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【2024】東京近郊のあじさいの名所・穴場8選!見頃やイベントも紹介
梅雨になる6月の楽しみが、あじさい(紫陽花)鑑賞。鮮やかで奥ゆかしい日本の花です。本記事では、東京都内や東京近郊で美しいあじさいが楽しめる名所・穴場を8スポット厳選。見頃やイベント・祭り情報も含めて紹介します。
東京であじさい(紫陽花)を楽しもう!
Photo by Pixta
毎年6月ごろ、日本には雨の多い季節「梅雨(つゆ)が訪れます。
気温も比較的高く湿気も多いため、観光に不向きな季節と言えるかもしれません。とはいえ、梅雨には梅雨なりの魅力や楽しみ方があります。そのひとつが「あじさい(紫陽花)鑑賞」。あじさいはこの時期だけに咲く、鮮やかで奥ゆかしい日本の花です。
本記事では、都内近郊であじさいが見られるスポットを8カ所厳選してご紹介します。
なお、東京近郊で特に有名なあじさいスポットである鎌倉のあじさいの名所については、以下の記事をご覧ください。
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1.文京区「白山神社・白山公園」
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都内でも有数のアジサイの名所である「白山神社」の境内から「白山公園」にかけて、梅雨の時期に文京あじさいまつりが催されます。約3,000株のアジサイが咲き誇り、色とりどりにあでやかさを競い合う華やかなおまつりです。
期間中は、土曜日・日曜日を中心にイベントも開催され、多くの人で賑わいます。開催時期は毎年10日〜20日前後ですが、細かい日程は年により異なります。
2024年の文京あじさいまつりは6月8日(土)~16日(日)の開催予定です。
詳しくは、文京区の公式HPをご確認ください。
2.鎌倉「明月院・長谷寺・成就院」
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「神奈川県鎌倉市」は日本有数のあじさいの名所。特に、明月院・長谷寺・成就院は、「鎌倉のあじさい3大名所」と呼ばれ、あじさいの花が一面に咲き誇ることで知られています。
鎌倉では、ほかにも街中のいたるところであじさいを見ることができます。この時期は鎌倉観光のベストシーズンです!
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3.千代田区「皇居東御苑」
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連日多くの観光客が訪れる皇居にもあじさいの名所があります。皇居の東側にある旧江戸城を中心とした公園「皇居東御苑」です。
皇居東御苑は、あじさいだけでなく四季折々の花々を鑑賞できるスポットして有名です。歴史的な雰囲気に包まれながら、雨の日にノスタルジックな散策を楽しんでみてはいかがでしょうか? 見ごろは6月上旬から7月中旬です。
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4.台東区「長國寺」
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台東区浅草にある長國寺では、毎年梅雨の時期になると「いきいき浅草あじさい祭」が開催されます。
過去には、100種類のあじさいを一同に鑑賞できる特別ブース「あじさい図鑑」や、実際にあじさいを買って帰ることのできる店舗、日本のおまつりを楽しめる出店が設けられました。
最寄り駅は浅草ではなく、東京メトロ日比谷線三ノ輪駅、または入谷駅なので注意してください。
2024年のいきいき浅草あじさい祭は6月15日(土)・6月16日(日)の開催予定です。
詳しくは、公式HPをご確認ください。
5.中央区「浜離宮恩賜庭園」
Picture courtesy of 公益財団法人東京都公園協会
訪日観光客に大人気だった築地市場跡地のすぐ近くにある、「浜離宮恩賜庭園」も見逃せないあじさいスポットです。
園内では同じ時期に、あじさいのほかにも1,000株ものハナショウブが咲き誇ります。ゆっくりとあじさいを見に園内を散歩でもしてみてはいかがでしょうか? 見ごろは6月中旬から6月下旬です。
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6.松戸市「本土寺」
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JR常磐線「北小金駅」より徒歩15分。千葉県松戸市にある「本土寺」は、通称「あじさい寺」として有名な日蓮宗の寺院です。
梅雨の時期、敷地内には10種類以上、約50,000株の色鮮やかなあじさいが一面に咲き誇り、多くの参拝客が訪れます。境内にそびえ立つ五重の塔とあじさいのコラボレーションは、絶好の撮影スポット!
