旅の準備はじめよう
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宮崎県は”南国”と言われるほど、九州の中でも温暖な地域です。真冬の1月でも平均気温は2桁と暖かく、グルメも観光も楽しめます。宮崎に行く時の気温や服装で気をつけたいことをシーズンごとで紹介しています。
宮崎県は九州の南東部にあるため、比較的温暖な気候の地域です。空港や街中にワシントニアパームやバナナが植えられているため、南国の雰囲気も楽しめます。シーズンごとの気候や服装など気温にフォーカスしてまとめました。
宮崎県の気温を年間平均で見ると、最高気温は22.3度、最低気温は13.6度です。
最高気温が20度を上回る月が多く、1月でも最高気温が13度と暖かいのが特徴で、年間を通して温暖な日が多く見られます。
市街地では雪はほとんど降らないものの、九州屈指の寒冷地とも言われるえびの高原では氷点下を記録するほどの寒さで、スキーも楽しめます。
台風シーズンを迎える初夏から秋にかけては、雨が降る日が多いですが、台風シーズン以外はカラッと晴れた日が多く、海の青さや景観から南国ムードを満喫できる地域です。
エリアごとで違った景色が楽しめる、宮崎県の気候やシーズンごとでの服装などを紹介します。
Photo by 宮崎観光ナビフォトライブラリー
冬から初春時期の宮崎は、全国的に見ると比較的暖かいのですが、冬なので寒さ対策は必須です。
1月の寒い時期でも10度を超える日が多いため、暖かく感じます。日照時間も東京と比較して長いのですが、朝晩は真冬の寒さを感じます。体温調節しやすい服装を心がけましょう。
市街地では日中軽いコートがあれば過ごしやすいですが、山間部は冷えこむので、場所に応じて調整するのがおすすめです。特に山間部に行く場合、手袋やマフラーを忘れずに用意しましょう。
2月はプロ野球チームのキャンプに梅祭り、3月は本格的な春を迎え、彩鮮やかな花が咲き始めます。この時期の宮崎は各地で花祭りが開催されるので、イベントスケジュールをチェックしておくのがおすすめです。
1月は年間通して一番冷え込みますが、日中は暖かく感じます。朝晩の寒暖差が激しいため、寒さ対策は必須です。東京と同じ感覚の服装をイメージしましょう。服を着込むよりも、着脱しやすい服装がおすすめです。
2月初旬から中旬までは、1月と同じような感覚で服装準備をしましょう。2月中旬を超えると、一気に寒さが緩和します。マフラーや手袋で、温度調節しましょう。
この時期になると、梅の花が開花しはじめます。2月中旬を超えたら真冬のコートよりも、軽めのコートがおすすめです。
最高気温が15度を超え始め、日中は薄着で過ごせる日が増えます。3月ごろから徐々に降水量が増え始めるので、折りたたみ傘を用意しておきましょう。
寒暖差は引き続き激しく、風が強い日もあるのでカーディガンなどの羽織がおすすめです。
Photo by 宮崎観光ナビフォトライブラリー
本格的な春シーズンがスタートし、桜やはなしょうぶが見ごろを迎えます。日中はコートなしで過ごせる日も…!汗ばむこともありますが、風が強く肌寒さを感じることもあるので、4月上旬は羽織ものを用意しましょう。
4月中旬までは肌寒い日がたまにありますが、下旬ごろは半袖で過ごせる日もあります。GWからは半袖で過ごせる日も増えると同時に、梅雨入りを迎えるころには激しい雨が降ることも…!傘はもちろん、雨の日の過ごし方もプランに入れましょう。4月〜6月はマンゴーやピーマンなど、名産品が食べ頃を迎えます。
最低気温も2桁が平均になり、本格的な春を迎えます。4月上旬は、春物のセーターやカーディガンで体温調整をしましょう。下旬頃になると日中は汗ばむこともあります。薄手の長袖シャツを羽織り、状況に応じて半袖で過ごせるように工夫するのがおすすめです。
寒さ対策をしなくても暖かく、快適に感じる日が増えます。長袖シャツ1枚で調整できる日も増えますが、寒暖差は4月同様激しい時期です。紫外線も強くなりはじめるので、日焼け対策もしましょう。天気予報を見ながら、風の強さも考慮した服装がおすすめです。
寒暖差が落ち着き、半袖で過ごせる日が増えます。水分補給を心がけましょう。快晴日数全国2位の宮崎県ですが、同時に降水量の多さは全国3位を記録します。梅雨のピークシーズンなので突然の天候変化にそなえて、折り畳み傘の常備がおすすめです。
Photo by 宮崎観光ナビフォトライブラリー
宮崎は、7月に入ると梅雨も明け、本格的な夏を迎えます。日差しはさらに強くなり、海でのイベントや花火大会も盛んにスタート!
