【2024最新】日本でインターネットを契約するには？方法・選び方・料金比較など

本サービスにはプロモーションが含まれています

日本でインターネットを契約する場合、短期滞在ならモバイルWi-Fiでも十分ですが、長期滞在なら接続の安定した光回線がオススメです。ここでは、日本でインターネットを契約する方法や事業者の選び方、各事業者のメリット・デメリット・料金について解説します。

ライター

MATCHA

MATCHA編集部のアカウントです。世界各地から集まった日本好きの編集者たちが、日本旅行に役立つ、あるいは日本旅行をもっとワクワクさせる情報を提供します！　記事は、MATCHA編集者たちが調査をしたり、取材をしたり、あるいは観光スポットにご協力を得て集めた情報をもとに作成しています。

English　中文繁體　 ภาษาไทย

日本でインターネットを契約するには？

今や私達の暮らしになくてはならないインターネット。日本で利用するには、インターネット回線の契約が欠かせません。一方、手続きの煩雑さから、未だインターネットを契約していない方もいるのではないでしょうか？

今回は、日本でインターネットを契約する方法や事業者の選び方、契約時に気を付けたい注意点をご紹介します。

日本語での契約に不安がある方は、英語、中国語、韓国語など6ヶ国語でのサポートが受けられるGTN MOBILEの光回線(以下、GTN光)や、Sakura fiber internetへの申し込みがオススメです。

日本のインターネット回線の種類

インターネット回線の種類は大きくわけて2つ、「有線タイプ(固定回線)」と「無線タイプ」があります。その特徴は以下の通りです。

回線の種類	メリット	デメリット
有線タイプ(固定回線)	回線速度が速く、大容量のデータ通信にも対応 Wi-Fi親機をつなげば無線でも利用できる	自宅以外で使えない
無線タイプ(Wi-Fi)	ポケットWi-Fiなら自宅以外でも接続できる	速度が不安定なことも。データ制限ありセキュリティ面で有線タイプに劣る

有線タイプ

有線タイプには、光回線があります。

光回線は、現在主流のインターネット固定回線。回線速度が速く、大容量のデータ通信にも対応しています。

かつては、ADSLという旧来型のインターネット固定回線もありました。基本料金は安価ですが回線速度が遅いこともあり、ADLSはすでに完全終了しています。

無線タイプ

無線タイプにはポケットWi-Fiがあります。これは、モバイルルーターを介してインターネットに接続するもので、室内外問わずインターネットに接続できます。

旅行などの短期滞在であれば、持ち運び可能なポケットWi-Fiが最適。ただ、日本にお住まいの方は、速度も早くて通信が安定している光回線の契約を検討してみましょう。

以下では、光回線の契約方法について詳しく解説します。

契約前に確認！(回線・プロバイダ／セット売りとは)

日本でインターネット回線を契約する場合、「回線事業者」と「プロバイダ」の2社と契約することになります。

Icons by icons8
回線事業者とは、インターネットに接続するための回線を提供する事業者のこと。日本ではNTT東西やKDDI、各地位のケーブルテレビが提供しています。

プロバイダは「インターネットサービスプロバイダ」の略で、「接続事業者」や「ISP」とも呼ばれます。回線事業者が提供した光ファイバーなどを、インターネットに接続するのが主な役目です。海外ではプロバイダに連絡すれば回線も同時に通してくれますが、日本では双方との個別契約が必要になるため注意しましょう。

なお、最近は回線とプロバイダを一度に契約できる「セットプラン」が登場しています。料金の支払いが1ヶ所で済むため、選び方がわからないときはセット売りの活用をオススメします。

契約の方法

Photo by Pixta
光回線を契約する際は、各回線事業者の公式HPで新規契約の申し込みを行います。公式HPでは「集合住宅or一戸建て」「住所」「氏名」など、契約に必要な情報を日本語で入力します。

主なネット会社／HPのURL
GTN Hikari(English ,etc.)	https://www.gtn-mobile.com/s/home-internet
Sakura fiber internet(English)	https://www.sakuramobile.jp/
Asahi Net(English)	https://asahi-net.jp/en/
NTT EAST (English)	https://flets.com/english/
NTT WEST (English)	https://www.ntt-west.co.jp/english/
au ひかり	https://www.au.com/internet/
SoftBank 光	https://www.softbank.jp/internet/
ドコモ光	https://www.docomo.ne.jp/internet/hikari/

工事が必要になることも。契約時の注意点

Photo by Pixta
住んでいる場所によっては、回線を引くための工事が必要です。たとえば、アパートなどの賃貸物件。前の入居者が光回線の開通工事を行っていれば、ルーターの設定のみですぐ利用可能です。

