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地元の人とふれあいながら、本格寿司に舌鼓。大阪「亀すし」
大阪「亀すし」は、新鮮な寿司を楽しめる居心地のよい店です。飲み物を飲んでリラックスしながら、地元の人との交流も楽しめます。英語メニューもありますよ。本記事では、「亀すし」の特徴や、おいしい寿司を楽しむための注文方法を紹介します。
本格的な寿司をカジュアルに楽しもう
寿司というと、大体の人はカウンターに座って食べる高級な寿司店か、ベルトコンベアに乗ってやってくる寿司を自分で選ぶ回転寿司かの、どちらかの寿司店を思い浮かべるでしょう。しかし、大阪にある「亀すし」はそのどちらでもありません。
「亀すし」は、高品質なお寿司を、居酒屋のようななごやかな雰囲気で楽しめるユニークなスタイルの寿司店です。ここでは、地元の人々と交流も楽しめますよ。さっそく、どんな店かチェックしてみましょう。
大阪で愛され続ける寿司店「亀すし」
1954年に創業の「亀すし」は、大阪市北区に2店舗をもつ寿司店。「リラックスした雰囲気の店で、新鮮な寿司を提供する」というコンセプトのもと、おいしい寿司を提供し続けてきました。
高品質な寿司で地元の人に知られる「亀すし」ですが、訪れる人の目的は寿司やお酒などさまざま。寿司を食べに訪れるお客さんもいれば、仕事帰りに飲むために訪れるお客さんもいます。
夜になると、仕事帰りのサラリーマンがスーツ姿で、お気に入りの飲み物片手に寿司や刺身を楽しんでいる様子も見られるでしょう。
カウンターの周りに座っているお客さんは、はじめて会った人同士でも気さくに話を楽しんでいて、店全体がなごやかな雰囲気です。
大阪の寿司店「亀すし」の注文方法
「亀すし」では、3通りの方法で注文ができます。
1. 新しい味に出会いたいとき:ショーケースの魚を指差す
カウンターには冷蔵ショーケースがあり、その日の新鮮な食材が並んでいます。食べたいものや気になったネタを指差すだけ注文ができます。今まで食べたことのない魚も見つかるかもしれません。
2. 好きな魚を注文したいとき:英語のメニューから選ぶ
訪日観光客向けの、英語や中国語、韓国語で書かれたメニューを見せてもらい、好きな魚を選ぶこともできます。「亀すし」は、回転寿司よりもやや高めの値段設定になっているため、予算の上限がある人にもオススメの注文方法です。
でも、値段が高めだからといって心配する必要はありません。値段に見合った高いクオリティの寿司がいただけるからです。
「亀すし」で出される寿司は、驚くほど新鮮で、口の中に入れた途端にとろけてしまうほど。それもそのはず、品質と新鮮さを確保するために、すべてのネタは地元の魚市場からその日に買い付けられているのです。
3. 店オススメの寿司を食べたいとき:「おまかせ」と注文する
日本語で"omakase (おまかせ)"とは、誰かに一任すること。「おまかせ」と注文すれば、寿司職人がオススメの寿司を握ってくれます。「おまかせ」はすべての寿司店で頼めるわけではありませんが、「亀すし」では歓迎されている注文方法です。
「おまかせ」を注文するときは、決まった値段が設定されていないことに注意しましょう。そのため、予算がある場合や、食事制限・好き嫌いのある人にはオススメできません。
「おまかせ」は寿司職人にとって、メニューの中にある最上のネタを披露できる良い機会。私たちお客にとっては、何を選んでよいか分からないときに、新しい味に出会うまたとないチャンスです。
「おまかせ」を頼むと、出てくる寿司は「おまかせ」を注文した他のお客さんとも異なる可能性が高いです。寿司職人は日本人と訪日観光客の好みが違うことを心得ており、注文したお客さんに合わせて、寿司職人がネタを調整しているからです。
たとえば一般的に、訪日観光客はウニや、目や足がついたままの海老を好まないと思われています。これは、あなた個人には当てはまらないかもしれません。もし、食べたい魚がある場合は、注文の際に寿司職人に伝えておきましょう。
大阪「亀すし」で、おいしいお寿司と地元の人との交流を
大阪の人々はおしゃべりで友好的なことで有名です。「亀すし」は、ゆったりとした雰囲気のなかで大阪の人と出会える場所です。
知らない人でもオススメを教えてくれたり、あなたと話をしたそうにしているかもしれません。また、英語を使って話しかけてきてくれたり、注文で困っているあなたの手助けしてくれるかもしれませんよ。
「亀すし」で、新鮮な寿司を楽しみながら、大阪に友人を作ってみませんか?
取材協力:亀すし総本店
※本記事は英語版の記事を翻訳・再編集したものです。