大阪の象徴「通天閣」に学ぶ、地域とともに歩む観光のかたち
本記事は、地域創生に関心のある学生や事業経営者向けに、「通天閣」が大阪を代表する観光スポットへと成長するまでの歩みと、転換期を支えた経営判断、地域と共に進めてきた取り組みについて、経営層から直接学べるツアーを紹介します。
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目次
- 通天閣の役員から直接学ぶ!人気の秘密
- 通天閣とは|大阪・新世界の象徴として歩んだ歴史と魅力
- 通天閣の周辺地域・新世界|大阪らしさが色濃く残る街の変遷
- 今の通天閣|進化を続ける展望施設と地域に根ざす魅力
- ツアーの詳細
- 通天閣の体験型アトラクション|スリルと非日常を味わう挑戦
- 問い合わせ方法
通天閣の役員から直接学ぶ!人気の秘密
通天閣は、かつて大阪・新世界の下町文化を象徴する存在でしたが、現在では国内外から多くの観光客が訪れる大阪を代表する観光スポットへと進化しています。その背景には、時代の変化を見据えた長年の改革と挑戦、そして周辺エリアや新世界と連携したまちづくりの積み重ねがあります。年間入場者数が低迷していた1975年の約19万人、さらには感染症の影響を受けた2020年の約20万人という危機的状況を乗り越え、現在では120万人を超える規模まで回復しました。
さらに2024年には大手鉄道グループの傘下に入るなど、経営体制の変化も通天閣の再成長を後押ししています。こうした大きな転換期を支えた考え方や意思決定、今後の展望に触れられるのが本ツアーの特徴です。
経営の視点や地域とともに進めてきた取り組みを現場で学べる機会は、一般的な観光では得られません。観光地としての通天閣とは一味違う、“事例としての通天閣”を体感してみませんか。

通天閣とは|大阪・新世界の象徴として歩んだ歴史と魅力
通天閣は、大阪・新世界の中心にそびえる、大阪を代表する象徴的な観光スポットです。「天に通じる高い建物」という意味を持つその名の通り、地域の誇りとして長年親しまれてきました。現在の通天閣は二代目にあたり、初代通天閣は1912年に建設されました。当時は凱旋門とエッフェル塔を組み合わせたような斬新なデザインで、日本一の高さを誇る建築物として注目を集めました。しかし1943年、火災により惜しまれつつも解体されます。それでも「もう一度通天閣を」という地元の強い想いが集まり、1956年に再建され、以降大阪の象徴として人々に愛され続けています。
地上約90メートルに位置する展望台からの眺望に加え、幸運の神様として知られる「ビリケンさん」に出会えることでも人気を集めています。2007年には登録有形文化財にも指定され、大阪の歴史や活気を体感できる場所として、国内外から多くの観光客を惹きつけています。
館内には歴史展示や土産物ショップ、スリルと非日常感を味わえる新感覚のアトラクションも揃い、観光・文化・エンターテインメントを兼ね備えた総合的な観光施設として進化を続けています。

通天閣の周辺地域・新世界|大阪らしさが色濃く残る街の変遷
通天閣を訪れた際には、その足元に広がる「新世界」エリアの散策も欠かせません。新世界は、明治末期から大正期にかけて、博覧会跡地を再開発して誕生した街で、当時はパリやニューヨークをモデルにした最先端の都市として注目されました。しかし戦後は再開発が進まず、通りには立ち飲み屋や将棋クラブ、昔ながらの遊技場が並び、地元の人々の生活に根ざした雑多で活気ある街へと変化します。一方で、外から訪れる人にとっては「ディープで近寄りがたい」という印象を与える側面もありました。そうした独特の雰囲気こそが、「大阪の裏の顔」とも言える新世界の魅力でもあったのです。
1980年代以降、映画やテレビドラマの舞台として注目を集めたことをきっかけに、新世界は再び脚光を浴びます。2000年代に入ると串カツ店やレトロな遊技場が軒を連ねる観光エリアへと変化し、大阪らしいエネルギッシュな街並みが再評価されるようになりました。現在では、国内外から多くの観光客が訪れる国際的な観光スポットとして発展しながらも、日本の高度経済成長期の雰囲気や下町文化を色濃く残しています。家族連れや女性観光客も安心して楽しめる街へと進化し、「変わりながらも守り続ける」という地域づくりの姿勢を体感できるエリアとなっています。

今の通天閣|進化を続ける展望施設と地域に根ざす魅力
新世界のにぎわいとともに歩んできた通天閣は、現在では単なる展望台にとどまらない、多機能な観光施設へと進化しています。地上から大阪の街を一望できる展望体験はもちろん、館内には新世界の歴史を学べる展示や、食品メーカーと連携したアンテナショップ、海外からの旅行者にも人気の体験型アトラクションが充実しています。写真映えするスポットも多く、家族や友人と一緒に楽しめる点も、現代の通天閣ならではの魅力です。訪れる人それぞれが、自分なりの楽しみ方を見つけられる施設へと変化してきました。

