【高知県四万十市】『四万十市』の観光スポットを一気に紹介!ディープな観光スポット14選!
「日本最後の清流」といわれる美しい四万十川がある高知県の四万十市は、自然豊かな癒しの地。おすすめの観光スポットから移動手段までまとめてご紹介します!
-
目次
- 1.四万十川を一望できる「沈下橋」
- 2.自然を五感で味わえる「屋形船」
- 3.四万十川を全身で楽しむ「カヌーツーリング」
- 4.四万十川と太平洋がつながる壮大な景色に感激「道崎展望台」
- 5.四万十川の自然を伝える「四万十川学遊館」
- 6.四万十市の歴史が学べる「四万十市郷土博物館 しろっと」
- 7.のどかな田園風景が広がる「安並水車の里」
- 8.土佐小京都の礎「一條神社」
- 9.弘法大師 空海が開山した「香山寺・市民の森」
- 10.ミニ八十八箇所巡りができる「石見寺」
- 11.高知県最古の社殿「不破八幡宮」
- 12.知る人ぞ知るパワースポット「蛇王神社」
- 13."星空の街"で満点の星空を楽しむなら「四万十天文台」
- 14.地元のお土産をお探しなら「道の駅 よって西土佐」
- 四万十市へのアクセス
- YODO LINE BROTHERSに乗ってみよう!
- 四万十市についてもっと知りたい方!
最後の清流「四万十川」
高知県の不入川を源流点とする、全長196kmに及ぶ西日本最長の大河が「四万十川」です。名水百選、日本の秘境100選にも選ばれており、日本最後の清流とも呼ばれています。
四万十川は大きく蛇行して流れているため、流れが緩やかであるのが特徴です。まるで鏡のように水面に映る空や風景をご堪能いただけます。
ベストシーズンは一般的に春から夏にかけてといわれますが、秋の紅葉、雪景色に包まれる冬など自然に囲まれた四万十川流域は四季折々の景色が楽しめます。
また、冬場はプランクトンの数が減少することから夏場よりも水が透き通っており、水底まで覗くことができます。
5月下旬~6月上旬は四万十川で蛍が鑑賞できます。
満点の星空の下、雄大な四万十川を舞台にホタルが飛び交う様子はとても幻想的で、これほどのスケールは全国的にもあまり例がありません。
四万十市のおすすめ観光スポット14選!
1.四万十川を一望できる「沈下橋」
増水時、川に沈むことを想定して設計された欄干のない橋を「沈下橋」といいます。
四万十川には48本もの沈下橋が架かっており、中でも四万十川の最下流にある佐田沈下橋は、青色の橋脚が印象的な全長291.61mの最長の沈下橋として多くの観光客で賑わいます。
沈下橋は、自然の力を制御するのではなく、自然と折り合いをつけながら暮らしてきた先人の工夫によって架けられました。四万十市を象徴する景色であるとともに、古き良き日本の原風景を思わせます。
2.自然を五感で味わえる「屋形船」
「四万十川屋形船」では、風情たっぷりの屋形船クルージングをご堪能いただけます。
流れのおだやかな四万十川で船に揺られていると、川のせせらぎや鳥の声、緑の香りを感じられ、心安らぐ時間を過ごせます。沈下橋を下からくぐるコースは、屋形船の醍醐味のひとつです。
「屋形船」には屋根がついており雨の日でも安心してご利用いただけます。ゆっくりと動いていく景色のなか特製のお弁当を味わいながらとっておきの旅の思い出を。
「舟母浪漫・松廣屋」では、舟母船をお楽しみいただけます。風に押されて静かに進む帆掛け船は四万十の自然がより近くに感じられます。
四万十市観光協会では定価より10%オフでお買い求めいただけるお得な遊覧船チケットを販売しています。
3.四万十川を全身で楽しむ「カヌーツーリング」
四万十川では「カヌーツーリング」も満喫できます。
雄大な四万十川の豊かな自然を、開放感を味わいながら全身で体感できます。カヌーで寝転んでみると水面と一体になったような非日常的な感覚を体験できます。
川の流れがゆるやかなため、初心者の方でも気軽にカヌー体験を楽しめます。