広い境内を散策しながら、艶やかなあじさいが楽しめるので、写真撮影を楽しみたい方にオススメです。
本土寺のあじさいの見ごろは5月下旬~7月上旬です。なお、大人は参拝料が500円かかります有料。詳しくは、本土寺の公式HPでご確認ください。
7.江戸川区「小岩菖蒲園」
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あじさいと花菖蒲のどちらも楽しめる贅沢スポットがあるのをご存知ですか?
花菖蒲の名所「小岩菖蒲園」は、開放感溢れる広大な敷地に、梅雨を代表する花々が美しく咲いています。
見ごろが重なる時期は、あじさいと花菖蒲の両方が楽しめます。雨上がりなどは、より一層美しいあじさいが楽しますよ。
2024年は6月1日(土)~6月16日(日)に「小岩菖蒲園まつり」が開催予定です。期間中は無料のシャトルバスが走るほか、土日に模擬店が出店します。
8.立川市「国営昭和記念公園」
Picture courtesy of 国営昭和記念公園
1年中花が楽しめる「国営昭和記念公園」では、さまざまなあじさいを鑑賞できる「アジサイロード」があります。
園内では、花を使った幻想的なイベントが随時開催されています。梅雨の時期に行われる「紫陽花さんぽ」では、開花が始まったあじさいをカナールの噴水に浮かべるフローティングフラワーが見られます。
水面に浮かぶ色とりどりのあじさいはまさに圧巻。あじさいの開花中は定期的に花を交換し、噴水を彩る色の変化も楽しめるそうですよ。
「紫陽花さんぽ」では、このほか、写真映えする「アジサイ傘」の貸し出しや、アジサイ傘によるフォトスポットも設置されます。
また、広い園内には子どもが遊べる「わんぱくゆうぐエリア」や「こどもの森」、ボート遊びが楽しめる「水鳥の池」に、ピクニックにぴったりな「みんなの原っぱ」など、家族ややカップルで楽しめるお出かけスポットとしても人気の公園です。
2024年の「紫陽花さんぽ」は6月8日(土)~7月7日(日)に開催されます。
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紫陽花パフェ・スイーツも
このほか、この時期には、東京の各所であじさいをモチーフにした期間限定スイーツも楽しめます。
特に有名なのが、東京の大丸内に入っている「茶寮都路里」の「紫陽花パフェ」。見た目も鮮やかな、写真映えするスイーツです。
雨が降ると、気分が沈みがちな方もいるかもしれません。でも、雨の時期には雨の時期なりの楽しみがあります。ぜひ6月を楽しんでくださいね!
MATCHA記事では、このほかにも東京のオススメ観光スポットや、東京駅周辺の素敵な宿泊施設を紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
よくある質問
東京のあじさいの見頃はいつですか?
東京では一般的に6月上旬~7月中旬にかけて見頃となります。
東京近郊でオススメのあじさい撮影スポットは?
撮影スポットとしても人気の名所は以下です。
・【東京】白山神社・白山公園
・【東京】小岩菖蒲園
・【神奈川県】長谷寺
・【神奈川県】明月院
アジサイの人気品種は?
・ホンアジサイ
「ホンアジサイ」は、原種のガクアジサイを品種改良し作られた園芸種です。一般的に梅雨の時期によく見かける、ボリューミーな咲き方が特徴です。
・ハイドランジア
「ハイドランジア」とは、西洋で品種改良されたセイヨウアジサイです。花色のバリエーションも豊富で、咲き方も豪華です。
・アナベル
「アナベル」は、アメリカ原産のアジサイでアメリカアジサイやセイヨウアジサイとも呼ばれています。葉の枚数が少なく、緑色の萼が白色へ徐々に変化します。
関東最大のあじさい名所は?
茨城県・北茨城「あじさいの森」です。2万5,000平方メートルの広大な敷地に、約1,200種2万8,000株ものあじさいが咲き誇ります。
園内では、あじさいの見頃に合わせてさまざまなイベントが開催され、毎年多くの観光客が訪れる人気のあじさい名所です。
カメラであじさいを上手に撮る方法は?
こちらの記事をご覧ください。
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本記事は、2018年5月に公開された記事をリライトしたものです。
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