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Hakuba Valley|日本が世界に誇る白馬スキー場の魅力
ウインタースポーツの聖地として多くのスキーヤー・スノーボーダーに愛され続けてきた「Hakuba Valley」。長野冬季オリンピックの会場になったことでも有名なHakuba Valleyは、近年では海外からの人気も高く、毎年世界中から多くの観光客が訪れる一大スポットになっています。 今回はそんなHakuba Valleyが高い評価を得ている理由と、10あるスキー場のそれぞれの魅力や特徴を紹介します。
Hakuba Valleyはなぜ人気?海外旅行客が注目する理由
Hakuba Valleyは長野県北西部の北アルプス山麓に広がる山岳リゾートです。白馬村・小谷村・大町市の3つで構成されており、「白馬のスキー場」といえばこの白馬エリア一帯を指します。
海外からも多くのスキーヤーやスノーボーダーが集まるHakuba Valleyには、「日本のスイス」と称されるほど人気を博す理由がいくつも存在します。
サラサラのパウダースノーと圧巻の大自然
Hakuba Valleyを訪れた人が口をそろえて絶賛するのは、良質な雪質と圧巻の大自然です。
Hakuba Valleyが位置するのは標高3,000m級の山々が連なる北アルプス。標高が高いため冬場の気温が低く、乾いたサラサラの雪が降るのが特徴です。
山頂や山の斜面からは北アルプスの山麓地帯を見渡せます。美しい自然に囲まれながらのパウダーランディングは、一度体験すると病みつきになる人も少なくありません。
英語が伝わる日本人スタッフも多い
Hakuba Valleyは英語が話せるスタッフが多いというのも特徴の1つです。英語対応のスキー・スノーボードスクールや宿泊施設も多数あり、初めて日本を訪れる人でも安心です。
近年では地元の高校でも英語教育に力を入れたり、インターナショナルスクールが開校したりと、地域全体でグローバルなコミュニケーションの活性化を目指しています。
ゲレンデ直通のスノーライナーが便利
Hakuba Valleyは多方面からのアクセスが良いという点も、日本の土地勘がない観光客に指示されています。
日本ユース旅行株式会社が提供する高速バス「スノーライナー」は、成田空港・羽田空港・横浜などからHakuba Valleyまでの直通運転。大きな荷物を抱えての移動も楽々です。
温泉などの宿泊施設も豊富
白馬エリアは日本有数の温泉地としても有名で、特に白馬八方周辺には多くの温泉施設が点在しています。
数日間滞在してHakuba Valleyを滑りつくしたいという方には、リフト券と宿泊がセットになったプランも。地元信州の素材を使った食事を堪能できる旅館もあり、ウインタースポーツだけでなく日本の味覚も楽しみたいという観光客に人気です。
Hakuba Valleyが誇る10スキー場
Hakuba Valleyには10のスキー場があり、「HAKUBA VALLEY TICKET」という共通リフト券とスキー場間で運行されているシャトルバスを利用することで、すべてのスキー場を1日中楽しめます。
ここからはHakuba Valleyにある10のスキー場の魅力と特徴をご紹介します。
白馬村(HAKUBA VILLAGE)
長野県の白馬村にあるスキー場を紹介します。
白馬岩岳スノーフィールド
白馬岩岳スノーフィールドは、初心者から上級者まで誰でも楽しめるエリア最多の26コースがあるのが特徴。360度に広がる壮大な自然は圧巻で、非日常的な絶景を眺めながらさまざまなコースを楽しめます。
山頂には北アルプスを一望できるテラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBAOR」があり、ひんやりとした空気の中であたたかいドリンクを片手にくつろぐのもおすすめです。
ゲレンデのすぐ近くに温泉が2つ、さらに新しくサウナ施設もオープンし、アクティビティとリラックスの両方を1日で堪能できる点も魅力です。
白馬八方尾根スキー場
白馬八方尾根スキー場はHakuba Valley最大級の広さが自慢。総滑走距離23,000m、最長滑走距離8,000mのゲレンデには、初級者から上級者まで楽しめる豊富なコースが完備されています。日本のパウダースノー(JAPOW)を味わい尽くしたい人には、非圧雪の超上級エリアもおすすめです。
日本を初めて訪れる人には、バスターミナルやJNTO(Japan National Tourism Organization)認定の外国人観光所が便利。お土産屋さんがあり、1つのスキー場でウインタースポーツとお土産の購入、両方を楽しめます。
Hakuba47ウインタースポーツパーク
