三重の旅完全ガイド!観光スポット28選(伊勢神宮から忍者屋敷まで)・交通・グルメ情報など
日本列島のほぼ中心に位置する三重県は、二千年の歴史をもつ神社・伊勢神宮をはじめ、世界遺産の熊野古道、忍者の発祥地・伊賀など、数多の歴史的・文化的遺産が集う観光地です。本記事では、三重県の観光・交通・グルメ情報をすべてお届けします!
三重とは
©(公社)三重県観光連盟
日本列島のほぼ中心に位置する三重県は、二千年の歴史をもつ神社・伊勢神宮をはじめ、世界遺産の熊野古道、忍術の発祥地・伊賀など、数多の歴史的・文化的遺産が集う観光地です。
また、複雑に入り組んだ海岸線が美しい景色を織りなすリアス式海岸や、紅葉の名所である山岳など、自然に囲まれたエリアならではの見どころも満載。観光だけでなく、伊勢海老や牡蠣、アワビなど鮮度の高い魚介類などをはじめ、日本三大和牛の松阪牛や、ご当地料理が豊富であり、グルメを存分に楽しめるのも魅力です。
1.三重へのアクセス
2.三重の最寄り空港
3.三重の移動手段
4.三重のエリアガイド
5.三重の観光スポット28選
6.観光モデルルート
7.三重のグルメ
8.三重のおみやげ
9.三重の気候・服装
10.三重についてもっと知りたい方は
11.旅のお役立ち情報
三重への行き方
東京から三重への行き方
飛行機での行き方
◎羽田空港(飛行機)→【中部国際空港】(ミュースカイ特急)→【名古屋駅】(近鉄特急電車or JR快速みえ)→【伊勢市駅】
東京の羽田空港から中部国際空港までは所要時間は約1時間10分、料金はおおよそ9,000〜25,000円前後です。名古屋駅から伊勢市駅までは近鉄特急電車あるいはJR快速みえを利用しましょう。電車の所要時間は約2時間。料金はおよそ4,000円です。
◎羽田空港(飛行機)→【中部国際空港】(津エアポートライン)→【津なぎさまち】(三重交通特急バス)→【伊勢市駅】
中部国際空港にある高速船乗り場から津エアポートラインを利用して伊勢に向かうこともできます。高速船で「津なぎさまち」に向かい、そこで三重交通の特急バスに乗り換えれば伊勢市駅まで到着します。所要時間は約2時間、料金は高速船と特急バスのセットで3,200円です。
新幹線での行き方
◎【東京駅】(東海道新幹線のぞみ号)→【名古屋駅】(近鉄特急電車 or JR快速みえ)→【伊勢市駅】
東京から三重へ新幹線で行く場合は、東海道新幹線のぞみ号で名古屋駅へ行き、名古屋駅から伊勢市駅までは近鉄特急電車あるいはJR快速みえを利用しましょう。所要時間は約3時間半〜4時間。料金はおよそ13,000円です。
大阪から三重への行き方
◎【大阪難波駅】(近鉄特急電車)→【伊勢市駅】
大阪から三重に行くにはまず大阪難波駅へ。大阪難波駅からは近鉄線の特急電車を利用すれば約1時間45分、料金は約3,000円で伊勢市駅まで到着します。乗り換えもなくスムーズに移動ができます。
京都から三重への行き方
◎【近鉄線・京都駅】(近鉄特急電車)→【伊勢市駅】
京都から三重へ行く場合は、近鉄線の京都駅から特急電車の賢島(かしこじま)行きを利用すれば伊勢市駅まで直通で着きます。もしくは、大和八木駅にて乗り換えます。所要時間は約2時間、特急券と運賃を合わせて料金は3,620円です。
あわせて読みたい:
三重の最寄り空港
海外から直接三重を訪ねたい場合、中部国際空港または関西国際空港の利用が便利です。どちらも三重の県外に位置する空港です。愛知県の中部国際空港は、三重観光のついでに名古屋や関東方面へ立ち寄りたい方にオススメです。大阪の関西国際空港は、三重を旅したあとに大阪や京都などの関西地域への移動に便利です。
出発地や旅行のスケジュールに合わせて、空港を使い分けて利用するとよいでしょう。
中部国際空港から三重(伊勢市駅)への行き方