8月はみやざきグルメ・ランタンナイト・国際ビール祭りなど、夏の夜を楽しむイベントがたくさん開催されます。
南国と言われるだけあり、9月に入っても暑い日は続き、サーフィンを楽しむ人もたくさん!花火大会や夏祭りも引き続き各地で開催され、夏の余韻を存分に満喫できます。
森林浴や海水浴など、自然を満喫したい人にとっては、ベストシーズンです。
梅雨明けを迎えますが、前線の影響で曇りや雨の日が多い時期です。7月上旬から中旬にかけては、天気によっては肌寒さを感じます。半袖でも過ごせますが、薄手の羽織を用意しておくのがおすすめです。
日差しが強く、半袖やノースリーブで過ごせます。紫外線は強く、汗ばむ日が増え日焼けが気になる季節…!水分補給はもちろん、タオルや日焼け対策ができるようにしましょう。この時期は特に日焼け止めはこまめに塗り直すなど、紫外線対策を強化するのがおすすめです。
夏のピークは過ぎますが、まだまだ暑い日が続きます。寒暖差も東京と比べると緩やかなので、半袖で過ごせますが、1枚薄い羽織をカバンにいれておきましょう。
台風が本格的に到来するため、傘の準備をしておくのがおすすめです。
Photo by 宮崎観光ナビフォトライブラリー
夏のピークシーズンを終え、南国宮崎でも冬の準備が始まります。10月でも秋を感じないほど汗ばむ日がありますが、朝晩の寒暖差が激しくなるので、体調管理に気をつけましょう。
夏の風物詩である花火大会ですが、宮崎では10月も開催されます。寒暖差が激しいものの、他の都道府県に比べて過ごしやすのが宮崎の魅力です。10月・11月でも南国ならではの空気を楽しめます。
秋の味覚を堪能する食の旅がしたい方にとっては、ベストシーズンです。12月はかぼちゃとカラーピーマンが旬を迎え、スーパーや道の駅でもよく見かけるようになります。
9月よりも寒暖差がさらに顕著になり、朝晩で冷え込みを感じる時期が増えます。半袖と長袖をうまく使い分けましょう。朝早くから動く場合、少し厚めのカーディガンを用意しておくのがおすすめです。
11月といえ、上旬は台風の影響を受ける時期です。雨具の用意をしておきましょう。市街では朝晩の防寒対策をすれば良いですが、山間部に行く時はコートが必要になります。11月下旬ごろは、マフラーや手袋で調節するのがおすすめです。
南国宮崎でも、冬の冷え込みが厳しくなり始めます。12月中旬ごろまではジャケットで対策できますが、徐々に厚手のコートを準備しましょう。風が強く体感温度は低く感じるので、防風対策もおすすめです。
太平洋の黒潮と暖かい潮の流れの影響を受けています。年間の日照時間は全国でもトップクラス!冬は風が強くなるときもありますが、日差しが強い地域です。
桜や新緑が楽しめる3~5月、11月の紅葉シーズンがおすすめです。例年2月にはプロ野球の春季キャンプが行われるため、野球ファンは2月がおすすめです。
宮崎は温暖気候で、街の雰囲気も南国感がある地域です。
果物の名産品や花火大会の豊富さなど、温かいエリアならではの良さを満喫できます。青島エリアは南国感が特に色濃いので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
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ライター
18歳で総合旅行業務取扱管理者資格を取得し旅行会社へ就職。結婚後退職し、フリーランス11年目になりました。
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