「四万十カヌーとキャンプの里 かわらっこ」 では、サップツーリングも楽しめるほか、電源や流し台を完備した便利なキャンプサイトがあり、キャンプスポットとしても人気の場所です。
4.四万十川と太平洋がつながる壮大な景色に感激「道崎展望台」
四万十川と太平洋が交わる壮大な景色を堪能したいなら「道崎展望台」へ。
全長196kmに及ぶ西日本最長の四万十川の終着地を眺めることができます。西南大規模公園の中にある知る人ぞ知る絶景スポットです。
約7mの円柱の展望台を登ると、一面に太平洋の水平線が現れます。自然の香りに包まれながら、海と川が出逢う絶景を楽しめます。
道崎展望台の傍、下田公園には作家篠原勝之氏(通称・クマさん)のオブジェ「うつろう」が設置されています。鉄の塔は北極星を指しており、七つのステンドグラスは北斗七星を表現しています。
5.四万十川の自然を伝える「四万十川学遊館」
「トンボ自然公園」は世界初のトンボ保護区であり、全国最多の81種類ものトンボが確認されているトンボ保護区です。
木々の緑と四季の花々に抱かれた園内には遊歩道が設けられ、一年を通じて約60種類のトンボを見ることができます。
トンボ自然公園では外で生き物とふれあい自然を感じられ、学遊館では四万十川のトンボをはじめ、世界中の昆虫の標本を見ることができます。
また、四万十川をはじめ世界中に生息する魚も展示されており、世界最大級の淡水魚「ピラルク」の餌やり体験は迫力満点です。
6.四万十市の歴史が学べる「四万十市郷土博物館 しろっと」
山内一豊氏の弟、康豊の居城であった中村城跡にある城の形をした博物館「しろっと」。
館内は四万十川や支流と紡いできた暮らしや歴史・文化を「川と共に生きるまち」として紹介しています。
また、土佐一條家、中村山内家、幕末の志士・樋口真吉氏、明治を代表する中村出身の社会主義者・幸徳秋水氏などに関する貴重な資料を展示しています。
最上階は展望台となっており、四万十川、東山、市街地を一望することができます。
春には郷土博物館の傍にある「為松公園」で桜が開花し、毎年多くのお花見客が訪れます。
7.のどかな田園風景が広がる「安並水車の里」
「安並水車」は、四万十川の支流後川の麻生に分水目的の井堰(長さ160m、巾11m)を作り、秋田・安並・佐岡・古津賀の四ヶ村を灌漑するために作られたものです。
以前は、この溝よりのどかな田園風景にカッタン・コットンと水田に水を汲み上げるため数多くの水車が設置されていました。
残念ながら水田に水を汲み上げている水車は現在数基しかなくなっており、観光用に設置された水車が地元の方たちの管理により設置されています。
また、水車近くには公園が整備され、水路沿いに植えられた紫陽花とともに、その風景に色どりを加えています。
8.土佐小京都の礎「一條神社」
「一條神社」は、文久2(1862)年、中村御所跡の一部の小森山山頂にあった一條家御廟所跡に、土佐一條氏の遺徳を偲ぶ有志によって建立されました。
土佐一條氏は応仁の乱を避け下向した前関白一條教房に始まり以後4代、中村の文化、経済の発展に力をそそぎました。一條神社では一條教房氏の父、兼良氏を始め土佐一條歴代の霊を祀っています。
境内には御所跡やお化粧の井戸、咲かずの藤など一條氏ゆかりの旧跡が残っています。
市民には、「いちじょこさん」と親しまれ、毎年11月22日・23日・24日に行われる「一條大祭」は、京都の下鴨神社からいただいた御神火による提灯行列など三日間さまざまな行事がおこなわれております。
運が良ければ二代目看板猫「ミコちゃん」がお出迎えしてくれます。
9.弘法大師 空海が開山した「香山寺・市民の森」
「香山寺」は高山寺ともいい、「弘法大師 空海」の開山と伝えられています。
本尊の十一面観音も空海作と伝えられ、かつては七堂伽藍を有する大寺であったと云われています。