◎【中部国際空港駅】(ミュースカイ特急)→【名古屋駅】(近鉄特急電車orJR快速みえ)→【伊勢市駅】
中部国際空港から三重へ行く場合は、電車の利用が便利です。中部国際空港駅発のミュースカイの特急電車(名鉄岐阜行き)に乗車し、名古屋駅で近鉄線の特急電車、もしくはJR快速みえに乗り換えて、伊勢市駅で降車します。所要時間は約2時間。乗り換えは1回で、料金はおよそ4,000円です。
◎【中部国際空港】(津エアポートライン)→【津なぎさまち】(三重交通特急バス)→【伊勢市駅】
中部国際空港にある高速船乗り場から津エアポートラインを利用して伊勢に向かうこともできます。高速船で「津なぎさまち」に向かい、そこで三重交通の特急バスに乗り換えれば伊勢市駅まで到着します。所要時間は約2時間、料金は高速船と特急バスのセットで3,200円です。
関西国際空港から三重への行き方
◎【関西国際空港駅】(南海特急ラピート)→【大阪難波駅】(近鉄特急電車)→【伊勢市駅】
関西国際空港から三重を目指す場合、関西国際空港駅発の南海特急ラピート(南海難波行き)の特急電車に乗車し、大阪難波駅で近鉄特急に乗り換えて伊勢市駅で下車します。所要時間は約3時間、乗り換えは1回で、料金は約4,550円です。
三重の移動手段
三重の観光地を巡るには、移動手段としてタクシーまたはレンタカーを利用することをオススメします。電車を利用する場合は、伊勢志摩へのアクセスに便利な近畿日本鉄道(近鉄)、伊賀や熊野古道に通じるJRの利用が主流です。
お得なフリーパス
日本全国のJRが運行する鉄道・路線バスが乗り放題になる「Japan Rail Pass」や近鉄電車と伊賀鉄道が全線フリーになる「KINTETSU RAIL PASS 」などを利用すれば便利でお得に旅を楽しめるでしょう。なお、こちらは訪日客向けのチケットなので、日本在住の日本人は利用できません。
「KINTETSU RAIL PASS」
価格:日本で購入の場合 大人3,800円、子供1,900円/日本国外で購入の場合大人3,600円、子供1,800円
有効期間:5日間
公式HP:http://www.kintetsu.co.jp/foreign/english/ticket/krp.html
※購入や受け取り場所についてはHPの「How to purchase discount tickets」よりご確認ください。
三重のエリアガイド
伊勢志摩
〔伊勢神宮〕©(公社)三重県観光連盟
三重県の南東部に位置する伊勢志摩エリアは、「日本人の心のふるさと」と呼ばれる大社・伊勢神宮や、伊勢神宮の参拝後に立ち寄りたい「おかげ横丁」、沖に浮かぶ二つの岩から成る「夫婦岩(めおといわ)」など、歴史情緒あふれる一帯です。
また、2016年にG7伊勢志摩サミットが開催された場所でもあり、リアス式海岸の美しい絶景を楽しむこともできます。
伊賀
〔伊賀流忍者〕©(公社)三重県観光連盟
三重県の西部に位置する伊賀エリアは、伊賀流忍者の発祥地であり、「忍者の里」として有名なエリア。忍者屋敷が存在する上野公園や、忍者修行を体験できる赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)など、自然ゆたかな環境で忍者気分を存分に味わうことができます。
東紀州
〔熊野古道〕©(公社)三重県観光連盟
三重県の南端に位置する東紀州エリアには、ユネスコの世界遺産にも登録されている「熊野古道」を目指して、世界中から観光客が集まります。ほかにも、日本一の長さを誇る七里御浜など、自然が生みだした景勝地があふれています。
中南勢
〔榊原温泉〕©(公社)三重県観光連盟
国内指折りの温泉「榊原温泉」、日本三大和牛である松阪牛の産地であり歴史情緒あふれる松阪など、身体も心もリフレッシュできる場所として知られています。
北勢(ほくせい)
〔なばなの里〕
