【群馬県富岡市】富岡製糸場に行くなら、妙義山観光もおすすめ!目的別楽しみ方ガイド

妙義エリアは、奇岩が連なる妙義山の絶景と豊かな自然が魅力。登山やハイキングコースも充実し、紅葉を中心に四季折々の風景が満喫できます。周辺には温泉や地元グルメの他、重要文化財に指定された長い歴史を誇る妙義神社も徒歩圏内で楽しめます。
- 目次
- 妙義山をご存じですか?
- 妙義観光といえば、富岡市妙義ビジターエンター!
- 妙義で食べる:YAMA CAFE MYOGI
- 妙義でふれる : アートギャラリー
- 妙義山を撮る:撮影スポット
- 妙義山に登る: 登山、ハイキング
- 妙義山を走る:サイクリング
- 妙義山で飛ぶ:スカイスポーツ、パラグライダー(休業中)
- 妙義でつかる:「妙義温泉」もみじの湯
- 妙義でお買い物:道の駅みょうぎ
- インフォメーション
妙義山をご存じですか?
妙義山は、日本三大奇景の一つに数えられる独特な岩峰群が魅力の名峰です。鋭くそびえる岩壁や奇岩が織りなす景観は圧巻で、登山やハイキング愛好者に人気。特に紅葉の時期は絶景が広がります。
ギザギザした妙義山はふるさとの山です

妙義山は町の色々なところから、見えたり隠れたりします。こんなにギザギザした山はとても珍しいので、とても気になります。静かな田舎道を車で走って行くと、春ならみどりの稲穂が、秋なら黄金の稲穂が、風に波うって、とても心が癒される風景です。道中、庭先には季節の色とりどりのお花や花木が植えられていて、自然が豊かな、空気のおいしさが感じられるふるさとにある山が妙義山なんです。
カメラ愛好家におすすめ、風景写真を撮るなら妙義山

妙義地域づくりセンターの近くに、妙義山と高速道路の高架と田んぼが、現代と懐かしさのある写真に収まる、とっておきの写真スポットがあります。雪や雨が降った後は、まるで墨絵で書いたような風景が見られます。他にも、つい足を止めて、立ち寄りたくなる写真スポットが沢山ありました。マイスポットを見つけるのもお楽しみのひとつです。

道の駅みょうぎから見る妙義山、妙義ビジターセンターの芝生広場から見る街並。
同センター1階にある山カフェ妙義から見る妙義山、3階展望室から見る妙義山、それぞれ違った姿を見せてくれます。
妙義観光といえば、富岡市妙義ビジターエンター!

妙義山は富岡市とその周辺から見ることが出来る、ふるさとの信仰の山です。日本三奇勝・上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)の一つで、そんな妙義山について、成り立ちや歴史が展示してあったり、登山情報などを発信している施設が妙義ビジターセンターです。2023年の8月に名勝指定100周年を記念して、妙義ふるさと美術館から妙義ビジターセンターに生まれ変わりました。
妙義ビジターセンターの展示を見て妙義山について知ろう

妙義山は富岡市、安中市、下仁田町の3市町にまたがってそびえる山です。こんなゴツゴツした山はどうにしてできたのでしょう?そんな不思議が解決できるのが、妙義ビジターセンターです。
妙義山の始まりから、信仰の山、登山の山、昔の暮らしなどの展示と解説があります。
その昔、長野県の上高地の魅力を伝えた日本近代登山の父、イギリス出身のウエストンと山案内人根本清蔵が出会い、妙義山を案内したそうです。妙義山にこんなに昔から今で言う山岳ガイドさんが居たなんて思いもよりませんでした。
また文学、画家の先生たちも沢山訪れています。創作意欲を掻き立てる空気があるのかもしれません。
VRで妙義山、登山気分

VRで妙義山の登山を擬似体験してみました。すごい!急な岩を鎖やロープを使って登ったり、降りたり。馬の背中の様な、右も左も崖になってる所を歩いたり。山のてっぺんに立って、下を覗く映像が目前に!本当に山登りをしているかのような、スリルと迫力と緊張感で、心臓がドキドキしてしまいます。
360°のパノラマ展望室

妙義山はもちろんのこと、上信越道や遠くの街が見渡せます。
実はここには、山漫画『岳』や、山や自然関連の書籍が置いてあるんです。
どなたでも自由に手に取って読めます。
ここでコーヒーを飲みながら、大人っぽく山漫画『岳』や『山女子始めてみました』など読むのもいい感じです。
3階で発見!フーちゃんの「みょうぎアレコレ通信」がとても面白い読み物です。サッと読めるA4サイズの手書き新聞で、1〜16号(2025年2月現在)まで発行されています。一度読んだら次号がまた読みたくなる、「そうなんかい!」がたくさん詰まってる読み物でした。ちなみに1階にも山や自然関連の本と席があります。
妙義エリアの楽しみ方は色々!
妙義エリアでは、妙義ビジターセンターでできる疑似登山体験やグルメ体験をはじめ、様々なアクティビティが楽しめます。以下に目的別の楽しみ方をご紹介します。
妙義で食べる:YAMA CAFE MYOGI

