2026年10月関西イベント10選!大阪・京都・奈良の祭り
2026年10月に大阪・京都・奈良で開催される関西イベント10選を紹介。花火、だんじり、時代祭、流鏑馬、正倉院展などを開催日順にまとめます。
10月の関西
気候が穏やかになる10月は、大阪や京都、奈良など、関西地方を観光するのにおすすめの季節です。
一年を通して楽しめる観光名所や文化遺産に加え、毎年10月に開催される祭りやイベントへ参加すれば、より思い出深い旅行になるでしょう。
本記事では、2026年10月に関西で開催されるおすすめイベント10選を、開催開始日の早い順に紹介します。
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目次
- 1. KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭(10月3日~25日)
- 2. 岸和田だんじり祭 10月祭礼(10月10日・11日)
- 3. 奈良公園「鹿の角きり」(10月中旬)
- 4. 清水寺 青龍会(10月15日)
- 5. 堺まつり(10月17日・18日)
- 6. なにわ淀川花火大会(10月17日)
- 7. 野宮神社 斎宮行列(10月18日)
- 8. 京都・時代祭(10月22日)
- 9. 奈良国立博物館 正倉院展(10月24日~11月9日)
- 10. 大阪天満宮 流鏑馬神事(10月25日)
1. KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭(10月3日~25日)

画像提供:KYOTO EXPERIMENT公式HP
京都は歴史ある寺院や伝統的な祭り、長い歴史を持つ舞台芸術で知られていますが、現代アートの発信地としての一面もあります。
毎年秋に開催される「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」には、日本国内外からアーティストが集まり、演劇やダンス、音楽、ビジュアルパフォーマンスなど、既存の枠を超えたプログラムを披露します。
単に舞台を鑑賞するだけでなく、劇場とギャラリー、日常生活の境界を曖昧にする実験的な表現を通じて、観客にも新しい発想や体験を促すのが特徴です。
公演やインスタレーションは京都市内の複数会場で開催されます。京都の古典的な文化とは異なる現代的な表現に触れ、街の芸術が向かう未来を感じられるイベントです。
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2026
開催期間:2026年10月3日~25日
会場:京都市内の複数会場(Google Maps)
公式HP:https://kyoto-ex.jp/
2. 岸和田だんじり祭 10月祭礼(10月10日・11日)

画像提供:PR TIMES
SNSや写真で岸和田だんじり祭を見たことがある人も、目の前で繰り広げられる迫力や参加者の見事な連携には圧倒されるでしょう。
300年以上の歴史を持つ「岸和田だんじり祭」では、重さ約4トンにもなる木製のだんじりが、市街地の狭い道路を猛スピードで駆け抜けます。
大勢の曳き手が巨大なだんじりを操り、勢いを落とさず交差点を曲がる「やりまわし」は、祭り最大の見どころです。
夜になると、だんじりに取り付けられた数多くの提灯へ明かりが灯り、昼間の勇壮な雰囲気とは異なる美しい姿を見せます。
岸和田だんじり祭は9月祭礼と10月祭礼の年2回開催されます。10月祭礼では、暑さや湿気が和らいだ秋の気候のなかで、スピード感あふれる伝統行事を楽しめます。
岸和田だんじり祭 10月祭礼
開催日:2026年10月10日~11日
会場:大阪府岸和田市(Google Maps)
公式HP:岸和田市公式HP「岸和田だんじり祭」
3. 奈良公園「鹿の角きり」(10月中旬)

Picture courtesy of PIXTA
神の使いとされる奈良の鹿を、人やほかの鹿、歴史的な建造物などとの事故から守るために行われるのが、奈良公園の伝統行事「鹿の角きり」です。
発情期を迎えた雄鹿が人やほかの鹿を傷つけたり、歴史ある文化財を破損したりするのを防ぐため、勢子と呼ばれる熟練者が鹿を安全に捕らえ、痛みを与えないよう配慮しながら角を切ります。
入場料による収益は、奈良の鹿の保護や管理に役立てられます。
行事を見学した後は、鹿せんべいをあげてみましょう。鹿がお辞儀をするような姿を見せてくれるかもしれません。
奈良公園 鹿の角きり
開催時期:例年10月中旬の週末。鹿の発情状況などにより変更される場合があります
料金:例年、大人約1,000円、子ども約500円。当日券あり
会場:春日大社・奈良公園周辺(Google Maps)
公式HP:奈良公園「鹿の角きり」
4. 清水寺 青龍会(10月15日)

