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【2024最新】必ず行きたい!大阪の桜スポット10選
日本の花といえば「桜」。日本では3月下旬から桜が開花を始めます。せっかく春に日本へ来るなら桜を見たい!この記事では、多くの観光客が訪れる大阪のお花見スポットをまとめました。
大阪で桜を見たい
※:開花予想日は日本気象株式会社から(2024年3月7日時点)。
冬が終わり暖かくなると桜の季節がやってきます。日本では、毎年たくさんの人々が桜を見るためにお花見スポットへ足を運びます。
観光客に人気の大阪にも、お花見スポットがたくさん。今回は大阪のオススメの場所を10箇所まとめました。
ぜひみなさんのお気に入りを探してみてください。
目次:
1.大阪のお花見スポットといえばここ「大川」
2.城と桜のコントラストが美しい「大阪城公園」
3.ピクニックをしながら桜を楽しめる「万博記念公園」
4.桜の品種が豊富「造幣局 桜の通り抜け」
5.1日ゆっくり楽しめる「大仙公園」
6.ライトアップが幻想的「飛龍山 冥應寺(ひりゅうさん めいおうじ)」
7.家族みんなで行くなら「五月山緑地」
8.桜祭りも欠かせない「山中渓」
9.大阪の穴場お花見スポット「岸和田城」
10.市街地の桜を見逃してしまったら「勝尾寺」
1.大阪のお花見スポットといえばここ「大川」
「大川」は大阪府大阪市の中心を流れる川。大阪のお花見スポットとして外せない名所の1つです。その理由は、約4,800本の桜からなる桜並木。開花時期になると淡いピンク色に染まり、春の訪れを感じます。
そんな桜並木を水上から眺められるのが、大川さくらクルーズ。桜の名所として知られる「毛馬桜之宮公園(けまさくらのみやこうえん)」や「造幣局」を横目に、川沿いの桜並木を満喫できる約25分のクルーズです。
歩いて桜を見るのも楽しいですが、船に乗りながら桜を見ると、いつもと違う気分を味わえるでしょう。船のなかはあまり混雑していないので、ゆっくりお花見をしたい人にオススメです。
例年の開花時期
3月下旬~4月中旬
毛馬桜之宮公園周辺のおすすめホテル
2.城と桜のコントラストが美しい「大阪城公園」
大阪城天守閣や西の丸庭園など、さまざまなスポットがある「大阪城公園」。
ここには大阪府の桜の標準木があり、この木の咲き具合で開花宣言がされます。特にソメイヨシノをはじめとする約300本の桜が見られる「西の丸庭園」は必見。大阪城のビュースポットとして知られています。
夜になるとライトアップされる大阪城と桜の組み合わせは、昼にはない華やかな雰囲気をもっています。開花時期は混雑するので、早めに場所取りをするとよいでしょう。
桜イベントについては、公式HPからチェックしてみてください!
例年の開花時期
3月下旬~4月中旬
大阪城周辺のおすすめホテル
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3.ピクニックをしながら桜を楽しめる「万博記念公園」
「これぞ日本の桜風景!関西地方のお花見スポット10選」より
「万博記念公園」は、1970年に開催された日本万国博覧会の跡地にある公園。この公園のシンボルである岡本太郎さんの作品、高くそびえる『太陽の塔』が印象的です。
ソメイヨシノやシダレザクラなど全9種類、約5,500本の桜が公園一帯をピンク色に染め上げます。「日本さくら名所100選」に登録されており、見ごたえ十分。
公園のあちこちに広場があるのでピクニックにオススメ。お弁当をもって家族みんなで行きたいですね。
桜イベントについては、公式HPからチェックしてみてください!
例年の開花時期
3月下旬~4月上旬
4.桜の品種が豊富「造幣局 桜の通り抜け」
Picture courtesy of 独立行政法人造幣局
大阪府北区に位置する「独立行政法人造幣局」。
普段は入ることができませんが、毎年ヤエザクラ(※1)の開花時期に1週間限定で敷地内の一部が開放されます。この1週間限りのお花見イベントが「桜の通り抜け」と呼ばれています。
「桜の通り抜け」の魅力は何といっても、豊富な桜の種類。約130種類の珍しい品種を一度に見ることができるのはここだけ!
ほかのスポットとは違い、「一方通行であること」や「見学のみであること」などいくつか決まりがあるので注意が必要です。訪れた際にはスタッフの人に確認してみてください。
※1:ヤエザクラ……桜の一種。桜の中では遅く開花する。ボタン桜とも呼ばれる。
例年の開花時期
「桜の通り抜け」は、毎年4月10日前後から7日間の日程で開催。
2024年の桜の通り抜けについては、造幣局の公式HPをご覧ください。
造幣局周辺のおすすめホテル
5.世界遺産のそばでゆっくり楽しめる「大仙公園」
Picture courtesy of 大仙公園事務所
4〜5世紀ごろに即位した日本の天皇、仁徳(にんとく)天皇陵古墳(※2)に隣接する「大仙公園」。池や芝生広場など自然豊かな空間や、日本庭園や茶室など日本文化を感じられる施設などがあり、「日本の歴史公園100選」に登録されています。
開花時期になると、園内にある「どら池」の周りを中心に約400本の桜で公園一帯が柔らかいピンク色に染まります。広い敷地の中には子どもも大人も楽しめる設備が整っているので、1日中公園にいても飽きません。
大仙公園は、毎年お花見を楽しむ家族で賑わいます。家族旅行で来られた際は、お弁当をもって行ってみてください。
2019年、隣接する仁徳天皇陵をはじめ、大仙公園周辺の古墳が「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。桜鑑賞とともに、世界遺産巡りもぜひ楽しんでみてください。
※2:古墳……古代日本で作られた墓のこと。権力者や身分の高い人のための墓。大きさや形もさまざまなものがある。
例年の開花時期
3月下旬~4月上旬
大仙公園周辺のおすすめホテル
6.ライトアップが幻想的「飛龍山 冥應寺」
Picture courtesy of 辯天宗冥應寺
「飛龍山 冥應寺(ひりゅうさん めいおうじ)」は大阪府北部、茨木市にあるお寺。73メートルの高さの塔や球体のオブジェが、訪れる人の目を引きます。
地元の人からは「茨木の弁天さん」と呼ばれ、親しまれています。「弁天」とは、七福神の1人である弁財天のこと。水や財宝、人間関係などに関するご利益があるとされています。
境内(※3)に咲くのはソメイヨシノをはじめとする約500本の桜。夜になるとライトアップされる満開の桜は、より優雅な気持ちにさせてくれます。
昼には見ることのできない夜桜の美しさが見る人を虜にすること、間違いなし。ぜひ、昼と夜どちらも足を運んでみてください。
ライトアップイベントについては、公式HPからチェックしてみてください!
