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梅田に来たらやりたい5つのこと

大阪・梅田は交通の要所であり、ショッピング・グルメが集まる大阪観光では外せないエリア。そんな梅田に来たらぜひチェックして欲しいスポットやグルメをまとめました。
旅の拠点にもショッピングにも便利!梅田エリアとは?

Ⓒ Osaka Convention & Tourism Bureau
大阪の繁華街のなかでも、難波や心斎橋がある“ミナミ”に対し、“キタ”と呼ばれている梅田エリア。JR大阪駅のほか、神戸や京都へと伸びる私鉄と、地下鉄各線が通る梅田駅があり、交通の要所となっています。
ヒルトン大阪など多数のホテルが点在し、空港へのリムジンバスの発着場も多数あるので、旅の経由地には最適です。駅周辺には数多くの百貨店や飲食店街があり、昔ながらの駅ビルや地下街なども密集していて、グルメやショッピングを楽しむのにとても便利。
地下道や連絡橋などで各スポットがつながっているので、雨でも濡れずに各施設を巡ることができます。
今回は、梅田エリアでぜひやりたいことを5つ、厳選してご紹介します。
1.ショッピングスポットでおみやげ探し

Ⓒ Osaka Convention & Tourism Bureau
梅田エリアは、百貨店だけでも3店舗あり、ショッピングモールなどの複合施設が林立しています。JR大阪駅を中心にしてみると、駅北側にはルクアとルクア・イーレが隣接し、さらに北にはグランフロント大阪があります。
どちらも若い世代から人気を集めるファッションブランドや雑貨店などが入店しているので、トレンドアイテムを探しているならこちらがオススメ。グランフロント大阪の東隣には、カメラや家電、日用品などを幅広く揃えている、ヨドバシカメラもあります。
駅南側にいくと、“ポケットモンスター”のグッズが集まる「ポケモンセンターオーサカ」も入店する大丸梅田店や、阪神百貨店があり、どちらも関西屈指の人気デパート。ともに地下の食品売り場には大阪限定商品もあるので、おみやげ探しはこちらでどうぞ。
駅東側には阪急百貨店があり、こちらは化粧品売り場やスイーツ売り場などが充実していて、女性からの支持は絶大です。
2.多彩な大阪グルメを楽しむ

JR大阪駅や私鉄・地下鉄の各梅田駅は、通路や地下道で複雑につながっていて、その通り沿いには食堂街や地下街が続いています。
安くておいしい大阪グルメを楽しみたいなら、地元の人々も立ち寄るこの飲食店街に行くのがオススメ。新梅田食道街、阪急三番街、Whityうめだには立飲み店や串カツ、たこ焼きなど多彩なお店が並んでいます。ジューススタンドやレトロな喫茶店では、ぜひ大阪名物のミックスジュース(※1)をどうぞ。
今や世界的に知られるまでになった神戸牛など、上質な和牛を楽しみたいならJR大阪駅の南側に広がる繁華街、北新地(きたしんち)へ。こちらは居酒屋や料亭、バーなどが軒を連ねる夜の街。鉄板焼や肉バル、高級個室焼肉まで幅広いお店があり、好みの店を見つけることができます。
日本のローカルフード、ラーメンも人気店が梅田エリアに集結しています。豚骨ラーメンのパイオニア「博多 一風堂」や大阪発祥の「どうとんぼり神座」は全国的にも知られる名店。地元の人々が通う「揚子江らーめん」や「らーめん古譚(こたん)」はお酒を飲んだ後に訪れる人が多く、遅めの時間は混み合っています。
梅田エリアで楽しめる代表的な大阪グルメを2つご紹介しましょう。
※1:ミックスジュース……牛乳にバナナやミカンなどを加えてミキサーにかけたジュース。
お好み焼き

「お好み焼き」は大阪に来たら外せないグルメ。日本各地にお好み焼はありますが、肉や魚など具材のバリエーションが豊富で、生地を混ぜ合わせ、ふんわりと焼き上げるのが大阪のお好み焼きの特徴です。
味付けした牛筋とネギが入った「ネギ焼き」や、豚バラ肉と卵が入った「豚玉(ぶたたま)」が定番メニュー。人気店の多くが梅田エリアにあるので、ぜひチェックしておきましょう。
グランフロント大阪のレストラン街には、鶴橋(つるはし)という街に本店を構える名店「オモニ」やネギ焼きが人気の「福太郎」が入店。「ゆかり」や「鶴橋風月」は梅田エリアに数店舗を展開しています。
たこ焼き