Picture courtesy of PIXTA
「青龍会」は、歴史ある清水寺の境内を舞台に行われる、京都でも特に印象的な宗教行事のひとつです。
年に3回開催される青龍会では、全長約18メートルの巨大な青龍が清水寺の石畳をうねるように進み、門前町へと練り歩きます。
華やかな法衣を身にまとった参加者が青龍に付き添い、法螺貝の音が境内に響き渡ることで、荘厳な雰囲気に包まれます。
この行事は、観音菩薩の化身とされる聖なる青龍が、毎夜、清水寺の音羽の滝へ水を飲みに訪れるという伝承に由来します。
青龍が通過する際には、参加者や見物客が「南無観音」と唱え、幸福や災厄からの守護、地域の平和を祈ります。
清水寺 青龍会
開催日:2026年10月15日
開始時間:14:00に奥の院を出発予定
会場:清水寺(Google Maps)
公式HP:清水寺の年間行事
5. 堺まつり(10月17日・18日)

旧堺燈台
「堺まつり」は、1974年から毎年10月に開催されている、大阪府堺市最大規模のイベントです。
歴史ある港町・堺は、15~16世紀に貿易都市として栄えました。
堺は、港に集まる舶来品を取り入れ、茶の湯を大成した千利休(1522~1591年)の出身地として知られています。また、数百年にわたる鍛冶の伝統を持ち、かつては織田信長(1534~1582年)などの戦国武将へ刀や火縄銃を供給していました。現在は職人が手作りする高品質な包丁が世界的に評価されています。
堺まつりでは、にぎやかなパレードやステージイベント、地域の物産市などを通じて、こうした堺の歴史や文化を紹介します。
「堺大茶会」では、屋外の茶席や伝統的な畳敷きの茶室でお茶を楽しめます。
市役所前の中心市街地から歴史ある南宗寺まで、複数の会場で催しが行われ、現在まで受け継がれてきた堺の文化を体験できます。
堺まつり
開催日:2026年10月17日~18日
会場:堺市役所前広場、商店街、南宗寺など堺市中心部の複数会場
公式HP:https://sakai-tcb.or.jp/sakaimatsuri2026/
6. なにわ淀川花火大会(10月17日)
祭りのフィナーレといえば花火。大阪で特に有名な花火大会のひとつが「なにわ淀川花火大会」です。
淀川の河川敷を会場に、大きく色鮮やかな花火や音楽と連動した演出、水面付近から打ち上がる水中花火などが夜空を彩ります。
大阪を代表する河川である淀川の水面が鏡のように花火を映し出し、夜空と川の両方で輝く壮大な光景を楽しめます。
毎年数十万人が訪れる人気イベントで、大阪の街並みを背景に約1時間にわたって繰り広げられる花火が、訪れる人を魅了します。
なにわ淀川花火大会
開催日時:2026年10月17日19:00~20:00
開催条件:雨天決行。荒天の場合は中止となり、延期はありません
会場:淀川河川敷・十三会場から新北野、塚本周辺(Google Maps)
料金:
・無料:十三側の指定一般観覧エリア
・有料指定席:パノラマ席5,000円~納涼船席28,000円
※事前購入が必要です。当日券は販売されません。
公式HP:なにわ淀川花火大会
7. 野宮神社 斎宮行列(10月18日)
京都西部・嵐山の山々を背景に行われる「斎宮行列」は、伊勢神宮に仕える斎王に選ばれた皇女が、伊勢へ向かう様子を再現した華やかな行列です。
縁結びの神様として知られる野宮大黒天を祀り、伊勢神宮との関係でも知られる「野宮神社」の祭礼として開催されます。
行列は12:00に野宮神社を出発。JR嵯峨嵐山駅や天龍寺の前を通り、渡月橋を渡ります。
嵐山公園中之島地区の北乗船場へ到着すると、禊の儀が行われます。
まるで時代劇や物語の世界から現れたように、参加者は十二単をはじめとする華やかな平安時代の衣装をまとって行進します。
関西の祭りのなかでは比較的知られていない行事ですが、現在では伝説のように語られる古代の皇室行事を間近で見られる貴重な機会です。
斎宮行列
開催日時:2026年10月18日12:00~
コース:野宮神社から渡月橋、嵐山公園中之島地区(Google Maps)
公式HP:斎宮行列
8. 京都・時代祭(10月22日)
毎年10月、京都の街に日本の歴史絵巻がよみがえる「時代祭」が開催されます。
時代考証に基づいて制作された衣装を身にまとった約2,000人が、1,000年以上にわたる日本の歴史を表現しながら京都市内を練り歩きます。
行列は、19世紀の明治維新から794年の平安京遷都まで、時代をさかのぼる順番で進みます。
将軍や武士、公家、皇女など、日本の歴史を形づくってきた人々が登場し、現代の京都を背景に豊かな歴史を再現します。
京都・時代祭
開催日:2026年10月22日
行列コース:京都御所から平安神宮(Google Maps)
公式HP:京都・時代祭
9. 奈良国立博物館 正倉院展(10月24日~11月9日)

