空港からすぐ!常滑で五感をひらく体験旅 ― 陶芸・酒蔵・まち歩き1日モデルコース
名古屋から電車で30分、中部国際空港(セントレア)からすぐの常滑市。観光地巡りだけでは終わらない、常滑の本格体験旅。陶芸体験や酒蔵見学、歴史あるやきもの散歩道を巡る1日モデルコースで、日本のものづくり文化と食文化を深く味わいます。
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目次
- 常滑というまちの魅力
- 「常滑焼と地酒が織りなす五感体験一日コース」
- 1.陶磁器会館
- 2.やきもの散歩道
- 3.うどん甘味侘助
- 4.澤田酒造
- 5.共栄窯セラミックアートスクール
- 6.常滑屋
- 旅の目的やスケジュールに合わせて選べる半日コースも!
- 常滑焼と美食が紡ぐ午前コース
常滑というまちの魅力

常滑は、日本六古窯のひとつに数えられる「常滑焼」の産地として知られるまち。千年以上続くやきもの文化が今も暮らしの中に息づいています。
さらに、伊勢湾に面した港町としての歴史や、老舗酒蔵が残る食文化も魅力のひとつ。観光スポットを巡るだけでなく、実際に"体験"しながらまちを深く知ることができるのが常滑の旅の醍醐味です。
このモデルコースでは、陶芸体験や酒蔵見学、やきおの散歩道のまち歩きを通して、五感で常滑を味わえます。
名古屋近郊で本格的な日本文化体験を探している方におすすめの一日旅です。
「常滑焼と地酒が織りなす五感体験一日コース」

本コースは「常滑市陶磁器会館」を出発し、やきもの散歩道、老舗酒蔵、陶芸教室、レストラン(昼食・夕食付)など、計6つのスポットを一日かけて巡るコースです。
陶芸家が案内する、ちょっとディープな見学ガイドをはじめ、老舗酒蔵見学、常滑焼の酒器と地酒のペアリング体験、「マイぐい呑み」作り、常滑焼の器で味わう特別ランチ&ディナーまで、魅力的な体験が盛りだくさん!
通常の個人観光では体験できない、ツアーならではの特別な内容も多く含まれています。
また、車でないとアクセスしづらいスポットへも、ツアーに含まれる貸し切りタクシーでラクラク移動! 運転はタクシードライバーにお任せできるので、酒蔵やレストランで出される日本酒もしっかりと堪能できますよ。
1.陶磁器会館
●空港島から無料シャトルバスでアクセス!

ツアーの出発点は「常滑市陶磁器会館」。セントレアのある空港島からは無料のシャトルバス「トコナメシャトル」が運行しており、常滑市陶磁器会館まで、20分ほどで到着します。



常滑焼やお土産品が購入できるほか、ギャラリーには常滑焼をはじめ幅広いジャンルの作品が並びます。集合時間よりも早めに向かって、買い物や作品を楽しみましょう。
また、館内には観光案内所が併設されており、旅の情報収集にも便利です。
●ここがポイント!
○集合場所へは、空港から無料シャトルバスでアクセス!
○常滑焼やお土産も購入できる
○旅の拠点に便利な観光案内所を併設
2.やきもの散歩道
陶芸家がご案内!「やきもの散歩道」散策&工房見学

こちらで、最初の目的地「やきもの散歩道」のガイドを担当してくれる八木考幸さんと合流。八木さんは散歩道に工房を構える現役の陶芸家さんです。今回のツアーで巡るのは、一周約1.6㎞の「やきもの散歩道」Aコース周辺。八木さんの案内のもと、常滑のまちへいざ出発!
※ガイドルートは当日の天候や状況により異なります。


最初にやってきたのは「とこなめ招き猫通り」。常滑市は、招き猫の生産量が日本一!常滑駅と陶磁器会館を結ぶ道路沿いに「ご利益陶製招き猫」が展示されています。常滑の陶芸作家39人が手掛けたもので、一体一体ご利益が込められているそう。愛嬌たっぷりのもの、思わず見入ってしまうものなど、表情やしぐさも個性豊かです。
でも、なぜ常滑で招き猫の生産が盛んになったのでしょうか? 八木さんによれば、「常滑では建築陶器を装飾するために、ろくろを用いずに土を造形する陶彫技術が発達し、それが現在の招き猫につながったと考えられています」とのこと。かわいい招き猫にも歴史あり!ですね。

通りの壁を見上げると、見守り猫「とこにゃん」がひょっこり顔をのぞかせています。高さ3.8m、幅6.3mもある巨大招き猫! 陸橋に上がれば、とこにゃんとのツーショット写真を撮ることができ、常滑でも人気のフォトスポットになっています。とこにゃんの開運パワーで、あなたのビッグな願いも叶えてくれるかも!?
○ここがポイント!
〇ご利益が込められた「御利益陶製招き猫」
〇常滑のシンボル「とこにゃん」は人気フォトスポット!



