ジャパンブランドを深掘り! GENSEI&ニンと巡る、革靴の名店【ハルタ編】
日本独自の文化として発展を続ける日本の革靴。その魅力を探るべく、日本靴工業会に参画する革靴ブランドにフォーカスした連載がスタート!インフルエンサーのGENSEIさん&ニンさんを案内役に迎え、職人技が光るブランドのショップをクルーズします。
日本の革靴を堪能できるモデルコース
日本の革靴の世界を堪能するべく、本連載では「リーガル(REGAL)」「ハルタ(HARUTA)」「大塚製靴」「東立製靴」「マドラス(MADRAS)」「エイゾー(EIZO)」の6社の直営店を訪問! 第4回となる今回は、さまざまなスタイルの革靴を幅広く展開するハルタの店舗をフォーカスします。
観光と一緒に楽しめる、ハルタ 横浜赤レンガ倉庫店
今回訪れたのが、ハルタの横浜赤レンガ倉庫店。横浜の観光名所・赤レンガ倉庫に位置していることから、インバウンド客も多く、連日賑わいを見せる同店は、ハルタの直営1号店かつ、品揃えも国内最大級なのだとか。

同店は2022年、館の大規模設備工事を機にリニューアル。レンガ調の温かみのある空間で、幅広い世代がともに買い物を楽しめる店舗となっています。

トレンドのローファーはメイドインジャパンで
ファッション性が高くデイリーに履ける革靴を多く展開するハルタですが、やはりハルタといえばローファーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 日本では一部の中学校や高校のハルタのローファーが指定靴となっていることもあり、学生靴として縁の深いブランドです。

ローファーは近年、トレンドアイテムにも浮上していますが、ハルタのローファーの魅力はズバリ、メイドインジャパンでありながらリーズナブルな価格帯を実現していること。コストを抑えながら大量生産ができるセメント式製法を取り入れ、国内の自社工場でものづくりを行っていることから、1万円以下から購入することができます。

さらにハルタでは、ベーシックなコインローファー用のアクセサリーとして、「ハルタグ(HaruTag)」と呼ばれるビットやタッセルを別売りで展開。ワンタッチで簡単に取り付けることができるので、気分に合わせてスタイルの変化が楽しめます。


◆2人が選んだシューズはこちら


数あるハルタのラインナップの中からGENSEIさんが選んだのは、ガラスレザーで仕立てられたコインローファー。革の表面に二層の塗料を塗り、部分的に研磨する「アドバン仕上げ」によるグラデーションが特徴的なシューズです。


ニンさんは、ベーシックなコインローファーのブラックをセレクト。GENSEIさん同様、コーティング加工が施されたツヤのあるガラスレザーを採用したモデルです。

ハルタ 横浜赤レンガ倉庫店

所在地:神奈川県横浜市中区新港1-1-2 横浜赤レンガ倉庫2号館 2階
営業時間:11:00~20:00
店舗面積:約50平方メートル
ハルタ 公式サイト (https://www.haruta-shoes.co.jp/)
■日本靴工業会とは?
日本の風土や日本人の足に合う良質な革靴の提供と普及を目的とするNPO法人。革靴の仕様や品質に関する情報提供や日本の革靴規格(JIS)の策定、革靴の製造過程で生じる環境問題への対応など、幅広い活動に取り組んでいます。今後は、激しさを増す国際競争の中で日本の革靴を更に発展させていくことを目標に掲げています。
参画企業:岩手製靴、エイゾー、大塚製靴、共和工業、チヨダシューズ、東立製靴、ハルタ、マドラス、宮城ハルタシューズ、リーガルコーポレーション(五十音順)
記事 転載元:
FASHIONSNAP 前編
https://www.fashionsnap.com/article/jsma-vol-1/
FASHIONSNAP 後編
https://www.fashionsnap.com/article/jsma-vol-2/
日本独自の文化として発展を続ける日本の革靴。その魅力を探るべく、日本靴工業会に参画する革靴ブランドにフォーカスした連載がスタート!インフルエンサーのGENSEIさん&ニンさんを案内役に迎え、職人技が光るブランドのショップをクルーズします。