日本でのクリスマスの楽しみ方ガイド!ケーキのおすすめは豊洲「エクラデジュール」
日本のクリスマスケーキ文化を紹介します。日本のクリスマスでは、イルミネーションやチキンとともに、生クリーム・いちごをのせたケーキを楽しみます。東京・豊洲にある「エクラデジュール」は、2025年、特別なクリスマスケーキを提供しています。
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目次
- 日本ではクリスマス、どう過ごす?
- なぜ日本人はクリスマスにケーキを食べるの?
- 東京「エクラデジュール」で特別なクリスマスケーキを
- SNS映え間違いなし!2025年の特別ケーキ
- 店舗情報
- テイクアウトも可能!ホテルでプライベートに楽しもう
- まとめ
日本ではクリスマス、どう過ごす?
日本では、クリスマスは、19世紀末~20世紀前半ごろ、一般家庭で楽しまれるイベントとして浸透しました。
欧米諸国では、クリスマスは「家族が集まり過ごす日」というニュアンスが強いですが、日本の場合、現在は「恋人と過ごす、ロマンチックなイベント」として親しまれています。
そんな日本でのクリスマスの楽しみ方といえば、イルミネーション、フライドチキン、そしてクリスマスケーキです!
イルミネーション

日本ではクリスマス、街全体がきらびやかなイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気に包まれます。
駅前や商業施設、街路樹が色とりどりの光で装飾される中、カップルで夜景を見ながら散歩したり、友人同士でクリスマスパーティーを開いたり。
人々は思い思いのスタイルで、この季節を楽しみます。
フライドチキン

食事の定番といえば、フライドチキンやローストチキンです。
特にKFC(ケンタッキーフライドチキン)のクリスマスチキンは、12月になると予約が殺到する人気ぶりです。
そして、クリスマスケーキ

そして何より、日本のクリスマスを象徴するのが「クリスマスケーキ」です。
ふんわりとしたスポンジケーキに、真っ白な生クリーム、そして鮮やかな赤いいちごをたっぷりと飾った美しいケーキ。この組み合わせは日本独自のものです。
12月になると、ケーキ店やデパート、コンビニエンスストアに至るまで、色とりどりのクリスマスケーキが並びます。
サンタクロースやクリスマスツリーの飾りが施された華やかなケーキは、見ているだけでも心が躍りますよ。
なぜ日本人はクリスマスにケーキを食べるの?
日本でクリスマスケーキが売られるようになった経緯は定かではありません。ただ、記録に残っているものとしては、1910年、洋菓子メーカー「不二家」が販売を始めています。
当初、クリスマスケーキは、フルーツケーキをアレンジしたものだったそうです。
不二家の創設者である藤井林右衛門は、その後、アメリカでケーキ作りを修行。ケーキの改良を行い、やわらかいスポンジにクリームなどを組み合わせる日本式の「ショートケーキ」を開発しました。
その後、1952年以降にクリスマスセールでケーキを販売するようになったことから、現在のように、日本中でクリスマスケーキを食べる習慣が広がったと言われています。
なぜ生クリームにいちご?
なぜ生クリームにいちごのショートケーキなのか?
諸説ありますが、日本が伝統的に「紅白」を縁起の良い色として考えてきたため、日本人の美意識にマッチしたことも一因のようです。
また、第二次世界大戦後、冷蔵技術の発達によって、生クリームを使ったケーキが日持ちしやすくなったことなども、要因として考えられています。
今では、クリスマスシーズンになると、パティスリーやホテル、百貨店が趣向を凝らした豪華なクリスマスケーキを競って発売します。日本人は、こうしたケーキを家やカフェ、レストランで楽しむのです。
東京「エクラデジュール」で特別なクリスマスケーキを

「豊洲市場」「チームラボプラネッツTOKYO」などで知られる人気観光地の東京・豊洲。
ここには、この日本独自のクリスマス文化を体験するのにぴったりのパティスリー「エクラデジュール(Éclat des Jours)」があります。
「エクラデジュール」は、2014年創業。2号店となる豊洲店は、2020年にオープンしました。店名は、"日々の輝き"を意味するフランス語に由来します。
パティシエの中山洋平氏は、ホテル日航東京などを経てフランスに渡り、メゾン・シュバロ、アルノー・デルモンテで修行を積んだ実力派パティシエです。
SNS映え間違いなし!2025年の特別ケーキ