極上の雪質で人気のHakuba47は、非圧雪の森の中を滑走できる「Tree Riding Zone(ツリーライディングゾーン)」が上級スキーヤー・スノーボーダーに圧倒的人気。個性豊かなコース展開で、共通リフト券を購入すれば隣接する「エイブル白馬五竜」もセットで楽しめます。
日本で最も伝統のあるスノーパークとして知られる「47PARKS」には、ハーフパイプやキッカーをはじめとした10以上のアイテムを完備。超初級者用のアイテムもあり、パーク初体験や家族旅行のアクティビティとしてもおすすめです。
エイブル白馬五竜
エイブル白馬五竜は自然地形のうねりを生かしたダイナミックなコースが特徴。最大傾斜35度という急斜面「チャンピオンエキスパートコース」のパークは深いコブがいくつも連なる超上級者コースで、Hakuba Valley屈指の高難易度を誇ります。
初級者におすすめなのは「とおみゲレンデ」。整備の行き届いた圧雪コースで、レベルに合わせて3つのリフトから好きなコースを選べます。隣の「いいもりゲレンデ」はファミリー向けのコースが多数あり、幅広い層に対応できるフレキシブルさが魅力のスキー場です。
白馬さのさかスキー場
白馬さのさかスキー場は、ゲレンデの約80%が初級から中級者向けのコースで構成されています。風の影響を受けにくい地形のため、まだリフトに慣れていない人でも安心して山頂を目指せます。
中上級者には最大傾斜23度の「カービングゲレンデ」がおすすめ。さらに技術を磨きたいスキーヤーやスノーボーダーが集まるコースで、テクニカルスノーボーダーの聖地としても知られています。
小谷村(OTARI VILLAGE)
長野県の小谷村にあるスキー場をご紹介します。
栂池高原スキー場
最長滑走距離5,000mというロングランと、ゴールデンウィークまで楽しめるロングシーズンが魅力として知られるビッグスノーリゾート。全体を通して傾斜が緩やかなのが特徴で、初級者コース50%、中級者コース30%で構成されています。
栂池高原スキー場のパウダースノーは海外で「TSUGA POW」と称されるほど。極上の雪質を目当てに多くのファンが訪れるスキー場です。
白馬乗鞍温泉スキー場
広々とした斜面に豊富なコース展開が特徴の白馬乗鞍温泉スキー場は、最大傾斜38度・幅250mのスカイビューゲレンデが名物。北アルプスを一望できる眺望と、ディープパウダーを楽しめるほどの積雪量・雪質が熱い支持を集めています。
ふもとには白馬アルプスホテルがあり、宿泊とセットのプランも人気。隣接する白馬コルチナスキー場も楽しめる共通券も販売されているため、連泊してHakuba Valleyの白銀の世界を思う存分堪能できます。
白馬コルチナスキー場
白馬コルチナスキー場は天然雪100%という極上のパウダースノーが楽しめるスキー場です。
特に平均傾斜36度の「稗田山コース2」の雪質は格別で、降雪後朝一番のゲレンデは腕の立つスキーヤー・スノーボーダーでも大満足の滑り心地です。
ふもとにはオフィシャルホテルや日帰り温泉も完備。小さい子どもでも安全に遊べるキッズパークや雪遊びパークも人気で、老若男女問わず雪国の魅力を満喫できます。
大町市(OMACHI CITY)
長野県大町市にあるスキー場をご紹介します。
鹿島槍スキー場
小さい子どものいる家庭であれば、ファミリー向けサービスが充実している鹿島槍スキー場がおすすめ。「ファミリーのスキーデビュー日本一のリゾート」を目指しているスキー場で、雪山デビュー専用ゲレンデや、子どもたちの安全を守るための独自ルールがあるのが特徴です。
アスレチックやボールプールなどの遊具を楽しめる屋内プレイランドに加え、予約制の託児所や貸し切り個室も完備されているのも魅力。ゲレンデでのアクティビティに留まらず、家族全員で楽しめる室内施設などの工夫が満載です。
爺ガ岳スキー場
爺ガ岳スキー場は、初級者から中級者向けの人におすすめのスキー場です。
55m×95mの国内最大級のキッズパークが完備されているのに加え、まだリフトに慣れていない子どもは「ちびっこトロイカ」でゲレンデの上まで登ることも可能。さらにスノーモービルの体験ツアーなどのアクティビティも楽しめます。
まとめ
ゲレンデごとに異なる魅力満載のHakuba Valleyは、国内だけでなく海外からも多くのスキーヤー・スノーボーダーが押し寄せる超人気スポット。共通リフト券を活用すれば複数のゲレンデを一度に楽しめるため、スムーズにゲレンデに到着し、時間いっぱい堪能し尽くしたいところです。
海外や遠方からHakuba Valleyを訪れるのであれば、白馬のスキー場まで1本で行ける高速バスが便利です。スノーライナーのような成田空港・羽田空港・横浜といったターミナル地から出ているバスもあるため、上手に活用してHakuba Valleyの魅力を存分に味わいましょう。
羽田・成田空港から各スキー場への直行バスを運行してます。 https://spur.jamjamliner.jp/