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大阪の展望台4選!個性あふれる日本の大都市の絶景を堪能しよう
大阪は、東京・名古屋と並ぶ日本三大都市のひとつでありながら、ほかの都市にはない個性にあふれています。そんな大阪の絶景が楽しめる梅田スカイビル、あべのハルカス、通天閣、さきしまコスモタワーの展望台や、無料の展望台・観覧車も紹介します。
大阪の絶景を楽しめる展望台
日本でもっとも活気あふれる都市・大阪。ユニークなデザインの看板が立ち並び、グルメやナイトライフスポットもたくさんあるこの街は、訪日時にぜひ訪ねたい場所のひとつです。
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本記事では、大阪ならではの個性的な絶景を見ることができる展望台を4つ紹介します。大阪の夜景や、名所・大阪城を違う角度から眺められるスポットなど、忘れられない街の景色を楽しみましょう!
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大阪のオススメ展望台4選
1. 梅田スカイビルの空中庭園
2. あべのハルカス/ハルカス300
3. 通天閣/展望パラダイス
4. さきしまコスモタワー
5. その他:HEP FIVE 観覧車、街の夜景が見えるお店など
1. 梅田スカイビルの空中庭園
Photo by Pixta
大阪の繁華街・梅田にある梅田スカイビルは、近代建築の最高傑作のひとつと言われています。2つの巨大なタワーが空中歩廊で繋がっており、大阪のシンボル的存在となっています。
ビル内にある空中庭園は、高さ170m以上で、360度のパノラマビューを楽しめるほか、兵庫県の淡路島まで見渡せます。
Photo by Pixta
スカイビルのエスカレーターは、世界一の高さを誇るシュールなガラスのトンネル。大展望台に到着する前から、素晴らしい景色を楽しめます。
夜はライトアップされ、まるで宇宙へ旅立つような気分になるでしょう。
Photo by Pixta
空中庭園展望台の床も、光がさまざまな変化をし、宇宙を思わせる独特の雰囲気があります。
梅田スカイビルの地下には、昭和をイメージしたユニークなグルメ&エンターテイメントストリート「滝見小路」があります。ここでは、近未来的な高層階とは対照的な、タイムスリップしたような感覚を味わえます。
Ⓒ Osaka Convention & Tourism Bureau
梅田スカイビルの周辺も見逃せません。
梅田は、JR・阪急・地下鉄の3路線が乗り入れ、ショッピング・アトラクション・グルメが楽しめる人気のエリア。大観覧車や巨大な赤鯨のオブジェがあるショッピングモール「HEP FIVE」や、広大なショッピング&ダイニング施設「グランフロント大阪」などがあります。
梅田スカイビルは大阪で一番高い建物ではありません。でも、大阪の街を一望できるほか、周辺に楽しみが多く、行ってみる価値が十分あります。
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2. あべのハルカス/ハルカス300
Photo by Pixta
「大阪で一番高い展望台から、大阪を眺めたい」。そんな方は必見です。
2014年に完成したあべのハルカスは、現在大阪で最も高い建造物。さらにタワーに分類される建物を除けば、日本で一番高い建物でもあります。
高さ300mの展望台からは、大阪の街並みを一望できます。
Photo by Pixta
58F、59F、60Fにある展望台「ハルカス300」からの眺めは、まさに絶景。
最上階は床から天井までガラス張りで、360度のパノラマビューを楽しめます。大阪城や通天閣といった大阪の名所、兵庫県にある世界最大の吊り橋「明石海峡大橋」も見渡せます。
58Fにはデッキエリア「天空の庭」やカフェ「SKY GARDEN 300」、59Fにはギフトショップもあります。
あべのハルカスに来たら「エッジ・ザ・ハルカス」もオススメです。ハーネスに縛られつつビル最上階のデッキの上を歩くという、スリル満点のアトラクションが楽しめます。
このほか、あべのハルカスにはデパートやホテル、レストラン、美術館などが入っており、さまざまなグルメや体験、ショッピングも楽しめます。
あべのハルカスは、日本最古の寺院のひとつ・四天王寺のある天王寺エリアにあります。天王寺は、人気スポット・通天閣や新世界の近くにあります。
3. 通天閣の展望台
Photo by Pixta
次に紹介するのは、大阪で最も古く、最もシンボリックな展望台です!
