琵琶湖・比叡山周辺の季節別観光ガイド|おすすめアクティビティとスポットを厳選紹介
滋賀県は季節ごとに楽しめるアクティビティや見どころが豊富で、京都からも電車で気軽にアクセスできるため、週末の短い旅にもぴったりの場所です。この記事では、地域を知り尽くす老舗旅館「湯元舘」が季節ごとのおすすめを厳選してご紹介します。
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目次
- 1年中楽しめる!琵琶湖と比叡山エリアの魅力
- 春|青紅葉が映える比叡山:5月
- 夏|熱と涼が共存する琵琶湖:7月
- 秋|山中の紅葉を駆け抜ける:10月~
- 冬|雪見船クルーズと湖見ゲレンデを楽しむ:12月~
- 湯元舘を拠点に、滋賀の四季をまるごと楽しむ
1年中楽しめる!琵琶湖と比叡山エリアの魅力
滋賀県の琵琶湖・比叡山周辺は、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティが楽しめる魅力満載のエリアです。春の青紅葉、夏のマリンアクティビティや花火大会、秋の紅葉、冬の雪見船クルーズまで、季節ごとに異なる体験ができるのが特徴です。
滋賀の魅力を案内!おごと温泉「湯元舘」とは?

京都駅からJR湖西線で約20分。滋賀県大津市にあるおごと温泉「湯元舘」は、、比叡山のふもとに佇む老舗旅館です。びわ湖の雄大な景色を望む客室や温泉、地元の旬の食材を活かした料理などを通して、滋賀の魅力を五感で堪能できます。
春|青紅葉が映える比叡山:5月
ゴールデンウィークが過ぎる頃。4月下旬に満開を迎える桜は、光を透かす若葉へとバトンタッチし、「青紅葉(あおもみじ)」のシーズンが到来。延暦寺の堂塔はグリーンのグラデーションに包まれ、清涼な空気の春が訪れます。
ここでは5月にしか体験できないオススメのスポットをご紹介します。
比叡の大護摩

GWが過ぎた後、比叡山延暦寺では「比叡の大護摩」が執り行われます。
この儀式は、千日回峰行という厳しい修行を終えた大行満大阿闍梨によって、護摩木に願いを込め、浄火で焚き上げる荘厳な光景は、心の奥底に静かに響いてきます。
当日は5種類の祈祷札からご祈祷を申し込めるほか、念珠ワークショップといって自ら作成した念珠を大行満大阿闍梨にお加事できる体験も用意されているとか。
紅葉の裏|青紅葉

春は秋と対を成す季節。新緑溢れる時期にしか見れない「青紅葉(あおもみじ)」は、エネルギーに満ち満ちています。
青紅葉とは、オオモミジ、イロハカエデ、トウカエデなど紅葉する前のもみじのこと。徒歩でみたい方におすすめなのは、善水寺や比叡山延暦寺などの仏閣。車窓から見たい方は、叡山電車鞍馬線・市原駅から二ノ瀬駅間で乗車すると、約250mの区間、絶え間なく緑のトンネルが続きます。
夏|熱と涼が共存する琵琶湖:7月
梅雨が明ける頃。SUPやカヤック体験の気持ち良い暑さがやってきます。昼間は水紋が綺麗にきらめく一方、夜は黒い湖面を色鮮やかにするほど大きな花火大会が開催。熱と涼が溶け合う滋賀の夏が静かに幕を開けます。
湯元舘から鑑賞!おごと温泉納涼花火大会

毎年8月1日に開催される「おごと温泉納涼花火大会」は、地元住民にとっても風物詩。
特に湯元舘の「はなれ葭蘆葦(かろい)」。ラグジュアリーフロアの高層階に宿泊すれば、客室の窓越しに花火を真正面から眺めることができます。

びわ湖大花火大会も開催

雄琴温泉納涼花火大会に続き、8月8日は「びわ湖大花火大会」が開催。約1万発以上の花火がびわ湖の水面と空を彩ります。湯元舘からは、京阪電車「坂本比叡山口駅」〜「びわこ浜大津駅」まで移動すれば、会場周辺へアクセス可能。湖岸に座って観賞する迫力ある花火は、夏旅のハイライトにふさわしいイベントです。
アクティブ派に人気の水上アクティビティ「オーパル」

