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昭和記念公園は東京都に存在する国営の公園。園内にはさまざまな品種の桜が1,500本も植えられており、春になると美しく咲き誇る様が見られます。本記事では、昭和記念公園の桜の見頃の時期やおすすめスポットなどについてご紹介します。
東京に訪れたことのある皆さんは、昭和記念公園に足を運んだことがありますか?
昭和記念公園は、東京都昭島市と立川市を跨ぐ形で存在する国営公園です。春になるとチューリップやネモフィラをはじめ、満開に咲き誇った桜も美しい姿を見せてくれます。
東京には桜が楽しめる複数のスポットがありますが、東京郊外で桜を楽しむなら昭和記念公園がおすすめです。
この記事では、昭和記念公園の桜の見頃やおすすめスポット、ライトアップやイベントの情報について網羅してご紹介します。
入園料やアクセスについても記載しているので、訪れたい人はぜひ参考にしてくださいね。
Photo by Pixta
昭和記念公園は、昭和58年に開園した国営の公園です。東京都昭島市と立川市を跨いで存在しています。
広い敷地内には、池や花木園、記念館、日本庭園、ドッグラン、バーベキューガーデンなどさまざまな施設が設置されています。
元々昭和記念公園は、昭和天皇の御在位50周年の記念事業の一環として造られました。米軍の立川飛行場跡地に造られたため、総面積は180haにも及びます。
「緑の回復と人間性の向上」をテーマに作り上げられた公園であるため、自然の豊かさを感じられるとともに文化的な活動も行える、市民や観光客にとって至れり尽くせりな施設となったのです。
Photo by AC
昭和記念公園の桜の見頃は、例年4月上旬です。ただし、気象条件によって多少前後する可能性があります。
定番のソメイヨシノをはじめ、濃いピンクが美しいカンヒザクラ、遅咲きのサトザクラなど30種類以上もの桜が楽しめます。
最も多く植えられているのは、やはりソメイヨシノ。合計で1,500本もの桜が植えられていますが、約半数がソメイヨシノです。
また、お花見シーズンの休日は例年大変混雑します。少しでも混雑を避けたい人は、平日の早朝に訪れるとよいでしょう。
昭和記念公園の敷地は広いため、その分より桜が楽しめるスポットが複数あります。
ここでは、「桜の園」「原っぱ東花畑」「渓流広場」の3つをご紹介します。ぜひ参考にご覧ください。
昭和記念公園におけるおすすめスポットの1つ目は「桜の園」。
広い芝生の広場に、桜の木が立ち並んでいるスポットです。
先述した通り、昭和記念公園には合計1,500本もの桜が植えられていますが、中でも桜の園では樹齢50年にも及ぶ大木が多く存在します。
枝垂桜も多く、座ってお花見する人の目線の高さまで垂れ下がっているのが特徴です。とっても間近で桜を見られるなんて、お花見がより楽しくなりそうですね。
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おすすめスポットの2つ目は「原っぱ東花畑」。
原っぱ東花畑は、園内の中心に位置する広大な「みんなの原っぱ」にある3つの花畑の内の1つです。
桜の見頃の時期には、満開になったソメイヨシノが楽しめるほか、黄色い菜の花でいっぱいになった花畑を眺められます。
花畑の周辺にはベンチが置かれているので、桜や菜の花を眺めながらゆったりとした時間が過ごせるでしょう。
また、菜の花が広がる花畑の向こう側には、満開の桜の園が見えます。お花好きにはたまらないスポットですね。
おすすめスポットの3つ目は「渓流広場」。
渓流広場は「みんなの原っぱ」の西側にあります。約700mという長さなので、流れに沿ってお散歩するのもおすすめです。
渓流の脇にはチューリップガーデンがあり、色とりどりのチューリップを眺めながら散策できるのも嬉しいポイント。
もちろん、春には桜も咲くため、チューリップと併せて華やかな雰囲気の中和やかな時間が過ごせます。
カラフルなお花たちが集まる景観は、写真映えも抜群ですよ。
昭和記念公園では、2019年まで桜のライトアップが行われていました。
