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伏見稲荷大社の見どころ紹介!京都駅からのアクセス、ハイキング情報も
鳥居がずらりと並ぶ「千本鳥居」があることで有名な「伏見稲荷大社」は、京都駅から約10分でアクセスできる京都の名所の1つ。本記事では、伏見稲荷大社の見どころを、京都駅からのアクセス方法や、稲荷山ハイキングの所要時間、オススメの参拝時間などの情報と併せてお届けします。
伏見稲荷大社とは?
「日本全国に3万」
これは、何の数でしょうか? 全国のコンビニ店舗数? 自動販売機の設置台数?
実はこれ、日本全国にある「稲荷神社」の数なんです。
「稲荷神社」とは、日本の神の一つ「稲荷神」をお祀りしている神社です。五穀豊穣(※1)から商売繁盛、地域によっては安産や万病平癒(※2)、合格祈願(※3)までご利益があるという、まさに私達庶民の味方の神様をお祀りしている場所なのです。
※1:五穀豊穣......穀物などの農作物が平年より多く収穫できることを幅広く指す言葉。
※2:万病平癒......様々な病気やけがが完全に治ること。
※3:合格祈願......学業の目的が達成されるように、神仏に祈り願うこと。
Picture courtesy of Pixta
日本人にとって、最も身近な神社といえる「稲荷神社」。その「稲荷神社」の総本宮が、京都にある「伏見稲荷大社」です。
本記事では、鳥居がずらりと並ぶ光景で有名な千本鳥居、稲荷山ハイキングの所要時間、京都駅からのアクセスなど、伏見稲荷大社での観光を楽しむための情報をお届けします。
目次:
1.伏見稲荷大社とは?
2.歴史
3.千本鳥居
4.キツネとの関係
5.ハイキング
6.写真撮影・注意点
7.営業時間・オススメ参拝時間
8.所要時間・入場料
9.近くのホテル
10.アクセス
11.おわりに
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約1300年の歴史
「伏見稲荷大社」は、今から約1300年前に稲荷山に創建されたとされている神社です。
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世界遺産ではありませんが、本殿は国の重要文化財に指定されています。
ご利益を求めて初詣に訪れる参拝客数は、例年250万人以上! 関西だけでなく、日本中の人から愛され、信仰されてきた由緒ある神社なのです。
千本鳥居
本殿に続き、伏見稲荷大社の見どころとして有名なのが、朱色の鳥居がずらりと並ぶ「千本鳥居」です。
本殿のある稲荷山の山道に沿って、約1万基の鳥居がぎっしりと立ち並ぶ光景はまさに圧巻です。
この鳥居はただの飾りではありません。よく注意してみると、裏面にそれぞれ人の名前が彫られているのが分かります。これは、その鳥居を奉納(※4)した人の名前です。
※4:奉納......人々にとって「価値のあるもの」を供物として神仏(お墓なども含む)に捧げる宗教的な行為のこと
伏見稲荷大社には、お参りして願い事が叶った人は、そのお礼として鳥居を奉納するという習慣があります。
多くの人々が参拝し鳥居を奉納した結果、このような美しく荘厳な光景が築かれることになったのです。
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2023年10月1日からの9日間、この千本鳥居を舞台に灯籠の明かりが灯るイベント「千本灯籠」が初めて開催されました。
2024年に実施されるかは不明ですが(2024年2月時点)、幻想的な雰囲気に包まれる千本鳥居の姿は、一度は目にしたい光景です。最新情報は公式HPでご確認ください。
キツネとの関係
伏見稲荷大社において白いキツネを意味する「白狐(びゃっこ)」は、神様の使いとされる神聖な生き物です。
境内には神社を守るために、たくさんの白狐の石像が置かれています。
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そんな白狐をよく見てみると、稲穂・巻物・玉・鍵と、それぞれ咥えているものが違うことに気が付くでしょう。
これらはそれぞれ、稲穂は稲荷大神が農業の神であることに由来し、巻物は知恵、玉は徳、鍵はその徳を身につけようとする願いを表しているとされています。
稲荷山ハイキング!山頂までの所要時間は?
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伏見稲荷大社は、標高233メートルの稲荷山のふもとに建つ神社です。
国の重要文化財に指定されている本殿や、一部の千本鳥居などは山を登らなくても観光できますが、山頂からの爽快な景色を見たい方は、ぜひハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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混雑時を除き、所要時間は山頂まで片道1時間、往復2時間ほど。
険しい山道ではありませんが、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いていくことをオススメします。途中飲み物を販売している自動販売機もありますが、割高のため予め持参していくとよいでしょう。
写真撮影とその注意点
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伏見稲荷大社には、神秘的な空気に包まれる千本鳥居など、たくさんのフォトジェニックなスポットがあります。
なお撮影時は、ここが神様にお祈りを捧げるための神聖な場所であることを忘れないようにしましょう。
伏見稲荷大社で禁止されている、「ドローン撮影」、「禁止されている場所での撮影」、「ウェディングドレス姿や参拝にふさわしくない服装で境内を歩くこと」「狭い参道での撮影」などの行為は避けつつ、周囲の迷惑にならないよう気を配りながら撮影するようにしましょう! 詳細は公式HPでご確認ください。
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着物レンタル
より日本らしい体験を楽しみたい方は、着物を着て参拝するのもオススメ。着物レンタルは人気のアクティビティですが、旅先体験予約サイト「klook」なら、事前予約できるので安心です!
