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写真映えスポットがいっぱい!九州・宮崎の絶対行きたい10スポット&絶品8グルメ
九州南部にある宮崎県は、暖かい気候と美しい海や自然に恵まれた地域です。高千穂峡や青島神社などインスタ映えするスポット、さらにマンゴーや宮崎牛といったご当地グルメがたくさん! 宮崎県でぜひ訪れたいスポット、楽しみたいグルメを一挙ご紹介します。
宮崎はどこにある?
宮崎県は九州の東南部にあり、大分県・熊本県・鹿児島県と接しています。
宮崎空港
宮崎県へは飛行機でのアクセスが便利! 国際線では台湾からの直行便があり、国内も羽田空港をはじめとする日本各地からの便があります。
宮崎空港は宮崎市の中心部近くに位置しています。九州の中には県をまたいでバスや鉄道も走っており、博多(福岡県)からは高速バスで約4時間半(4,630円)です。
宮崎県内には電車やバスもありますが、県内は広いため、多く移動する場合は車を使うのが便利。空港でレンタカーを借りて回るのがオススメです。
宮崎で絶対行きたい10スポット
1.なぜここにモアイ像?「サンメッセ日南」
「サンメッセ日南」は、日南市の海ぞいに位置する観光施設で、モアイ像があることで知られています。
モアイ像がここに建てられた理由は、サンメッセ日南の関係者の一人がイースター島のモアイ像修復に貢献したことと、日南海岸がモアイ像にふさわしい美しい景観と認められたことによります。
青い空と海を背景に立つ7体のモアイ像をぜひ記念写真におさめましょう! 営業時間は9:30〜17:00(水曜定休)。大人700円、中学生500円、4歳以上350円。
サンメッセ日南
住所:宮崎県日南(にちなん)市大字(おおあざ)宮浦(みやうら)2650 Google Map
公式HP:http://www.sun-messe.co.jp/
2.島全体が神社!「青島神社・鬼の洗濯板」
青島神社は、宮崎市の海に浮かぶ、島全体が境内となっている神社です。
島は、「鬼の洗濯板」と呼ばれる波のような形の岩に囲まれています。
絵馬の古道 Picture courtesy of 宮崎市観光協会
熱帯の植物が生い茂る元宮の近くには、トンネルのように絵馬が並ぶ「絵馬の古道」があり、とてもフォトジェニック。また、カラフルな和紙でできた紐「産霊紙縒(むすびこより)」を、切れずに結ぶことができたら願いが叶うと言われています。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
青島神社
住所:宮崎県宮崎市青島 Google Map
アクセス:JR日南線「青島駅」より徒歩約10分
公式HP:https://aoshima-jinja.jp/
3.海とのコントラストが鮮やかな「鵜戸神宮」
Picture courtesy of 宮崎県観光協会
日南市の海岸沿いに位置する鵜戸(うど)神宮は、洞窟の中に色鮮やかな本殿がある神社です。日本神話の神・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と海の神の娘が結ばれ、出産のためにこの洞窟に降り立ったと言い伝えられています。
本殿に続く道にはすぐそばに荒々しい岩場や波がせまり、思わず写真におさめたくなる絶景です。
Picture courtesy of 宮崎県観光協会
お参りしたら、「運玉投げ」で運試ししてみましょう。崖下にある穴の空いた岩に小さな石を投げ入れ、うまく入ったら願いが叶うと言われています。鵜戸神宮の開閉時間は、4~9月は6:00~19:00、10~3月は7:00~18:00です。
鵜戸神宮
住所:宮崎県日南市大字宮浦3232 Google Map
アクセス:鵜戸神宮バス停より徒歩10分
公式HP:https://www.udojingu.com/
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4.自然の造形美に圧倒される「高千穂峡」
高千穂(たかちほ)峡は、川の両側に高く岩壁がせり立つ、自然の造形が美しい渓谷です。
はるか昔、阿蘇山(あそざん)の噴火で流れた火砕流が川で急激に冷やされ、現在のような柱状の岩が形作られたと言われています。
遊歩道から景色を眺めながら散策できるほか、貸しボートに乗れば川面から絶壁の様子や、日本の滝百選にも選ばれた真名井(まない)の滝を望めます。貸しボートの通常営業時間は、8:30~17:00。料金は1隻30分2,000円。
高千穂峡
住所:宮崎県西臼杵(にしうすき)郡高千穂町大字(おおあざ)三田井御塩井(みたいおしおい) Google Map
アクセス:高千穂バスターミナルより車で約5分
