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【居酒屋】日本のビールは泡が多い?海外と日本のビールの違い
日本のビールは泡が多くて苦いと思ったことはありませんか。日本で飲まれているビールは、欧米で飲まれているビールの種類が違うのです。日本のビールの種類やノンアルコールビールについて説明します。
「とりあえず、ビール!」
居酒屋によく行く日本人の合い言葉です。日本では、お酒の席ではまず最初にビールで乾杯するという風習があります。日本と言えば日本酒や焼酎のような「sake」というイメージが強いかもしれませんが、ビールも日本人にとってはかなり親しみがあるのです。とはいえ、実は日本のビールと海外のビールには大きな違いがります。その違いをまとめてご紹介します。
違い1.日本のビールは苦いものが多い
日本に来たことのある方ならば、日本のビールの苦さをご存知なのではないでしょうか。
欧米で一般的に飲まれているのはエールビールで、大麦麦芽を原料に、常温で短期間に発酵させて製造されます。
それに対して日本で飲まれるビールの多くはラガービール。エールビールと原料は同じですが、その製造行程に違いがあります。
ラガービールは、低温で長時間かけて発酵させて製造されます。エールビールは麦の豊かな香りや甘みを楽しむ飲み方ですが、ラガービールは爽やかなのどごしやほろ苦さを楽しんで飲みます。
エールビールがあまり販売されていないため、「日本のビールは苦い」という印象を抱く方が多いようです。
ただし、海外のエールビールを用意しているお店がないわけではありません。
また、ご当地ビールといって地域の特産品を使ったり、名物にちなんだビールもあります。
どのお店にも置いているわけではありませんが、変わり種のビールを飲んでみたい方はぜひ挑戦してみてください。
違い2.日本のビールは泡が多い?
日本で提供されるビールは泡が多く、液体と泡が7:3ほどの割合になっています。
というのも、これは提供する側がわざと泡を作って提供しているのです。日本人の感覚では泡が適量あるビールの方が美しく、おいしそうに見えるのです。
この泡は見た目だけではなく味にも影響があります。泡でふたをすることで、ビールが空気に触れて風味が落ちるのを防いだり、炭酸ガスが逃げてしまうのを防ぐ効果があるのです。
違い3.日本ではビールを冬でも冷やす
日本では「ビール=冷やして飲むもの」というイメージがついています。
そのほかの国でも夏の熱い日ならば冷やしてビールを飲むでしょうが、日本では雪が降るような真冬であっても、冷たいままでビールが提供されます。
常温のビールが飲みたい、と思っている方は注文時に確認したほうがよいでしょう。
違い4.ノンアルコールビールが充実している。
帰りに車の運転をいなければいけない人や、体調がすぐれない人でも楽しめるビールがあります。それがノンアルコールビールです。味はビールそっくりなのですが、アルコール分の0.5%未満の炭酸飲料です。
アルコールを摂取できない人でも、ノンアルコールビールで飲み会の雰囲気を味わえるのではないでしょうか。
同じビールでも、国が違えば味や提供の仕方がこんなにも違うのです。ぜひ日本の居酒屋で海外のビールと日本のビールの違いを味わってみてください。
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A Japanese girl who loves Japanese Rock music especially L'Arc-en-Ciel and VAMPS! L'Arc-en-Ciel、VAMPSをこよなく愛する20代です。全国どこでもライブを見に飛び回ってます。出身は山口県下関市です。 日本のロックミュージックと山口の知られていない魅力を中心に、様々な魅力を世界に発信していきたいと思います!