ここからは「やきもの散歩道」の丘の中へと入っていきます。坂が続くため、散策には歩きやすい靴&服装がおすすめ。迷路のように入り組んだ路地は、探検気分をそそられてワクワクしますよ。八木さんによれば、昔はこの急な坂道を、大きな土管を何本も乗せた荷車が登っていたとか!なお、やきもの散歩道は地域の生活道路になっており、民家も多くあります。散策や写真を撮る際は、マナーを守って行いましょう。


散歩道を歩けば、斜面を埋め尽くす土管や、「こんな狭い場所に!?」と驚くような場所に建つ煙突、渡り廊下で土管を運んだという建物など、楽しい発見がいっぱい!道中、「だんご茶屋」から漂う香ばしい匂いにつられて、思わず寄り道してしまいました。招き猫のまちにちなみ、かつお節をまぶした名物「ネコ団子」は、食べ歩きにぴったりです。

こちらは、明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶の壁に覆われた「土管坂」。やきもの散歩道を象徴するスポットの一つです。
足元にも注目してみましょう。地面に敷き詰められているのは、土管の焼成時に使用した捨て輪「ケサワ」の廃材。坂道を滑らず歩きやすいようにという思いやりから、このユニークな模様が生まれました。


続いてのスポットは、やきもの散歩道Aコースの中間地点に建つ「登窯広場展示工房館」。館内には実際に使われていた窯が保存展示されており、なんと中に入ることができます!大正10年頃に作られた窯で、窯の正面に入り口が2つあるのが特徴。戦前は焼酎瓶や土管、急須、戦後は盆栽鉢が主に焼かれていたそうです。


登窯広場にはもう一つ、「登窯 (陶榮窯)」があります。1887年(明治20年)頃に築かれた窯で、日本で現存する登窯としては最大級! 国の重要有形民俗文化財に登録されています。
8つの焼成室がある窯を見学し、窯の裏手にぐるりと回ると、並び立つ煙突が見えてきました。煙突は全部で10本。八木さんの解説によると、煙突の両サイドが高いのは、窯の端までしっかりと温度を上げ、焼き上がりが均一になるよう計算されたものだそう。

時には、ふらりと通りかかった工房で、作陶風景が見られることも!この日は運よく、ガイドの八木さんの友人が営む工房「石水窯」で、急須を制作している様子を見学することができました。精巧なパーツを組み合わせ、急須に仕立てていく様子は、まさに職人の技!



ガイドの八木さん自身の工房「一菁陶園」でも作品を制作されており、お気に入りの焼きものをその場で購入することも可能ですよ。
●ここがポイント!
〇煙突や土管が並ぶ、ノスタルジックな風景
〇陶芸家によるガイドで、まちの歴史や文化、ストーリーが学べる
3.うどん甘味侘助
名物「土鍋カレーうどん」と常滑牛乳で昼食タイム

散策しておなかが減ったところで、「暮布土屋(くらふとや)通り」にある「うどん甘味 侘助」で昼食タイム。土管工場をリノベーションした趣ある空間で、名物「土鍋カレーうどん」をいただきます。

もちもちの麺に、出汁をブレンドした和風味のカレーとチーズがとろりと絡みます。途中で温玉を投入すれば、マイルドな味わいに。さらに、残ったカレーにごはんを入れれば、おじや風に。一皿でいくつもの味わいが楽しめて、土鍋だから、最後までアツアツなのもうれしいポイントです。

ツアーの昼食に付く「常滑牛乳」は、絞った生乳をその日のうちに低温殺菌し、翌日には出荷する新鮮さが自慢。ほのかな甘い香りとまろやかで上品な風味は、カレーうどんの食後にぴったりです。牛乳、または、コーヒー牛乳から選ぶことができ、レトロなデザインの牛乳瓶はSNSでも大人気!
※営業していない場合は、向かいの「パン工房 風舎」にて常滑牛乳をお買い求めいただけます。