公式HP:http://takachiho-kanko.info/sightseeing/takachihokyou.php?cate=all&nav=1
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5.日本神話に触れられる「天岩戸神社」
天岩戸(あまのいわと)神社は高千穂町にある歴史ある神社で、神話の始まりの舞台とされています。
日本神話『古事記(こじき)』『日本書紀(にほんしょき)』に登場する太陽の神・天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた、「天岩戸」と呼ばれる洞窟を御神体(※1)としています。
天岩戸は遥拝所(※2)から見られますが、神域のため撮影は禁止されています。遥拝所には神職の方に案内していただけます。集合時間までに休憩所に行きましょう。
案内に関する詳細はこちら:http://amanoiwato-jinja.jp/publics/index/7/
※1:御神体(ごしんたい)……神様の御霊が宿るとされ、礼拝の対象になっているもの。
※2:遥拝所(ようはいじょ)……遠く離れたところから、神仏などを拝むために設けられた場所。
また、歩いて10分ほどのところに、天岩戸を開かせるために八百万(やおよろず)の神様たちが集まって話し合ったと言われる「天安河原(あまのやすがわら)」があります。
天岩戸神社
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸(いわと)1073-1 Google Map
アクセス:高千穂バスセンターから車で15分
公式HP:http://amanoiwato-jinja.jp/
6.九州最大級のショッピングモール!「イオンモール宮崎」
Picture courtesy of イオンモール宮崎
おみやげやショッピングを楽しむなら、「イオンモール宮崎」へ! 2018年に増床リニューアルオープンし、店舗数250の九州最大級のショッピングモールとなりました。
巨大な敷地内にファッションブランドや雑貨店、フードコートが並び、1日中いても飽きません。営業時間は、9:00~22:00(店舗により異なる)。
イオンモール宮崎
住所:宮崎県宮崎市新別府(しんべっぷ)町江口(えぐち)862-1 Google Map
アクセス:JR宮崎駅より車で約10分
公式HP:https://miyazaki-aeonmall.com/
7.名物のソフトクリームを食べよう!「道の駅フェニックス」
「道の駅フェニックス」は、日南市の海岸沿いにある、絶景とショッピング、グルメを楽しめるスポットです。
オススメ撮影スポットは展望台。晴れた日には一面の青い海と奇形岩「鬼の洗濯岩」の絶景が広がります。物産館店頭では、名物のソフトクリームをいただきましょう。特に、宮崎県特産のマンゴーを使った「みやざきマンゴーソフトクリーム」(税込400円)は要チェックです。営業時間は、8:30~18:00。
道の駅フェニックス
住所:宮崎県宮崎市内海(うちうみ)381-1 Google Map
アクセス:JR内海駅より車で約5分
公式HP:http://michinoekiphoenix.jp/
8.レトロな街並みを歩くなら「飫肥」
日南市の飫肥(おび)は、江戸時代に城下町として栄えた街並みが残るエリアです。
飫肥城の入り口には重厚なつくりの大手門が構えています。ぜひ記念撮影しておきましょう。伝統的な石垣や漆喰(しっくい)の塀、鯉が泳ぐ水路など、風情ある景色が見られるほか、街中には昔の店構えを残した焼酎の酒蔵やおみやげ店もあります。
飫肥 大手門
住所:宮崎県日南市飫肥10-1-2 Google Map
アクセス:JR飫肥駅より徒歩約15分
公式HP:http://obijyo.com/
9.宮崎の地酒を楽しむなら「霧島ファクトリーガーデン」
Picture courtesy of 霧島ホールディングス株式会社
宮崎の地酒を楽しみたい方には、「霧島ファクトリーガーデン」がオススメ。国内でも有数の焼酎メーカーである霧島酒造が運営する施設で、工場見学や焼酎の試飲、レストランでの食事や広いガーデンでの散策などを楽しめます。
Picture courtesy of 霧島ホールディングス株式会社
代表的な銘柄である「黒霧島」のロゴ入りグッズなどのおみやげも豊富。「焼酎ソフトクリーム」や焼酎の麹を使ったパンなど、ちょっと変わったグルメも味わえます。営業時間は9:00〜21:00(施設により異なる)。
霧島ファクトリーガーデン
住所:宮崎県都城(みやこのじょう)市志比田(しびた)町5480 Google Map
アクセス:JR都城駅よりタクシーで約10分
公式HP:https://www.kirishima-fg.jp/
