銀座の「東京相撲祭」で日本の国技を体験して満喫!
銀座の「東京相撲祭」で相撲の世界について学び、体験しましょう!この施設では英語で進行される相撲ショーを提供しており、来場者は力士と交流したり、実際に取り組みを挑むこともできます!
東京相撲祭 in 銀座
世界中にファンがいるのに観戦の機会はわずか:相撲の挑戦
「東京相撲祭」のコンセプトと特徴
「東京相撲祭」で体験できる5つのこと
① 朝稽古と土俵清め
② 土俵の上で力士にチャレンジ
③ 相撲観戦のマナー:応援、儀式、ルール
④ 力士との記念撮影
⑤ 勝つための技から逸話まで:相撲の豆知識
座席種類と予約方法
「東京相撲祭」で相撲の世界を体験しよう!
世界中にファンがいるのに観戦の機会はわずか:相撲の挑戦

東京・両国国技館 Photo by Pixta
相撲は日本の国技であり、1500年以上の歴史を誇ります。その起源は豊穣を祈る神社の儀式にあり、江戸時代(1603–1868)に娯楽としての形態を確立したものの、精神的な核は失われず、現在でも各取り組みで力士が行う土俵の清めなどの儀式にその名残が見られます。
ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの大相撲公演(2025年10月15日〜19日)の成功が示すように、相撲は世界中からこれまで以上に注目を集めています。
しかし、こうした国際的な関心の高まりにもかかわらず、日本で大相撲の本場所を観戦するチケットを手に入れるのは非常に難しいです。会場が限られていること、座席数が少ないこと、開催が年に限られた時期に集中していること、そしてチケットが秒で売り切れることなどが、その難しさの要因です。

「東京相撲祭」は、元力士が出演する体験型のショーを通して相撲を学べる銀座の施設です。来場者は実際に相撲の稽古の一部を体験したり、力士に取り組みを挑んでその力を間近で感じたりすることができます。
この施設を訪れることで、日本の国技である相撲の複雑な伝統、儀式、そして文化的背景について貴重な理解を得ることができます。
「東京相撲祭」のコンセプトと特徴

2025年9月にオープンした「東京相撲祭」は、銀座INZ1の地下1Fに位置しています。銀座の中心地にあり、銀座エリア、築地市場、東京駅、皇居など主要スポットから徒歩圏内という便利なロケーションです。
本施設では、相撲文化に精通した英語のネイティブスピーカーによる、楽しく参加型の相撲ショーを提供しています。

会場ではたこ焼き、唐揚げ、フライドポテトなどのドリンクや軽食を提供していますが、体験の主役は何と言っても圧倒的にその魅力的なショーです——食事をする時間もほとんどなくなるほど没入できます。
東京相撲祭は、公式の本場所では得られない、カジュアルで実践的に相撲文化に触れられる空間を海外からの来場者向けに提供するために設立されました。
力士のセカンドキャリアを支援
エンターテインメント性を超えて、東京相撲祭が重視しているのは、一般の相撲観戦者にはあまり知られていないある課題――力士のセカンドキャリアです。
多くの厳しいスポーツと同様に、鍛え上げられた力士も現役でいられる年数は限られており、30代〜35歳前後で新たな職業に就かざるを得ない者が少なくありません。

本施設で働くことは、元力士たちが相撲の魅力を発信し続ける機会を与えます。ここでの仕事は、エンターテインメントと文化教育の双方にまたがる役割を担っています。
東京相撲祭では現在5名の元力士を雇用しており、それぞれが個性的なキャラクターと魅力を持っています。ユーモアや優しさ、または圧倒的なカリスマ性まで、多彩な魅力が観客に応援したくなる理由を提供します。
1日4回のショーを英語で進行

東京相撲祭では1日4回(12:00、15:00、18:00、20:30)のショーを実施しており、すべて英語で進行されます。内容は相撲の歴史から推し力士の応援の仕方、基本稽古の用語や決まり手まで、楽しく分かりやすく解説されます。
東京相撲祭には英語ネイティブのモデレーターが5名在籍しており、交代でショーを進行します。密なチームワークと意見交換を重ねることで、相撲文化の核心を伝える説明方法を磨き上げてきました。
モデレーターの役割は、来場者が気軽に体験を楽しめるようにし、相撲に関するあらゆる質問に答えることです。
「東京相撲祭」で体験できる5つのこと
相撲ショーの所要時間は約90分です。その間、観客席から声援を送るだけでなく、何度か土俵に上がって実際に相撲を体験する機会があります!
東京相撲祭のショーで体験できる5つのことはこちらです。
1. 朝稽古と土俵清め