小麦粉の生産量が全国の中でも多い群馬県。やっぱり、パスタ、ピザ、そして富岡名物のクレープは外せません。
妙義ビジターセンタ1階の山カフェ妙義で食べられるのは、地元産食材にこだわったメニューばかり。妙義産舞茸のパスタ、上州和牛やもち豚を使ったミートスパゲッティ、定番下仁田ネギを使ったピザや、もつトマト煮ピザ。
クレープには、なんと群馬ならではの「珈琲こんにゃくクレープ」や、新鮮なフルーツを使った「季節のフルーツクレープ」。彩りが可愛いくて、フルーツの良い香りとエディブルフラワー。いっきに食べるにはもったいないくらいです。
スイーツは他にも、「妙義奇岩ガトーショコラ」「妙義山の地層ティラミス」。いかにも妙義らしい愛称のスイーツはどこから攻めようか、下山した山ガールにはピッタリのスイーツです。
1階のカフェスペースでも食べられますが、トレーを自分で持ってフリースペースや3階の展望室でも食べられます。
お気に入りの場所を見つけて、自分時間を過ごすことができる場所です。
天気の良い日は外のテラスに出て、妙義山と『MYOGI』を見ながらのcafe time。
コーヒーは妙義町の珈琲焙煎所「月とゆふづつ」のスペシャルティ珈琲豆。山カフェ 妙義のオリジナルコーヒーです。
ここではのんびりと、ゆったりと、時間を忘れて過ごしたいと思える場所でした。
妙義でふれる : アートギャラリー

1階のアートギャラリーでは、収蔵作品の絵画や写真などの展示があります。美術館として開館ていた時期は、妙義山を描いたコンクールが開催されていました。
妙義山を撮る:撮影スポット

妙義ビジターセンターの中庭では、”MYOGI”のオブジェを入れて雄大な妙義山の写真を撮ることもできます。春には若葉、秋には山一面に映える紅葉、冬には荒々しい岩肌の妙義山。色々な表情をしてくれる妙義山です。
妙義山に登る: 登山、ハイキング

初級者向けハイキングコースから、特別なスキルや装備を前提とする上級者が登る険しい登山まで、登山コースのバリエーションが沢山あるので、春夏秋冬、いつの季節に来ても、何回来ても飽きないのが妙義山です。新緑はもちろん、秋の紅葉は上毛カルタにも唄われているほどです。特に春と秋は県内外からの登山客でとても賑わいます。
妙義山を走る:サイクリング

最近、妙義山周辺や田んぼ道をサイクリングしている人を見かけます。
のんびりと、景色を見ながらのサイクリングが、とても気持ちよさそうです。
春には、妙義山ビューライドin富岡というイベントも年に一度行われていますので、興味のある方はぜひお申し込みの上、ご参加ください。
妙義山で飛ぶ:スカイスポーツ、パラグライダー(休業中)

晴れた、風の良い日には、妙義山をバックに、空を飛んでいる人たちもいます。滑空体験も出来ます。空を飛ぶのを見ているだけでも、鳥になれそうで、楽しそうです。(営業再開時期は公式HPを参照)
妙義でつかる:「妙義温泉」もみじの湯

妙義ビジターセンターのお隣には日帰り温泉施設「妙義ふれあいプラザ妙義温泉「もみじの湯」があります。
おすすめは露天風呂です。お湯に浸かりながら、広がる関東平野や街並みを鑑賞。お食事も、もちろん出来ます。
おすすめは、地元産舞茸を使った天ぷら。お値段もリーズナブルです。
妙義でお買い物:道の駅みょうぎ

道の駅みょうぎの屋根も実はよく見ると、ギザギザなんです。
周辺の農家さんが作った、新鮮な野菜や、きのこ、スイーツ、お花、地域のお土産などが購入できます。地元産の舞茸を使ったおにぎりや季節のソフトクリームもおすすめです。運が良ければ春にはさくら、夏にはベリーのソフトクリーム、秋には栗、冬にはイチゴに出会えます。道路の反対側に見える鳥居は、重要文化財にもなっている妙義神社の入口です。「上毛の日光」とも言われている妙義神社も必見です。
その他、妙義エリアでできることについてはこちらをチェック!
インフォメーション
富岡市妙義ビジターセンター
アクセス:上信越自動車道松井田妙義ICから車で7分
東京駅~高崎駅(新幹線で50分)高碕駅~松井田駅(JR信越線で25分)松井田駅からタクシーで10分
住所:富岡市妙義町妙義1-5
電話:0274-73-2585
営業時間;:午前9時00分〜17時00分まで(最終入館16時30分)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日)
年末年始12月29日から1月3日
料金:入館無料
公式HP: https://www.tomioka-silk.jp/_spot/sightseeing/detail/Myogi-Visitor-center.html
SNS: https://www.instagram.com/myogi_visitor_center_?igsh=MTIybnU3bWc1cnV6OQ==
群馬県は日本の中央部、東京の北西部に位置する県で、温泉地、スキー場、そして豊かな自然が東京から近い距離で堪能できることで知られています。山、湿原、湖など美しい自然に囲まれた魅力的な温泉地が点在し、日常の喧騒から離れてゆったりと過ごしたい方やアウトドアアクティビティを楽しんで気分転換をしたい方に最適です。一方、養蚕や工芸の伝統が色濃く残る小都市では、日本文化に浸ることができます。 東京から交通の要衝である高崎市まで新幹線に乗れば約1時間で来ることができるため、日帰りの観光も楽しめますが、複数日の滞在でより群馬の魅力に浸ることができます。