三重県北部の北勢エリアは、紅葉が美しい御在所岳、冬期のイルミネーションが有名な花畑・なばなの里、大型遊園地のナガシマスパーランド、大型アウトレットモールのジャズドリーム長島、F1日本グランプリも開催される鈴鹿サーキットなど、友人同士やカップル向けのエンターテイメント性あふれる地域です。
〜三重の観光スポット28選〜
<伊勢志摩エリア>
1.伊勢神宮
©(公社)三重県観光連盟
日本を代表する神社のひとつである「伊勢神宮」は、正宮の内宮(ないくう)・外宮(げくう)を含む計125社の個別の宮社から成る、大きな神社です。内宮には、日本の皇室の始祖である、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」が、外宮には食物や穀物の豊作を司る「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」が鎮座しています。この2つの神様のほかにも、さまざまな神様が境内に祀られています。
詳しくは「【三重】人生一度は訪れたい、日本人の心の故郷・伊勢神宮」の記事をご覧ください。
住所:三重県伊勢市宇治館町1(内宮)
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「伊勢市駅」からバスで15分(内宮)
公式HP:伊勢神宮
2.おかげ横丁
伊勢神宮の内宮前に広がる「おかげ横丁」には、およそ50件の店舗が並ぶグルメ・ショッピングエリアです。エリア内には、伊勢の地に古くから根付く料理店や、おみやげに最適な雑貨店のほかにも、日本文化を体験できる会館が軒を連ねています。詳しくは「伊勢神宮すぐそば。三重県伊勢市「おかげ横丁」の絶対食べたいオススメグルメ4選」の記事をご覧ください。
住所:三重県伊勢市宇治中之切町52番地
最寄駅からのアクセス: JR・近鉄「伊勢市駅」からバスで15分
公式HP:おかげ横丁
3.せんぐう館
©(公社)三重県観光連盟
伊勢神宮が運営するせんぐう館は、「神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)(※)」の博物館であり、2013年の第62回神宮式年遷宮を記念し開館しました。20年に一度繰り返してきた式年遷宮の工事に使われた道具、神事や装束、神宝などの一部が展示されています。
※神宮式年遷宮……神社の本殿の立て替えなどを行う際に、新しい社殿に御神体を移すこと。
住所:三重県伊勢市豊川町前野126-1
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「伊勢市駅」から徒歩5分
公式HP:せんぐう館
4.夫婦岩
©(公社)三重県観光連盟
二見興玉神社にある「夫婦岩」は、沖合700m先に沈む二つの神聖な霊石のこと。背の高い男岩(おいわ)は高さ9メートル、その隣に立つ女岩(めいわ)は4メートルで、二つの岩を一本の注連縄が結んでいます。男岩の頂上にそびえ立つ鳥居は、日の出を遠くから拝むために建てられたもので、5月~7月の間は、二つの岩の間から日の出を見ることができます。また秋から冬にかけては、岩の間から満月が水面に浮かぶのだとか。
住所:三重県伊勢市二見町江575
最寄駅からのアクセス:JR「二見浦駅」から徒歩15分
5.鳥羽水族館
©(公社)三重県観光連盟
1955年開館の歴史ある鳥羽水族館は、飼育種類数日本一の水族館です。国際保護動物に指定されている「ジュゴン」を飼育しているのは日本で唯一鳥羽水族館だけです。2014年にオープンした体験型新ゾーン「奇跡の森」では、水辺で暮らすネコ「スナドリネコ」も見ることができます。人気のアシカやセイウチのショーもあり、子供も大人も楽しまめます。料金は大人が2,500円、小・中学生が1,250円、幼児が630円です。