食後には30分ほど自由時間が設けられているので、お店の周辺を散策してみましょう。侘助と同じ「暮布土屋通り」には、常滑牛乳のミルクスタンドや人気ベーカリー「パン工房 風舎」があります。また、すぐ近くには常滑焼の器やセレクト雑貨を扱う「MADOYAMA」「晴光」などもあり、常滑のお土産探しにもぴったりですよ。
●ここがポイント!
〇ランチは常滑名物「土鍋カレーうどん」&常滑牛乳
〇自由時間には散策や買い物も楽しめる
4.澤田酒造
酒造見学&常滑焼酒器と白老のペアリング体験

昼食後は貸し切りタクシーに乗り込み、次なる目的地「澤田酒造」へ。幕末の1848年に創業し、「白老」の日本酒で全国にファンを持つ老舗の酒蔵です。
趣のある黒塗りの建物へ入ると、6代目の澤田薫さんが迎えてくれました。


まずは知多半島の歴史や風土、酒造りのこだわりをスライドで紹介し、仕込み水の振る舞いも。仕込み水は淡麗な軟水で、とってもまろやか。こちらの水をベースに、お酒に合わせて水質の異なる3種類の水をブレンドしているそうです。




そしていよいよ、蔵の見学へ。
古式伝承の酒造りを掲げる澤田酒造を象徴するのが、麹蓋を用いた麹造りです。現在では吟醸造りにしか用いられなくなった「麹蓋」を使用し、すべてのお酒を造るのは、愛知県でもここだけ。多大な手間はかかるものの、麹蓋で少量ずつ麹を作ることで、お米のうま味が生きたお酒ができるそうです。




見学を終えた後は、テイスティングルーム「さかふね」で、お待ちかねの試飲タイム。常滑の作陶家とコラボレーションした「ささらけ」セットをいただきましょう。白老の地酒と、それぞれのお酒の特徴に合わせて4人の作陶家が作った酒器の組み合わせを楽しめる、特別なペアリングメニューです。
●ここがポイント!
〇江戸時代から続く酒蔵を見学
〇常滑焼酒器と地酒「白老」のペアリング体験
5.共栄窯セラミックアートスクール
「マイ ぐい呑みづくり」にチャレンジ

続いては「共栄窯セラミックアートスクール」にて、「マイぐい呑みづくり」を体験します。講師を務める竹内孝一郎さんは、実は先ほど「澤田酒造」で日本酒を注いだ「ささらけ」の器を手掛ける陶芸家の一人! デモンストレーションとして、電動ろくろを使った作陶風景を実演していただきました。竹内さんの手の中で、土の塊がまるで生きもののように姿を変え、あっという間に器の形が出来上がっていきます。




プロみたいな器作りは難しそう…という方もご安心を。今回のコースで体験するのは、初心者でも挑戦しやすい、手びねりの「玉づくり」という技法。粘土の塊に指を入れ、少しずつ指でつまみながら形を整えていきます。器の形が完成したら、好みの釉薬を選んで体験は終了。あとは工房にて釉薬をかけて焼き上げ、2か月ほどで自宅に完成品が届きます。
世界に一つしかない「マイぐい呑み」は、常滑旅の忘れられない思い出になりそうですね。
ここがポイント!
〇常滑焼酒器「ささらけ」の陶芸家による実演
〇世界で一つの「マイぐい呑み」作りに挑戦
6.常滑屋
酒蔵×店主の特別トークも!常滑の恵みが詰まった特別ディナーと満喫

コースの締めくくりは、再びやきもの散歩道に戻り、木造の元土管工場をリノベーションした「常滑屋」へ。常滑の魅力を発信する場として、1階の食事スペースでは、急須で淹れる「煎茶セット」や旬の地魚を使った「常滑ちらし」、2階のギャラリーでは常滑焼などの作品展示を楽しむことができます。
ツアー開催日でもある毎週金曜には、ディナー営業も実施! 本コースでは、地酒「白老」のついた特別ディナーが用意されています。