10.野生の馬に遭遇!「都井岬」
都井岬(といみさき)は、宮崎県の最南端に位置する絶景スポットです。都井岬灯台に登ると、屋上庭園から、見渡す限り海と空のグラデーションが広がる絶景を眺めることができます。
また、ここには野生の馬が生息しています。御崎馬(みさきうま)と呼ばれる国の天然記念物で、草原で草を食べている様子を見られますよ。
都井岬灯台
住所:宮崎県串間(くしま)市大字(おおあざ)大納(おおの)80-2 Google Map
アクセス:JR串間駅よりコミュニティバス「都井岬線」で約45分 ※1日4~5往復のみ
公式HP:https://kushima-city.jp/toi/
宮崎で必ず食べたい!絶品8グルメ
1.宮崎牛
宮崎県は日本でも有数の和牛の産地です。県内で生産された牛の中でも、厳しいブランドの基準を満たしたものが「宮崎牛」と呼ばれ、高い評価を受けています。
ステーキやすき焼き、串焼きなどで県内のさまざまなお店で味わえます。
2.鶏の炭火焼
宮崎県は牛だけでなく、鶏の生産も盛んです。ブランド地鶏「みやざき地頭鶏(じとっこ)」を一口大に切り、炭火で炙った「鶏の炭火焼」は宮崎の郷土料理として広く知られています。
香ばしい香りとぷりっとした歯ごたえ、地鶏ならではのジューシーな旨みが特徴です。
3.チキン南蛮
チキン南蛮は宮崎県で愛される鶏肉料理で、衣をつけた鶏もも肉を揚げ、甘酢ダレで味付けし、タルタルソースをかけたものです。
魚の南蛮漬け(※3)が名前の由来になったと言われています。ボリュームたっぷりの一品で、お酒にもごはんにもよく合います。
※3:南蛮漬け……揚げた魚を甘酢のタレにつけたもの。
4.伊勢海老
伊勢海老は三重県をはじめとする太平洋沖でとれる大きなエビで、高級食材として人気があります。
宮崎県の中でも日南市の海岸沿いには、多くの伊勢海老料理を提供するお店が並び、甘くてぷりっとした身をお刺身や網焼きなどでいただけます。
5.ソフトクリーム
果物の宝庫として知られる宮崎県。日向夏(ひゅうがなつ:柑橘の一種)やマンゴーなど、宮崎ならではのおいしい果物を使ったソフトクリームが県内各地の観光スポットで販売されています。
先ほどご紹介した日南市の「道の駅フェニックス」では、ミルクソフト、明日葉(あしたば)ソフト、日向夏ソフト、マンゴーソフトなどさまざまな味を楽しむことができます。
6.マンゴー
暖かい気候の宮崎県では、南国のフルーツであるマンゴーの生産が盛んです。10万円以上の取引価格がつけられたこともあるブランドマンゴー「太陽のタマゴ」など、さまざまな品種が楽しめます。
アイスクリームやパフェ、かき氷、ジュースなどマンゴースイーツをぜひ試してみてください。
7.フルーツパフェ
Picture courtesy of フルーツ大野
宮崎県のおいしい果物を存分に味わえるとして評判のお店が「フルーツ大野」です。果物の販売店にフルーツパーラーを併設しており、果物やアイスがたっぷりのパフェを提供しています。
人気No.1メニューは、パイナップルやいちごなどが豪華に盛り付けられたフルーツパフェ(税込1,000円)。思わず写真に撮りたくなる見た目も人気の秘密です。営業時間は11:00~23:00。
フルーツ大野
住所:宮崎県宮崎市中央通(ちゅうおうどおり)1-22 Google Map
公式HP:https://www.miyazaki-fruit-ohno.com/user_data/shop_info.php
8.なんじゃこら大福
Picture courtesy of お菓子の日高
初めて見た人がきっと驚くご当地スイーツ、「なんじゃこら大福」。一般的な大福はもちもちした皮であんこを包んだものですが、「なんじゃこら大福」は、あんこと一緒にイチゴ、栗の甘露煮(※4)、クリームチーズが包み込まれています。
1個でさまざまな味が楽しめて、ボリューム満点。宮崎市内に7店舗を展開する「お菓子の日高」のオリジナル商品で、地元では有名な一品です。本店の営業時間は9:00〜21:00。JR宮崎駅内にも店舗があります。
お菓子の日高 本店
住所:宮崎県宮崎市橘通西(たちばなどおりにし)2-7-25 Google Map
公式HP:http://hidaka.p1.bindsite.jp/index.html
※4:甘露煮(かんろに)……果物や魚などを砂糖、蜜、水あめなどで甘く煮詰めた料理。
宮崎県の絶景とグルメを楽しもう!
美しい海や神話の息づく観光スポット、そしてお肉やフルーツなど、おいしい食べ物もたくさんの宮崎県。ぜひこの記事を参考に、魅力たっぷりの宮崎を旅してみてくださいね。
山形県出身、山梨県に移住を経験。今は神奈川県から地方移住とローカル観光を発信しています。ご当地グルメとお酒が大好きな一児の母。