【居酒屋】日本でお酒飲むならこの場所、「居酒屋」ってどんなところ？

日本でお酒を飲みながら食事をしたいときは、居酒屋に行くといいでしょう。居酒屋とは、欧米のパブのようなもので、みんなでわいわいしながら飲食を楽しむ場です。

利用する人たちは幅広く、大学生から年配の方まで、男女ともによく行きます。友達や恋人、会社の仲間などと一緒に複数人で利用する場合がほとんどですが、一人で静かにお酒を楽しむ人もいます。

豊富な居酒屋の食事メニュー

居酒屋では和食を中心に、ありとあらゆるメニューが充実しています。

料理の注文方法は大きく2つあり、単品で好きなものを好きなだけ頼むパターンと、決まった料金で決まった品を数品提供してもらうコース料理のパターンです。

コース料理の場合は1品ずつ提供され、店員さんがタイミングを見計らって次の料理を持ってきてくれます。

日本の居酒屋で飲める、定番のお酒メニュー

店舗によって品揃えは異なりますが、居酒屋で提供されるお酒の種類は以下のようなものがあります。

1.ビール

まずはビールです。これは海外の方にもおなじみですね。日本で主に作られているラガービールを中心に、海外のエールビール、ご当地ビールなどを提供しているお店もあります。

日本ではビールを注ぐ際、わざと泡を作って、液体と泡を7:3ほどの割合にすることが多いです。泡でふたをすることで、ビールが空気に触れて風味が落ちるのを防いだり、炭酸ガスが逃げてしまうのを防ぐ効果があるようです。

2.ホッピー

またビールによく似た味のお酒で「ホッピー」というお酒があります。ホッピーは日本独自のお酒で、焼酎（日本の蒸留酒、後述）と割って飲みます。

3.焼酎

焼酎は、蒸留酒の一種で、米、芋、麦などが主な原料です。透明のものが多く、居酒屋に置いてあるお酒のなかでは比較的アルコール度数が高いお酒です(35度〜45度程度)。

日本各地でさまざまな銘柄が生産されています。銘柄によって辛かったり、甘かったりするので、自分の好みの味を探すのも楽しいでしょう。

4.日本酒

日本酒は、米を主原料とする醸造酒です。こちらも比較的アルコール度数が高い(15度程度)です。こちらもさまざまなブランドがあり、飲み比べすると楽しいでしょう。

5.カクテル

次はカクテルです。こちらも世界樹でお馴染みのドリンク。定番のカクテルのほか、中にはオリジナルカクテルを提供しているお店も。

6.お茶割り

お茶割りは、焼酎を緑茶やウーロン茶、ジャスミン茶で割ったものです。

7.サワー

サワーとは、焼酎などをベースに、果汁などを加えて炭酸で割ったお酒のことです。チューハイとも呼ばれます。カクテル同様、果物の果肉が入ったものや、梅干しがそのまま入ったものあります。

8.果実酒

果実酒は、果実を原料として発酵させたものです。原料は梅、桃、リンゴ、ミカンなどさまざまです。甘めの口当たりですので、女性に人気です。ロックやソータ割り、水割りなどにして飲まれます。

お酒のほかにも、ジュースやお茶などのソフトドリンクも用意されています。

いつ居酒屋に行く？

居酒屋は平日と週末でお客さんの入り方が大きく異なり、金曜・土曜はよく混みます。人気店に行こうと思っているのなら、あらかじめ予約をとっておくのがよいかもしれません。

また18時から21時がよく混んでいる時間帯で、お店が混雑していれば、すぐに席に座れないこともあります。このような週末の混雑する時間帯に利用する場合、席の利用時間が制限されることがあります。

入店した際に、店員さんから「混雑した場合は、お席が2時間制です」といった断りがあれば、食事の最中でも言われた時間になったら店を出なければいけない場合がありますので注意しましょう。

平日と週末で営業時間が異なる店舗もあります。たとえば、日曜から木曜は夕方から深夜まで、金曜・土曜は夕方の早い時間から翌日の早朝まで営業している、といった形です。

居酒屋がどんなところかイメージが沸きましたか？　居酒屋は、日本人の生活に深く根付いています。よく外国人から「シャイ」と言われる日本人ですが、お酒を飲んだその姿を見るとそのイメージが変わるかもしれません。

居酒屋での周りの人たちの様子を見るのも素敵な異文化体験となるのではないでしょうか。