住所:三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「鳥羽駅」から徒歩10分
公式HP:鳥羽水族館
6.ミキモト真珠島
©(公社)三重県観光連盟
鳥羽湾に浮かぶミキモト真珠島。日本を代表するジュエリーブランド「MIKIMOTO」の創業者が世界で初めて真珠の養殖に成功した島です。
島内には、真珠の美術品はもちろん、自然科学・人文科学・産業の各分野から、人と真珠の関わりについての展示を楽しめる真珠博物館や、かつて真珠の養殖を支えた海女(※)の実演などが楽しめます。
鳥羽湾と島々を望める見晴らし台や庭園があり、ゆったり過ごせるのも魅力です。入場料は大人1,500円、小人(小・中学生)750円。
※海女(あま):海に潜って貝などの海産物を採集する伝統的な職業のこと。
住所:三重県鳥羽市鳥羽1-7-1
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「鳥羽駅」から徒歩5分
公式HP:ミキモト真珠島
7.伊勢安土桃山文化村
武将や侍が活躍していた400年前の時代の街並みを再現した、伊勢安土桃山文化村。村には、かの有名な戦国武将・織田信長によって築城された「安土城」のほか、400年前に存在したであろう建物や施設が、新たなテーマパークの一部として蘇りました。村のなかでは、忍者や武将によるライブパフォーマンスも時折開催されているのだとか。入村料金は大人2,500円、中高生1,200円、小学生以下900円です。
住所:三重県伊勢市二見町三津1201-1
最寄駅からのアクセス:JR「二見浦駅」からバスで5分
公式HP:伊勢安土桃山文化村
8.賓日館(ひんじつかん)
©(公社)三重県観光連盟
国が指定する重要文化財に登録されている賓日館は、1887年に建設された歴史ある建造物。もとは伊勢神宮(内宮)の参拝者用の宿泊施設として建設され、現在は観賞用の施設として見物客を迎えています。当時の一流職人によってデザインされた建物や庭園は、一見の価値あり。入館料は大人300円、子供(小学生~高校生)150円です。
住所:三重県伊勢市二見町茶屋566-2
最寄駅からのアクセス:JR「二見浦駅」から徒歩12分
公式HP:賓日館
9.海女小屋
©(公社)三重県観光連盟
海女小屋では、現役の海女さんのおもてなしを受けながら、新鮮な海の幸を使った料理を楽しめます。
海女小屋とはもともと、海女さんが漁で疲れた体を休めたりあたためたりする場所。そんな海女小屋で漁の話を聞きながら新鮮な海の幸や志摩の郷土料理を堪能できるなんて、特別な思い出になること間違いなしです。
・はちまんかまど(三重県鳥羽市相差町819)
・相差かまど(三重県鳥羽市相差町前の浜)
・さとうみ庵(三重県志摩市志摩町越賀2279)
「日本のエーゲ海」と呼ばれるほど美しい英虞湾や海女小屋については「【三重】絶景・食・体験、日本のエーゲ海「英虞湾」を徹底紹介」の記事もご覧ください。
10.英虞湾
©(公社)三重県観光連盟
2016年のG7伊勢志摩サミットの開催地となった賢島は、日本のエーゲ海と呼ばれる「英虞湾」に浮かぶ島のこと。リアス式海岸に浮かぶ島々は、まるで絵に描いたような景色。
一度見たら忘れられない絶景と、フレッシュな海の幸の宝庫である英虞湾は、伊勢神宮と並ぶ三重有数の観光地です。詳しくは「【三重】絶景・食・体験、日本のエーゲ海「英虞湾」を徹底紹介」の記事をご覧ください。
住所:志摩市阿児町(あごちょう)
<伊賀エリア>
11.伊賀流忍者博物館
©(公社)三重県観光連盟
伊賀流忍者の発祥地である伊賀には、忍者の文化を実際に肌で体験できる博物館が存在します。館内にはからくりや仕掛けを備えた忍者屋敷や、本物の手裏剣が展示されている資料室、また、忍者ショーのステージが設置されており、忍者ファンにはたまらないスポットです。入館料は、大人756円、子供(4歳~中学生)432円で、忍者ショー観覧料は400円です。