穴の開いた鉄板に生地を流し入れ、金串で器用に回転させながら焼き上げる、たこ焼き。こちらも大阪名物のひとつです。食べておきたいのはたこ焼き発祥の店として知られる「会津屋」。大阪駅桜橋口にある飲食店街、梅三小路(うめさんこうじ)に店舗があります。
手軽な値段で行列が絶えないのは新梅田食堂街にある「はなだこ」と「シオヤ」。Whityうめだにはイカ焼き(※1)や明石焼き(※2)なども楽しめる「たこ八」があります。
お店によってはイートインコーナーもあるので、ぜひその場で出来立てを楽しみましょう。表面はカリカリ、中はトロトロに焼き上げた生地はとても熱いので、ヤケドにはご注意を。
※1:イカ焼き……具材はイカゲソ(イカの足)だけのシンプルなお好み焼き。専用の機械でプレスするように焼き、内側にソースを塗って半分に折る。ワンハンドで楽しめる手軽な食べ物として人気。
※2:明石(あかし)焼き……たこ焼きと見た目は似ているが、出し汁に浸けて食べるのが一番の特徴。生地自体も卵が多く入り、ふっくらとしている。
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3.「梅田スカイビル」で空中散歩

「【絶景】大阪を一望できる「梅田スカイビル」の空中庭園展望台」より
「梅田スカイビル」はJR大阪駅から徒歩10分ほどの場所にある、その独特なフォルムで世界中から観光客が訪れる絶景スポット。
2つの高層ビルの最上部が穴の空いた円形回廊でつながっていて、直通のエレベーターとエスカレーターでその回廊まで登ることができます。地上173メートルの高さにあるオープンエアーの回廊は、360度のパノラマビュー。
夜になると足元が天の川のようにキラキラとライトアップされ、眼下に広がる大阪の街並みとともに幻想的な景色を作り出します。
梅田スカイビル
住所:大阪市北区大淀中1-1 Google Map
アクセス:JR大阪駅、各梅田駅から徒歩約10分
公式HP:http://www.skybldg.co.jp/skybldg/
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4.「HEP FIVE」で赤い観覧車に乗る

「大阪梅田の赤いランドマーク「HEP FIVE 観覧車」に乗って街を一望」より
赤い観覧車がランドマークの「HEP FIVE」は、若い世代をターゲットにした複合商業施設。観覧車と一体となったビルになっていて、アミューズメントもショッピングも楽しめる、というのが特徴です。
1回600円で約15分の遊覧ができる観覧車は、地上103メートルもの高さまで上がるので、梅田エリアはもちろん、大阪湾まで見渡せます。有料ですが写真撮影をしてもらうこともできるので、旅の記念にぴったりです。
HEP FIVE
住所:大阪府大阪市北区角田町5-15 Google Map
アクセス:JR大阪駅、各梅田駅から徒歩約5分
公式HP:http://www.hepfive.jp/
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5.「天神橋筋商店街」で食べ歩き

Ⓒ Osaka Convention & Tourism Bureau
梅田エリアから少し足を伸ばして「天神橋筋商店街」へ行けば、地元の人々の暮らしを感じることができます。この商店街は日本一長いと言われ、その長さはなんと全長2.6キロメートル!
立ち食い寿司や大衆食堂といった飲食店のほか、歴史あるお茶屋や刃物店なども。安売りで人気のドラッグストアやスーパーマーケットもあり、生活に密着したお店が並んでいます。コロッケや串カツ、和菓子など、テイクアウトフードも豊富なので、お店の人々とのコミュニケーションを楽しみながら食べ歩きするのもオススメです。
天神橋筋商店街
住所:大阪府大阪市北区天神橋 Google Map
アクセス:谷町線・堺筋線・阪急「天神橋筋六丁目駅」徒歩すぐ、大阪環状線「天満駅」徒歩すぐなど
地図を手に入れて、梅田を楽しもう!
大阪駅や梅田駅など色々な駅があり、最初は乗り換えに迷ってしまうことも多い梅田エリア。複雑に通路や階段が張り巡らされているからこそ、通路を分け入った先や小路の奥に、隠れた名店や面白いお店を見つける楽しみもあります。
駅案内所がJR大阪駅(中央改札口前など)や地下鉄東梅田駅にあるので、地図を手に入れておくと安心です。今もどんどんと進化を続けている梅田エリアで、ぜひ大阪らしい体験をしてみてください。