現在のお堂は明治四年(1871年)の廃寺を経て、昭和三十年代に建て替えられたものです。木像「南仏上人座像」は、晩年香山寺に住んだ僧侶・南仏(金剛福寺別当)の肖像彫刻です。鎌倉時代の作として県指定文化財となり、現在は四万十市郷土博物館にて保管されています。
ハイキングや森林浴に最適のスポットとして知られており、渡り鳥が多く集まるバードウォッチングのスポットとしても人気があります。
また、四万十市の市の花である藤の名所としても有名であり、世界中にある藤のなかで花を咲かせる32種のうち約20種類を見ることができます。
10.ミニ八十八箇所巡りができる「石見寺」
四万十市東山の一角にある「石見寺山」には、四国ミニ88ヶ所の石仏が設置されたハイキングコースが整備されています。
ハイキングコース(約4km)にはミニ88ヵ所が奉られ石仏の横に、寺名・本尊を示す白札を設置しています。
四国88ヵ所巡礼の元第39番札所であり、西暦804年「弘法大師 空海」の開山とされています。一條氏時代に遍路が入るのを嫌い札所を返上、平田村寺山延光寺に移したと伝えられています。一條氏時代は石見寺を京の比叡山延暦寺にみたてた鎮守寺でありました。
11.高知県最古の社殿「不破八幡宮」
約550年余前、土佐一條氏の祖一條教房が幡多の総鎮守として京都の石清水八幡宮を勧請して建てたといわれている神社が 「不破八幡宮」です。
一條家の守護神とも伝わる神社で一條氏の他、長宗我部氏、中村山内氏と歴代城主からも厚い崇敬を受けています。
また、本殿は高知県下で最も古い社殿であり、室町時代末期の重要建築として国の重要文化財に指定されています。本殿は三間社流造でこけら葺きの美しい勾配が目を引きます。
毎年9月に開催される不破八幡宮大祭は、神様の結婚式で有名な秋祭りです。
「嫁かつぎ」等の蛮風を矯正する為始めた祭事といわれており全国的にも珍しい祭典となっています。
神輿合わせの儀式、奉納相撲や幡多神楽、あげ馬ややぶさめなど見所が沢山詰まっています。
12.知る人ぞ知るパワースポット「蛇王神社」
狛犬ならぬ「狛蛇」がお出迎えしてくれる珍しい神社「蛇王神社」です。
階段の参道の左右にもとぐろを巻いた蛇が並んでいます。
蛇王神社では「白蛇様」が祀られています。そのご利益は「金運、健康運、受験合格」と強いパワーが評判とあり多くの信仰を集めています。
蛇王神像「蛇王殿」はまるで空中に浮いているかのような場所に位置しています。あたり一面山に囲まれた大自然の中、蛇王神像の神秘的なパワーを感じることができます。
ちょっと寄り道「名鹿海岸」
「名鹿海岸」は蛇王神社近くに位置しており、地元の人しか知らない超穴場スポットです。
波は穏やかで、白く綺麗な砂浜がこじんまりと広がっています。
13."星空の街"で満点の星空を楽しむなら「四万十天文台」
旧環境庁が認めた星空スポットである四万十市西土佐地区は「星空の街」に認定されています。
「四万十天文台」は、周囲に街灯が少なく天体観測にベストな環境で、空一面に輝く満点の星空を肉眼で観測することができます。
観測ドームには本格的な天体望遠鏡も設置されており、肉眼では見られない惑星や星雲、星団等も観測できます。
星の専門家「星憧アテンダント」による解説を聞きながら贅沢な星空の旅をお楽しみください。
14.地元のお土産をお探しなら「道の駅 よって西土佐」
「道の駅 よって西土佐」では地域の食材やオリジナル商品が豊富に並び、ここでしか手に入らないお土産がたくさんあります。
店内には軽トラが設置されており、軽トラの上に商品が陳列されています。旬のお野菜や地元の方が手作りした品が、盛りだくさんに取り揃えられたアットホームな雰囲気です。
テナントには、天然鮎の塩焼きを実演販売している「鮎市場」やハンドメイドケーキの「ストローベイルSANKANYA」、西土佐の食材を使った「西土佐食堂」があり心もお腹も満たされます。名物の林駅長に会いに足を延ばしてみては…?
