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【絶景】海辺の洞窟に建つ神社。宮崎県「鵜戸神宮」で運試し
日本には絶景に建つ神社がいくつもあります。今回は、その中のひとつ宮崎県の「鵜戸神社」を絶景とともに紹介。昔から縁結びや安産祈願として親しまれている神社です。有名な「運玉」投げは、何度もチャレンジしたくなります!
周囲を海に囲まれた日本には、山口県の「元乃隅稲成神社」のような、海辺に建てられた神社が珍しくありません。
今回は、宮崎県の絶景スポットに建てられた「鵜戸神宮(うどじんぐう)」をユニークな風習と共に紹介します。
鵜戸神宮とは
Picture courtesy of PIXTA
鵜戸神宮は、宮崎県の南部に位置する日南市にあります。建てられた時期ははっきりとはわかっていません。神話の神様を祀っている神社で、縁結びや安産・子宝にご利益のある神様として、宮崎県以外からも多くの参拝客が訪れています。
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参道は朱色の橋、青い海、緑のヤシの木のコントラストがとても綺麗なので、景色を楽しみながら本殿を目指してください。本殿に行くまでには急な階段や坂道があるので、歩きやすい靴を履くことをオススメします。
洞窟内にある神秘的な本殿
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駐車場から10分ほど歩くと、本殿に続いている最後の階段にたどり着きます。その場所からの景色はまさに絶景です。
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神社の周りを1周することができるので、参拝をした後には神社の裏側へ回ってみましょう。おちち岩と呼ばれる岩があります。その岩から滴り落ちる水で作られた「おちちあめ(300円)」を舐めると、母乳の出がよくなると言われていて、おみやげとしても人気だそうです。
運玉を投げて願いを叶えよう!
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参拝が終わった後は、本殿のある場所から絶壁の下を見てみてください。亀のような形をした岩に、なにやら穴の開いているのが見つけられるはずです。穴の周りに縄がかけられているので、目印としてください。
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鵜戸神宮に残っている言い伝えによると、この縄の中に運玉(うんだま)と呼ばれる石を投げ入れることができれば、願いが叶うとされています。ちなみに男性は左手、女性は右手で投げ入れる必要があるのだとか。崖の上から岩まではかなり遠いので、そう簡単には入りません!
鵜戸神宮へ行くにはレンタカーがオススメ
鵜戸神宮は行く場合には、レンタカーで行くことをオススメします。宮崎市内から県営バスも出ていますが、行くまでに60〜70分の時間がかかることや、バスの本数が少ないために他の観光スポットに立ち寄ることが難しくなります。
ぜひ、宮崎市内から綺麗な海沿いをドライブしてみてください。周辺には青島神社やモアイ像のあるサンメッセ日南などの観光スポットがあるので、まとめて観光することができます。
終わりに
絶景から運玉を投げてみたくなりましたか? 運玉が入らなくても、参道にある「運」と書かれた大きな石を触ると願いが叶うかもしれません。宮崎県を訪れる時には、天気のよい日にドライブをしながら鵜戸神宮を訪れてみてください!
福岡県出身でとにかく美味しいものが大好き。日本の伝統とお祭りを愛しています!取材というより、自分が楽しむ!その楽しさを伝えることに全力投球。