※3:境内(けいだい)……神社や寺の敷地の中。
例年の開花時期
3月下旬から4月上旬
冥應寺 本殿周辺のおすすめホテル
7.家族みんなで行くなら「五月山緑地」
Picture courtesy of 池田市役所
「五月山緑地(さつきやまりょくち)」は、大阪府北部、池田市にある自然あふれる場所。敷地内には、ハイキングコースや五月山動物園、五月山公園などの施設があります。家族連れにぴったりのお出かけスポットとして休日は混みあいます。
広大な敷地には約35,000本の桜が咲くので、散歩をしながら楽しむのがオススメ。初心者でも楽しめる「大文字コース」や少し傾斜のある「五月台コース」など9つのハイキングコースも用意されています。ハイキングマップは池田市観光協会の公式HPで確認できます。
お花見に満足したら、五月山動物公園に行くのもよいでしょう。入園料無料で、ウォンバットをはじめとするたくさんの可愛らしい動物に癒されます。
夜になると、提灯(ちょうちん)の灯りが桜を照らします。ぼんやりとした灯りに照らされる桜がとても幻想的です。
例年の開花時期
3月下旬~4月上旬
8.桜まつりも欠かせない「山中渓」
Picture courtesy of 大阪府阪南市役所
大阪府と和歌山県の境、阪南市にある「山中渓」。
江戸時代には、参勤交代により多くの人でにぎわっている街でした。しかしながら、時代の経過とともに山中渓地区は閑散とした地区に。そこで地域活性化のために、約50年前から山中川の河川敷に桜の植栽を始め、今では約1,000本の桜が咲き乱れています。
またJR阪和線「山中渓」駅付近の線路の両脇を囲うように桜が咲いている様子は、まるで「桜のトンネル」。電車と桜を一緒に見ることが出来るので、電車好きにはオススメのスポットです。
山中渓で欠かせないのが、「桜まつり」! JR阪和線「山中渓駅」下車すぐにある「わんぱく王国」では桜まつりが毎年開催され、さまざまなステージで会場を盛り上げます。
例年の開花時期
3月下旬~4月中旬
9.大阪の穴場お花見スポット「岸和田城」
Picture courtesy of 岸和田市
岸和田だんじりまつり(※5)で有名な岸和田市にある「岸和田城」。大阪城よりは小さいですが、3種類の積み方を用いた石垣や広い水堀などさまざまな特徴があり、岸和田市を代表する観光スポットとなっています。
敷地内には約170本の桜が咲き誇ります。特に、舞い散った桜の花びらがお堀の水面に浮かぶ様子は風情溢れる美しさ。桜まつりと同時期に行われる泉州物産展では地元の名産品を買うことができます。
「人混みは苦手だけれど、お花見はしたい!」と考えている方にはぴったりの穴場スポット。ゆったりとお花見を楽しみましょう。
春のイベントについては、和田市の公式HPからチェックしてみてください!
※5:岸和田だんじり祭り……「だんじり(山車や太鼓台)」を使用したおまつり。毎年9月に開催され、例年全国から50万人の見物客を集める。
例年の開花時期
3月下旬から4月上旬
岸和田城周辺のおすすめホテル
10.市街地の桜を見逃してしまったら「勝尾寺」
Picture courtesy of 勝尾寺
大阪府北部、箕面市にある「勝尾寺(かつおうじ)」。勝つ運気を得られるお寺として知られており、境内にはたくさんの勝ちだるまが置いてあります。
将軍たちが戦いの勝利を願って勝尾寺に来ていたといわれており、1,300年の歴史がある寺です。
勝尾寺は高所に位置しているため、開花時期が遅め。「忙しくてお花見ができなかった!」という方は、勝尾寺に行けばまだ間に合うかもしれません。
敷地内に入ると、シダレザクラをはじめとしたざまざまな種類の桜が出迎えてくれます。約8,000本の桜は境内を覆いつくすほど。正門の朱色と桜のピンク色がお互いの美しさを引き立たせています。この景色はインスタ映え必至です。
夜間の公共交通機関がないので、車かタクシーで行くと安心です。
例年の開花時期
4月上旬~5月上旬
大阪でお花見を楽しもう
みなさんのお気に入りのお花見スポットは見つかりましたか。
なんと桜の開花期間は満開から約1週間ととても短いのです。事前にお花見スポットと開花期間を調べて桜を楽しみましょう。
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※本記事は2018年に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。