そして通天閣といえば、やはり幸運の象徴「ビリケンさん」の存在は欠かせません。その愛らしい笑顔と独特の存在感から、地元の人々はもちろん、初めて訪れる観光客にも親しまれています。5階の黄金の展望台は、秀吉の黄金の茶室をイメージした華やかな空間が広がり、大阪の街を一望できることから「大都会の空中オアシス」とも称されています。この黄金の神殿に鎮座するのが、三代目のビリケンさん(金髪の男前!)。初代通天閣にも祀られていたと伝えられ、足の裏をなでると願いが叶うとされることから、商売繁盛や合格祈願、恋愛成就を願う人々が絶えません。七福神に加えて「八福神」としても親しまれ、現在では通天閣を代表するパワースポットとして、上空から大阪の幸運を見守り続けています。

ツアーの詳細
本ツアーでは、通天閣が下町文化の象徴から国内外に知られる観光スポットへと再成長してきた歩みを、経営と地域連携の視点から学びます。入場者数の低迷や社会的危機を乗り越えた改革の背景、経営体制の転換、今後の展望について、経営層の意思決定を直接学べる貴重な機会です。
・料金:55,000円(税込) ※グループ価格でのご案内となります。
・人数:1名~10名
・時間:約120分~150分
・内容: 施設見学、役員講話
※追加可能オプション:アトラクション「DIVE&WALK」「TOWER SLIDER」の体験
・申込受付:1か月前まで

通天閣の体験型アトラクション|スリルと非日常を味わう挑戦

「DIVE&WALK」
通天閣の「DIVE&WALK」は、地上約26メートルの展望台屋上を、命綱を装着して歩くアトラクションです。まさに“空中散歩”ともいえる体験で、大阪の街並みや眼下に広がる新世界の風景を、普段とはまったく異なる視点から楽しむことができます。体験料金に含まれているオリジナルの写真撮影サービスでは、ハルカスや通天閣ならではの景観とともに、記念に残る一枚を撮影できる点も魅力です。
さらに約40mの高さから一気に飛び出す「DIVE」も迫力抜群です。跳ね出しのスタート台から空中に向かう挑戦するこの体験では、大阪の街を眼下に臨みながら爽快なひとときを楽しめます。通天閣の高さを存分に活かした、外国人観光客に特に人気のアトラクションです。

「DIVE&WALK」:ダイブ&ウォーク利用料金(1回)
・営業時間:10:00~20:00(最終受付19:15)
・料金:大人 (15歳~65歳)3,000円
子ども(9歳~14歳)2,000円
※子どもの方の体験には大人の同伴が必要です。その他体験条件があります。購入時にご確認ください。
オンラインチケット購入はこちら
※産業観光にお申込みの方はオプションとしてお付けすることも可能です。
「TOWER SLIDER」
次にご紹介するのは、通天閣ならではの高さと構造を生かした体験型アトラクション「TOWER SLIDER(タワースライダー)」です。通天閣の2階から3階へ上がる螺旋階段を抜けた先に入口があり、高さ22mから地下1階までを約10秒で一気に滑り降ります。外周を回りながら進む全長60mのチューブ型スライダーは、ステンレスと透明パネルでできており、スリルと爽快感を同時に味わえるのが魅力。さらに滑走中の様子は動画で記録され、ダウンロードも可能です。通天閣を見上げながら挑戦する、新しい体験型アトラクションをぜひ楽しんでください。

「TOWER SLIDER」:タワースライダー利用料金(1回)
・営業時間:10:00~19:30
・料金:大人(15歳~65歳) 1000円
子ども(7歳~14歳)500円
※体験には条件があります。購入時にご確認ください。
オンラインチケット購入はこちら
※産業観光にお申込みの方はオプションとしてお付けすることも可能です。
このように、通天閣では展望塔としての機能だけでなく、「DIVE & WALK」をはじめとした体験型アトラクションや、地域の歴史を学べる展示、土産物ショップなど、多彩な楽しみ方が用意されています。
スリル、学び、ショッピングを一度に味わえる通天閣は、大阪らしさを五感で体感できる観光スポットです。ここでしかできない体験を通して、大阪のエネルギーと魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

問い合わせ方法
1.下記フォームから、必要事項を記入し、お問合せください。
2.3営業日以内に "industrial.tourism@nankai.co.jp"からご連絡させていただきます。
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大阪・なんばは、劇場や商店街、グルメが徒歩圏に集まるエンターテインメントと本物の大阪文化の中心地。 参加者が街歩きそのものを楽しめる、魅力的なMICEエリアです。 Osaka Namba ⇔ Kansai Intl Airport MICE Guide は、 南海グループの会場・ホテル・アクセスを起点にMICEをトータルで支援。 会期前後には、大阪南部や和歌山の産業観光(企業訪問・工場見学)を組み合わせた周遊プランもご提案します。 HP:https://www.japanrootsguide.com/jp 『本アカウントは南海電気鉄道株式会社によって運営されています。』 【写真説明】 1.関西国際空港と難波を直結する特急Rapi:t 2.道頓堀の街並み