逆に新築の一戸建てなどは工事が必須。工事費はプロバイダによるものの、アパート・マンションなら15,000円〜30,000円、一戸建てで20,000円〜40,000円が目安です。定期的に工事費が無料になるキャンペーンを行っているので、タイミングがよければお得に契約できます。

また、光回線の開通スケジュールもしっかりと確認しましょう。一般的には、申し込みから開通まで2週間〜1ヶ月程度の期間を要します。

とはいえ、インターネットに接続できないのは不便なので、開通までの期間をポケットWi-Fiでカバーするのも手です。

事業者別メリット・デメリット・料金

Photo by Pixta

これから、日本で契約できる光回線のセットプランをいくつかご紹介します。各回線の違いやメリット・デメリットにも触れますので、ぜひ参考にしてくださいね。

料金はプランや契約年数によっても変動します。利用料以外に事務手数料や解約金が発生する場合もあります。

日本語での契約に不安がある方は、英語、中国語など6ヶ国語に対応しているGTN 光への申し込みがオススメです。

GTN 光

GTN 光
メリット	多言語対応で安心
デメリット	時間帯によって低速に
月額料金(マンション／戸建)	4,180円／5,720円(ともに2年契約の場合)

GTN光は、ソフトバンク光(後述)と同等の光回線を提供する事業者。日本語に加え、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語の7ヶ国語に対応しており、申し込みはHPから各言語で行うことができます。

契約から、開通工事の手配、解約するときの手続きまで、まるごとGTNの各言語スタッフが対応してくれるので安心。なにか問題があったときは、GTNに問い合わせれば対応してもらえますよ。

いまなら契約者に工事費割引キャンペーン中です。お問い合わせは以下から。

GTN光の問い合わせ・申し込みはこちら

Sakura Fiber Internet

Sakura fiber internet
メリット	英語対応・契約期間の縛りなし
デメリット	料金が割高
月額料金(マンション／戸建)	7,128円

Sakura Fiber Internetは、在日外国人向けにフレッツ光(後述)と同等の光回線を提供する事業者です。日本語ができない外国人向けのサポート体制が充実しており、英語のカスタマーサポートのほか、設置当日に英語の通訳を依頼することも可能です。

また工事を行う際、大家さんと設置条件などを交渉したり確認したりするときに、Sakura Fiber Internetの日本人チームに介入を依頼することもできるのだそう。

契約の縛り(通常2、3年)がないため、短期の利用も可能なのが嬉しいですね。最低利用期間は3ヶ月。支払いには現金のほか、クレジットカードやデビットカードも利用できます。

いまなら事務手数料5,500円が110円になるキャンペーン中！お問い合わせは以下から。

Sakura Fiber Internetの問い合わせ・申し込みはこちら

Asahi Net

Sakura fiber internet
メリット	英語対応・IPv6が利用できる
デメリット	キャンペーン期間終了後に価格が大きく上がることもあり注意が必要
月額料金(マンション／戸建)	2,750円〜／5,720円〜

Asahi Netは、1990年にパソコンネットワークサービスを開始した会社です。

フレッツ光とASAHIネットのISPサービスを組み合わせたAsahi Net FTTH with FLET'Sや、ドコモ光とASAHIネットのISPサービスをセットにしたAsahi Net docomo Hikariのほか、ISPのみの申し込みもできます。

カスタマーサポートは英語対応が可能です。日本で初めてインターネットの契約をする人にとって安心でしょう。

全てのサービスで、IPv6が利用可能なのも特徴です。IPv6が利用できることで混雑が緩和でき、インターネットへの接続がよりスムーズになります。

また、NTT docomoのスマートフォンユーザーは、Asahi Net docomo Hikariを利用することで、「ドコモ光セット割」が適用されます。

Sakura Fiber Internetの問い合わせ・申し込みはこちら

NURO 光

NURO 光
メリット	高速
デメリット	エリアが限定的、料金や工事費が割高
月額料金(マンション／戸建)	2,530円〜／5,217円〜

"超高速インターネット"が代名詞のNURO光。日本国内でもっとも通信速度の速い光回線です。NURO光は「G-PON」と呼ばれる通信規格を採用しており、下り最大2Gbpsの速度を出すことが可能。

一般的な光回線の下り速度は最大1Gbpsなので、その2倍のスピードを誇ります。一方で、対応エリアが狭かったり、開通工事費が割高だったりするデメリットもあります。2020年6月現在の対応エリアは、次の通りです。

・関東エリア：東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城/栃木/群馬
・関西エリア：大阪/兵庫/京都/滋賀/奈良
・東海エリア：愛知/静岡/岐阜/三重
・中国エリア：広島/岡山
・九州エリア：福岡/佐賀
・北海道エリア：石狩市/恵庭市/江別市/小樽市/札幌市/千歳市
・東北エリア：宮城県、福島県、山形県※東北エリアは10Gのみ提供
※2024年6月現在

