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軽井沢は長野県北佐久郡の町。夏に涼しいため避暑地として人気です。アウトレットの軽井沢・プリンスショッピングプラザや白糸の滝など観光スポットも充実。軽井沢の見所、東京や大阪からの行き方、気候と服装、ホテルをまとめました。
軽井沢は、長野県の東部にある北佐久郡の町。夏は涼しくすごしやすいことから、避暑地として知られています。
今から100年以上も前の1886年に、カナダ人の宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー(Alexander Croft Shaw)氏が避暑に訪れて以来、軽井沢は海外から訪れた人たちのためのリゾート地として発展してきました。
その後、第一次世界大戦後の好景気を経て、しだいに日本人もリゾート地として利用するようになります。立派な別荘や避暑客向けの商店が次々と建てられ、軽井沢は、国内有数の避暑地としての地位を確立していきました。
今では、軽井沢高原教会やアウトレットモールの軽井沢・プリンスショッピングプラザ、軽井沢現代美術館など、買い物からアートまで楽しめる観光スポットとも増え、人気を集めています。関東を訪れるなら、ぜひ訪れてほしい日本のリゾート地です。
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1.軽井沢への行き方(東京・大阪から)
2.軽井沢の交通事情
3.軽井沢の気候
4.軽井沢のエリアガイド
5.軽井沢のオススメの観光スポット10選
6.軽井沢の宿泊施設
7.旅のお役立ち情報
東京、大阪から長野県の軽井沢までのアクセスです。
東京から軽井沢までは、新幹線を使う方法と高速バスを使う方法の2つがあります。新幹線はバスより1,000〜2,000円ほど高くなりますが、高速バスよりも1〜2時間ほど移動時間が短く済むのが利点です。
・新幹線
東京駅や品川駅から北陸新幹線に乗り、軽井沢駅で下車します。所要時間は新幹線の種類によって異なりますが、およそ1時間5分〜1時間20分ほど。料金は片道5,390円(品川からは5,710円)です。
東京ー軽井沢
料金:5,390円、時間:1時間5分〜1時間20分
・バス
池袋や立川、横浜や羽田空港から中軽井沢駅・軽井沢駅に向かう高速バスもあります。
東京・池袋・立川-軽井沢
料金:片道2,500円、往復4,500円
時間:3時間
横浜・羽田空港-軽井沢
料金(羽田から):片道3,200円、往復6,400円、料金:(横浜から)片道3,200円、往復6,400円、時間:4時間
大阪からも、それぞれ新幹線と高速バスで行く2通りの方法があります。
・新幹線
新大阪駅から新幹線に乗る場合は、東京駅で新幹線を乗り継ぎ、軽井沢駅で下車します。所要時間は4時間ほど。料金は片道17,820円です。
新大阪ー軽井沢
料金:17,820円
時間:4時間
・バス
近鉄線の大阪阿部野橋駅、なんばのOCATビル、地下鉄の東梅田駅から中軽井沢駅、軽井沢駅までの直行バスがあります。片道9,500円、往復17,100円で、所用時間は11時間30分です。
大阪ー軽井沢
料金:9,500円
時間:11時間30分
移動時間を短縮したいなら、新幹線で行くのがよいでしょう。
軽井沢市内は、バスやレンタルサイクル、レンタカー、タクシーで観光することができます。
バスは、軽井沢駅を起点とし、旧軽井沢、中軽井沢駅、南軽井沢などに停車する循環バス(東廻り・南廻り)のほか、信濃追分(しなのおいわけ)駅から千ヶ滝西区、中軽井沢駅までを運行するバス(北回り)などがありますが、どれも1日5,6本ずつと本数は少なめ。
予算に余裕があれば、レンタカーを借りて観光地を巡ってみましょう。
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レンタルサイクルを利用する方法もありますが、山の勾配がきつい場所もあり冬は寒いので注意しましょう。
軽井沢の気候は、高冷地気候。比較的高地にあり湿度が低いため、夏は涼しく冬は寒いという特徴があります。夏でも夕方になると冷え込むことがありますので、ショールや薄い上着などを持っていくとよいでしょう。
冬は防寒対策が必要です。ダウンのコート、手袋、帽子は必須アイテム。とくに山地に行く場合は、雪用のスパイクがついたスノーブーツを用意した方が賢明です。また、雪山では目に紫外線のダメージを受けやすくなると言われます。サングラスを忘れないようにしましょう。
冬に訪れる場合は、寒さや雪対策をしっかりとして、旅行を楽しんでください。
軽井沢は比較的コンパクトな町ですが、別荘の集まる新軽井沢・旧軽井沢や温泉の湧く中軽井沢など、それぞれのエリアが独自のカラーを持っています。
JR軽井沢駅を中心に広がる、新興の別荘地の集まるエリアを新軽井沢、軽井沢駅から北に2kmほど進んだ先にある高級別荘地を旧軽井沢と呼びます。旧軽井沢には軽井沢銀座や軽井沢高原教会、雲場池、新軽井沢には軽井沢・プリンスショッピングプラザといった見所があります。
軽井沢随一の温泉場。軽井沢の千ヶ滝温泉、塩壺温泉、星野温泉などの温泉があります。旧三笠ホテルや白糸の滝、千ヶ滝、ハルニレテラスなどの観光スポットがあります。
塩沢湖に代表される軽井沢南部のエリア。美術館やローズガーデンのある、避暑地ならではの優雅な雰囲気が漂う場所です。
見どころいっぱいの軽井沢。訪れたい場所をまとめました。
国内最大級のアウトレットショッピングモール。ファッションを中心に、雑貨やインテリア、グルメなど240店ものショップが並びます。ファッションでは、ハイブランドからモード系、キッズ服、アウトドアウエアまで幅広くそろいます。
観光客や避暑客で賑わう商店街。約50mの通りに、レストランやカフェ、雑貨、ブティックなどさまざまなショップが並びます。
公式HP:http://karuizawa-ginza.org/map/
雲場池は、JR軽井沢駅近くの景勝地。静かな水面に木々の緑が映りこむ、フォトジェニックなスポットです。周辺が遊歩道になっているので、いろいろな角度からの景色を楽しむことができます。
軽井沢にある高さ3m、幅70mの横に長い滝。「白糸の滝」とは白い糸の滝という意味で、水の流れが何本にも連なる白い糸のように見えることからその名が付きました。繊細な水の流れに感動すること間違いありません!