なお、伏見稲荷大社は階段が続く場所もあり、着物だと動きづらい場合があります。その点は予め注意しておきましょう。
出張撮影サービス
京都での思い出作りに人気なのが、プロフォトグラファーによる写真撮影です。
出張撮影サービスはたくさんありますが、外国語が話せるフォトグラファーが多く在籍する「Capture My Japan」なら、日本語が話せなくても素敵な写真を撮影してもらうことができますよ。
営業時間・オススメの参拝時間
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営業時間
伏見稲荷大社は、24時間365日いつでも参拝することができます。
ただし、神職に依頼して神様に願い事を唱えてもらう「ご祈祷」の場合は、8:30〜16:00までに受付が必要です。
オススメの参拝時間
京都屈指の人気スポットである伏見稲荷大社は、朝8時〜夕方17時ごろまで混雑する傾向があります。
混雑を避けて参拝したい場合は、早朝もしくは夜に訪れることをオススメします。早朝の爽やかな空気に包まれる境内は神聖さが増し、夜にはライトアップされる神秘的な雰囲気も感じることができますよ!
所要時間・入場料
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所要時間
伏見稲荷大社の所要時間は、最短約30分。入り口にある本殿から千本鳥居をくぐり、その先にある奥社奉拝所まで行って戻るという王道の観光コースです。
途中休憩を挟みつつ、ハイキングで伏見山の山頂まで行き本殿まで戻る場合は、約3時間ほど時間を見積もっておくとよいでしょう。
入場料
入場料は無料です。
思い出作りにオススメなのが、絵馬(※5)を描く体験です。伏見稲荷大社では、神社に縁があるキツネの形をした絵馬を500円ほどで販売しています。この絵馬は、狐の顔を自由に描けるようになっているので、自分の願い事と一緒に書いて奉納すれば、きっと忘れられない思い出になるでしょう!
※5:絵馬......自分の願い事を書き、寺や神社に奉納するための札
近隣ホテルに宿泊して、早朝・夜に参拝しよう!
混雑を避けて参拝したり、写真撮影をしたい場合は、早朝・夜に伏見稲荷大社を訪問しやすいよう、近くのホテルに宿泊するのもオススメです。
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日本家屋を改装して建てられた趣きが魅力の「稲荷凰庵」は、伏見稲荷大社から徒歩約9分の宿泊施設。2F建ての客室には簡易キッチンも付いており、まるで日本家屋に暮らすように京都滞在を楽しむことができます。
訪日観光客の宿泊ゲストからは、「キッチンが少し手狭」「静かなプライベート空間で快適に過ごせて満足」などの口コミが寄せられています。
Picture courtesy of agoda
伏見稲荷大社の近くにリーズナブルな価格で宿泊したい方には、「SO Kyoto Fushimi Inari」がオススメです。
ホテルから伏見稲荷大社まで徒歩約5分。シンプルながらモダンな雰囲気の客室には、洗濯機が設置されているのも嬉しいポイントです。
宿泊した訪日観光客ゲストからは、「エレベーターがなかった」「価格を上回る価値を感じた」などの口コミが寄せられています。
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京都駅からのアクセス
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JR京都駅から伏見稲荷大社へは、電車と徒歩を合わせて約10分でアクセスできます。
まずは、JR京都駅から出ているJR奈良線の電車に乗り、稲荷駅で下車。そこから徒歩で約5分で到着です。
なお、JR奈良線は、訪日観光客の方の国内移動がお得になるフリーパス「JAPAN RAIL PASS」の路線適用範囲に含まれています。そのため、このパスがあれば追加運賃なしで伏見稲荷大社まで行くことができますよ。
「JAPAN RAIL PASS」の詳細は、ぜひMATCHA記事でチェックしてみてください!
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よくある質問
伏見稲荷大社は何が有名ですか?
伏見稲荷大社の有名な見どころは、「本殿」と「千本鳥居」の2つです。本殿は国の重要文化財に指定されており、千本鳥居は約1万基もの朱色の鳥居がずらりと並んでいます。
2023年10月1日〜10月9日には、この千本鳥居に灯籠の明かりが灯るイベント「千本灯籠」が開催されました。
伏見稲荷神社はどんな神社ですか?
日本全国には3万もの「稲荷神社」が存在し、これらは日本の神の一つである「稲荷神」を祀っています。
稲荷神社は五穀豊穣から商売繁盛、また地域によっては安産や万病平癒、合格祈願などさまざまなご利益があるとされ、まさに庶民の味方として信仰されています。
その中でも特に有名なのが、京都にある「伏見稲荷大社」で、これが「稲荷神社」の総本宮とされています。
伏見稲荷大社 どのくらいで回れる?
伏見稲荷大社の観光の所要時間は、最短で約30分です。入り口にある本殿から始まり、千本鳥居をくぐって奥社奉拝所まで行ってから戻るのが、定番コースです。
ハイキングで伏見山の山頂まで行き、そして本殿まで戻る場合は、約3時間ほどの時間を見積もっておくと良いでしょう。
伏見稲荷に参拝すると何が叶う?
伏見稲荷神社は、五穀豊穣、商売繁盛、また地域によっては安産、万病平癒、合格祈願などのご利益があるとされています。
伏見稲荷で写真を撮るのは禁止されていますか?
伏見稲荷大社では、「ドローン撮影」、「禁止されている場所での撮影」、「ウェディングドレス姿や参拝にふさわしくない服装で境内を歩くこと」、「狭い参道での撮影」などの写真撮影が禁止されています。撮影時には、ここが神様にお祈りを捧げる神聖な場所であることを忘れず、周囲の迷惑にならないよう気を配りましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事では、千本鳥居をはじめ、伏見稲荷大社の見どころや楽しみ方を紹介しました。
京都駅から電車で約10分でアクセスできるので、京都旅行の際にはぜひ訪れてみてくださいね!
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Main image courtesy of Pixta
※本記事は2014年6に公開した記事を2023年にリライトしたものです。