上記以外のエリアでも、市区町村によっては契約できない場所もあります。詳しくはNURO 光のサービス提供エリアのページ(日本語)でご確認ください。

NURO光の詳細・申し込みこちら

ソフトバンク光／工事不要のSoftBank Air

ソフトバンク光
メリット	携帯とのセット割がお得
デメリット	時間帯によって低速に
月額料金(マンション／戸建)	4,180円／5,720円(ともに2年契約の場合）、SoftBank Airは戸建・マンションとも5,907円(※いずれも割引なしの場合)

ソフトバンク光とは、日本の大手通信事業者である「ソフトバンクグループ」提供の光回線サービスです。プロバイダに「Yahoo!BB」、回線にはNTT東西の光ファイバーを使用します。こちらはセットプランであるため、回線とプロバイダを個別契約する必要がありません。

ソフトバンク光では、携帯のソフトバンクユーザー限定で月額料金が安くなる「おうち割光セット」と「新みんな家族割」を提供。インターネット回線と携帯キャリアをソフトバンクに揃えるだけで、ひとりあたり月額最大2,310円の割引が受けられます。

デメリットとしては、「契約時にいろいろなオプションがついて値段が上がることがある(解約可能)」、「時間帯によっては通信速度が低下する」などが挙げられます。

ソフトバンクでは、回線工事不要でインターネットを利用できる「SoftBank Air」も人気。工事を待たずにすぐにインターネットを使いたい方にオススメです。

SoftBank Airの詳細・申し込みはこちら(日本語)

auひかり

auひかり
メリット	auスマートフォンとのセット割がお得
デメリット	解約金が発生することも
月額料金(マンション／戸建)	3,740円／5,610円〜(割引なしの場合)

auひかりは、大手通信事業者の「KDDI」が提供する光回線サービス。NTT東西の光ファイバー回線または自社の光ファイバー網を使用しており、その通信速度は最大1Gbpsです。

なお、対応エリアは限られますが、最大5Gbpsまたは10Gbpsで通信できる戸建てプランも用意しています。

auひかりでは、KDDIが提供する「au」のスマートフォンやタブレットとの同時契約がオススメ。なぜなら、スマホ料金が最大1,100円割引される「auスマートバリュー」が適用されるためです。1世帯あたり10回線まで割引が適用されるので、家族が多いならお得になりますね。

auひかりの申し込みはこちら(日本語)

ドコモ光

ドコモ光
メリット	携帯とのセット割がお得
デメリット	プロバイダによって低速に
月額料金(マンション／戸建)	4,400円〜／5,720円〜(ともに2年契約の場合)

ドコモ光は、日本の大手携帯キャリアである「NTT docomo」提供の光回線サービスです。

また、スマートフォンやタブレットとの同時契約により、携帯料金が永年1,100円割引される「ドコモ光セット割」も用意されています。これはドコモユーザーの家族に適用されるため、ドコモ光を契約するタイミングに合わせ、家族全員でdocomo に乗り換えるとお得です。

ドコモ光においては、「通信速度が遅い」という声がたびたび聞かれます。ただ、通信速度の低下は回線よりも、インターネットプロバイダの影響が大きいといわれます。

ドコモ光では24種類のプロバイダを自由に選べるため、通信速度に定評のある事業者さえ選べば、その点はカバーできるでしょう。

ドコモ光の詳細・申し込みはこちら(日本語)

ビッグローブ光

ビッグローブ光
メリット	夜間でも回線が安定、エリア不問
デメリット	解約金が発生することも
月額料金(マンション／戸建)	4,378円〜／5,478円〜(割引なしの場合)

インターネットプロバイダのひとつである「ビッグローブ」が提供する光回線です。月額料金や通信速度ともに平均的ですが、ほかのサービスにはない特徴がいくつかあります。

たとえば、高速データ通信技術のIPv6を利用できること。回線が混雑しやすい夜間においても、安定的かつ遅延の少ないデータ通信が可能となります。利用には対応機器が必要です。対応機器はレンタルすることもできます(月550円)。

そして、大手携帯キャリアであるauとの提携も魅力です。家族にauユーザーがいれば、月々の携帯料金が安くなるauスマートバリューか、ビッグローブ光の月額料金が割引される「auセット割」のどちらかを選べます。またエリア不問で契約できるため、auひかりがエリア外だった際に選ばれることが多いです。

ビッグローブ光の申し込みはこちら(日本語)

フレッツ光

フレッツ光
メリット	対応エリアが広い
デメリット	キャンペーン内容・条件によっては違約金が発生する場合がある
月額料金(マンション／戸建)	3,135円〜／5,720円〜(+プロバイダ料金500円～)