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西行戻しの松公園は、西行法師が諸国行脚の折理、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きを諦めたとされる由来の地です。園内にはソメイヨシノをはじめとした約260本の桜が植えられており、お花見シーズンには湾内をゆく遊覧船や島々をバックに桜を眺められます。
西行戻しの松公園は公園内に標高差があり、場所によって見える風景が変わります。場所によって見える風景が変わることを踏まえ、お気に入りのスポットを探すのも、同公園での花見の見どころの1つです。
場所によって異なりますが、仙台市内の桜の見頃はおおむね4月上旬から中旬までです。
仙台の2025年の満開は4月13日と予想されています。
仙台の有名なお花見スポットには、西公園や榴岡公園、三神峯公園などがあります。
仙台は都会でありながら、桜名所が多い都市です。その意味で、「杜の都」の異称にふさわしい、緑豊かな地域だといえるでしょう。
また、今回ご紹介した仙台のお花見スポットは、写真映えするような素晴らしい場所ばかり。現地を訪れれば、思わず感嘆の声を漏らしてしまうこと間違いないでしょう。
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2025.01.08