大阪から鳴門へ観光!OCATから大塚国際美術館への行き方とモデルコースをご紹介!

大阪・OCAT発の高速バスで手軽にアクセスできる徳島・大塚国際美術館への日帰り旅があるのをご存知ですか。美術鑑賞に加え、渦潮体験や郷土料理、鳴門の絶景スポット巡りまで、アート・自然・食を一度に楽しめる充実のモデルコースを本記事にてご紹介。
- 目次
- OCAT発!便利な日帰り旅で徳島・大塚国際美術館へ
- 日帰りコースその1:渦潮×名画!ダイナミックな自然とアートを巡るコース
- 日帰りコースその2:歩いて巡る鳴門の魅力!展望・食・アートを一度に満喫できるモデルコース
- 美術館鑑賞の合間におすすめの館内グルメスポット
- 鳴門エリアのおすすめ観光スポットを巡ろう!
- ◆お得な情報:美術館までのお得なアクセス情報
- まとめ
OCAT発!便利な日帰り旅で徳島・大塚国際美術館へ

徳島県は鳴門市に位置する大塚国際美術館は、日本最大級の常設展示スペースを有する陶板名画美術館です。世界の名画約1,000点を原寸大で再現。作品全てが写真撮影OKなほか、近年ではフラワーアートウォールなどのフォトスポットも大人気です。
そんな大塚国際美術館への観光も、OCAT(大阪シティエアターミナル)より出発している高速バスなら日帰りでアクセス可能。ここでは大阪を起点に日帰りで徳島鳴門エリアのおすすめ観光ルートをご紹介。
OCATとは?
大阪シティエアターミナル、略してOCATは、JR難波駅に直結している大型複合施設のビルです。地下鉄、近鉄・阪神と、主要の路線へアクセスしやすい場所となっています。
OCATビル内には、ショッピングモールやレストラン街もあり、観光の合間や移動時の休憩など、隙間時間の利用にもぴったりです。またお土産の購入にもうってつけの場所です。
詳細については下記の記事にまとめておりますので、OCAT周辺や内部のことを詳しく知りたい人は以下の記事も読んでください。
日帰りコースその1:渦潮×名画!ダイナミックな自然とアートを巡るコース

OCATから大塚国際美術館バス停で下車、徒歩7分のうずしお汽船へ
OCATから出発、朝7:35発の高速バスに乗って、徳島・大塚国際美術館へ。到着は9:30頃になります。
到着後は、徒歩約7分で着く「うずしお汽船」乗り場へ向かい、鳴門海峡より見える渦潮を見学します。20分ほどかけて、渦潮の発生ポイントまで近づくと、そこには自然が生み出す巨大なうねりが目に映ることでしょう。日によって、最大20~30m(渦の道HPより)に及ぶ時もあるとか。船からみて体験する渦潮は、圧倒的な風景です。
※渦潮は時間帯により、出来る時と全く出来ない時間があり、毎日変わります。事前に公式サイトにて潮見表をご確認ください。
うずしお汽船で自然体験した後は、大塚国際美術館でランチを
うずしお汽船より美術館まで移動後は館内でランチタイムです。館内にはレストラン・ガーデンやカフェ・ド・ジヴェルニーという徳島鳴門の幸やアートなランチが食べれる場所もございます。
休憩後は、館内に展示されている名画をじっくりと鑑賞。美術に詳しくなくても楽しめる構成と、非日常感のある空間演出に心癒されること間違いなし。
大塚国際美術館前バス停から、OCAT/大阪へ戻れます
帰りは日暮前の大塚国際美術館前バス停から出ている15:52発の高速バスで帰路に就きます。OCATターミナルへの到着は17:49。日帰りながら、充実感はたっぷりです。
OCATには飲食店があるので、夕食をOCATで食べたり、ショッピングをする場所もあるので、一日の旅の最後はOCATで過ごすことも可能です。
日帰りコースその2:歩いて巡る鳴門の魅力!展望・食・アートを一度に満喫できるモデルコース

OCATから鳴門公園前バス停で降車、徒歩2分で大鳴門橋架橋記念館エディへ
2つ目は同じく朝の7:35発にターミナルを出発。9:24に鳴門公園前バス停に到着し、ここからは徒歩での観光がスタートします。
まずは「大鳴門橋架橋記念館エディ」へ。本施設は体験型の展示をメインとしており、世界でも珍しい渦潮の仕組みや鳴門海峡に渡る圧巻の橋の建設過程が展示していたりを子どもから大人まで楽しく学べます。
大鳴門橋架橋記念館エディから徒歩3分にある渦の道へ
次に向かう「渦の道」では、運が良ければ、大迫力の渦潮を橋の上から観察できるかもしれません。全長449mにも及ぶ渦の道は、自然の強風に煽られながら、海の真上を歩いているような珍しい体験ができます。

