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日本トップクラス!志賀高原スキー場の魅力やおすすめコースをエリア別に解説
日本でも最大級のスキー場「志賀高原スキー場」をご存知ですか。冬のアウトドアをどこへ行こうか迷っている、スキーを思いっきり楽しみたいという方は志賀高原がおすすめです!大自然を感じながら広大なゲレンデを滑れることから、多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。 本記事では、志賀高原スキー場の魅力やコースについて詳しく解説していきます。
志賀高原スキー場は日本最大級スキー場
志賀高原は長野県の北東部、山ノ内町にあり、ユネスコエコパークにも認定された大自然の中を滑れるスキー場です。標高は1,330m〜2,307mで雪質がよく、18のスキー場が集合している施設です。
18のスキー場をご紹介します。
- サンバレースキー場
- 丸池スキー場
- 蓮池スキー場
- ジャイアントスキー場
- 東館山スキー場
- 発哺ブナ平スキー場
- 高天ヶ原マンモススキー場
- 西館山スキー場
- タンネの森オコジョスキー場
- 一ノ瀬ファミリースキー場
- 寺子屋スキー場
- 一ノ瀬ダイヤモンドスキー場
- 一の瀬山の神スキー場
- 焼額山スキー場
- 奥志賀高原スキー場
- 熊の湯スキー場
- 横手山スキー場
- 渋峠スキー場
大きさはディズニーランド約10個分と言われているほど広大で、冬のアウトドアを楽しむのにもってこいの場所です。志賀高原スキー場は、初心者から上級者、ファミリー層や外国人観光客など、あらゆる層に愛されているスキー場です。
志賀高原スキー場の魅力
志賀高原スキー場の魅力について下記の3つをご紹介します。
- 自然の中を滑走できるツリーラン
- 1日じゃ足りない18スキー場
- 雄大な自然を感じられる
他のスキー場ではなかなか体験できないような魅力が揃っているので、さらに楽しむための情報としてチェックしておいてください。
自然の中を滑走できるツリーラン
志賀高原スキー場には、さまざまなコースがあり種類も豊富ですが、中でも最も魅力的なのは林間コースと言われています。美しい景色が続く長いコースは大満足すること間違いなしです。ツリーランは、山や木々の間を滑る新感覚のスキーです。運がよければ、天然記念物のオコジョやウサギが見られるでしょう。休憩中に周りを見渡せば、こういった楽しみ方もできるのでおすすめのコースです。
1日じゃ足りない18スキー場
志賀高原スキー場は全18のスキー場からなり、スキー場をハシゴしながら楽しめるようになっています。ナイター営業をしているスキー場もあるので、朝から夜まで1日中スキーを満喫できます!
志賀高原スキー場は、1日ではとても周りきれないほどの広大な敷地なので、それぞれのスキー場の特徴を知ったうえで、外せないポイントを決めておくとよいでしょう。
雄大な自然を感じられる
日本でも最大級の敷地の広さと標高が最大2307mあることから、スキー場から見る景色は、感動するほどの絶景です!雄大な山々に囲まれ、広々とした空間で滑走できます。絶景の中を滑っていく快感は誰しもくせになるでしょう。天気の良い日には、富士山が見えることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
志賀高原スキー場のコースをエリア別に紹介
志賀高原スキー場には18のスキー場があり、エリア別に特徴が違うので、それぞれご紹介します。たくさんのスキー場があるとどこへ行くか迷う方もおられるでしょう。エリアごとにポイントやおすすめコースについて解説します。
キッズや初心者向けの中央エリア
志賀高原の中央にある中央エリアは、13のスキー場からなる1番広大なエリアです。バリエーション豊富なのでお気に入りのコースを見つけてみてください。
