旅の準備はじめよう

広島発のハンドメイドスニーカーブランドSPINGLEから、定番モデル「SP-110」発売20年を記念した限定商品を3月19日より発売します。また、イベントも同時開催します。
ものづくりが盛んな広島県府中市で生まれた、ハンドメイドスニーカー「SPINGLE」をご存知ですか?日本人にはもちろん、海外にもファンがいる履き心地の良いスニーカーです。
SPINGLEは、2002年に誕生したスニーカーのブランドで、20年以上人々に愛されています。なかでも、ブランドを象徴する「SP-110」は、2024年の年末で誕生20年を迎えた、定番モデルなのです。
定番モデルとは、誕生以来今日までずっと供給をしている品番のことです。なんと、SP-110は、2004年の誕生以来、一度もモデルチェンジを行っていないのです。製品そのものも、広島にある自社工場製のアウトソール、軽くてしなやか、強度もあるカンガルーレザー、耐久性の高いラテックススポンジのインソールなど、履き心地の良く長持ちするのが特徴です。
SP-110が誕生したのは2004年の年末です。ブランド誕生から2年後のことです。ブランドのファーストモデルSP-101のデザインとほとんど同じですが、もっとも異なるのがアッパーがカンガルーレザーという点です。
カンガルーレザーは、かつてサッカーのスパイクに使われていて、軽くてしなやか、薄いのに強度も高い素材です。バイクスーツなどにも使われるそうです。SPINGLEで使用しているカンガルーレザーは、食肉副産物で、食肉加工の過程で出てしまう皮を、なめしたものです。カンガルーレザーは、牛革とくらべて1枚がとても小さく、また気性が荒いことから傷が多く見られます。SPINGLEでは、熟練の職人が捨てる部分がなるべく少なくなるように工夫しながら、アッパーの形に切り抜いていきます。
SP-110は、SPINGLEのファーストモデルSP-101の見た目を踏襲しています。ブランド誕生と同時期に誕生したSP-101は、「どこから見てもSPINGLEとわかる見た目」にしようとデザインされました。
特徴は、アウトソールがアッパーにまでせり上がった「巻き上げ」ソールです。
このデザインのヒントは、親会社から受け継ぐ工場でかつて製造されていた、体育館シューズです。体育館シューズの見た目と、その底剤に使われていた波型を、SP-101のアウトソールにも採用したのです。
このルーツは、しっかりとSP-110にも受け継がれています。
SP-110は、20年以上の歴史のなかで、様々なカラーが発売されました。なかでも、切らすことなく生産し続けている色が、アイボリーです。グレー寄りの色味で、どんな洋服にも合わせやすい落ち着いた色です。その他、黒や白、茶色などスタンダードな色もあります。
SP-110では、ファンの方を楽しませるために、季節限定の色を発売しています。しばしば発売される色もあれば、1度きりの発売の色もあります。敢えて、ひび割れ加工を施したメタリックカラーも人気です。
SPINGLEでは、今後、誕生20年を迎えたSP-110の限定モデルを「アニバーサリーコレクション」として続々発売予定です。
この3月には、第1弾として6色を同時発売します。
この6色は、過去に発売したSP-110から特に人気だったカラーを抽出し、今コレクションに合わせて再構築したものです。発売は、スピングル専門店、SPINGLE公式オンラインストアです。
また、期間限定でシューホールのカスタムイベントも開催します。期間中、アニバーサリーコレクションも含むSP-110をお買い上げの方に、シューホールにお好きなカラーのハトメを無料でカスタムできるイベントです。もちろん、カスタムしなくても良いですし、1カ所だけ、すべて色を変えてなど、どんな風にも楽しんでいただけます。
開催期間:2025年3月19日から2025年3月31日まで
対象:期間中に、SP-110をお買い上げいただいたお客様
アニバーサリーコレクションとイベントは、開催店舗が限定されています。
東京では、銀座にある、SPINGLE GINZAが便利です。日本にお越しの際は、ぜひこちらのお店にお立ち寄りいたださい。感動的なフィッティング体験を約束します。
私たちは、履き心地にこだわったオリジナルのハンドメイドスニーカーSPINGLEを作っています。戦前から続く工場を受け継ぎ、伝統的な靴づくりの製法バルカナイズ製法を絶やすことなく受け継いできました。工場向かいの直営店GLOBAL SHOES GALLERYでは、SPINGLEを中心にシューズやバッグを取り揃えています。館内には、ギャラリーとカフェを併設しており、じっくりと靴を選んでいただけることはもちろん、府中のまち歩きの拠点として、旅の途中の足休めとしてもご利用いただける施設です。