ところで、常滑市には一風変わった条例があることをご存じでしょうか? その名も「常滑焼の器に注いだ地酒による乾杯を推進する条例」。やきものと日本酒の産地・常滑ならではですね!
常滑焼の酒器から好みのものを選び、地酒を注いだら、みんなで「乾杯~!」
澤田酒造の酒粕を使った辛子ナス、地豆(落花生)の煮もの、知多半島の旬の地魚を使った常滑ちらし、特産品の鬼崎海苔など、おいしい食事にお酒も進みます。

野菜や海産物などの食材はもとより、しょうゆ、みりん、酒などの発酵調味料も、周辺地域で造られたもの。常滑は、食が豊かな土地でもあるんです!
●ここがポイント!
〇地魚を使った常滑ちらしセット+地酒「白老」の特別ディナー
〇店主と蔵元によるスペシャルトーク
盛りだくさんな一日コースも、気づけばあっという間。夕食を終えたら、ツアーは解散となります。
最後のスポット「常滑屋」から、最寄りの常滑駅までは歩いて10分ほど。常滑駅周辺や空港島には宿泊施設もたくさんあるので、ツアーの余韻に浸りながら、常滑で一泊するのもおすすめです。
●【常滑焼と地酒が織りなす五感体験1日コース】
■ツアー行程
10:00 陶磁器会館 集合
10:00 やきもの散歩道(陶芸家八木様の案内による散策&工房見学)
12:00 うどん甘味侘助(常滑焼の器で提供される看板メニューの土鍋カレーうどん+常滑牛乳)
12:45~13:15 自由時間13:30 澤田酒造(酒蔵見学&「ささらけ」体験)
※酒器×地酒の五感ペアリング
15:15 共栄窯(陶芸家竹内様の実演&「マイぐい呑み」制作体験)
17:00 常滑屋(特別ディナー「地元食材×地酒」+店主×蔵元ワークショップ【金曜日特別開催】)
19:00 現地解散
※ツアー中の移動は徒歩または貸切タクシー
■料金/お一人様(2名参加の場合)30,000円、(3~5名参加の場合)28,000円
■ツアー所要時間/9時間(10:00~19:00)
■開催/通年設定(金曜催行)
■催行人数/2名以上~5名(5名以上は応相談)
旅の目的やスケジュールに合わせて選べる半日コースも!
●常滑焼とスイーツで巡るフォトジェニック散策コース

やきもの散歩道を散策し、常滑焼の器での人気スイーツをいただく午後コース。「コーヒーぜんざい」または風味豊かな「おうすぜんざい」に、常滑牛乳を添えた、限定のおやつセットでホッとひと息つきましょう。
短時間に常滑の魅力をギュッと凝縮した、手軽で満足度の高い散策プランです。空港到着後の立ち寄り観光にもおすすめです。
■ツアー行程1
4:00 陶磁器会館 集合
14:00~15:30 やきもの散歩道(散策&工房見学)
15:30~16:00 うどん甘味侘助
16:00 解散
■料金/お一人様(2名参加の場合)11,000円、(3~5名参加の場合)10,000円
■ツアー所要時間/2時間(14:00~16:00)
■開催/通年設定(木・金曜催行)
■催行人数/2名以上~5名(5名以上は応相談)
常滑焼と美食が紡ぐ午前コース

やきもの散歩道を散策し、贅沢なランチタイムを楽しみましょう。「常滑ちらし」をはじめ、地元食材が織りなす彩り豊かな料理を、特別な常滑焼の器で味わいます。さらに、本コンテンツ限定で、常滑焼職人が手掛けたぐい呑みの中からお気に入りの器を選び、地酒とともに五感で楽しむ特別体験も。短時間で常滑の文化と美食を余すところなく堪能できる、上質層向けの半日コースです。
■ツアー行程
10:00 陶磁器会館
10:00~12:00 やきもの散歩道(散策&工房見学)
12:00~13:00 常滑屋(とこなめちらしと地酒の昼食)
13:00 解散
■料金/お一人様(2名参加の場合)13,000円、(3名参加の場合)12,000円、(4~5名参加の場合)11,000円
■ツアー所要時間/3時間15分(10:00~13:00)
■開催/通年設定(火・金曜催行)
■催行人数/2名以上~5名(5名以上は応相談)
“常滑市に訪れるすべての方が様々な魅力に触れて、楽しく幸せな気分になり、明日から元気になれる“幸せのチカラ(ハッピー)”を持って帰ってほしい“という想いが込めた「Happy Come On TOKONAME(ハッピーカモントコナメ)」をキーワードに観光PRを行っています。