活気あふれる新世界に位置する通天閣は、大阪で最も愛されているランドマークのひとつ。初代となる建物は、フランスのエッフェル塔をモデルに1912年に建設され、当時はアジアで最も高い建造物でした。
初代タワーは1943年の火災でほとんどが焼失し、その後取り壊されました。しかし、地域の人々の熱望により、1953年、現在の通天閣が同じ敷地内に建設されることが決まり、1956年に完成しました。
Picture courtesy of Tsutenkaku Kanko Co., Ltd.
通天閣の最上階には展望台があり、大阪の絶景を眺めることができます。展望台は屋内・屋外の両方があり、タワーから伸びる透明なシースルーフロアを歩ける「TIP THE TSUTENKAKU」もあります。
このほか、通天閣には全長60mの滑り台「タワースライダー」もあり、スリル満点です。
また、タワー内には、大阪のシンボルである幸福の神様「ビリケンさん」の像があります。ビリケンの起源は意外にもアメリカにあり、アーティストであるフローレンス・プレッツが夢で見たビリケンが元になっているそうです。
なお、大阪は東京とは全く違う個性がある街と言われることが多くあります。通天閣の周辺に広がる新世界の界隈を歩くと、そうした大阪ならではの雰囲気が、よく味わえるでしょう。
新世界には、串カツといった大阪グルメをリーズナブルに楽しめるお店がたくさんあります。また、レトロな雰囲気を漂わせるジャンジャン横丁なども魅力的です。
また、新世界にはスパワールドという大きな温泉があり、ヨーロッパとアジアをテーマにした多様なお風呂を楽しむことができます。この施設は、豪華な雰囲気にも関わらず、料金はかなりリーズナブルです。
通天閣や新世界周辺を歩けば、大阪の旅が忘れられないものになるでしょう。
4. さきしまコスモタワー展望台
さきしまコスモタワーの展望台は、隠れた名所と言えるかもしれません。日本で5番目・大阪で2番目の高さ(256m)を誇る超高層ビルです。
55Fにあるさきしまコスモタワー展望台からは、大阪湾の夜景や天保山大観覧車のライトアップなど、大阪の絶景を一望できます。また、明石海峡大橋や淡路島まで見渡せるパノラマビューも魅力です。
50Fまで1分強で昇ることができるガラス張りのエレベーターからも、すばらしい眺望を楽しめます。モダンでスタイリッシュな建物の中には、高級ホテルも入っています。
さきしまコスモタワーは、大阪のベイエリア・コスモスクエアにあります。大阪はビルが密集したにぎやかなエリアが多くありますが、コスモスクエアは、静かで緑が多く開放的で、大阪の他のエリアとは異なる雰囲気が漂っています。
さきしまコスモタワーの周辺には、大観覧車や海遊館を中心としたレジャーエリア「天保山ハーバービレッジ」や、ドーム型の建物が特徴的な「大阪海洋博物館」があります。
また、ウォーターフロントのショッピング施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」の「海辺の広場」にはヤシの木が立ち並び、夜にはライトアップされた壮麗な景観が楽しめます。
ATCは、関西と南九州を結ぶサンフラワーフェリーのターミナルに直結しており、フェリーで南九州に渡ることができます。大分・別府の温泉や鹿児島の絶景を楽しみたい方は、このターミナルから1泊2日のフェリー旅がオススメです。
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この他の大阪の絶景スポット
上記の4カ所以外にも、大阪には、たくさんの絶景スポットがあります。
例えば、観覧車でいうと、世界最大級となる高さ112mの天保山大観覧車、真っ赤なHEP FIVE大観覧車、道頓堀に隣接するドンキホーテ大観覧車などが人気です。
食事やお酒と一緒に絶景を眺めたい人は、ブリーゼタワー33Fの「The 33 Tea&Bar Terrace」やコンラッドホテル40Fの「40スカイバー&ラウンジ」はいかがでしょうか? どちらも壁一面に広がる大きな窓が特徴のオシャレな空間が楽しめます。
五月山公園からの眺め Photo by Pixta
予算が限られている場合は、東大阪市役所22Fの展望室や、堺市役所21Fの展望ロビーといった無料の展望台もオススメです。どの場所も個性あふれる大阪の魅力をたっぷり堪能できますよ。
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Main image by Pixta