大分の老舗居酒屋に注文が最も多い郷土料理を聞いてみた
日本各地ではそれぞれの名物料理があります。今回は九州北部の大分県の名物料理を紹介したいと思います。もし大分県に遊びに来る機会がありましたら、ぜひ大分県の美味しいものを楽しんでください。
大分県
九州の北部に位置します。別府温泉や湯布院温泉等の温泉資源が豊かな地域です。
温泉以外にも、杵築の「サンドイッチ型」城下町、中津のメイプル耶馬サイクリングロード、豊後高田市の「昭和の町」、宇佐神宮などなどたくさんの観光スポットや体験が多いところです。
東に隣接している豊後水道は太平洋からの暖流と栄養豊富な寒流がぶつかり合い、魚の身が締まって、一層美味しくなっています。
また西の阿蘇くじゅ国立公園を初め、大自然や湧水に恵まれ、農業も盛んです。大分県は魚も肉も野菜も美味しいところです。
老舗居酒屋 KAMIFUSEN(かみ風船)
昭和58年(1983年)に創業し、地元の食材を中心にアイデアを凝らしたオリジナル料理で人々に愛されています。
大分の名物を集めた郷土料理(関あじ、関さば、城下カレイ、りゅうきゅう、豊後牛、とり天、団子汁)を旬の香りと料理人の志があふれる料理を提供しています。
メニューは約160品があり、そのうち約30品は大分の郷土料理で、きっと皆さんに喜ばれる一品が見つかるでしょう。
注文が最も多い大分の郷土料理
魚介類は人々の好みや旬の時期によって違いますので、注文数はまちまちですが、とり天や団子汁は通年好評で、注文数が最も多いと言えます。
とり天
とり天は鶏肉に天ぷらの衣をつけて揚げます。
「からし」、「KABOSU」(かぼす)と「ポン酢」(たれ)をつけて、お召し上がりください。
団子汁
だんご汁は、小麦粉で作った平たい麺(だんご)を味噌仕立ての汁に入れた料理です。
汁にはゴボウ、ニンジン、椎茸等の旬な野菜が入っています。大分地方では平地が少なく、古くは米が思うように取れず、麦の栽培のほうが盛んでした。
昔は日常の家庭料理でしたが、今は集会やお祭りのときに、皆さんが団欒しながら一緒に作り上げます。
楽しい雰囲気を出してくれる一品として愛されています。
その他、春キャベツのシーザーサラダ、夏のとうもろこしの天ぷら、秋の椎茸の塩焼き、冬のふぐ料理などなど季節の料理も人気です。
皆さん、いかがでしょうか。ちょっと食べてみたくなりましたでしょうか。せっかく各地に来られたのなら、ぜひその地の特産品をご堪能ください。
2018年4月、インバウンド(訪日外国人旅行)を推進する大分県内の個人・企業の集合体として「インバウンド推進協議会OITA」が設立されました。その後、2023年7月に一般社団法人「インバウンド全国推進協議会」と改組・改称し、観光産業における4つの課題「観光人材の育成」「観光素材の発掘、情報収集」「情報発信、プロモーション」「受入環境の整備」の解決へ向け、その具体的な方策に基づいた様々な事業について全国を対象に展開しています。