画像提供:奈良国立博物館「正倉院展」公式HP
「正倉院」は、奈良・東大寺の境内にある8世紀の宝庫です。
756年、光明皇后が亡き夫・聖武天皇の遺愛品を東大寺の大仏へ奉献したことをきっかけに成立しました。
現在は染織品や楽器、ガラス器、金工品など約9,000件の古代美術工芸品に加え、1万点を超える歴史的文書が収蔵されています。
奈良国立博物館では年に一度、正倉院宝物の一部を展示する「正倉院展」を開催。8世紀の精巧な工芸技術や、日本における初期の仏教文化を間近で鑑賞できる貴重な機会です。
奈良の大仏とも深いつながりを持つ宝物を紹介する展覧会で、開催期間中に奈良を訪れる人にとって見逃せないイベントです。
正倉院展
開催期間:2026年10月24日~11月9日
会場:奈良国立博物館 東新館・西新館(Google Maps)
料金:一般2,000円、大学生・高校生1,500円、子ども500円
公式HP:正倉院展
10. 大阪天満宮 流鏑馬神事(10月25日)
馬に乗りながら的を射る、高度な技術を間近で見られる「流鏑馬」。さらに、大阪の中心部で開催されるとなれば、見逃せません。
梅田から電車で数駅の場所にある「大阪天満宮」では、毎年10月、神様への奉納として武芸を披露する「流鏑馬神事」が開催されます。
流鏑馬は、走る馬の上から弓矢で的を射る、日本の伝統的な騎射です。
射手は疾走する馬の上で美しい姿勢を保ちながら、目の前を通過する的へ正確に矢を放ちます。
流鏑馬は静かな森や山に囲まれた神社で行われることが多いため、大阪の現代的な街並みを背景に鑑賞できるのは、この神事ならではの特徴です。
大阪天満宮 流鏑馬神事
開催日時:2026年10月25日15:00~
会場:大阪天満宮(Google Maps)
公式HP:大阪天満宮 流鏑馬神事
10月の祭りで日本文化の中心・関西を体験しよう
日本で大切に受け継がれてきた神話や伝説の多くは、関西地方にルーツを持っています。日本古来の伝統文化が育まれてきた関西では、ほかの地域にはない多彩な祭りや行事が開催されます。
にぎやかな神社の祭礼に参加したり、日時指定のチケットを予約して歴史的な文化財を鑑賞したりと、楽しみ方もさまざまです。
気候のよい10月に大阪、京都、奈良を訪れ、日本文化の魅力を現地で体験してみてください。
日本に住んでいるオーストラリアの旅行作家兼写真家です。季節ごとに変わる日本の風景を撮影したり、伝統的な職人の技術について聞いたりすることが大好きです。すべての出来事には、良いストーリーが欠かせません!見るべき素晴らしいものがたくさんありますし、日本は常に新しいものを追加しています!