国の重要文化財。純西洋式の木造ホテルで、日本人によってつくられました。アメリカやイギリス、ドイツの建築様式をミックスした独特な外観。
軽井沢に別荘を持つ別荘族が頻繁に訪れるショッピングモール。ハイセンスなグッズやおしゃれなカフェが集います。ベーカリー&レストラン「沢村」の焼きたてパンや、喫茶店の老舗「丸山珈琲(まるやまコーヒー)」のコーヒー&スポンジケーキが人気。
海外で活躍した日本人アーティストの作品を収集・展示する美術館。パリで活躍した藤田嗣治や菅井汲、長谷川潔、木村忠太、ニューヨークで活躍中の草間彌生、荒川修作など、そうそうたるアーティストの作品に触れられる貴重なスポットです。
高さ20m、幅は2mの滝。ごつごつした岩の合間を、縫うように水が流れてゆく様子は圧巻です。
緑に囲まれたのどかな湖。軽井沢で唯一ボート遊びができる湖でもあります。近隣にはレイモン・ペイネの作品を展示するペイネ美術館、1800株のバラが咲き誇るイングリッシュローズ・ガーデンなどの施設も。
1921に生まれた教会。森の中に建てられた木造の日本聖公会 軽井沢ショー記念礼拝堂が見所で、ゴスペル礼拝やキャンドルナイトなど一般の人が入りやすいイベントを行っています。
避暑地として発展してきた軽井沢には、木造のおしゃれなペンションが数多くあります。宿泊料は、1泊5,000円〜10,000円とお手ごろです。美味しい朝食が付いていたり、ペットも宿泊できたりと、タイプはさまざまです。好みに応じて選んでください。
また中軽井沢には温泉旅館も。こちらも宿泊料は、1泊5,000円〜10,000円ほど。温泉でのんびりして和食を楽しみたい、という人にオススメです。
ホテルは、ビジネスホテルのほかラグジュアリーホテルなど多様です。とくに観光客に好評なのは、ザ・プリンス軽井沢、星のや軽井沢、軽井沢ホテルそよかぜの3軒です。それぞれのホテルの特色を紹介します。
1泊20,000円〜というリーズナブルな宿泊料ながら、客室やサービスのクオリティが高いホテル。朝はホテルの庭園を眺めながら本格的な洋風の朝食を楽しめるので、老若男女を問わず人気。温泉入浴、レンタサイクルや無料のモーニングコーヒーなどの宿泊特典もあります。
日本屈指のラグジュアリーホテル、星野リゾートが運営する軽井沢のホテル。客室だけでなく、館内の温泉、レストランに至るまで一流のサービスを体験できます。フレンチやイタリアン、そばなど、気分によって食事を選べるのも魅力的。宿泊料は40,000円〜。
ペットと一緒も宿泊できることで、近年人気を集めるホテル。軽井沢らしいコテージ風の外観。地元産有機野菜をふんだんに使った南仏料理が特徴です。宿泊料は17,000円~。
・外貨と日本円を両替したいときは、銀行の外貨両替サービスやセブンイレブンのATMを利用してみましょう。
詳しくは「現金不足のときに!日本で外貨両替ができる定番の4スポット」の記事をご覧ください。
・手持ちの現金がなくなったときは、「PLUS」マークのあるATMを探してみましょう。簡単に海外キャッシングサービスを利用することができます。
詳しくは「外国人に聞かれたらサッと応えてあげたい。日本のPLUSマーク対応ATMの設置場所」の記事をご覧ください。
・ホテルに宿泊する際、日本語が使えると便利です。簡単なフレーズを紹介。
詳しくは「ホテルで使えると便利な日本語10選!」の記事をご覧ください。
・日本には、外国人観光客向けの便利なWi-Fiサービス「Japan Connected-free Wi-Fi」があります。事前にアプリをダンロードしておきましょう。
詳しくは「Japan Connected-free Wi-Fiサービスって?日本で無料wifiが使える場所まとめ」の記事をご覧ください。
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