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仙台の3月~8月の気温と適した服装は?旅行前にチェックしよう!
3月から8月は徐々に寒さから解放され、暑さを迎える時期。この時期の仙台に旅行する予定の人は、気温や適した服装が気になるのではないでしょうか?そこでこの記事では、3月から8月に仙台旅行する予定の人に向けて、月別の気温と適した服装を紹介します。
仙台の気温・気候
仙台は東北地方の都市のひとつ。本州の北に位置するため、他の地方の都市よりも比較的涼しい気候であるのが特徴です。また、人気のグルメやイベントが多く、年間通して多くの人が訪れている都市でもあります。
特に3月~8月の仙台では、春は青葉まつり、夏は仙台七夕まつりなど見どころが満載。他の地方より涼しさを感じられることもあり、春や夏に仙台へ行きたいと考える人も多いでしょう。
そんな仙台ですが、観光する際に気になるのは気温や適した服装ではないでしょうか?特に、春はまだ寒さが残っているため、どのような服装がいいか迷われる人もいるでしょう。
そこでこの記事では、春夏に仙台旅行を検討している人へ向けて、3月~8月の気温や適した服装を紹介します。ぜひこの記事を参考に、準備万端で旅行に臨みましょう!
仙台の3月~8月の最高・最低気温について
まず、仙台における3月~8月の最高・最低気温を紹介します。
2024年3月~2024年8月の最高気温は36.2℃。最低気温は-1.6℃です。
本州の中でも北に位置する仙台ですが、2024年は35℃を超える真夏日があり、他の地方の夏とそう変わらない気温となっています。また、3月には氷点下を記録していますが、それも上旬まで。中旬以降は徐々に最低気温が上がり始めます。
さらに、降水量の平年値は、3月で74.4mm、8月で157.8mmです。仙台は夏場に雨が多く、冬になると晴れの日が増えるという特徴がある地域です。そのため、春を迎える3月頃までは降水量が少なくなっています。
ただ、冬場は降水量が少ない影響で乾燥が目立ちます。春に差し掛かる3月~5月も、まだ乾燥には注意した方がよいでしょう。
3月~5月の気温/服装。まだ寒さ対策が必要
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仙台の3月~5月はまだまだ寒さが残る時期。
3月には氷点下を記録する日もあるため、十分に暖かい服装で出かけましょう。たとえば、外出の際はコートやダウンジャケットを羽織り、万が一暑く感じたら脱げるような服装で出かけることをおすすめします。
特に3月~4月はお花見の時期。「桜の木の下で宴会しよう!」ということになるかもしれません。風邪をひかないように、寒さ対策が大切です。
一方、5月になると徐々に暖かさが増します。最低でも5℃を下回る日はほぼないと考えてよいでしょう。暖かいと25℃を超える日もあります。ただし、朝晩と日中の寒暖差には要注意です。
また、この時期の仙台では、イベントも開催されます。代表的なのが、毎年5月に開催される青葉まつり。城下町である仙台に春を告げるお祭りです。祭りの賑やかさを存分に感じながら、初夏の到来を感じられるイベントですよ。
以下で3月~5月各月の気温に関して詳細をまとめます。
3月の平均最高気温10℃、平均最低気温1.4℃
仙台の3月はまだまだ寒さが残る時期。日によっては氷点下を記録することもあります。下旬に向かうにつれて氷点下まで下がることは少なくなりますが、それでも1℃台であることも多いため、寒さ対策は必須です。この時期はまだコートやダウンジャケットが活躍するでしょう。
4月の平均最高気温15.5℃、平均最低気温6.3℃
徐々に気温が上がってくる4月。最高気温が18℃を超えることもあり、暑さを感じるタイミングがあるかもしれません。それでも、朝晩は最低気温が一桁台まで下がることも多いため、長時間外出する際は何か羽織れるものを一緒に持っていくことをおすすめします。
5月の平均最高気温20.2℃、平均最低気温11.7℃
暖かさが目立ち始める5月。下旬に向かうにつれ、20℃を超える日が増えます。最低気温も10℃台まで上がりますが、それでも少々肌寒さは感じるでしょう。5月になっても、外出する際はカーディガンなど薄手の羽織れるものを持っていくのがベストです。
6月~8月の気温/服装。観光時は日差し対策を