一の瀬ダイヤモンドスキー場にあるラビットコースや、一の瀬山の神スキー場のモンキーコースは初心者の練習や子ども連れのファミリーにおすすめです。
また、東館山スキー場には、長野オリンピックで使用されたアルペンスキー大回転コースがあります。経験者のコースですが、選手が走った同じコースを滑るという貴重な体験が可能です。挑戦してみてはいかがでしょうか。
日本一の標高!横手山エリア
横手山エリアは、日本最高地点の標高2307mにある横手山スキー場と渋峠スキー場からなるエリアです。天然の極上のスノーパウダーを楽しめます。そして、山頂からは360度見渡すことができ、天気がよい日には富士山から日本海まで見渡せます。
コースは、中級者向けに山腹を大きくまきながら下るコースと上級者向けの林間コースなどがあります。急傾斜コースや非圧雪のコースは、上級者に人気です。
また、山頂についたらぜひ立ち寄っていただきたいのが「横手山頂ヒュッテ」というパン屋です。日本一標高の高いところにあるパン屋として、メディアにも数々取り上げられています。午前中でほとんど売り切れてしまうほど人気があります。
質のよいパウダースノー熊の湯エリア
熊の湯エリアは、志賀高原の中でも雪質がよくパウダースノーが楽しめる人気エリアです。標高が高く北向きの斜面なので、さらさらの雪質が長く保たれています。ゲレンデのコンディションが1日を通してよいのは嬉しいポイントですね。
熊の湯エリアには、5つのリフトと12のコースがあります。主に初心者や子ども、中級者向けのコースが多く、ファミリーや上達したい方におすすめのエリア。「モーグルバーン」というコースは、コブ斜面の練習には最適なコースです。リフトの側には「ちびっこ広場」があり、ソリやおもちゃで雪遊びができるので小さなお子様連れにおすすめです。
訪日外国人におすすめ焼額山エリア
焼額山エリアは、志賀高原の中でも規模が大きく、針葉樹林がきれいな林間コースもあります。焼額山エリアは、本州屈指と言われているほど雪質がよいのも特徴です。
志賀高原焼額山スキー場の「オリンピックコース」は、長野オリンピックで競技に使用された名物コースとして有名で、観光客に人気を集めています。他にもジャイアントスラロームは、2キロを超えるロングコースで滑りごたえ抜群です!初心者から上級者まで幅広く楽しめるコース
が揃っています。
また、焼額山スキー場はシーズンを通して小学生以下のリフト券が無料という特典があるので、ファミリー層にも人気のエリアです。
ファミリー層に人気の奥志賀エリア
奥志賀エリアには、子ども専用のキッズパークがあります。子ども用に林間コースが整備されていて、キッズルームも完備されているのでファミリー層に大変人気のエリアです。
奥志賀エリアのコースは、初心者から上級者向けのコースがバランスよく揃っているので、幅広い層がスキーやスノーボードを楽しめます。
一番奥にあり大量の雪が降る奥志賀エリアは、天然雪のみで営業している数少ないスキー場です。オーバーヘッドパウダーを味わえるコースや美しいツリーランもあるので、スケールの大きさを堪能できるエリアです。
志賀高原スキー場のリフト料金
志賀高原スキー場のリフト券は、オンライン販売と窓口販売があります。値段も安くお得なオンラインでの購入がおすすめです。下記に、オンライン販売の志賀高原スキー場リフト料金を紹介しています。
※窓口販売のリフト券の詳細は公式Webサイトにてご確認ください。
中高生は学生証などの年齢を証明する証明書を提示しなければならないので忘れないようにしてください。また、大人利用者1名につき未就学児1名無料になります。
窓口販売もありますが、オンライン販売で事前に購入しておいた方がよりスムーズに入場できるでしょう。
志賀高原スキー場ゲレンデ食事情
スキー場といえば、ゲレンデ食(通称「ゲレ食」)が気になる方も多いでしょう。志賀高原スキー場のレストランなどをエリア別にご紹介します!