住所:三重県伊賀市上野丸之内117
最寄駅からのアクセス:伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩5分
公式HP:伊賀流忍者博物館 忍者ショーカレンダー
12.俳聖殿(はいせいでん)
©(公社)三重県観光連盟
松尾芭蕉といえば、日本の歴史上最も有名な俳句師。彼の出身地である三重県・伊賀には、松尾芭蕉生誕300年を記念して1942年に建設された施設「俳聖殿」が存在します。毎年10月12日には、名俳句師の命日を記念した芭蕉祭りが開催され、等身大の芭蕉座像がこの日だけ一般客向けに公開されます。
住所:伊賀市上野丸之内117-4(上野公園内)
最寄り駅:伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩5分
公式HP:俳聖殿
13.赤目四十八滝
©(公社)三重県観光連盟
大小さまざまな滝が美しい大自然のアートを作り出す赤目四十八滝。散策コースには、ゆったり散歩コース、体力に自信がある人にオススメの渓谷ハイキングコース、ハイキングに慣れた人にオススメの長坂山トレッキングコースがあります。滝を眺め自然や水の美しさを体感してみてください。近くには、温泉や、忍者の衣装を身にまとって、実際に手裏剣投げや壁のぼりに挑戦できる「忍者の森」などもあります。
住所:三重県名張市赤目町長坂861-1
最寄駅からのアクセス:近鉄「赤目口駅」からバス10分
公式HP:赤目四十八滝
14.青蓮寺湖観光村(しょうれんじこかんこうむら)
©(公社)三重県観光連盟
三重県名張市の南部に位置する青蓮寺湖観光村では、湖畔沿いに広がる果樹園にて、冬と春にはいちご狩り、夏と秋にはブドウ狩りと一年を通して果物狩りを楽しむことができます。
住所:三重県名張市青蓮寺976
最寄駅からのアクセス:近鉄「名張駅」からバスで10分
公式HP:青蓮寺湖観光村
<東紀州エリア>
15.熊野古道
©(公社)三重県観光連盟
伊勢神宮と並ぶ三重県の観光名所、熊野古道。世界遺産にも登録されているこの道は、伊勢神宮から熊野三山と呼ばれる三つの神聖な大社である、熊野本宮大社、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)を結ぶ祈りの道として知られています。
公式HP:熊野古道
16.鬼ヶ城(おにがじょう)
三重県・熊野市の世界遺産「鬼ヶ城」では、荒波や風によって形成された自然の芸術を鑑賞することができます。見逃してはいけないスポットが、鬼ヶ城近くにある獅子のような形をした「獅子岩」。運が良ければ、夕暮れ時に獅子が太陽を口に咥えているような写真を撮ることができます。詳しくは「【三重】波と岩の織り成す世界遺産、熊野市「鬼ヶ城」散歩」の記事をご覧ください。
住所:三重県熊野市木本町1835-7
最寄駅からのアクセス:JR「熊野市駅」からバスで5分
公式HP:鬼ヶ城
17.木津呂
三重県と和歌山県の間に、まるでUFOの基地のような絶景スポットが存在することをご存知でしょうか。その名も、木津呂(きづろ)。和歌山県側の山の中腹まで登山すれば、木津呂をよく望むことが可能ですが、初心者だと道に迷う可能性があるため、必ず嶋津観光協会に案内をお願いましょう。詳しくは「【絶景】UFOの発着地!?命がけでも行きたい秘境、三重「木津呂」」の記事をご覧ください。
住所:三重県熊野市紀和町木津呂99
公式HP:嶋津観光協会
18.丸山千枚田
©(公社)三重県観光連盟
日本一の棚田と呼び声の高い丸山千枚田は、約1340枚の小さな田が階段のように並ぶ棚田です。地元農家の人々の手で大切に守られてきた丸山千枚田では、稲刈りの時期に旅行客も自ら稲の収穫を体験できる特別イベントが実施されます。
