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軽井沢旅行をもっと楽しくするポイント5点!~レンタサイクル、天気など~
人気の観光スポット軽井沢は、日本人の避暑地としてだけではなく、冬には多くの観光客がスキーに訪れる観光地です。軽井沢旅行を計画中の人に、5つのポイントをお伝えします。注意点さえ知っていれば、より楽しく過ごせるはずです!
人気の観光地、軽井沢
夏の避暑地として有名な、長野県の軽井沢。綺麗な自然はもちろん、木製のおしゃれな教会、おみやげ店の集まる通り、アウトレットモールなど、観光にぴったりのスポットがたくさんあります。
普通に旅行してももちろん楽しめますが、今回は軽井沢をより楽しんでもらうためのポイントを5つ紹介します。
軽井沢のベストシーズンは? 移動手段はどうする? 旧軽井沢銀座通りのトイレは有料? など、軽井沢を訪れる前に1度目を通しておきましょう!
1.観光地「軽井沢」のシーズン事情
夏の避暑、秋の紅葉、冬のスキーなど、1年を通して常に特色がある軽井沢。しかし軽井沢にも閑散期と繁忙期があり、多くのお店も季節によって営業時間を変更しています。
3月の軽井沢では小雪が舞う可能性も。桜はまだ咲いておらず、観光客もほとんどいません。静かで宿泊費も比較的安いですが、商店街の賑やかな熱気は感じることが難しく、レストランのメニューなども繁忙期とは異なることが考えられます。
地元の人のオススメは秋の紅葉とゴールデンウィークのあとだそうです。天気がよいので散歩が気持ちよく、人もあまり多くありません。
日本のゴールデンウィークとお盆の時期は繁忙期ですので、その時期に行きたい人は早めの予約が必要です。
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2.軽井沢の天気、旅行の注意事項
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以下は過去3年間の軽井沢の気温です。東京や大阪などと比べて平均気温はやや低く、冬に軽井沢に出かける人はしっかりと防寒対策をしましょう。
このほか気温にともない観光スポットの営業時間も変更され、特に1~2月に関しては17:00前後で閉店するところが多いです。道路にも雪が積もり、外出するときは落ちてくる雪にも注意が必要です。
過去の平均気温
過去の月別平均気温(単位:度)
月/年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
1月 | -3.5 | -3.0 | -3.6 |
2月 | -2.4 | -1.8 | -2.5 |
3月 | 2.1 | 2.2 | 0.1 |
4月 | 8.0 | 8.5 | 7.3 |
5月 | 14.1 | 13.5 | 13.5 |
6月 | 25.6 | 16 | 15 |
7月 | 20.6 | 19.9 | 21.3 |
8月 | 20.0 | 20.5 | 20.4 |
9月 | 15.6 | 17.8 | 15.6 |
10月 | 10.2 | 10.9 | 10.1 |
11月 | 6.5 | 3.6 | 3.9 |
12月 | 1.1 | 0.5 | -1.8 |
3.移動は自転車?バス?徒歩?
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10月、3月、6月に軽井沢へ行きましたが、3月や冬の時期にレンタサイクルはあまりオススメできません。
冬は3月初旬まで雪が降り、とても寒い日が続きます。外を歩くだけでも寒さで手が痛くなるほどで、自転車を漕ぐのは大変です。雪の積もった道では転倒の危険性もあるため、バスやタクシー、徒歩で移動することをオススメします。
しかし、春や夏の時期は多くの人がレンタサイクルを利用します。軽井沢駅から伸びる商店街には至る所にレンタサイクル店があるので、以下の注意点を参考にレンタルしてみてはいかがでしょうか。
レンタサイクルの価格、返却時間はお店ごとに異なる
軽井沢駅を出ると、レンタサイクルのお店がいくつかあります。取材時にいくつか比較してみたところ、軽井沢駅北口を出て右側にある「白ネコサイクル」が比較的安そうです(自転車:500円、電動自転車:1,000円)。こちらは返却時間が17:00までの1日乗り放題です。
ほかのお店の価格帯は1日で850〜1,000円程度ですが、1時間単位で借りられたり、返却時間が遅めだったりします。自分の時間や計画に合わせてお店を選択しましょう。
自転車はどこに停める?
軽井沢の道路を歩いていると道幅が広いことに気付きます。自転車用の道が用意されており、運転していると気持ちのよい道が多いです。そうした環境を守るためにも、自転車は決められた場所に停めるようにしましょう。
旧軽井沢銀座通りには無料の駐輪場があり、商店街の入り口から図のような標識を見つけることができます。
雲場池(くもばいけ)のような観光地では専用の駐輪スペースも設けられています。お店にも駐輪場があることが多いので、もし分からなければお店の人に聞いてみましょう。
オススメの自転車ルート
初めての軽井沢で定番スポットを巡りたい場合、オススメは軽井沢駅近くで自転車をレンタルし、旧軽井沢銀座通り、雲場池、そして最後にアウトレット「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」に向かうルートです。各スポットの所要時間にもよりますが、このように回れば夕方にはレンタサイクルのお店まで戻ってこれるでしょう。
子どもを乗せて自転車に乗る時の注意点
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取材時に、多くの観光客が子どもと一緒に自転車へ乗っている光景を目にしました。しかし1人で乗る時に比べて安定せず、道もあまり詳しくないため、思わぬ事故が起こる可能性があります。
自転車専用の通路がある場合はそこを使い、頻繁に左右を確認するようにしましょう。自転車にあまり慣れていない人は、バスや徒歩、タクシーで動くことをオススメします。万が一、海外で怪我をして病院へ行くと、医療費が多額になってしまうことが多いです。
4.旧軽井沢銀座通りはトイレが有料
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旧軽井沢銀座通りでは観光客が多いため、有料のトイレを設置しています。費用は1回100円程度。有料トイレを避けたい場合は、レストランを利用した時やアウトレット、雲場池、軽井沢駅などの場所で行っておきましょう。
5.軽井沢のコンビニは24時間ではない?
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軽井沢のコンビニは、ほかのエリアと比べて少なく、また規定により夜間の営業が限られています。そのため遅くても23:00くらいにはほとんどのコンビニが閉店してしまいす。カップ麺やお菓子を夜に食べたい方は、早めに購入しておきましょう。
コンビニ以外にも、軽井沢の多くのレストランが21:00に閉店します。19:00頃になると街には静けさが広がり、昼間とは異なる雰囲気が漂います。
まとめ
美しい自然やおいしい食べ物、充実した観光スポットのある軽井沢は、東京から気軽に行ける旅行先としてぴったりです。ここで紹介した注意事項が、軽井沢旅行の役に立ちますように。軽井沢で楽しい思い出を作りましょう!
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※本記事は繁体字版の記事を翻訳・再編集したものです。
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