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梅雨をもっと楽しく!あじさい(紫陽花)に関する3つの豆知識
梅雨に咲く花「あじさい(紫陽花)」に関する3つの豆知識を紹介します。あじさいの色の秘密やあじさいの種類といった雑学を知って、雨の日をもっと楽しくしましょう!
梅雨が楽しくなる!あじさい(紫陽花)の豆知識
雨が降り続き、太陽は顔出さない。陰鬱な空気すら漂う梅雨。そんな暗い空の下で妖艶な花を咲かせる植物があります。
雨の日ばかりの梅雨が嫌われ者でないのは、あじさい(紫陽花)の花があるからかもしれませんね。梅雨は雨も多く、家にいる機会も多いはず。普段より少し知的に過ごすのいかがでしょうか。
ともするとマンネリ化する梅雨の時期の過ごし方。おもしろい雑学に触れてからあじさいを見れば、いつもと違う梅雨を過ごせるかもしれませんよ!
本記事では、あじさいに関する3つの豆知識を紹介します。
豆知識1.あじさいには毒がある?
バラを指して「美しい花にはトゲがある」とは言いますが、その話、あじさいにも当てはまります!
あじさいの場合、毒は葉に含まれています。青酸系の毒で、食後30分ほど経つと嘔吐、めまいなどを催すことがあります。美しいからと言って、決して食べないように!
豆知識2.あじさいの色は土で決まる?
青や赤、紫など、色とりどりのあじさいの花。この色には、土壌から吸収されたアルミニウムイオンが影響します。
水に溶けるとアルミニウムイオンになるアルミニウムは、酸性の土では溶けやすく、逆にアルカリ性の土では溶けにくくなります。従って酸度による色の変化が出てくるのです。
豆知識3.あじさいには花が2種類ある?
あじさいの花には「両性花」と「装飾花」との2種類があります。
濃いブルーの小さな花々が密集している中央部分が「両性花」です。私たちが目視で「花」と認識できる、周囲を囲うほうは「装飾花」です。この装飾花、花びらのように見えるのは萼(がく)で、あれだけ美しいのに生殖機能を持ち合わせていないのです。
「天は二物を与えず」とはまさにこのことですね。
※上記の特徴は、あじさいの種類によって異なる場合があります。
あじさいの名所に行ってみよう!
日本には、鎌倉や京都をはじめ、各地にあじさいの名所があります。以下の記事を参考に、皆さんも、雨に濡れてこそ美しいあじさいの花を見に行ってみてはいかがでしょうか?
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本記事は、2014年6月に公開された記事をリライトしたものです。
93年生まれのWEB編集者・ディレクター。ヨソモノだから気付く地域の良さを発掘したい。鳥肌を信じて”いいとこ”探し中。