住所:熊野市丸山
最寄駅からのアクセス:JR「熊野市駅」から車で30分
公式HP:丸山千枚田
19.七里御浜海岸(しちりみはまかいがん)
©(公社)三重県観光連盟
日本有数の景勝地としてさまざまな景観ランキングで上位を獲得してきた七里御浜海岸。砂でできた海岸のなかでは日本一の長さを誇り、浜には荒々しい波によって丸く磨かれた小石が敷き詰められています。
住所:熊野市~紀宝町
最寄駅からのアクセス:JR「熊野市駅」から徒歩5分
公式:七里御浜海岸
<中南勢エリア>
20.榊原温泉郷
©(公社)三重県観光連盟
千年以上も昔から日本人に親しまれてきた榊原温泉郷の湯は、なんと無色透明。肌にやさしい温泉成分が含まれた榊原温泉は「美肌の湯」として女性を中心に人気をあつめているんだとか。
住所:三重県津市榊原町
最寄駅からのアクセス:近鉄「榊原温泉口駅」から車で15分
公式HP:榊原温泉郷
21.御城番屋敷(ごじょうばんやしき)
©(公社)三重県観光連盟
御城番屋敷は江戸の末期に松阪の警護のために武士が移り住んだ屋敷で、国の重要文化材にも指定されている長屋建築です。また、今でもその子孫が修繕しながら居住している珍しい屋敷でもあります。その一部が一般公開されています。武士の暮らしをぜひ見学してみてください。
住所:三重県松阪市殿町1385
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「松阪駅」からバスで5分
公式HP:御城番屋敷
<北勢エリア>
22.なばなの里
約30万平方メートルという広大な敷地に広がるガーデンスクエア「なばなの里」では、四季折々の花々を鑑賞できるとともに、夜間は華やかなイルミネーションを楽しむこともできます。一般的なイルミネーションは冬季限定のイベントとして知られていますが、なばなの里では何と5月まで花畑が美しい光に照らされます。詳しくは「【三重】日本最大級!「なばなの里」の絶景イルミネーション」の記事をご覧ください。
住所: 三重県桑名市長島町駒江270
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「桑名駅」からバスで10分
公式HP:なばなの里
23.ナガシマスパーランド
©(公社)三重県観光連盟
ジェットコースターから海水プール、温泉、そして宿泊施設がそろうナガシマリゾートは、家族連れや友達同士でワイワイ楽しみたいエンターテイメント・スペースです。園内ではハロウィンやクリスマスなどの季節に合わせた行事も開催されます。
住所:三重県桑名市長島町浦安333番地
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「桑名駅」からバスで20分
公式HP:ナガシマスパーランド
24.ジャズドリーム長島
©(公社)三重県観光連盟
三井アウトレットバークジャズドリーム長島は、約200以上もの店舗が集まる巨大アウトレットモールです。いつでも定価の30~80%OFFのアウトレット価格でショッピングが楽しめ、国内外のファッションブランドが集まる他、伊勢うどんなどの三重めしが味わえる飲食店もあります。
住所:三重県桑名市長島町浦安368
最寄駅からのアクセス:JR・近鉄「桑名駅」からバスで20分
公式HP:ジャズドリーム長島
25.鈴鹿サーキット
©(公社)三重県観光連盟
国際レーシングコースを中心としたレジャー施設。迫力のモーターレースを見学したり、ライセンス不要で国際レーシングコースを実際に走行したりすることができます。ゆうえんちモートピアには子供が大喜びしそうな乗り物やアトラクションがたくさん。家族で楽しめる施設です。
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992