モデレーターが説明している通り、朝稽古は力士の日課に欠かせない重要な時間です。2人の力士が主要な稽古の動きを実演し、その後で土俵に招かれて実際に体験し、その動きが自分の身体にどのように効くかも感じられます。

また、神聖な取り組み前の儀式にも参加します。力士が塩をまいて土俵を清める所作があり、ショーの中であなた自身がこの厳粛で清めの意味を持つ所作を行う機会が何度かあります。
2. 力士に力比べで挑戦

勝ち技や相撲のルールについて学んだ後は、実際に力士と力比べをするチャンスがあります! 相撲の衣装を身に着けて、公正な一番に挑みます。
勇気を出して挑戦したMATCHAのスタッフによると、全力で押しても力士を少しも動かせなかったそうです!
この出会いならではの楽しさとスリルは、実際に体験してこそ味わえるものです。
3. 相撲観戦のマナー:応援、儀式、ルール
土俵での体験に加えて、生で相撲を観る際の基本的なマナーや、推し力士の正しい応援法も教わります。観客の行動規範は、相撲そのものと同じ儀式に根ざしています。
「どすこい」の意味を学ぶことから、抗議の意思を示して座布団が土俵に投げ込まれる場合があるタイミングまで、相撲観戦者としての一連の作法を習得できます。この準備は公式の取り組みに参加する際に非常に重要で、文化的な失礼を避けるためにも役立ちます。
4. 力士との記念撮影

ショーの締めくくりには素晴らしい撮影の機会があります。土俵に上がって2名の力士と一緒に記念写真を撮ることができます!
この写真は、あなたのユニークな体験の大切な思い出になるでしょう。もちろん、記憶に残る瞬間をSNSでシェアしても良いですよ!

さらに、来場者全員が東京相撲祭のロゴ入りトートバッグと可愛らしい手ぬぐいをもらいます! 手ぬぐいはショーの間に頭に巻いたり、応援の際に振ったり、さまざまな用途で使えます。
5. 勝つための技から逸話まで:相撲の豆知識

最後にもう一点、東京相撲祭のショーは相撲の世界をめぐる貴重な知識を提供します。
詳しい説明は、相撲の歴史、ルール、決まり手といった基礎から、土俵上での禁止行為(殴る・つつくなど)や相撲史にまつわる興味深い逸話に至るまで網羅しています。
公式の本場所ではここまで詳細な文化的・技術的解説を受けることはできません。まさにこの点が、東京相撲祭を、特に相撲の世界に不慣れな人にとってユニークで必須の体験にしているのです。
座席種類と予約方法

Picture courtesy of 東京相撲祭
東京相撲祭の来場者は、以下の3種類の座席から選ぶことができます:
1. VIP席:最前列に位置するプレミアム席で、力士や土俵からわずか約2メートルという最高の近さで、間近での体験を楽しめます。
2. レギュラー席:2列目以降に配置された標準席で、土俵や取り組みの流れを見渡せる優れた視界を提供します。
3. 子ども席:安全性と快適さを考慮した子ども用の専用席が用意されており、会場の2列目から利用できます。
座席の料金や予約に関する詳細は、公式サイトをご覧ください。
東京相撲祭には、それぞれ土俵を備えた2つの会場があり、いずれも貸切利用やイベント開催が可能です。貸切の可否や料金、開催に関する詳細については、施設へお問い合わせください。
「東京相撲祭」で相撲の世界を体験しよう!
「東京相撲祭」は相撲文化をお祭りのように祝うために設計された施設です。日本の国技についてわかりやすく紹介するとともに、力士の稽古や取り組みを間近で体験できます。

ショーは約90分と短めなので、皇居や東京駅周辺、銀座、築地を巡る都心観光の合間にも組み込みやすいです。さらに、銀座INZ1の地下1階という立地により、周辺に多くの飲食店やカフェがあり、観光の合間に気軽に休憩を取れるのも利点です。

ショー終了後は施設内のショップでお土産を購入できます。相撲デザインのTシャツから、箸や扇子などの日本の工芸品まで幅広く取り揃えています。
東京に滞在中は、ぜひ東京相撲祭のショーに参加して、より深い文化体験をしてみてください!
東京相撲祭
所在地:東京都中央区銀座西3-5-1 銀座INZ1 地下1階(Google Map)
ショー開始時間:12:00、15:00、18:00、20:30
公式サイト:https://japan-sumo.jp
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Written by Ramona Taranu