中央エリアや奥志賀エリアなど、比較的規模の大きいエリアはやはりお店の数が多いです。
志賀高原スキー場周辺おすすめスポット
志賀高原スキー場の周辺には、観光スポットとして有名な場所がたくさんあります。スキー以外の思い出づくりに訪れてみてはいかがでしょうか。志賀高原スキー場周辺にあるおすすめスポットについてご紹介します。
温泉に入るサル!? 地獄谷野猿公苑
地獄谷野猿公苑は、ニホンザルが温泉に入っている姿が見られると有名な観光スポットです。地獄谷野猿公苑は、横湯川の渓谷に位置しています。険しい崖に囲まれ、噴泉が絶えず噴煙を上げている光景から「地獄谷」と呼ばれています。
地獄谷で温泉に入るサル達は、長野オリンピックを機に、世界中で話題となり認知されるようになりました。世界で唯一温泉に入るサルとして、今でも研究者や写真家の方達の注目を集めています。
温泉に気持ちよさそうに浸かるサルの姿を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
神秘的なコバルトブルー湖沼の大沼池
大沼池は、コバルトブルーに輝く志賀高原で最も大きい湖沼です。志賀山からの溶岩流で川がせき止められてできた美しいブルーの池は、神秘的で志賀高原の名所のひとつです。
大沼池には伝説がいくつかあり、伝説にちなんだ祭りが開催されるなど、地元で大切に受け継がれています。
大沼池は、トレッキングコースにもなっています。見る角度、光の加減によって輝きが変化するので、さまざまな場所から観察してみてください。
まるでジブリの世界!渋温泉
地面を掘ればすぐにお湯が出てくるというほど、源泉が多い渋温泉。豊富な湯量と泉質が自慢とされ、さまざまな温泉を楽しめます。
中でも、渋温泉の「歴史の宿 金具屋」は、スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場する油屋のモデルになったと噂され、ジブリファンにも人気のスポットとなっています。
江戸時代から続く風情ある木造建物が印象的で、特に「斉月楼」は登録有形文化財です。貴重な建物として今もなお大切にされている場所です。
志賀高原スキー場へのアクセス方法
志賀高原スキー場は、マイカーやバスでも気軽に行ける場所にあり、さまざまなアクセス方法があります。どこの駅を経由するのか、どのインターを利用するのかなど、手段別に解説していきます。
訪れる地域の方角別にも紹介しているので、一番便利なアクセス方法で時間の無駄なく移動できるようにしましょう。
新幹線を利用してのアクセス方法
新幹線を利用してアクセスする場合は、まず長野駅へ向かいます。方面別のアクセスは下記の通りです。
- 東京から :東京駅より北陸新幹線にてJR長野駅へ
- 新大阪から:新大阪駅より東海新幹線にて名古屋駅へ、名古屋駅にて中央本線に乗り換えて長野駅へ
- 金沢から :金沢駅より北陸本戦にて直江津駅へ、直江津から信越本線にて乗り換え長野駅へ
長野駅からは長野電鉄の特急で約44分かけて湯田中駅まで行き、路線バスで約30分かけて志賀高原山の駅まで向かいましょう。また志賀高原急行バスで志賀高原山の駅まで行く方法もあります。どちらも約1時間10分ほどかかりますが、乗り換えのない急行バスの方がおすすめです。
志賀高原山の駅、リゾートセンターへ着いたら、ゴンドラやバスを利用して行きたいスキー場へ向かいましょう。
車を利用してのアクセス方法
車を利用してのアクセス方法は下記の通りです。
- 関東方面:練馬I.C.か高井戸I.C.から乗り、上信越道を利用して志賀高原まで
- 大阪・名古屋方面:小牧JCTから乗り、上信越道を利用して志賀高原まで
- 金沢方面:上越JCTから上信越道を利用して志賀高原まで
車は出発時間や荷物の管理に左右されないメリットがありますが、帰りの運転は疲れが出ないように、時間に余裕をもって出発するなど、事前に安全な計画を立てておきましょう。
スキーツアーを利用してのアクセス方法
スキーツアーなどのバスを利用すれば、羽田空港や東京駅から直行で行けます。バスの中で睡眠もとれて、荷物の持ち運びも短縮できます。
宿泊付きから朝方到着する日帰りツアーまで数多くプランがあるので、チェックしてみてください。
空港から直接アクセスする方法
空港からスキー場へ直行したい場合には、高速バス「スノーライナー」がおすすめです。乗り換えもなくスキー場へ向かえるので国際線で日本を訪れた方は迷うことなく移動できます。
2023年12月15日〜2024年3月29日までの冬シーズンは毎日運行しています。料金や日程・時間などの詳細情報は、英語をはじめ中国語や韓国語にも対応している「スノーライナー」の公式Webサイトをご覧ください。
志賀高原スキー場で人生に残る最高の冬のメモリーを
志賀高原スキー場は、壮大なスケールの大自然を堪能できるといった日本屈指のスキー場です。初心者から上級者まで、どのような方でもスキーやスノーボードを楽しめます。スキー以外にもさまざまな周辺観光スポットがあります。スキーやスノーボードなどのウインタースポーツだけでなく、観光もしたい方はぜひ訪れてみてください。
また、空港から志賀高原スキー場に向かう人は、高速バス「スノーライナー」がおすすめです!乗り換えもなくスムーズにスキー場に直行できるので、ぜひご検討ください。
羽田・成田空港から各スキー場への直行バスを運行してます。 https://spur.jamjamliner.jp/