渦の道の後は、郷土料理 潮風で昼食を食べ、エスカヒル鳴門へ
渦の道を後にし、昼食を取りに千畳敷展望台へと移動。ここでは「郷土料理 潮風」にて、鳴門の海を一望しながら、新鮮な魚介料理を堪能。
昼食を済ませ、「エスカヒル鳴門」で鳴門海峡を展望。エスカヒル鳴門には東洋一の高低差34m、全長68mを誇る観光用エスカレーターがあり、エスカレーターを登ると圧巻の景色が待っております。
エスカヒル鳴門から大塚国際美術館へは徒歩10分
エスカヒル鳴門から大塚国際美術館までは徒歩で10分で到着します。
大塚国際美術館に12:10到着を目処に動き出し、帰りの15:52発のバスまで心置きなく絵画に満たされた空間を堪能してください。
OCAT/大阪へ高速バスで戻る
帰りは「その1」と同様、大塚国際美術館バス停から出ている15:52発の高速バスに乗り17:49着でターミナルに到着予定です。
美術館鑑賞の合間におすすめの館内グルメスポット
大塚国際美術館は見どころが非常に多く、ゆっくり見て回ると半日以上かかることも。そんなときは、館内にあるレストランやカフェで一息入れるのもおすすめ。美術鑑賞の余韻をそのままに、落ち着いた空間での食事は、美術館での体験を一段と引き上げてくれるでしょう。
レストラン・ ガーデン
美術館1階にある「レストラン・ ガーデン」は、開放感あるガラス張りの空間が魅力。自然光が差し込む明るい店内で、季節の食材を使った洋食メニューを味わえます。
ここでは、1日限定50食の鳴門刺身定食や、1日60食限定のスイレンランチ(8月31日までの期間限定)などが大人気。そのほかにも鳴門エリアらしい鯛茶漬けや、鯛の炙り丼もありますので、訪れた際はぜひ覗いてみてください。
郷土料理 潮風
「潮風」は、鳴門海峡を望むロケーションに佇む郷土料理店。おすすめメニューはなんといっても新鮮な海鮮を使った「おまかせ造り盛り定食」。厳選された日替わりメニューとなっていて、その他のメニューも旬のお魚や徳島でとれた新鮮なお魚を堪能することが出来ます。
※美塾館内の飲食店ではなく、美術館から徒歩で15分程かかるので、ご注意ください。
※当日限り再入館が可能です。出られる際に地下3階インフォメーションで再入館の手続きが必要です。
鳴門エリアのおすすめ観光スポットを巡ろう!
大鳴門橋架橋記念館エディ
当スポットは、鳴門の渦潮、鳴門海峡と大鳴門橋にまつわる知識を楽しみながら学べる記念館。実物大模型やAR体験を通じて、橋の構造や渦潮の動きを体験可能。屋上の展望台からは橋全体と海のコントラストが美しく、思わずシャッターを切りたくなる風景が広がります。
渦の道:鳴門の渦潮
全長449mの「渦の道」は、鳴門観光のハイライトとも言えるスポット。海面から約45mの高さにある遊歩道は、足元がガラス張りになっており、渦潮を真上から観察できます。
自然の脅威を感じるこの体験は、子どもから大人まで一度は体験してほしいものです。タイミングが合えば、まるで生き物のように渦を巻くその姿に、誰もが目を奪われるでしょう。
◆お得な情報:美術館までのお得なアクセス情報

先述した徳島までのバス観光には、美術館の入館券引換証もついたおすすめの乗車券が販売しています。チケットの詳細は以下です。
「大塚国際美術館入館券引換証付きバス旅おトクきっぷ」
・内容:「大阪から大塚国際美術館の高速バス往復乗車券」と「大塚国際美術館入館券引換証」がセット
・乗車時間:片道約2時間
・料金
大人9,640円 子供3,720円
・詳細/購入
日帰りコースに掲載している高速バスの時刻は作成時点のものであり変更となる場合があります。
最新の時刻表をお確かめください。
大阪⇔徳島 路線: 運行便及び時刻表 【大阪⇔徳島】時刻表
外国人観光客にはSETOUCHI ROUND PASSもおすすめ
「SETOUCHI ROUND PASS」は、訪日外国人向けに考えられた瀬戸内海エリアを効率的に周遊できる、便利な特別な乗車券です。
このパスでは、大阪〜徳島・高松〜広島・広島〜大阪を結ぶ高速バスの片道乗車券と、高松〜徳島を結ぶ特急「うずしお」の乗車券がセットになっています。
さらに、四国キヨスクの対象店舗でお買物券も付いており、観光とお買い物を同時に楽しめます。
料金:大人 17,700円
まとめ

大阪OCATを拠点に、日本中の素敵な場所に行くことが可能です。
そんな中でもこの記事では徳島県の鳴門市で一日を過ごすモデルコースを紹介しました。乗り換えなしでアクセスできる気軽さ、渦潮の迫力、そして美術館での知的な刺激と地元グルメの満足感。
大阪OCAT発・徳島日帰り旅には、そんな「心が動く体験」が凝縮されています。
いつもより少しだけ早起きして、ユニークな旅行スタイルを楽しんでみてはいかがですか。
西日本最大級のバスターミナル。 世界へ飛び立つ「関西国際空港」「大阪空港」へ向かうバスはもちろん、日本全国へ発着する高速バス乗り場です。 空港へ直結のバスターミナルを有するOCATらしく世界各国のお食事が楽しめます。 普段のお買い物もできる店舗が数多くあり、バスの待ち時間だけでなく地域の皆様に日常的にご活用いただいています。 OCAT地下1階、大きな球体が陽の光を受けて輝く「ポンテ広場」青空が見える吹き抜けのスペースは、幅広い世代に憩いの場として利用されています。