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6月~8月は徐々に暑さが本格化する時期。とはいっても、仙台は涼しい地域にある都市なので、真夏日を記録する日はそう多くありません。
また、この時期は梅雨が訪れる時期でもあります。仙台の場合、例年6月中には梅雨入りし、7月から8月の上旬には梅雨明けします。梅雨といえばジメジメして過ごしにくいイメージがありますが、仙台の梅雨は比較的涼しいのが特徴です。
この時期の仙台で本格的に暑くなる日は梅雨明けから約1か月ほど。夏らしい暑さを感じる期間がかなり短いのも特徴ですね。服装は、Tシャツにハーフパンツなどの軽装で問題ありません。ただ、日焼けや冷房による冷えが気になる人は薄手のアウターを持ち歩くとよいでしょう。
さらに、夏のイベントとして有名なのは、仙台七夕まつり。約3,000本もの笹飾りが風に揺れる様は圧巻です。前夜祭として花火大会も開催されるため、夏の風物詩を存分に楽しめます。
以下で6月~8月各月の気温に関して詳細をまとめます。
6月の平均最高気温23.1℃、平均最低気温16.1℃
6月に入ると涼しさが増し、日によっては暑さを感じることも。梅雨入り前なので、降水量はそう多くありません。最低気温が14℃を下回ることはあまりありませんが、朝晩は少々肌寒さを感じるでしょう。出かける際は薄手のアウターを用意することをおすすめします。
7月の平均最高気温26.6℃、平均最低気温20.2℃
暑さが目立ち始める7月。梅雨入りするのもこの時期です。最低気温も18℃を下回ることがほぼなくなり、大きな寒暖差を感じることも減ります。梅雨の時期なので、外出する際は折り畳み傘を持ち歩くとよいでしょう。
8月の平均最高気温28.2℃、平均最低気温21.6℃
梅雨が明け、暑さが本格化する8月。特にお盆休みくらいまでは、35℃を超える真夏日が訪れることもあります。しかし、真夏日はそう多くなく、やはり他の地方の都市に比べると涼しい夏が過ごせるでしょう。この時期の服装は、Tシャツやハーフパンツなど、ラフな服装でも問題ありません。
よくある質問
仙台の夏は暑いですか?
仙台の夏は他の地方に比べると涼しいのが特徴です。夏の暑さを感じるのは梅雨明けから約1か月間と非常に短く、35℃に達するような真夏日もそう多くありません。
仙台の春はどんな服装が適していますか?
3月頃はまだ寒さが目立つ時期なので、コートやダウンジャケットなどしっかりした寒さ対策が必要です。4月から5月にかけてだんだんと暖かい日が増えますが、朝晩は多少冷え込むため、薄手のアウターを用意するとよいでしょう。
仙台の梅雨はいつ頃ですか?
仙台は例年、6月中旬から下旬に梅雨入りし、7月下旬から8月上旬に梅雨明けします。暑さが本格化するのは梅雨明け後の約1か月間です。
仙台の春夏のイベントにはどのようなものがありますが?
春には桜まつりや青葉まつりが開催されます。また、特に有名なのが夏に開催される仙台七夕まつりです。豪華絢爛な笹飾りを一目見ようと、全国各地から多くの人が訪れます。
仙台で雨が多いのはいつですか?
仙台で雨が最も多いのは9月で、秋に降水量が増えるのが特徴です。6月~8月にかけても梅雨入りする関係で雨が増えるため、外出する際は折り畳み傘を持ち歩くとよいでしょう。
春夏の仙台観光は残る寒さに注意しよう!
春を迎えてもまだ寒さの残る仙台。3月は氷点下を記録するほど寒い日もあるので、少なくとも5月までは寒さに注意しましょう。
6月~8月にかけてようやく暑さを感じられるようになりますが、他の地方の都市に比べると激しい暑さを感じることはありません。真夏日もそう多くないため、夏でも比較的過ごしやすいでしょう。
ただ、夏場でも日焼けや冷房の冷え込みが気になる人は、薄手のアウターを用意すると安心です。熱中症にも注意しましょう。涼しい土地だからといって油断は禁物です。
3月~8月の間で仙台旅行を検討している人は、残る寒さに対応できるよう、事前に着るべき服を検討しておきましょう。
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エンタメ系からお役立ち系まで、多岐にわたる記事を執筆。2024年10月にMATCHAに参加しました。
長年事務員として勤めた経験があり、オフィス系ソフトの操作、WEBデザイン、コーディングなどが得意です。
WEBライターとしては2022年5月より活動を開始しました。