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【群馬県千代田町】毎年8月18日開催!約150年続く伝統行事、「千代田の祭 川せがき」
毎年8月18日に開催される川せがきは古く約150年の歴史を持つ群馬県千代田町の伝統のある祭りです。僧侶の読経と燈ろう流し(川せがき)を中心に、打ち上げ花火、民踊流し等、各種催しが行われます。
約150年の伝統、「千代田の祭 川せがき」とは
千代田の祭川せがきは古く約150年の歴史を持つ伝統のある祭りです。僧侶の読経と燈ろう流し(川せがき)を中心に、打ち上げ花火、民踊流し等、各種催しが行われます。川面に映る燈ろうの灯と利根川に向けて打ち上げられる花火が夏の夜を彩ります。
燈ろう流しは大河に面した町ならではの祭事であり、僧侶の読経に合わせ、川面を静かに流れていく燈ろうを眺めながら厳かに精霊を送る幻想的な光景は一見の価値があります。
開催日
毎年8月18日開催(18:00~20:40) ※荒天の場合は19日へ順延になります。
タイムスケジュール
◆民謡流し 18時00分~18時20分
◆舞台芸能 〔前半〕18時20分~19時20分 〔後半〕20時00分~20時30分
◆読経・灯ろう流し 19時40分~20時00分
◆打上花火 20時10分~20時40分 (約4,000発・最大打上号数10号を予定)
※スケジュールは2023年の内容です。変更になる場合がございます。
川せがきの由来
赤岩村(現千代田町大字赤岩)の「かぶと屋」という豆腐店に、倉吉という誠実な男が番頭として働いていましたが、明治10年夏ごろ、利根川に投網を打ちに行き、あやまって水死してしまいました。この知らせを聞き驚いた「かぶと屋」の主人は、早速、赤岩光恩寺の住職と相談し、倉吉の霊を供養しました。これが川せがきの始まりといわれています。
千代田町は、利根川中流域の左岸に沿って東西に細長く延びた平坦地で、東京から60キロメートル圏内の、水と緑豊かな町です。 位置は「鶴舞う形」の群馬県の首の部分にあたり、東は明和町、北は館林市、邑楽町、西は大泉町、南は利根川を挟んで埼玉県(行田市、熊谷市)に接しています。 西部の丘陵地を中心に古墳が点在してることから、古くから大規模な集落ができ、文化が開けていたと推測されます。中世から近世にかけて佐貫氏、赤井氏の中心的な地域として、江戸時代には利根川を利用した江戸への水運の拠点として繁栄を誇った歴史があります。 昭和30年3月31日 永楽村、富永村、長柄村が合併し千代田村が誕生、翌昭和31年9月30日に旧長柄村が離れ中島村に編入するということがありましたが、その後は順調に発展し、昭和57年4月1日に町制施行により千代田町になり現在に至っています。 利根川がもたらす豊かな水を利用した、米麦作を中心とした農業と2つの工業団地を有する、農業と工業が高度に一体化して発展してきた町です。