しかし、2020年のコロナ禍以降はライトアップイベントが中止されています。
2025年についてはまだ情報が公開されていないため、イベントが開催されるかどうかは公式サイトをご確認ください。
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昭和記念公園では、毎年3月中旬から5月下旬にかけてフラワーフェスティバル2025が開催されます。
2025年は3月20日から5月25日に開催が予定されています。
フラワーフェスティバル2025では、上記の期間に咲く花たちを存分に楽しめます。
たとえば、桜、チューリップ、カモミール、菜の花、ブーケ、ネモフィラなどですね。それぞれ開花する時期が異なるため、長い期間楽しめるのが特徴です。
中でもネモフィラは、柔らかみを感じる青色が美しい花。フラワーフェスティバルのパンフレットになるほど見ごたえのある花です。
また、公園内では春にちなんだメニューや昭和の懐かしさを感じるグルメを味わえます。バーベキューガーデンで親しい人とバーベキューを楽しむのもいいですね。
昭和記念公園の公園施設に関しては、3月から10月までは9時半から17時まで入園できます。また、4月から9月の土日祝日は18時閉園となり、少し時間が伸びます。
休園日は12月31日と1月1日、1月の第3月曜日から金曜日までなので、桜が見頃の時期は休園の心配はないでしょう。
入園料に関して、高校生以上の大人は450円、65歳以上の高齢者は210円、中学生以下の小人は無料となっています。各種キャッシュレス決済にも対応しているので、キャッシュレスメインの人は活用しましょう。
また、2日間通し券や年間パスポートの販売も行われています。連日もしくは複数回訪れる予定のある人は検討してもいいかもしれません。
アクセスに関しては、5つあるゲートのどこに向かうかによって所要時間が変わります。詳しくは以下をご覧ください。
最寄り駅からの徒歩時間 | |
あけぼの口 | 立川駅北口より約10分 |
立川ゲート | 立川駅北口より約18分 |
西立川ゲート | 西立川駅公園口より約2分 |
昭島ゲート | 東中神駅北口より約10分 |
砂川ゲート | 武蔵砂川駅より約20分 |
玉川上水ゲート | 武蔵砂川駅より約25分 |
駐車場までの距離 | |
立川口駐車場 | 国立府中ICから立川方面へ約8km 八王子ICから昭島方面へ約9km |
西立川口駐車場 | 国立府中ICから立川方面へ約8km 八王子ICから昭島方面へ約8km |
砂川口駐車場 | 国立府中ICから立川方面へ約10km 八王子ICから昭島方面へ約10km |
例年4月上旬が見頃ですが、桜の品種によって多少前後します。3月中旬から4月中旬に訪れればいずれかの桜が見れるでしょう。
高校生以上の大人は450円、65歳以上の高齢者は210円、中学生以下の小人は無料です。
昭和記念公園には約1,500本ほどの桜が植えられています。その半数がソメイヨシノで、桜の園では樹齢50年を超える大木が見られます。
お花見シーズンの休日は大変混雑することが見込まれます。混雑を避けたい場合は、平日のうちできれば早朝に訪れるべきでしょう。
昭和記念公園に最も近いのは、JR青梅線の西立川駅です。西立川ゲートに向かう場合、西立川駅から徒歩2分で到着します。
お花見シーズンには桜が咲き誇る昭和記念公園。
1,500本もの桜が満開になる様はとても美しく、さらにチューリップやネモフィラといった色とりどりの花たちも一緒に見られるのが嬉しいポイントです。
3月から5月にかけてはフラワーフェスティバルも開催されるため、この時期の昭和記念公園は見どころ満載です。
お花が好きな人はぜひ訪れてみてくださいね。
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ライター
エンタメ系からお役立ち系まで、多岐にわたる記事を執筆。2024年10月にMATCHAに参加しました。
長年事務員として勤めた経験があり、オフィス系ソフトの操作、WEBデザイン、コーディングなどが得意です。
WEBライターとしては2022年5月より活動を開始しました。