夏=アクティビティという方は、琵琶湖畔の自然体験施設「オーパル」がおすすめ。
カヤックやSUP(スタンドアップパドル)など、初心者でも気軽に楽しめるメニューが充実しています。
インストラクターによる丁寧な指導と、ライフジャケットなどの安全装備も完備。水上を滑るように進む感覚や、風を受けながら湖上でたたずむ開放感は、他では味わえない特別な体験です。
秋|山中の紅葉を駆け抜ける:10月~
暑さも和らぎ、朝晩の冷え込みが際立つ頃には紅葉のシーズンが到来。湖の北へ延びるメタセコイヤ並木がキャラメル色のトンネルとなる時、滋賀の秋はクライマックスを迎えることでしょう。 ここでは、わずかな時期しか見れない紅葉を最大限に楽しんでいただけるスポットをご紹介します。

メタセコイヤ並木の紅葉ドライブ
カメラ片手に散策するもよし、ドライブで駆け抜けるもよし。写真映えする秋の定番スポットとして、年々人気が高まっている高島市の「メタセコイヤ並木」。本スポットの紅葉は、2.4kmにわたる一直線の道の両側に立ち並ぶ約500本の木々が織りなす紅葉の景色はまさに圧巻です。
びわこジップラインアドベンチャーで大空を滑走
朱く染まった山中を滑空する「ジップラインアドベンチャー」では、一面に広がる紅葉の景色に心打たれること間違いなし。

地上では味わえないスリルと開放感、そして絶景が、体験そのものを特別な記憶に変えてくれることでしょう。ロープウェイで上がった先にある「びわ湖テラス」では、空中カフェのような気分で景色を一望できる展望台もおすすめです。
冬|雪見船クルーズと湖見ゲレンデを楽しむ:12月~
冷え込みが深まり、比叡の峰に雪化粧が広がる季節がやってきます。琵琶湖は群青の鏡へと姿を変え、大津から長浜へと向かうクルーズ船は銀世界を渡る特別な一便に。同じ頃、北部のゲレンデでは雪の向こうに琵琶湖ブルーがのぞき、湖と雪原が溶け合う絶景が広がります。
雪見船クルーズで幻想的な世界へ

大津から長浜を結ぶ「雪見船クルーズ」は、冬季限定の特別運航。湖岸や遠くの比良山系を眺めながら、銀世界を堪能できます。
客室からの眺望も楽しめ、冷たい風に触れることなく幻想的な景色を満喫できます。季節感を強く感じられる冬旅の隠れた名物ともいえる存在です。
滋賀北部でスキー・スノーボードを満喫

本格的なウィンタースポーツを楽しみたい方は、びわ湖バレーがおすすめ。
関西圏でも雪質が良く、初心者向けから上級者向けまで幅広いコースが揃います。レンタル設備やスクールも充実しており、手ぶらでも安心。
アクティブに楽しんだあとは湯元舘に戻り、身体を温泉で癒やすという流れもおすすめです。
湯元舘を拠点に、滋賀の四季をまるごと楽しむ

ここまで、琵琶湖や比叡山周辺の季節ごとのおすすめスポットやアクティビティをご紹介してきました。
せっかく訪れるなら、湖畔と山あいの自然をどちらもしっかり満喫するのがおすすめです。その拠点としてぴったりなのが「湯元舘」。観光の合間に、温泉や旬の食材を使った料理で心と体を癒しながら、滋賀の四季を味わい堪能してください。
約1200年前、伝教大師最澄が世界遺産である比叡山延暦寺建立の職人の労をねぎらうために開湯されたとされるおごと温泉。その中でも湯元舘は創業96年の歴史を持つ老舗旅館。11階からびわ湖を望む露天風呂や森の中の温泉と錯覚するような露天風呂など趣の異なる4つの温泉や、日本三大和牛のひとつである「認証近江牛」をはじめ、旬の食材を吟味した京風会席も人気の秘密。京都から電車で20分の近距離にありながら、琵琶湖や比良山系など自然と和のぬくもりを感じる事ができる宿です。