エクラデジュールのお菓子のコンセプトは、「みずみずしさ」「口溶けのよさ」「喉ごしのよさ」。
フランス菓子をベースにしつつ、 日本人向けに食感などをアレンジしており、独自の味わいが人気です。
2025年の特別ケーキは、全7種類。
生クリームといちごを使った、日本らしいショートケーキ「Short Cake Noёl 2025」は、北海道産の生クリームなど、厳選した素材で作った逸品。サンタクロースやクリスマスツリーのかわいいデコレーションで飾られています。
また、フランス産とベルギー産のブレンドチョコレートムースを使った「Choco Choco Noёl」や、国産バナナや洋梨を使ったフルーツケーキ「Caramel Fruits」などは、大人も子どもも楽しめる味わい。
さらに、シャンパンが香る上品な味わいの「Rosélia」、フルーツリキュールで半年漬け込んだドライフルーツを使った「Setollen 2025」など、大人向けのスイーツもそろっています。
詳しくは公式HPやInstagramで最新情報をチェックしてみてください。
2025年の特別ケーキは7種類
・Short Cake Noёl 2025

・Choco Choco Noёl

・Griotte Pistache

・Caramel Fruits

・Rosélia

・Setollen 2025
7種の果実酒に半年間漬け込んだドライフルーツを使用し、芳醇でフルーティーな味わいに仕上げました。
・Berawecka
ドライにした山梨県産ラフランスやナッツ、スパイスを洋梨のリキュールに漬け込み、じっくりと焼き上げたフルーティーなベラベッカです。
店内カフェで楽しめる

豊洲店は、イートインスペースが設けられていおり、店内でゆっくりとケーキを味わうことができます。
ガラス張りの洗練された外観と、明るく開放的な店内は、都会的で洗練された雰囲気。ショーケースに並ぶ色とりどりのケーキは、まるで宝石のようです。
豊洲という立地も魅力的。「豊洲市場」や「チームラボプラネッツTOKYO」といった人気観光スポットと同じエリアにあるため、東京観光の途中で気軽に立ち寄れます。
店舗情報
店名: エクラデジュール 豊洲ベイサイドクロス店(Éclat des Jours)
住所: 東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲3
アクセス:東京メトロ有楽町線「豊洲駅」2b出口すぐ/ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩約3分
営業時間:平日 11:00~20:00、土日祝 10:00~20:00
定休日:月曜日・火曜日
電話番号: 03-5534-8966
公式HP: https://www.eclatdesjours.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/eclatdesjours_english/
テイクアウトも可能!ホテルでプライベートに楽しもう
エクラデジュールのケーキや焼き菓子は、テイクアウトもできます。
宿泊先のホテルやご自宅、友人などの家で、プライベートに楽しみたい場合、ぜひテイクアウトをしてみてください。
日本の美しいホテルの部屋で、東京の夜景を眺めながら、本格的なフランス菓子の技術が光る日本式クリスマスケーキを味わう。そんな贅沢な時間は、きっと忘れられない旅の思い出になるでしょう。
事前予約がおすすめ
クリスマスシーズンは混雑が予想されるため、事前予約がおすすめです。
「エクラデジュール」の予約HPは、英語、繁体字、韓国語を含め、複数言語に対応。
オンライン決済も可能で、スムーズに購入できます。
まとめ
日本のクリスマスは、大切な人と過ごす特別な時間を楽しむ文化として根付いています。
きらめくイルミネーション、おいしいチキン、そして何よりクリスマスケーキ。これらすべてが揃ってこそ、日本式クリスマスの完成です。
今年のクリスマスは、エクラデジュールの美しいケーキと共に、忘れられない「輝かしい日々(Éclat des Jours)」を東京で過ごしてみませんか?
パティスリー「Éclat des Jours(エクラ・デ・ジュール)」は、2020年6月に東京・豊洲にオープンしました。 「Éclat des Jours(エクラ・デ・ジュール)」はフランス語で“輝かしい日々”を意味する造語で、私たちのスイーツが、お客様の特別な日や日常のひとときに寄り添い、心に残る「輝かしい日々」を彩る存在でありたいという想いを込めて名付けました。 Éclat des Joursのスイーツのコンセプトは、「フレッシュさ」、「とろけるような食感」、「なめらかさ」。オーナーシェフ・中山洋平がフランスでの修業を通じて身につけた技術と味を基に、日本人にも親しみやすく、食べやすい食感を大切にしています。シンプルな構成の中にコントラストを加えながら、素材そのものの美味しさを最大限に引き出すことを心がけています。 私たちの目標は、総合的なパティスリーであることです。 アントルメ(ホールケーキ)、プチ・ガトー(個々のケーキ)、バターの風味豊かなマドレーヌやクッキーなどの焼き菓子、毎朝店内で焼き上げるバゲットやクロワッサンなどのパン、さらにショーケースを彩るショコラやコンフィチュールなど、幅広い商品を取り揃えています。 今後は、日常のちょっとした贈り物やご家庭でのひとときにもお使いいただける商品ラインアップの拡充も計画しています。 フランスの伝統を大切にしながらも、常に新しい味わいに挑戦し、お客様に長く愛されるパティスリーであり続けたいと願っています。