最寄駅からのアクセス:近鉄「白子駅」からバスで20分
公式HP:鈴鹿サーキット
26.四日市コンビナート夜景
©(公社)三重県観光連盟
三重県四日市市にある石油化学の工場地帯「四日市コンビナート」が近年、写真家の間で話題の工場夜景スポットとして取り上げられています。夜間には工場の周辺を浮遊するクルーズ船も登場し、工場が放つ光による幻想的な世界を船の上から鑑賞することができます。
公式HP:四日市工場夜景
27.東海道関宿
©(公社)三重県観光連盟
およそ200年前に建設された伝統的な町屋が、今も変わらず同じ姿を残す東海道関宿。その数なんと200件以上。土産店なども並ぶこのエリアは、歴史情緒あふれる日本の街並みをゆっくりと散策したい方にオススメです。
住所:亀山市関町木崎、中町、新所
最寄駅からのアクセス:JR「関駅」から徒歩5分
公式HP:東海道関宿
28.御在所ロープウェイ
©(公社)三重県観光連盟
標高1,212メートルの御在所岳(ございしょだけ)は、季節によってさまざまな表情を見せる景勝地で、紅葉シーズンは秋の香りを楽しむために大勢の人々が御在所を訪れます。ロープウェイから見下ろす、橙色や赤、黄色のパッチワークはぜひ一度見てみたいもの。
また、冬には樹氷を楽しむことができ、青い空、輝く太陽に照り映える美しさは格別で、下界(平地)では想像もできない白銀世界になります。
住所:三重郡菰野町(みえぐんこものちょう)湯の山温泉
最寄駅からのアクセス:近鉄「湯の山温泉駅」からバスで10分
公式HP:御在所ロープウェイ
観光モデルルート
なばなの里イルミネーションと伊勢神宮、忍者を楽しむ旅
三重には沢山の観光地が存在するため、予定の立て方に迷ってしまう人も少なくはありません。なばなの里イルミネーションや伊勢神宮での参拝などを楽しむ2泊3日の旅はいかがでしょう。
◉1日目:北勢エリアでショッピングとイルミネーションを楽しむ。
11:30 中部国際空港 着
13:00 ジャズドリーム長島でショッピング。
17:00 なばなの里イルミネーションで幻想的な雰囲気を味わって。
夜 ナガシマリゾート泊。温泉もあるのでゆっくりくつろげます。
◉2日目:伊勢神宮をめぐりグルメを堪能後、ミキモト真珠湾へ。
9:30 桑名から伊勢へ
11:00 伊勢神宮(内宮)を参拝
13:00 おかげ横丁で伊勢のグルメを堪能!
15:00 ミキモト真珠島で真珠と海の美しさに触れる。
夜:鳥羽に宿泊
◉3日目:子どもから大人まで人気の忍者屋敷へ。
10:00 鳥羽発
12:30 伊賀忍者屋敷で忍者になりきる!
16:00 関西国際空港へ
三重のグルメ9選
1.伊勢うどん
©(公社)三重県観光連盟
三重県伊勢市発祥の伊勢うどんは、柔らかくて太い麺が特徴。カツオやサバで煮出した濃厚で甘いだしを少量からめて食べます。麺の太さは一般的な讃岐うどんの2~3倍といわれており、余計なトッピングの具材がのっていないシンプルなうどんです。100年以上の歴史を誇る伊勢うどんの名店「まめや」では「ふわつる食感」の麺を味わうことができます。
2.松阪牛
©(公社)三重県観光連盟
三重の松阪市で生産される高級食材・松阪牛。日本三大和牛であり、「肉の芸術品」と呼ばれている松阪牛は、霜降り肉の美しさと味の素晴らしさで、世界の美食家を魅了しています。すき焼きは、人生で一度は味わってみたい逸品です。
3.ハマグリ
©(公社)三重県観光連盟
城下町・桑名の名産品「ハマグリ」は、その大きいサイズ感とジューシーな味わいが魅力。焼きハマグリや、ハマグリのフライ、しゃぶしゃぶなど、調理方法もさまざまです。
4.てこね寿司
©(公社)三重県観光連盟
てこね寿司は伊勢志摩を代表する郷土料理のひとつ。ごはんの上にブツ切りにしたカツオをのせしょうゆをまぜ合わせた料理で、漁師の即席のお弁当だったと言われています。お店では、大葉、生姜などの薬味をまぜ合わせ、特製のしょうゆダレで味付けされたどんぶりが提供されます。
