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大阪弁の有名フレーズ6選。めっちゃ便利な言葉で大阪をエンジョイ
大阪弁は関西弁の一つであり、京都弁や神戸弁とも似ています。とにかくリアクションが大きく早口で、テンポよくたたみかける言葉です。今回は、実際に大阪を訪れたときに使える大阪弁を紹介します。
大阪弁。それは大阪人の誰もが誇りを持っている、大阪の特有の方言です。
地方から首都圏に出てくると、ほとんどの人が標準語を使うようになるかと思いますが、大阪人は全国どこに行っても、ときには海外でも大阪弁を使う人が多いのです。たかが方言、されど方言。大阪人の大阪弁に対する情熱は、きっとあなたの想像以上です。
大阪弁は関西弁の一つであり、京都弁や神戸弁とも似ています。とにかくリアクションが大きく早口で、テンポよくたたみかける言葉です。今回は、実際に大阪を訪れたときに使える大阪弁を紹介します。
旅行中に使える6つの大阪弁
(1)めっちゃ(Meccha)
「めっちゃ」は「とても」という意味です。
めっちゃ好き。めっちゃ良い。めっちゃかっこいい。めっちゃ似合う。めっちゃおいしい……。特に、相手を褒めるときなど語頭に「めっちゃ」とつけてみて下さい。相手は2倍も3倍も喜びます。
(2)なんでやねん(Nanndeyanenn)
こちらは大阪弁の代名詞。「なんでやねん」を無理矢理標準語にするとならば「どうしてそうなるんですか?」。相手に「つっこみ(Tsukkomi)」をいれるときに使う言葉です。
しかし、このつっこみは「ボケ(Boke)」がないと成立しません。
大阪人は冗談が好きです。話を実際よりも大きく盛るのが好きです。ラーメン屋でラーメンを食べ終わって、700円のお会計をしようとすると、店のおっちゃんが「はい、まいど。兄ちゃん700万円ねー。」と言うことがあります。
そんなときこそこの言葉の出番。「なんでやねん!」と思いっきりつっこんであげましょう。
つっこむには、相手の発言や行為がボケだと気づくカンの良さが必要ですが、相手の話が少し大げさにだと思ったら、思い切ってつっこんでみると、楽しいコミュニケーションがとれるはずです。
(3)まけて(Makete)
「安くして」という意味です。
大阪は商売魂のたくましい街です。大阪人たる者、良い物を少しでも安く買うのがポリシーなのです。値切る(値段交渉をして安く買う)のは昔からの大阪の文化と言っても過言ではありません。
もちろん百貨店やスーパーマーケットでは値切れませんが、家電量販店では、大手であっても値切り文化が存在します。
私もこの前カメラを買ったとき、3000円ほど安くしてもらいました。ほかにもフリーマーケットや昔ながらの商店街でも値段交渉の機会はあるかも。そんなときは、この「まけて」を使って店員とやりとりし、買い物を楽しんで下さいね。
(4)ほな(Hona)
「では、さようなら」という意味や話題を変える「それでは」と言う意味で使えます。大阪人と別れるときは、「ほな、また」や「ほな、さいなら」と言ってみましょう。より、フランクな大阪人スタイルが楽しめるはず。
(5)おおきに(Okini)
「おおきに」は「ありがとう」という意味です。
実は私たち大阪人であっても、特に若い世代は普段使うことはあまりありません。しかし、商店街のおっちゃんやおばちゃんがよく「おおきに!」とお客さんに言っているのを耳にすることはあります。
使う人は限られていますが、みんなが知っていて言われると嬉しい大阪弁なので、お礼を言いたいときにどうぞ使ってみて下さい。
(6)~やねん(Yanenn)
これぞ魔法の語尾。「なのだ」と断定する言葉です。主に名詞や形容動詞の後ろに加えると、とたんに大阪弁っぽくなるから不思議です。好きやねん。嫌いやねん。大阪人やねん……などなど。
さあ一緒に、言ってみましょう。「大阪好きやねん!」
さらにさっき習っためっちゃも加えて「大阪めっちゃ好きやねん!」。これで大阪人があなたを大好きになること間違いなし。
ほな、このへんで。みなさん、おおきに。
城や昔の街並みが好きな医療職。大阪生まれ大阪育ちで大阪大好きですが、地方にも魅力を感じる今日この頃。週末はサッカー観戦か近畿、四国をショートトリップしています。