四万十市へのアクセス
高知駅→窪川駅→中村駅(乗り継ぎなしでご利用いただけます)
松山駅→宇和島駅→江川崎駅~中村駅
(江川崎駅~中村駅はバス区間となります。川バスのご利用で江川崎駅から中村駅まで四万十川観光をしながら四万十市までお越しいただけます。)
川バス
列車とバスをつなぐ四万十川周遊バス!
最後の清流四万十の穏やかに蛇行した流れの風景や沈下橋を散策、四万十川遊覧船など観光しながら、次の目的地に向かうための列車にスムーズに乗り換えられます。
川バス運行スケジュール
毎日運行 春休み(3/16~3/31)・GW(4/22~5/7)・夏休み(7/15~8/31)
土・日・祝日運行 3月~11月
運休 12月~2月
あかめ号
四万十市内のスポットを巡ってくれる周遊バス 500円で一日乗り放題です!
あかめ号運行スケジュール
春休み(3月の土日)・GW(4/22~5/7)・夏休み(7/15~8/31)・冬休み(12/23~1/8)
- 訪日観光客にはお得なフリーパス「Bass Pass」がございます!↓
3日間→3000円、5日間→3500円でローカル線の他に、川バスやしまんとあしずり号が乗り放題!!!
四万十市観光観光協会でもお取り扱いしています✨
YODO LINE BROTHERSに乗ってみよう!
予土線は北宇和島~岩井駅を結ぶローカル線です。
車窓には四万十川をはじめ風光明媚な景色が左右に広がります。全線乗りとおすと、約2時間30分かかるので、ゆっくり景色をご覧になれます。
予土線で松山や高知方面にも行けます。
鉄道ホビートレイン
世界最遅新幹線!最高速度はなんと85km/h!
初代新幹線0系をイメージした、インパクト大のデザインで予土線を運行中しているのは「鉄道ホビートレイン」。
団子鼻も忠実に再現しているほか、実際に0系新幹線で使われていたシートも設置。車内には、鉄道模型も多数展示されており内と外両方でお楽しみいただけます。
江川崎~宇和島の区間でご乗車いただけます。
かっぱうようよ号
「かっぱうようよ号」はその名の通りかっぱが内と外でうようよいます。
外観は清らかな川を楽しむかっぱ達がデザインされており、車内もかっぱがたくさん施されたデザインとなっています。
座席のシートデザイン、カーテンデザイン更にはかっぱのショーケースまでかっぱ尽くしの車内。何匹いるか数えてみるのも楽しいかもしれません。
車内のいたるところにかっぱが展示されており、かっぱの世界を満喫できます。
窪川~江川崎の区間でご乗車いただけます。
四万十市についてもっと知りたい方!
四万十市観光協会では自転車の貸出も行っております!
また、四万十市観光についてのご相談・パンフレットのご送付などもお気軽にお問い合わせください♪
記事作成 四万十市観光協会
高知県幡多地域は四国の西南端に位置し、東は土佐湾、西は豊後水道に面する太平洋に突き出た半島で、四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の3市2町1村から構成されています。 全国的に有名な四万十川や足摺岬をはじめ、沿岸を流れる黒潮の恵み、全国でもトップの森林面積を誇る山の恵み豊かな自然大国です。