5.伊勢エビ
©(公社)三重県観光連盟
弾力のある甘い身が魅力の高級食材、伊勢エビ。三重県を代表する海の幸です。お刺身にしたり、焼いたり、あげたり、どんな食べ方でも美味しく食べられます。
6.アワビ
©(公社)三重県観光連盟
鳥羽・志摩は日本有数のアワビの産地です。アワビは海女さんたちが素潜りで水揚げされることが多く、伊勢志摩には多くの海女さんがいます。海女さんが料理を提供してくれる海女小屋でぜひ新鮮アワビをぜひ味わってください。
7.日本酒
©(公社)三重県観光連盟
地元の美味しいグルメとともに味わってほしいのが三重の日本酒です。2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットで乾杯酒として飲まれた鈴鹿の蔵元「清水清三郎商店(しみずせせいざぶろうしょうてん)」の日本酒 「作(ざく)」や、伊賀の蔵元「太田酒造」の「半蔵」などが注目を集め、今、三重の日本酒は大変人気となっています。ぜひこだわりの地酒を味わってみてください。
8.さんま寿司・めはり寿司
©(公社)三重県観光連盟
祝いの席に登場するさんま寿司は、熊野灘で採れたさんまをみかん酢につけて酢飯に盛りつけた、三重に古くから伝わる郷土料理のひとつ。さんまの頭がそのまま盛り付けられている点が特徴です。熊野地方の名物「めはり寿司」は、高菜の葉で握り飯を包んだ素朴な家庭料理。熊野古道付近にはめはり寿司の専門店もあるので、登山の前に昼食として購入しても良いかもしれませんね。
9.赤福
©(公社)三重県観光連盟
三重を訪れたら必ず食べてみたいのが赤福。300年以上の歴史を誇る名店「赤福」の品質にこだわった餡ともち米、砂糖を使用して作られた、シンプルだけど奥深い味わいの饅頭です。
あわせて読みたい:
三重のおみやげ
いちご大福
もち米で作られた柔らかい食感の皮で、いちごを丸ごと一粒、餡とともに包んだ「いちご大福」は、女性に人気の和菓子。いちごの酸味と餡のほのかな甘さが口のなかで溶け合う、クセになる味わいです。
霜降り松阪牛しぐれ煮
松阪牛の老舗「柿安」から生まれた霜降り松阪牛しぐれ煮は、松阪牛をおみやげとして持ち帰りたい方に人気の食材です。しぐれ煮とは、桑名に伝わる伝統的な調理法のことで、具材に生姜を加えた佃煮のことを指します。
伊賀組紐
組紐とは日本伝統の工芸品で、絹糸や綿糸を編んで作られた紐のことをいいます。
伊賀は古くから組紐の特産地として知られています。着物を身につける際に使われる帯締めなどの和装小物をはじめ、現在ではキーホールダーやアクセサリーなどにも使用され、幅広く親しまれています。
また、2016年に公開された映画『君の名は。』に組紐が出てきたことで注目を集めており、美しい色合いの日本らしい工芸品は旅の記念品にぴったりです。
伊勢型紙
伊勢型紙とは、ゆかたや着物の生地を染めるのに使われる工芸品。和紙を加工した紙に彫刻刀で模様や図柄を掘り抜き作られるもの。制作にはとても高度な職人技が必要です。
近年はその美しい柄を生かして和室の障子やふすまに使われることも。それだけでなく、アートのような照明器具や型紙じたいを額縁に入れた装飾品などもあり、使用用途は広がっています。
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盆地である伊賀市など、温暖差のある地域もありますが、一年を通した平均気温は15.5度であり、温かく過ごしやすい気候に恵まれています。
一方、三重は多雨地域に含まれているため、事前に天気予報を確認しておきましょう。
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